ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
グラブルの無料ガチャピンガチャでムックモードが一度も来ないまま終わりを迎えようとしているQooオレンジでございます。
皆様、ムックは信じてはいけません。
今回も穂乃果ちゃんのガンプラの強化回となります。
作中のガンプラ作成部分については何卒突っ込み無しの方向で…。
尚、今回は久し振りに作中にガンプラの画像がございます。
へー、こんな感じなんだー。的にご覧になっていただければ幸いでございます。
それでは 閑話「月夜の太陽 ②」 始まります。
「さーて、それじゃサクッとヤっちゃおっか。」
私の部屋からアホ姉が勝手にガンプラを持ち出した事から端を発したお姉ちゃんのガンプラみししんぐ?もとい、ミキシング計画。
ミキシングするストライクガンダムの手足とガンダムXの胴体の接続部分は共通規格なのそのまま取り付けられます。
なので今回、主に弄るのはガンダムXの背中の部分です。
私はガンプラの改造に使うための工具(ニッパー、ピンバイス、デザインナイフ等)やプラ板、各種接着剤に同じく各種パテ等々をガンプラの空き箱(ちなみに新しい方のガンダムMk-Ⅱ(ティターンズ仕様)の空き箱です。)に入れて自分の部屋からお姉ちゃんの部屋へと持ち込みます。
「うわっ!なにコレ!ねぇねぇ!雪穂!雪穂!」
「なにコレ!って普通の3mmピンバイスとデザインナイフだよ?あとはプラ板と接着剤とパテ。」
そんな持ち込まれた品々をお姉ちゃんの部屋のテーブルの上へと置くと、早速とばかりにお姉ちゃんが食い付いて来ました。
お姉ちゃん、基本的にガンプラを作る時はニッパーくらいしか使わないから、ピンバイスとかデザインナイフが珍しいみたい。
ピンバイスもデザインナイフもどっちも100均で普通に売ってるから、今度お姉ちゃんに買って来てあげようかな?
あー、でも…お姉ちゃんにデザインナイフとか預けたら危ないかも?
お姉ちゃんの事だから自分で自分の手をスパッ!ってヤっちゃいそうだよね。
100均のデザインナイフでも切れ味は抜群だからね。
あとはピンバイスで自分の手に穴開けそう…。
お姉ちゃんならヤりそうだよね。
けどガンプラの改造にはピンバイスもデザインナイフも良く使うしなぁ…。
うん。
今度お姉ちゃんの保護者枠の海未さんやことりさんに相談と言う名の丸投げしよ。
さて、それじゃ改めてお姉ちゃんのガンプラの改造のお手伝いだね。
まずは…
「Xの背中のこの凸部分を切っちゃおっか。」
「うん!切っちゃお!って!えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?き、切っちゃうの!?えっ!?コレ!切っちゃうの!?」
「そ。切っちゃうの。」
「切っちゃうの♪って!そんな簡単に言うけど!切っちゃったらもう元に戻らなくなるんだよ!それでも切っちゃうの!?」
「いや、それでも切っちゃうの!?って言われても切らない事には始まんないし…。」
お姉ちゃん、切っちゃったらもう元に戻らなくなるって、改造するんだからそこら辺は当たり前…あー、そっか。
お姉ちゃん、いつもガンプラ作る時は素組だったから、ガンプラに穴を空けたり切ったり貼ったり足したり引いたりするのは慣れてない…って言うよりも初めてだったんだよね。
ガンプラを始めて改造する時は不要な部分を切ったりする事に最初は戸惑っちゃうよね。
失敗したらどーしよ!って感じで。
私もそうだったもん。
で、案の定失敗してパーツ取り用のジャンク行き。
初めての時は大体そんなパターンだよね。
私も今でこそガンプラの改造は結構慣れたけど、それでもまだたまーに失敗しちゃうもんね。
「と、言うワケでサクッと切っちゃって。」
「ねぇ!今の会話のどこら辺が“と、言うワケで”なの!」
「あ、珍しい。お姉ちゃんが突っ込みに回ってる。」
「今のはドコからどーみても突っ込み所満載だから流石に穂乃果だって突っ込みに回るよ!」
「ねー、何でもいいから早く切っちゃってよー。」
「珍しく穂乃果ががんばって突っ込みしたのにスルーされた!?って!なんかもー雪穂の中では切るコトが決定されてるし!?」
「切らないと先に進まないから切るのは確定だよ?ってかお姉ちゃんがヤんないなら私がヤるけど?でもそれだと“お姉ちゃんのガンプラ”じゃなくなるんじゃない?」
「うぅ…そ、そうだよね…。わ、わかったよ…やるよ!穂乃果!やってみせるよ!!!」
「はいはい、その意気その意気。ファイトだよー。」
お姉ちゃん、ようやく凸部分を切る気になったかー。
まぁほんと、初めての時は尻込みしちゃうのもわかんなくはないんだけどね。
私はそんな感じに生暖かい目で戸惑いながらも作業を始めたお姉ちゃんを見守ります。
お姉ちゃんはびくびくと怖がりながらも、ゆっくりと手に持ったニッパーをガンダムX胴体の背中へと近付けて…
「うぅ…い、行くよ!えいっ!」
意を決して凸部分をパチっと切り取りました。
「どれどれ?」
私は凸部分が切り取られたガンダムXの背中を確認します。
うん。
特に問題はなさそうだね。
ガンダムXの背中の凸部分を切り取ると、ソコにはちょっとした穴が空いています。
プラスチックの節約?のための肉抜き穴みたいな感じなんだろうね。
コレの肉抜き穴?がなかったらピンバイスで均等に2つ穴ジョイントの凹穴を開ければオッケーなんだけど、このまま2つ穴ジョイントを開けたら凸部分を切り取ったあとの肉抜き穴に干渉して使い物にならなくなっちゃうね。
だから今回はプラ板を貼り付けて、ソコに2つ穴ジョイントの穴を空ける形にしよっかな?
そう思って私はお姉ちゃんへ次の作業の指示を出そうとします。
「次はこのプラ板を加工して…」
と、思ったんだけど、ソコで私はふと気付いちゃいました。
いきなりこの基本アホなアホ姉にプラ板を加工してガンダムXの背中部分に接着剤で貼り付けさせてソコにピンバイスで2つ穴ジョイント用の穴を均等に空けさせたりしても大丈夫なのか?と。
結論から言えば。
「ムリ。」
作業自体はどれも改造初心者でも問題なく出来ちゃう簡単なモノだけど、それでもきっと基本アホなこのアホ姉は工程が多くなれば多くなるほど失敗するよね。
うーん…なら…
「背中に穴を空けてからパテで埋めて、パテが乾く前にソコに直接GM/GMのバックパックを付けちゃおっか?」
種類にもよるけど二種類の素材を混ぜて使うエポキシパテとかは粘土みたいなモノだから、乾いて完全に固まっちゃう前にムニッ!っと2つ穴の接続部分を押し込んじゃえばあとははみ出た部分をちょちょいと削ってパテ色丸出しのトコをマーカーでやっぱりちょちょいと塗っちゃうだけで終わりだよね。
あ。
エポキシパテを使う時は手荒れ対策でちゃんと使い捨ての手袋を使わせないとね。
手荒れしたままでオ○ニーすると、中に指を挿れた時とか痛いんだよねー。
まぁ痛いのは痛いので嫌いじゃないんだけど。
「えーっと、その、ね?コレ、あ、穴…背中に空けちゃっていいの?」
「うん。まぁ乱暴にしてパーツが割れないようにだけは気を付けてね。優しく、ゆっくりとやれば大丈夫だから♪」
パーツ自体が割れたら接着剤とかラッカーパテとかで補修したりと色々と処理がめんどうだからねー。
私がエポキシパテを練り合わせて用意している間、お姉ちゃんはアワアワしながらもガンダムXの背中の部分にちょっと大きめの穴を空けます。
私はその作業を見ながらパテをねりねりねり。
二種類の素材を混ぜてパテとして使うエポキシパテ。
そのエポキシパテをねりねりして均一に混ぜられたかな?って思ったから…
「はい、お姉ちゃん。」
私はそのねりねり済みのエポキシパテをお姉ちゃんに手渡します。
「そのままその粘土みたいなヤツを背中に空けた穴に押し込む感じで入れちゃって。」
「押し込む感じだね?わかった…えーっと…こう…かな?」
「そうそう、上手い上手い。」
背中の穴を埋めるパテの大きさは私が事前に調整してあるから、腕のポリキャップの稼働部分にも干渉ししないはずです。
あとは…
「乾いて固まっちゃう前にGM/GMのバックパックをムニッ!って押し込んじゃお♪あ。曲がらないように気をつけてね♪」
「う、うん…。」
お姉ちゃんは私の言葉に頷くと、恐る恐るGM/GMのバックパックをムニッ!っと押し込んで行きます。
横から見ている分には変な風に曲がったりはしていないみたいです。
「ねぇ雪穂?こんな感じでいいのかな?」
ガンダムXの背中とGM/GMのバックパックがぴたりとくっつくまでパテに押し込むと、お姉ちゃんは不安そうにソレを私の方へと差し出して来ました。
私はお姉ちゃんが差し出したガンダムXの胴体を受け取り、いろんな方向から取り付けたGM/GMのバックパックが曲がってないか?とか、パーツ割れがないか?とかを確認します。
その結果は…
「大丈夫そうだね。」
特に問題ナシ、でした。
「ホント?ホントに大丈夫?」
「うん。ホントに大丈夫だよ♪」
まぁちょっとパテがはみ出してる部分があるけどコレは元から想定内で、後から削れば良いだけだし。
だから…
「あとはパテが乾くまで待つ!」
「うん!乾くまで待つ!」
うん。
お姉ちゃんの初めてのガンプラ改造、何とか無事に終わりそうだね。
そんなこんなで次の日。
「スゴい…ちゃんとできた…!」
「うん。ちゃんとできたね。」
パテも乾いて固まって、お姉ちゃんの初ミキシングガンプラは無事に完成しました。
移植したGM/GMのバックパックもキッチリと固定されているし、加工したガンダムXの胴体部分にもひび割れはナシ。
腰のビルドストライクガンダムのサイドアーマーも…コレはまぁ私が作った素組のヤツから強奪したパーツだから問題はナシだね。
全体的なバランスも大丈夫そう。
いじろうと思えばまだまだ弄れるけど、取りあえずはコレで完成…で良いかな?
私がもう少しあちこち手直ししようかな?どーしようかな?って考えている傍らでは…
「スゴい!穂乃果のガンプラ!穂乃果だけのガンプラだ!できちゃったよ!ねぇ!見て見て!ゆきほーーーー!!!!!」
お姉ちゃんが完成(仮)したガンプラを両手で大事そうに抱えて、ぐるぐると大喜びしてました。
私はそんな大喜びのお姉ちゃんを見て“まだ弄れる部分はあるよ!”って言って水を差すのもアレかな?って思ったから、黙っておくことにしました。
ウンウン♪いい気分でいるお姉ちゃんを凹ませないように気遣いできちゃうとか妹の鏡だよね♪
まさに賢妹ってヤツだね♪
そんなことを密かに思いながら私が生暖かい目で喜ぶお姉ちゃんを見ていると…
「ゆきほーーーー!!!!!ありかとーーーーーー!!!!!」
お姉ちゃんがいきなり私へと突撃して抱き付いて来やがりました。
ってかあぶな!?
お姉ちゃんが手に持ったストライクの頭のアンテナ部分が目に刺さりそうになったし!
あと…
「暑苦しいから抱き付くな!アホ姉!!!」
お姉ちゃん、子供みたいにムダに体温高いからくっつかれると暑い!!!
それと基本アホなのにおっぱいが以外とおっきくてちょっと腹立つし!
お、お尻なら私の方がおっきいもん!たぶん…。
「やだ!ぎゅーってする!あと今日はアホって言われても許しちゃう!」
「わかった!わかったから!ちょっと離れてよ!さっきからストライクの頭のアンテナが目に刺さりそうで怖いの!!!ってか痛いし!ほっぺには刺さってるし!?痛いから!めっちゃ痛いから!ぎゃぁぁぁぁぁすぅぅぅ!!!」
「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁす!!!ゆきほーーーー!!!!!ごめーーーーーん!!!!!」
「刺さってるからごめんするヒマあるなら早く離れてーーーーー!!!!!」
「失明するかと思った…。」
[[ほんとごめんねー!]]
「もーいいよ…。」
所変わって私とお姉ちゃんは2人で近所のアミューズメントセンター音ノ木坂店にやって来ました。
私たちがアミュセンにやって来たのはもちろん完成したお姉ちゃんのミキシングガンプラを試すため。
そんなワケで私とお姉ちゃんは早速それぞれのガンプラをGPスキャナーでスキャンして、そのままGPカウンターでバトルロイヤルに出撃登録しました。
お姉ちゃんはスキャンした後でナニかポチポチと設定を弄ってたみたいだけど、ナニしてたんだろ?
アホな設定してなきゃいいけど…。
私はそのことにちょっとだけ不安を覚えながらも、指定されたガンプラバトルシミュレーターの筐体に乗り込んで愛機である“ガンダムホワイトラビット”の出撃準備を進めます。
アレ?そう言えば…
「ねぇお姉ちゃん?そのガンプラの名前ってもう決めたの?」
そう。
お姉ちゃんのミキシングガンプラの名前を私はまだ聞いてないんです。
私からそのミキシングガンプラの名前はなに?って聞かれたお姉ちゃんの答えは…
[[えっ?まだ決めてないよ?]]
と、言うモノでした。
「あ、そーなんだ…。」
珍しい。
お姉ちゃんならアホみたいな名前を付けてそうって思ったんだけど、違ったんだ。
[[あのね!穂乃果が初めてかいぞーしたガンプラだからちゃんと考えようと思うんだ!]]
「うん。いいんじゃないかな?」
名前って大事だもんね。
さて…そろそろ出撃の時間っぽいね。
それじゃ…
「今日も楽しくガンプラバトルしよっか♪」
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。
次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。
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皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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