ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
リミ武器スタレで見事に産廃武器を引き当てたQooオレンジでございます。
ガチャピンもムックもスタレも信じては行けません。
天井だけが正義です。
今回も穂乃果ちゃんのガンプラの強化回となります。
新機体でバトルロイヤルへと出撃した穂乃果ちゃんと引率の雪穂ちゃん。
その道中に待ち受けるのはガンプライブではお馴染みのあのヤられメカ達で…。
それでは 閑話「月夜の太陽 ③」 始まります。
「高坂 雪穂!ガンダムホワイトラビット!いっきまーーーす!!!」
[[高坂 穂乃果!ストライクガンダム(仮)!いっきまーーーす!!!]]
出撃許可を告げるガンプラバトルシミュレーターのシステムアナウンスがコクピットに鳴り響くと同時に、私とお姉ちゃんはそれぞれの愛機を駆って今日のバトルフィールドへと発進します。
フルスロットルで一気に発進ゲートを抜けると、メインモニターには今日のバトルフィールドである荒野ステージ(夜)の殺風景な光景が写し出されました。
相変わらずこの荒野ステージにはなーんにも無いなぁ…と思っていると、私と同じように発進ゲートを抜けて出撃して来たお姉ちゃんのストライクガンダム(仮)がいつの間にか私のガンダムホワイトラビットの隣までやって来ていました。
そして私のガンダムホワイトラビットの隣まで来たお姉ちゃんは、自機のストライクガンダム(仮)の頭部を上へと向けて…
[[あっ!お月さまだ!]]
呑気にお月様が出ている事を喜んでいました。
それに釣られるように私も上空を見上げると、ソコには確かにお姉ちゃんの言う通りのキレイなまんまるお月様が浮かんでいました。
夜空にはまんまるお月様の他に沢山の星が輝いています。
都心じゃこんなキレイな星空はちょっと見れないよね。
そうこうしていると、ガンダムホワイトラビットのコクピットにピピッと電子音が響きました。
それはこちらの広域レーダーの索敵範囲内に敵機が侵入して来た事を告げるアラート。
私はそのアラートを聞きすぐにサブモニターに表示させていた広域レーダーをチラリと見て、こちらへと接近して来ている敵機の数と方向を確認します。
こちらへ向かって来ている敵機の数は5機。
方向は3時方向。
敵機の数と方向の確認を終えるた私は、すぐに敵機が向かって来ている3時方向へとガンダムホワイトラビットの頭部のメインカメラを向けます。
その動作に連動するように、私のガンダムホワイトラビットに搭載されているサポートAIが頭部のメインカメラの倍率を通常モードから望遠モードへど変更してくれました。
このサポートAIは実はソラ先輩が私専用にカスタマイズしてくれたモノで、私のクセとかそこら辺のアレコレを踏まえて指示無しでも色々と先回りでサポートしてくれちゃう優れモノだったりするんです。
行く行くは疑似人格を搭載してくれるとかなんとか。
そんなサポートAIの先読みサポートの望遠モードで写し出された荒野には、ずんぐりむっくりとした深緑色のドラム缶のオバケみたいなMSの影が5つ。
うん。
あの哀愁漂ういかにも弱そうなシルエットはみんなご存じ毎度お馴染みなハイ・モックだね。
私がこちらへと向かって来ているハイ・モックの機影を確認している隣では…
[[雪穂!ハイ・モックが来てるよ!数は…いち、にー、さん、しー…]]
≪ごきー。≫
[[うん!5機!]]
お姉ちゃんも相棒の電子精霊“ぽち”のサポートを受けて、こちらへ接近して来ている5機のハイ・モックの存在を確認していました。
お姉ちゃん…基本アホなのに電子精霊のユーザー…いわゆる“精霊使い(エレメンタラー)”だなんてなんかズルい。
電子精霊のユーザーになる条件ってよくわかってないから、“精霊使い(エレメンタラー)”になりたい!でなれるモノじゃないんだよね。
どーしてお姉ちゃんは選ばれたんだろ?
私も相棒の電子精霊が欲しいなぁ…。
そんな事をぼんやりと考えていると、いつの間にかこちらへと向かって来ている5機のハイ・モックが私のガンダムホワイトラビットのメイン武装である“ウサギの一本角(ラビットホーン)”の有効射程内へと入っていました。
ガンダムホワイトラビットのメイン武装の“ウサギの一本角(ラビットホーン)”は、瞬間的に高エネルギーを発生させることができる圧縮エネルギーカートリッジを使って高火力の砲撃をぶっ放す長砲身のプラズマ粒子砲です。
コレの一撃なら接近中の5機のハイ・モック程度なら簡単に消し飛ばせちゃいます。
何時もならサーチ&デストロイなんだけど、今回はお姉ちゃんが新しく作ったミキシングガンプラの試運転が目的だから私がサクッとヤっちゃったらダメダメだよね?
だから…
「お姉ちゃん!援護するから前衛お願い!」
私はお姉ちゃんのサポートに回ります。
[[うん!突撃だね!りょーかいだよ!雪穂!]]
私から前衛を任された受けたお姉ちゃんは、嬉しそうにストライクガンダム(仮)を加速させて接近中の5機のハイ・モックへと突撃して行きました。
パテに直接ムニッ!っとしてストライクガンダム(仮)に移植したGM/GMのバックパックは問題なく作動してるみたいだね。
それにしても…お姉ちゃん、ほんと突撃好きだよね…。
私は嬉しそうに突撃して行くお姉ちゃんを追いながらそんな事を考えていました。
ある程度移動すると、5機のハイ・モックがお姉ちゃんのストライクガンダム(仮)の射程内に入ったみたいで…
[[行くよ!えーーーいっ!!!]]
お姉ちゃんは手にしたビームライフルで攻撃を開始します。
でも連続でビームライフルから放たれた黄色のビームは…
[[げっ!?ハズレちゃった!?]]
見事にハズレ。
なんかまるで射撃補正が掛かってないかのような空振りだね。
[[ねぇ!ぽち!なんか当たんないよ!]]
≪まえのすとらいくがんだむとばらんすがちがうからー。でもしゅーせーしたからつぎはだいじょーぶー。たぶん?≫
[[バランス?とかよくわかんないけど次はだいじょーぶなんだね!なら今度こそ!ビームライフル!いっけぇぇぇぇ!!!]]
どうやらお姉ちゃんは射撃のズレを相棒の電子精霊のぽちに丸投げする事でまるっと解決させちゃったみたいです。
うん…電子精霊が居ると楽そうだよね…。
修正された射撃補正のお陰か、お姉ちゃんが放ったビームライフルの連射は次々にハイ・モックへと吸い込まれるように命中して行きます。
1機、2機、3機、4機。
お姉ちゃんは続け様に4機のハイ・モックを撃墜しました。
このまま残り1機も…と思っていると、最後に残された1機のハイ・モックが手にしたモックライフルを放り投げて代わりにハンドアックスを取り出し、機体を一気に加速させてお姉ちゃんのストライクガンダム(仮)へと急接近して来ました。
そして手に持っていたハンドアックスを大きく振りかぶって、お姉ちゃんのストライクガンダム(仮)の頭部目掛けて振り下ろそうとします。
って!呑気に解説してる場合じゃないし!
「お姉ちゃん!危ない!!!」
私はお姉ちゃんのストライクガンダム(仮)に急接近してきたハイ・モックへ向けて、とっさにガンダムホワイトラビットの頭部に内蔵されているバルカン砲のトリガーを引こうとしました。
ここからじゃちょっと距離が離れているけどギリギリでバルカン砲の射程内!
大丈夫!このタイミングと距離ならギリで間に合う!
そう思っていたら…
[[だいじょーぶ!!!ぽち!]]
≪うぇーい。びーむさーべるー。≫
[[うりゃぁぁぁぁぁ!!!!!]]
お姉ちゃんは左手で右腰のサイドアーマーに取り付けられているビームサーベルを引き抜いて、そのまま居合い斬りのように目の前まで迫って来ていたハイ・モックの胴体を一気に両断しちゃいました。
[[いぇい!びくとりー!]]
≪びくとりー。≫
ビームサーベルの一閃で胴体を両断されたハイ・モックはその場で崩れ落ちて爆発。
ハイ・モックだったモノが上げる爆炎を背に、お姉ちゃんは勝利の声を高らかに上げて喜んでます。
お姉ちゃんと久し振りに一緒にガンプラバトルに出撃したけど…うん。
この前までガンプラバトル初心者だったけど、ちょっと見ないうちにちゃんと“ガンプラファイター”になっちゃってるんだ。
お姉ちゃん、結構ヤるじゃん。
バトルロイヤルに出撃して早々に接敵した5機のハイ・モックを無事に撃墜した私とお姉ちゃんは、次の獲物を探しながらバトルフィールドの中央を目指して移動を開始しました。
道中、お姉ちゃんはバーニアを噴かしてから踊るようにステップを踏んでみたり何故かくるくると回ってみたりと、子供が新しいおもちゃを与えられた直後みたいに大はしゃぎ。
新しいガンプラでテンション上がってはしゃぐとかほんと子供みたいです。
そうこうしているうちにまたもや私のガンダムホワイトラビットのコクピットに敵性反応発見のアラートが鳴り響きました。
「お姉ちゃん!はしゃぐのはそこまで!レーダーに新手の反応だよ!」
[[うぇ!?敵!えっ!どこどこ!?]]
「それくらい自分でレーダー見て確認して!」
[[レーダーってどれ!]]
「初期設定を弄ってないならサブモニターのヤツ!」
[[さぶもにたー?あっ!これだ!ありがと!雪穂!]]
「どーいたしまして!」
私はお姉ちゃんとアホなやり取りを行いながら、サブモニターのレーダー情報で接近中の敵機の詳細を確認します。
レーダー上に表示されている敵機を示す赤い光点の数は8…ううん。
8機の後ろからも1機、新しくレーダー圏内に入って来たから、全部で9機だね。
方角は12時方向…つまりは私たちの真っ正面。
あっちは私とお姉ちゃんの方へと真っ直ぐに向かって来ているから、完全にこっちは捕捉されちゃってるって事だよね。
あっちは9機、かぁ。
うーん…ちょっと数が多いなぁ…。
遠距離砲撃で数を削ってお姉ちゃんと2人で残りを片付ける?
それとも接敵される前に離脱しちゃう?
どうしよう…私がそう思っていると…
[[ここは穂乃果にまるっとお任せだよ!!!]]
と、我らがアホ姉が言い出しました。
は?
お姉ちゃんにお任せ?
えっ?お姉ちゃん、9機を相手に1人で突撃するつもりなの!?
アホ姉のまさかの発言に私が軽くパニックになっている傍らで、そのアホ姉は急に立ち止まってその場で何故か仁王立ちを始めました。
仮にお姉ちゃんが単騎で突撃するにしても、大人数を相手に汎用機寄りのストライクガンダム(仮)が足を止めて迎い撃つって言うのは愚策中の愚策です。
大人数を少数で相手にするなら乱戦に持ち込まなきゃ!
「ちょっとお姉ちゃん!止まっちゃダメだよ!あの人数を2人で相手にするなら、一気に懐に入り込んで乱戦にしなきゃ!」
[[だいじょーぶ!これからちゃんと突撃するから!]]
あ。
突撃はするんだ…じゃなくて!
「なら何で止まったの!」
[[こーするためだよ!行くよ!ぽち!]]
≪うぇーい。さてらいとしすてむ、きどー。しょーじゅんよーれーざー、かもーん。≫
は?
さてらいとしすてむ…?
さてらいとしすてむって…………サテライトシステムぅぅぅぅ!?
えっ?なんでストライクガンダム(仮)にサテライトシステムが…あっ!そっか!あれって胴体はガンダムXだからサテライトシステムも一応は使える…のかなぁ…?
サテライトシステムの起動。
そんな突然のお姉ちゃんの行動に私がさらにパニックになっていると、空から一条の光が降りて来ました。
降りて来た光はお姉ちゃんのストライクガンダム(仮)の胴体中央の蛍光グリーンのクリアパーツ部分へと吸い込まれて行きます。
空から降りてきた一条の光…それはマイクロウェーブの照準用レーザー。
つまりは…
[[来て!マイクロウェーブ!!!]]
そう言う事…なんだよね?
私が目の前の現状を無理矢理納得しようと努力している間に、空から…ううん。
月から、まばゆい光がお姉ちゃんのストライクガンダム(仮)へと降ってきました。
マイクロウェーブ…ほんとに来ちゃったし…。
[[サテライトチャージ!]]
≪げっとれでぃー。≫
[[ごーーー!!!!!]]
私がお姉ちゃんの予想外の行動の連続に、ここが戦場のど真ん中だって事も忘れてポカーンとしていると、月から降り注いだマイクロウェーブのエネルギーを全部吸収し終えたお姉ちゃんのストライクガンダム(仮)が突然物凄いスピードでこちらへと接近中の敵機たちへと駆け出して行きました。
そのスピードはさっきまでのモノとは段違いで、お姉ちゃんのストライクガンダム(仮)はあっという間に接近中の敵機の目前まで駆け抜けて行っちゃいました。
ちなみに接近中の9機の敵機はハイ・モックではなく私たちと同じようなガンプラファイターが操縦するプレイヤー機です。
内訳は以下の通りです。
真っ赤に塗装されて両腕にナックルガードを装備した近接格闘戦仕様のジム・ストライカー。
艶消しの黒で塗装されて全身のウェポンラックの全てに片刃のブレードを装備したケンプファー。
背中にガンブラスターの大きなブースターを取り付けたヴィクトリーガンダム。
サンドロック風に改造が施されたマグアナック。
ランチャーストライカーを取り付けた暗緑色のウィンダム。
全身に武者風の意匠が施されて刀を一本だけ携えたグレイズリッター。
素組っぽいガーベラ・テトラ。
やっぱり素組っぽいジンクス。
そして…
「ね、ねおんぐ…!?」
ネオ・ジオング。
しかも…
「脚あるし…。」
巨大なプロペラントタンク部分を脚の様に改造して、一歩一歩大地をしっかりと踏みしめて進撃して来ていました。
なんだろ…パーフェクト・ネオ・ジオング…?
凄い改造技術だとは思うけど…
「それって歩かせる意味ってあるの!?」
もうね、ほんっと、なんかね…。
色々とあり過ぎてしんどいです。
そんなこんなで始まるお姉ちゃんと9機の敵機との戦闘。
それは…
お姉ちゃんが9機の敵機を瞬く間に蹂躙すると言う驚くべき結果に終わりました。
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。
次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。
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皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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