ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
働きたくないでござるなQooオレンジでございます。
今回も海未さん主役の第10話となります。
今回は以前に閑話「商店街の七人」で登場した某ガ◯ダムブレイカー3のあの人が再登場いたします。
それでは 第10話「青の理由」そのに 始まります。
青空から昨今のガンプラ不足と“転売ヤー”なる方々についてのあれこれを聞いているうちに到着した目的地。
“綾渡模型店”
ガラス張りの自動ドアの向こう側に見えるお会計カウンターには、一人の少女が何処かつまらなそうに片肘をついてぼんやりとしていました。
「ミサのヤツが店番か。」
「ミサ?」
「おうよ。あのボケーッとしてるヤツ。あれがミサ。」
そのミサさんと言う方と青空はお知り合い…何でしょうね。
この模型店の常連さんならまぁ当然ですね。
青空が私の知らない女性とお知り合いだと言う事に少しだけモヤモヤとしたモノを感じながらも、私はガラス張りの自動ドアの向こう側でぼんやりとしている“ミサ”と呼ばれた少女を観察します。
髪型はにこ先輩よりも少し低い位置で無造作にヘアゴムで纏めたツインテール。
全体的にやや幼く見えますが、その容姿は十二分に美少女と言って申し分無いモノです。
あの“ミサ”と呼ばれた少女と青空はどの様な関係なのでしょうか…。
まさか………にこ先輩と同じ様に肉体関係アリのオトモダチ……とか…。
ガンプラを買ったついでにカウンターの内側であの娘をしゃがませて自身の股間に顔を宛がわせて天に向けてそそり立つナニを可愛らしいちっちゃなお口で喉奥まで咥えさせて無理矢理気味にご奉仕させたりそのままお互い下半身だけ着衣を脱いで避妊具を装着してガンダムのAパーツとBパーツがドッキングするかの如くガッチリと連結して犬の交尾の様な体勢で何度も何度も何度も何度も腰を打ち付けられて………な、何て羨ましい!ではなく何てけしからん破廉恥な行為なのでしょう!!!
いけません!いけません!ったらいけません!!!えぇ!いけません!!!!!
そんなに破廉恥な行為がしたいのならば私に言ってくれれば代わりに幾らでもごにょごにょ…、
「海未さん?ナニ、ボーッとしてんのさ?さっさと入ってそのお目当てのガンプラってヤツを探しちまおうぜ。」
「えっ?あ、はい!そうですね!」
青空があの“ミサ”と呼ばれた少女と破廉恥な行為をしているかも?とやや暴走気味に脳内で妄想を走らせていると、青空から訝しげな声で何をボーッとしているのか?と声をかけられてしまいました。
幸い、青空は早く店内へ入ろうと促すだけで、私が何故ボーッとしていたのかについては問い質されたりはしませんでした。
まぁ何故ボーッとしていたのかと聞かれても、私の脳内であの“ミサ”と呼ばれた少女と青空が全裸でくんずほぐれつ大運動会なシーンを妄想していました…何て事は口が裂けても言えはしませんが。
それにしても…青空とあの“ミサ”と呼ばれた少女の関係は本当にどの様な関係なのでしょうか…。
私が妄想した通りの破廉恥な関係だったら…。
私が内心で青空とあの“ミサ”と呼ばれた少女の関係について不安な想いをしているとは知ってか知らずか、青空は何の躊躇いも無くガラス張りの自動ドアへと一歩近付き、センサーに反応して開いた自動ドアを通り抜けて店内へと進んで行ってしまいました。
全く…人の気も知らないで…。
けど…
「ほら?海未さん?」
そのまま一人で先へ進むと思っていた青空は半身だけ私の方を向いて、促す様に再び声をかけてくれました。
私は青空のそのちょっとした心遣いを嬉しく思い、青空と“ミサ”と呼ばれた少女が破廉恥な関係では?と疑い強張っていた頬を思わず緩めてしまいます。
ほんと、普段はただのエッチで助平で破廉恥でチンピラ風で意気地無しで優柔不断な男の子なのに、こんなちょっとした所では気遣いを見せたりするとか卑怯ですよね。
でも、だからこそ私はそんな青空の事が……青空の事が……私は…青空の事が…何なのでしょうか?
半身だけこちらを振り向いている青空を見ながら、私は私の中で青空がどの様な存在なのかを不意に自問自答してしまいました。
私は青空の事が………。
その答えを出す前に…
「海未さん?」
硬直してしまっていた私を訝しげた青空が再び声を掛けてくれました。
「すいません。余りにも沢山のプラモデルがある様なので、ちょっと気後れしてしまいました。」
その声にハッとした私は今まで考えていた事を全て放棄し、適当な言い訳を返しながらも青空に続いて店内へと足を進めます。
考えるのは後です。
今は先ず新しいガンプラを手に入れて来るべきガンプライブ!の地区予選大会へと備えなければいけません。
私はガンプラバトルの素人だからと言って何時までも青空やにこ先輩達におんぶにだっこでお荷物になる気はさらさらありませんからね。
強くならなければいけないのです。
この身も、この心も。
そしてガンプラも。
強く、強く、強く…。
そんな決意を胸に、私は青空の隣へと歩を進めます。
あ♪今、決意を胸にの辺りで決意を保存する胸(サイズ的)が何処にあるの?とかちょっとでも思ったそこの貴方?
後でことり(狂)をご自宅に放鳥しますので悪しからず♪
狂った鳥に生きたまま全身を無惨に食い荒らされて己の発言を後悔しながら私を含めた全世界のちっぱいな皆さんにごめんなさいして人ととして最低の最後を迎えながら朽ち果てて下さいね♪
うふふふっ♪
「いらっしゃいませー…って!げっ!鳴神!」
「ナニがげっ!だ!ゴルゥラァ!アホミサァァ!」
「うっさい!バカガミ!!!他のお客さんの迷惑だ!このボケ!!!あとアホミサって呼ぶな!ドチンピラ!」
「んだぁ!ゴルゥラァ!誰がドチンピラ!だ!誰がバカガミだ!こっちはお客様だぞ!わかってんのかぁ!あ"ぁ"?あと他のお客さんって客いねぇーじゃねーか!」
「お客さんならテメェの後ろに1人いーまーすぅー!それにテメェなんかのドコがお客様だよ!バーカ!あんまりボケかますならアンタにだけ転売価格で売り付けるぞ!!!」
「はっ!んなコトやりやがったらネットにあるコト無いコト書き込んで炎上させてやっからな!」
「おう!おう!言いやがったな!このバカガミ!!!ヤれるもんならヤってみやがれ!」
「ヤってやろーじゃねぇーか!吠え面かくなよ!」
「吠え面かくのはテメェのほーだっての!いい加減にしねぇーとにこちゃんに言い付けてやるからな!!!」
「んな!?おま!なんでそこでにこちゃんの名前が出てくんだよ!」
「アンタの保護者だからだろ!バーカ!」
「待て!待て待て待て!なんでにこちゃんが俺の保護者なんだよ!!!ちげーし!これっぽっちもちげーし!!!」
「ナニをアホなコト言ってんだか!どっからどーみてもにこちゃんがアンタの保護者だろ!もしくは尻に敷かれてるかだろ!」
「尻になんか敷かれてねぇーっての!」
「はぁ?ぬわぁーーーにぬかしてやがんのよ!アンタ!基本にこちゃんの言いなりじゃん!ほーら!バッチリ尻に敷かれてる!」
「テメェ…言わせておけば…!」
「やーい!やーい!バーカ!バーカ!バカガミのバーカ!」
「ぐぬぬぬぬ!アホミサの分際で好き勝手言いやがって!!!!!」
「このバカガミ!!!」
「うっさい!アホミサ!!!」
何でしょうか…この低レベルな言い合いはは……。
取り敢えずはそろそろこの聞くに耐えない醜い低レベルな言い合いは止めておきましょう。
「はい!青空もそちらの女性もその低レベルな醜い言い合いはストップです!聞いていると知能指数が急転直下で低下して行きそうになるのでほんっとぉぉぉぉぉに!止めて下さい!!!」
「て、低レベルぅぅぅ!?」
「て、低レベルぅぅぅ!?」
何と言いますか…この二人、息ぴったりですね。
言い争いのレベルも同じ位ですし。
相性が良いのでしょうか?
息もぴったりにまるで漫才の様なやり取りを行っていた二人を、私はやや半目になりながら観察していました。
すると、ここでようやく青空から“ミサ”、または“アホミサ”と呼ばれていた少女が私の存在に気が付いた様で…
「ってかお客さんだし!いらっしゃいませ~♪綾渡模型店によぉ~こそぉ~♪」
一瞬だけばつの悪そうな顔をした後に、満面の笑顔で私へと出迎えの挨拶を行ってくれました。
今までの青空とのやり取りを見ていた私はこの出迎えの挨拶に対して、一体全体どの様な返答を返せばよいのか…正直、真面目に悩みますね。
私がそんな事を考えながら、返す言葉を探していると…
「ケッ!今さら猫被っても遅ぇっての!」
再び青空が目の前の“ミサ”と呼ばれた少女へと舌戦を仕掛けます。
そして再び始まる低レベルな言い争い…かと思ったのですが、先程とは若干言い争いの流れが違っていました。
「うっさい!バカガミ!アンタは黙ってろ!」
「へいへい。」
「ってかその子、バカガミの連れ?にこちゃん捨てて新しい野生の女の子捕まえたの?」
「野生の女の子ってドコの野生のポケモンだよ!あと人聞きの悪ぃコトぬかすな!にこちゃん捨ててねぇーし!ってか俺とにこちゃんは捨てる拾うとかそんな関係じゃねぇーし!」
「いや、アンタたち。籍入れてないだけで普通に夫婦でしょ?」
「誰と誰が夫婦だよ!俺とにこちゃんは…まぁあれだな…そう!ダチだよ!ダチ!」
「ふーん…ダチ、ねぇー。」
「んだよ。アホミサの分際で何か偉く不服そうだな。」
「べっつにー。」
「チッ!言いてぇコトがあんならハッキリ言いやがれってんだ!」
「言いたいコトねぇー…えっ?ねぇ?それってマジで言って良いの?アンタとにこちゃんのコト、1年間ずっと見守ってきたここの商店街の連中がみーーーんな思ってるコト、私が代表して言っちゃうけど…マジでいいの?」
「…………………やっぱ言わなくていい。」
「ふん…この意気地無しが。」
「否定はしねぇーよ。」
ご覧の通り、二人の言い争いはいつの間にか青空とこの場には居ないにこ先輩との関係に対する内容になっていたのです。
しかも青空が圧倒的に劣勢の様です。
青空とにこ先輩の関係…ですか。
“μ's”ににこ先輩が加入した際に一応は二人からある程度の説明はされましたが、やはり二人はただならぬ関係なのですね。
ことりが何時も二人の関係に割って入ろうとアレコレと四苦八苦している様ですが、この様子では苦戦は必須みたいですね。
ことりもおとなしくにこ先輩も含めてハーレム計画を遂行すれば良いものを…。
と、言いますか、この“ミサ”と言う少女はにこ先輩ともお知り合いみたいですね。
お知り合いと言いますか、青空とにこ先輩との仲を進展させようとしている所を見ると、かなり親しい間柄に思えます。
「それで?バカガミ?結局そっちの子はドコのどちらさん?」
「ん、海未さん。俺のチームメイト。」
「ふーん…。まぁ色々とツッコミ入れたいトコだけど、取りあえずは…アンタのチームメイト…ねぇ…。」
「おう。音ノ木坂学院公認ガンプラバトル部・チーム“μ's”の仲間だ。」
「音ノ木坂学院公認ガンプラバトル部・チーム“μ's”…か。ウワサは聞いてたけどホントだったんだね。アンタが公式戦に復帰したって話。」
“ミサ”と呼ばれた少女は、青空が私をチームメイトだと紹介した所で瞳を細めると、その瞳の奥に嬉しさと苦々しさとを混ぜ合わせた様な複雑な感情を見せていました。
この様子から察するに、この“ミサ”と呼ばれている少女は青空の公式戦トラウマに関する処々の事情もご存知の様ですね。
「取りあえず…鳴神は復帰おめでと。で、海未さん?だっけ?そこのバカのチームメイトならちゃんと自己紹介しておくわね。アタシはミサ。綾渡 ミサ。ここ、綾渡模型店の看板娘でこれでもUTX高校公認ガンプラバトル部・チーム“A-RISE(アライズ)”の一軍メンバーの1人だよ。歳はそこの鳴神とおんなじで今は花の高校2年生♪ピチピチの女子高生だね♪」
「あ、これはこれはご丁寧にありがとうございます。先程ご紹介いただきました様に私は青空のチームメイトでクラスメイトの園田 海未と申しま……す…えっ?あの?その?もしかして…今、UTX高校のチーム“A-RISE”って言いました?」
気のせい…ですよね?
そう思ったのですが…
「うん。言ったよ?UTX高校のチーム“A-RISE”って。」
どうやら私の気のせいではありませんでした。
UTX高校のチーム“A-RISE”。
それってもしかしなくても…
「あの“A-RISE”ですか!?」
ガンプライブで常勝無敵を誇るスクールファイター界の絶対王者。
私が初めてガンプラバトルをプレイしたあの日、突如遭遇した絶対的な強者“無敗の女王”の二つ名を持つ“綺羅 ツバサ”さんが率いる最強軍団。
UTX高校公認ガンプラバトル部・チーム“A-RISE”。
この目の前の少女がそのチーム“A-RISE”のメンバー!?
しかも…一軍メンバー!?
「そ、青空?あの、その…マ、マジですか?」
「おうよ、マジだ。クソ忌々しいコトにな。」
「にひひひ♪よろしくぅ~♪ぶい♪」
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。
次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。
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皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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