ガンプライブ! ~School Gunpla Project~   作:Qooオレンジ

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皆様。本日もご覧いただきありがとうございます。

パートナーの誕生日プレゼントに大枚を叩き過ぎて暫くは決定的な金欠が続きそうなQooオレンジでございます。
見栄を張るのではなかった…マジで。



今回からは海未さんが主役の第10話となります。
閑話でも良いかなぁ…とは思ったのですが、海未さんと青空の関係が少し進む事になるので本編とする事にいたしました。













それでは 第10話「青の理由」そのいち 始まります。




















第10話「青の理由」そのいち

「ねぇ青空?貴方は知っていますか?どうして海が青いのか?それは………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近魔女と名乗り始めたあのクソ女の乱入と凛の無限自爆戦法によって混迷を極めた春の神田明神杯から数日。

 

私、園田 海未は遂にとある決意をしました。

 

その決意とはこの度、使用するガンプラを現在のジム・スナイパーⅡ(高機動パック装備♪)から別のモノに変えると言う決意でした。

 

使用するガンプラを変える…とは言いましても、残念ながら私には青空やにこ、そしてあの忌々しい以下略な生徒会長や副会長の東條先輩の様にガンプラを徹底的に改造出来る技術は持ち合わせてはいません。

 

なので基本的には現在使用しているジム・スナイパーⅡ(高機動パック装備♪)の様に、素組に少しだけ手を加えたモノにはなると思います。

 

ただ…実は今回、初めてガンプラの塗装をしてみたいとも考えていました。

 

世の中にはガ○ダムマーカーと言うモノがあり、それを使えばガンプラ初心者でもお手軽に塗装出来ちゃうと聞き及びましたので、この際なので挑戦しようと思ったんです。

 

そして実際に塗装をする時には、ガンプラ作成の先達である青空やにこ達に色々とご教授して貰う予定です。

 

素人がいきなり試して大失敗する…だなんて、何処かのアホな方の幼馴染みがやりそうな事を私は微塵もやる気はありませんので。

 

その様な処々の事情で、私は取りあえずは私の使う新しいガンプラの素体を求めて、自宅から最寄りのちょっと大きめな某家電量販店のガンプラ売場へと足を運んでいました。

 

ガンプラは私の様なガンプラ初心者にはちょっと敷居の高いプラモデル専門の模型店だけではなく、この様な家電量販店やデパートの玩具売場、果てはスーパーのお菓子売場等にもあったりと、割りと何処にでもあるお馴染みのお店でも気軽に手に入るのが有難い限りですよね。

 

お値段も他社のプラモデルに比べるとガンプラは圧倒的にお財布に優しいですし。

 

何せ無駄遣いが多過ぎて万年金欠病の某アホな方の幼馴染みでもちょっと無駄遣いを我慢すれば買えちゃう様なお値段ですから。

 

そんな事を思いながらも私はこれから作る事になる自分の新しいガンプラにワクワクと想いを馳せて、某家電量販店のガンプラ売場でお目当てのガンプラを探していました。

 

ですが…。

 

「むぅ…。ありませんね…。」

 

某家電量販店のガンプラ売場の何処を探しても、私のお目当てのガンプラはありませんでした。

 

と、言いますか…。

 

「全体的に売られているガンプラの数が少ないですね…?」

 

私が足を運んだ某家電量販店のガンプラ売場には、あまり売り物であるガンプラが置かれていなかったんです。

 

穂乃果とことりと先日来た時にはガンプラの在庫が大量にあったのですが…。

 

無い物は仕方ありません。

 

次のお店へと行ってみましょう。

 

私は某家電量販店を出て、ガンプラを売っている次のお店へと向かいました。

 

ガンプラは割りと何処にでも以下略。

 

そうして数分も経たずに次のお店のガンプラ売場へとたどり着きました。

 

たどり着いたのですが…。

 

「ここにもありませんね…。」

 

次のお店のガンプラ売場にも、ほとんどガンプラが売られていなかったのです。

 

二店続けてのほぼ売り切れ状態。

 

やはりガンプラは人気があるのですぐに売り切れてしまうのでしょうか?

 

まぁ幸い、ガンプラは割りと何処にでも以下略。

 

と、言う事で、私は次のお店へと向かいます。

 

三度目の正直と言う言葉があるので、今度こそは私のお目当てのガンプラが売られていると信じましょう。

 

ですが結果は…

 

「こ、ここにもガンプラがありません…。」

 

三店目に向かった先のガンプラ売場でも、ガンプラをほぼ売り切れ状態でした。

 

何なんでしょうか?これは?

 

先日は確かに山の様にガンプラが積まれて売られていたのですが…。

 

ちょっとメタいお話になりますが、作中での時期としては今はゴールデンウィーク直前です。

 

ゴールデンウィークにお家でガンプラを作ろう!と言う方々がとてもとても多く、それでガンプラが売り切れ状態になっているのでしょうか?

 

私もゴールデンウィーク中に新しいガンプラを作ろうと考えていたので、ここでお目当てのガンプラが手に入らないとなると少し困ってしまいます。

 

まぁまだガンプラが売られているお店は沢山あるので、諦めずに近場をあちこち探してみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お目当てのガンプラを探して早数時間…。

 

かれこれ10軒程、近場にあるガンプラを販売している店舗へと足を運んでみたのですが…

 

「何処を探してもガンプラのガの字もありませんでしたね…。」

 

と、言う様な状況でした。

 

ガンプラ売場なのにガンプラがほとんど無いとか、本当にどーなってるのでしょうか?

 

品薄にも程があります。

 

困り果てた私はある人物に協力を仰ぐ事にしました。

 

私が協力を仰ぐ事にしたそのある人物。

 

それは出番の少ない我等のチンピラ主人公の鳴神 青空、その人でした。

 

餅は餅屋。

 

ガンプラはガンプラバトル世界大会元チャンピオンに…ですね♪

 

そんなワケで私はちょっとだけまた以前の様に二人きりでお買い物へと行けたら良いなぁ♪と言う願望も込めつつ、早速とばかりに青空へとお電話をしたのです。

 

プルルル、と数回コールの後に…

 

「あ♪もしもし♪青空ですか♪」

 

[あ?海未さん?ナニ?どーしたの?]

 

青空は私からのお電話に出てくれました。

 

「あのですね?かくかくしかじかまるばつしかく…と、言うワケなので大変困っているのですよ。」

 

[あー、なるほど…。まぁ確かに最近は…ん。とりま了解。それで?海未さん曰くその“敷居の高い模型専門店”ってヤツに連れてけばいいのか?]

 

「はい♪そうしていただけると大変に有難いです♪」

 

[おっけー。んじゃ今からそっちに…ってそう言えば海未さん、今ドコらへんに居んのさ?]

 

「今ですか?歩き疲れて喉も渇いたので、休憩がてら○○の近くの喫茶店におりました。」

 

[○○の近くの喫茶店?あぁ。あそこね。んじゃ今からソコに行くからちょっと待ってて。10分位で着くとは思う。]

 

[わかりました♪それではお待ちして居ますね♪]

 

「ん。」

 

これで良し…ですね。

 

敷居の高い模型専門店への水先案内人もGETしつつ、私の思惑通りにまた青空と二人きりでお買い物に行けちゃう事になりましたし♪

 

これぞまさに孔明の策です♪

 

ぐっじょぶですよ♪私♪

 

さて♪それでは青空が来るまでのんびりとお茶を楽しみながら待つとしましょう♪

 

うふふふふっ♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

電話かけ終えて待つこと数分…。

 

「海未さん、お待たせ。」

 

青空は私の待つ喫茶店へと来てくれました。

 

んふふっ♪

 

お待たせ♪だなんて、まるでデートの待ち合わせの時の典型的な台詞の様ですね♪

 

と、なると…

 

「いえ♪いえ♪私もいま着たところですよ♪」

 

こう返すのが世間一般での常識、所謂“礼儀”と言うモノですよね♪

 

「は?いや、その返し方ってデートで待ち合わせの時に使うヤツなんじゃねーの?ってか海未さん、歩き疲れたからここで休んでるって言ったろ?いま着たとか確実にねぇーじゃねぇか。」

 

「そこら辺は気にしたら敗けですよ?なので気にしないで下さい♪はい♪それではもう一度やり直しです!」

 

「なんでやり直し?意味わかんねぇーし?」

 

「もう!ソコは真姫風にイミワカンナイと言ってくれなければダメですよ?」

 

「イヤ!それこそ意味わかんねぇーし!」

 

「むぅ…相変わらず青空は不粋ですね。」

 

「今の会話の流れでなんで俺が不粋って話に何だよ!」

 

「それではお目当てのガンプラを求めて出発進行ですよ♪」

 

「うぉい!待てや!ボケ!いきなり話の流れをぶった斬んな!さっきの俺が不粋だなんだってのはドコに行きやがった!」

 

「お花摘みにでも行かれたのではないのですか?」

 

「なんでソコで話題なんぞがお花摘みに行かれてやがんだよ!イカれてんのは海未さんだろーが!」

 

「いえいえ♪私達の中で基本的にイカれているのはことりですよ?」

 

「ソコだけは否定できねぇーし!」

 

「ことりがイカれている事を否定する材料さこの世の何処を探しても微塵もありませんからね♪さて♪それでは改めて出発進行です♪」

 

「なんか着いて早々どっと疲れた…。」

 

「疲れただなんて…歳ですか?」

 

「ゴルゥラァ!誰が歳じゃ!誰が!ってか同い年だろ!そもそもどっと疲れたのはアンタのせいだっての!」

 

「何でもかんでも人せいにするのは感心しませんよ?」

 

「いかにも何か俺が悪いみたいに言うな!今回は俺はこれっぽっちも悪くねぇーし!」

 

「悪い事をした人はみんなそう言うんですよね。さぁ…私が付き添いますので自首しましょう…。」

 

「自首!?いつの間にか犯罪者になってるし!」

 

「青空?悪い事をしちゃ、めっ!ですよ?」

 

「うぉい!めっ!とか小首傾げてヤるのあざといのにめっちゃ可愛いなぁ!おい!」

 

「うふふふふ♪」

 

と、言うワケで、仔猫同士がじゃれ合う様に一通り毎度お馴染みのグダグダ会話を楽しんだ私達は、待ち合わせの喫茶店を出て目的地へと向かう事にしました。

 

目的地…と言いましても、私はガンプラが豊富に置いてある模型専門店の場所を知りませんので、青空の先導に従って向かう形になります。

 

そんな青空の先導に従って向かったのは…

 

「音ノ木坂商店街…ですか?」

 

「おうよ。アソコの綾渡模型店ならまだある程度はガンプラの在庫があるハズ…と思いたい。」

 

「思いたい…ですか?」

 

「あー、まぁ最近はガンプラ人気が高まってて売れ行きが良いってのに加えて、転売ヤーのクソ連中が転売目的で買占めしたりもしてるから、ドコの店でもガンプラがかなり品薄になってやがんだよ。」

 

「“てんばいやー”?」

 

「そ。転売ヤー。」

 

“てんばいやー”とは一体何なのでしょうか?

 

わからない時は素直に知っている人に聞いてみるのが1番ですね♪

 

なので私は早速、知っている人…つまりは私の隣を歩く青空へと“てんばいやー”について聞いてみる事にしました。

 

「あの…?その“てんばいやー”とは何なのでしょうか?私には聞き覚えの無い言葉なので…。」

 

「あー、うん。まぁ一言で言えばクソだな。」

 

また青空はピーとか乙女が軽々しく口にしてはダメな単語を…。

 

その“てんばいやー”なるモノが乙女が軽々しく口にしてはダメな単語のモノなのは理解しましたが、結局は具体的に何なのでしょうか?

 

謎は深まふばかりです。

 

「あの?結局“てんばいやー”とは具体的には何なのですか?」

 

「定価で買った物を他人にクソ高ぇ値段で売り付けて生活してる性根の腐ったクソ連中のコトだよ。語源はたぶん転売するバイヤーで転売ヤー。最近のガンプラ人気に便乗してガンプラを買い占めて高額で転売して粗利を稼いでやがるとにかくクソな連中だよ。見付けたらドラム缶にぶち込んでコンクリート詰めにして東京湾に沈めてもイイって位にはクソな連中だな。取りあえずは全ガンプラファンの敵。クソだよ、クソ。」

 

転売するバイヤーでてんばいやー…つまりは転売ヤー…。

 

なるほど…。

 

最近はその転売ヤーなる人達がガンプラを買い占めて高額で転売しているのですね。

 

だから今日もあちこちのガンプラ売場でガンプラがほぼ売り切れになっていたのですね。

 

「法律で規制…は無理なのでしょうね。別に違法行為と言うワケではありませんし。」

 

「そうなんだよなぁ…。だからこそムカつくし。しかも最近はあのクソ共もムダな知識付けて来やがって、新規のキットだけじゃなく再販品まで狙って来やがってんだよ。お陰でかなり久し振りに再販したジム・キャノンⅡを買い逃しちまったよ。」

 

「青空はお金があるんですからその転売ヤーから購入したら良いのではありませんか?」

 

「は?え?海未さん、それマジで言ってんの?あんなクソ共に儲けさせるとかマジで言ってんの?んなコト絶対にイヤだね。転売ヤーから買う位ならフルスクラッチして1から作った方がマシだっての!」

 

「青空はその転売ヤーと言う方々がよっぽど嫌いなのですね。」

 

「嫌いだね!なんならまだあの腐れ魔女の方が好きだって言えるレベルで嫌いだね!」

 

あの腐れ魔女が好きと言えるレベルで嫌いって…本当によっぽどですね…。

 

「とにかく!あのクソ共のせいで最近はマトモにガンプラが手に入らねぇ状況なんだよ!腐れ忌々しいったらありゃしねぇ!転売ヤーは死ね!死んでこらもっかい死んでソコからさらにまた死んで全裸で五体投地で朽ち果てながら詫び入れやがれってんだ!っと、んなコト言ってる間に目的地にご到着だな。」

 

昨今のガンプラの品薄事情と転売ヤーについて青空からお話を聞いているうちに、私達は目的地である模型店へとたどり着いていました。

 

青空の視線の先にあったのは“綾渡模型店”の看板が掲げられた一つの建物。

 

その建物のガラス張りの自動ドアの先には、ガンプラだけではなく様々なプラモデルや模型用の工具の数々がが所狭しと積み重ねられている光景が見えました。

 

如何にも…な模型専門店ですね。

 

さて…このお店に私の探しているガンプラがあれば良いのですが……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。


プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。




次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。



皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。

それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のお気に入り登録、ご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。
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