ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
スランプ真っ只中で心が折れかけているQooオレンジでございます。
フリット…書くって難しいね…とか言ってますが、必ず立ち直りますので皆様お願いだから見捨てないで下さい…切実にお願いします…。
今回も海未さん主役の第10話となります。
海未さんが探し求めていたガンプラ…その正体は…?
それでは 第10話「青の理由」そのさん 始まります。
私がとあるガンプラを探して青空の案内で辿り着いた音ノ木坂商店街の模型専門店“綾渡模型店”。
そこで出会った店番をしていた少女“綾渡 ミサ”さん。
その正体(?)はただの模型店の店番少女ではなく、何と驚くべき事にあの常勝無敗のガンプラバトルチーム、UTX高校の“A-RISE”の一軍メンバーの一人でした。
商店街の模型店でのこのいきなりの出会いに私が酷く驚いている間も、青空とミサさんの二人は仲が良いのか悪いのかイマイチ判断に困る様なやり取りを続けていました。
「なーにが“ぶい”だ。無い胸張って偉そうにすんならにこちゃん辺りに勝ってからにしろってんだ。」
「アンタの嫁のにこちゃんだってちっぱいだろーが。バーカ。ってかにこちゃんに勝てとか言ってるけど、あの見た目ロリっ娘に勝つって普通に無理ゲーじゃん。」
「にこちゃん嫁じゃーねし。あと俺は普通ににこちゃんに勝てるけど?」
「嫁じゃなかったらアンタが婿でしょ。それとアンタはバケモノ枠だかにこちゃんに勝てて当然っしょ。」
「青空がバケモノ枠と言う部分には激しく同意ですがです。何処をどう探しても青空に勝てるイメージは湧きません。」
にこ先輩が嫁とか青空が婿とか何やら乙女としては気になるワードが散りばめられた会話を聞きながらも、私は取りあえず青空が非常に理不尽なバケモノ枠だと言う事には果てしなく同意してしまいました。
相手との距離を一瞬で詰める事が出来る、武道で言う所の“縮地”の様な“soar”を自在に使いこなす…それだけでもう何と言いますか手に終えません。
ガンプラバトルの練習の時に青空のザク・リヴァイブが目の前から消えたと思ったら、次の瞬間には自機であるジム・スナイパーⅡ(高機動パック装備♪)があっさりと両断されていた…何て事が多々ありましたから。
両腕に相当重そうな大型のシールドを装備しているにも関わらず、歩法だけであれだけの機動力を発揮するだなんて非常識にも程があります。
正直、武を嗜む者の一人としてはこうも何度も何度も何度も何度もあっさりと両断されまくっていると、色々と自信が無くなってしまいそうです。
「だよねー!だよねー!コイツのあの“soar”とか卑怯だよねー!ナニあのスピード!って感じだよねー!」
「全くもってその通りです。単発の“soar”だけならまだ対処も可能ですが、“soar”を連発する“Rrapid acceleration(ラピッドアクセラレーション)”や以前使って来た多重「うぉい!ちょい待て!海未さん!それはアカン!言っちゃダメなヤツだから!」…あ。そ、そうでしたね。あれは青空の奥の手の一つだと言っていましたね。」
「へぇ…鳴神の奥の手ねぇ…。それ、超気になるんだけど?」
何となく青空がバケモノ枠だと言う部分でミサさんと意気投合して、危うく青空の奥の手の“多重soar”についてポロリと洩らしてしまう所でした。
今更ですが、この目の前の少女はあのUTX高校チーム“A-RISE”の一軍メンバーなのでしたね。
彼女達チーム“A-RIS”は言うなれば私達チーム“μ's”がガンプライブ!で優勝する為には必ず倒さなければならない存在です。
と言いますか、優勝云々よりも同じ地区予選にエントリーする事になるので彼女達チーム“A-RISE”を倒さなければガンプライブ!の全国大会へ駒を進める事も叶いません。
常勝無敗のチーム“A-RISE”を倒す…改めて思うと私達はかなり無茶な事を成そうとしているのですね…。
青空やにこ先輩、副会長と…後はあの忌々しい以下略な生徒会長は、ファイターとしてかなりの上位者だと言う事は認識しています。
そんな凄腕の四人はまず負ける事はないでしょうが、私を含めたその他のメンバーが“A-RISE”を相手にどれだけ戦えるか…。
勿論、未だに素人の粋を脱していない私ですが、それでも簡単に負けるつもりはありません。
負ける所が勝つ気マンマンです。
そして何れは青空やにこ先輩、副会長に忌々しい以下略な生徒会長に追い付く…その為に今日は新しいガンプラを求めてこの場へとやって来たのです。
そうです!何だかチーム“A-RISE”の一軍メンバーの一人の登場ですっかり忘れていましたが、本日の目的は私の新しいガンプラの購入なのです!
と、言うワケで…
「あ、あの!ここにケルディムガンダムはありませんか!」
お目当てのガンプラが…ケルディムガンダムの在庫があるかどうかを確認です!
「ケルディム?」
「ケルディム?」
「はい!ケルディムガンダムです!」
そう!
何を隠そう、私のお目当てのガンプラは機動戦士ガンダムOOの二期に登場したガンダムのうちの一機、ケルディムガンダムなのです!
切っ掛けは以前にバトルでその姿を見た時に直感的に“あ、これ欲しいかも”と思った事です!
先ずは狙撃が可能な機体と言うのがポイント高いです。
そして狙撃が可能な機体にも関わらず近接戦闘もこなせる高い汎用性。
素組の状態でも飛行可能と言い所も高ポイントですね。
さらには“トランザム”と呼ばれる非常に強力な強化アビリティ。
短時間のみの発動、尚且つ使用後は全能力値の低下等、デメリットも多いのですが、ここぞと言う時にはとても頼りになるアビリティだと思います。
ちなみに私がこのケルディムガンダムを見た以前のバトルとは花陽がメイン回の時のお話です。
あのキ○ガイ魔女が花陽達を襲っていた時ですね♪
そんな一目惚れ的に欲しいと感じていたケルディムガンダム。
そのケルディムガンダムを私は私が好きな色…青に塗装してあーしてこーして…腰には特別に誂えた業物も…なーんて♪なーんて♪なーんて♪
ぐふ♪ぐふふふふ…♪
「うん、何だろう。海未さんから花陽的なマッドな雰囲気が…。」
むぅ。
こんな美少女に対して花陽的なマッドな雰囲気醸し出されているだなんて失礼な。
「けど海未さんがケルディムねぇ…。」
「ダメでしょうか?」
「んにゃ。悪くねぇと思うよ。まぁガンダムタイプってトコにちょっと思うコトはあるけどさ。」
「鳴神って意地でもガンダムタイプのガンプラ使わないもんねー。」
そう言えば確かに青空がガンダムタイプの機体を使っている所は今まで一度も見た事がありませんね?
何か深い理由があるのでしょうか?
青空はそんな私の内心の疑問に答える様に、次の様に述べたのでした。
「俺はモブで脇役だからな。主人公サマが使うガンダムタイプなんてトクベツなワンオフ機のガラじゃねぇーんだよ。(まぁザクを使い続ける理由は他にもあるんだけどな。) 」
脇役だからガンダムタイプの機体は使わない…ですか?
普段からチンピラ丸出しの青空にしてはちょっと意外な理由ですね。
と、言いますか、自分で脇役とか言っているから主人公の癖に出番が極端に少ないのですよ。
貴方はこの世界線では歴とした主人公なのですから、自分で自分の事を脇役だなんて言わずにもっと堂々と“俺は主人公サマなんだ!”とか言って無駄に偉そうにしていればいいのです。
自分で言っておいて何ですが、俺は主人公サマだーとか無駄にそんな事を言う青空はそれはそれで嫌ですけどね。
「んなコトよりも今は海未さんのガンプラだろ?で?ケルディムの在庫はあるのか?」
ガンダムタイプの機体を使わない理由…青空はその話題から話を逸らす為か、何処か誤魔化す様に若干わざとらしくもありましたが、話題を私の求めるケルディムガンダムのガンプラの在庫があるのか?とミサさんへと問い質します。
「んー?ケルディムかー…確かケルディムはお店の方にはなかったハズだなぁ…。裏の方に在庫無いか見てくるからちょっと待ってて。」
青空からケルディムガンダムの在庫について聞かれたミサさんはそう言いながら、お店の倉庫の方へと在庫の確認の為に向かってくれました。
店頭には無いとの事ですが、倉庫の在庫にあれば良いのですが…。
「ケルディムの在庫、あれば良いな。それで?在庫があったとして海未さんはどのケルディムが欲しいんだ?」
「どのケルディム…ですか?」
今の青空の質問はどういう事なのでしょうか?
ケルディムガンダムは一つだけではないのですか?
「あー、その顔はコイツはナニを言ってんだ?って顔だな。」
「い、いえ。決してその様な事は…。」
ごめんなさい、嘘です。
ちょっとだけナニを言ってんだ?って思ってしまいました…。
「まぁいいや。で、一言でケルディムって言っても何種類かガンプラで出てるんだよ。確か…3種類位だったかな?」
「三種類!?えっ!?ケルディムガンダムのガンプラは三種類も発売されているのですか!?」
「そ。普通のケルディムとGNヘビーウェポンを装備した最終決戦仕様のケルディムと外伝に出て来たケルディムサーガの3種類。あー、トランザムカラーも含めれば4種類になんのか?」
ケルディムガンダムのガンプラにそんなに種類があるだなんて知りませんでした…。
私はてっきりケルディムガンダムはケルディムガンダムだけしか無いと思っていたので…。
普通のケルディムガンダムはわかります。
恐らくは私が調べたケルディムガンダムがこの普通のケルディムガンダムなのだと思います。
ですが、じーえぬへびーうぇぽん?を装備した最終決戦仕様のケルディムガンダムや、外伝に出て来たケルディムサーガとは何なのでしょうか?
最終決戦仕様とは読んで字の如く最終決戦に使用されたケルディムガンダムなのでしょうが、ケルディムサーガの方はどの様な機体なのか全く予想もつきません。
そもそも外伝って何ですか!?外伝って!?
私はガンダムOOはテレビシリーズの物と劇場版の物しか知りませんよ!?
「何か混乱してそうだな。ま、とりま海未さんの場合だとあんまりごちゃごちゃと余分な装備が付いてない方が良いんじゃねぇーの?リアルブシドーの海未さんならライフルと刀が1本あれば無双しそうだし。」
「そ、そうですね。リアルブシドーとか無双云々は抜きにして、スナイパーライフルと刀が一振りあれば武装は十分です。」
スナイパーライフルと刀が一振り。
それだけあれば私は十分に戦えます。
近付く敵は斬り捨てて、離れた敵には狙撃で能天をぶち抜きます♪
「ならやっぱり普通のケルディムだな。」
「じーえぬへびーうぇぽんとか外伝とか良くわかりませんのでもうそれで良いです…。」
たかがガンプラ、されどガンプラ。
一つの機体で何種類ものバージョンがあるとは、流石は天下に名だたるプラモデルです。
少しはガンプラやガンダムについて学んだつもりでしたがまだまだ奥が深いですね。
これからも地道にガンダムについては勉強あるのみです!
そうこうしているうちに…
「お待たせー。」
倉庫へとケルディムガンダムの在庫を調べに行っていたミサさんが帰って来ました。
「あの、それでケルディムガンダムのガンプラの在庫は?」
気になる在庫の行方…それは…
「あー、ごめん。無かった。」
無情にも在庫無し…と言う結果でした。
「えっ?在庫が無い…ですか?」
「うん。悪いんだけど在庫無し。一応問屋さんにも在庫無いか確認してみたけどそっちも無いって言われちゃったわ。」
「ケルディムが最後に再販したのってもう結構前だからなぁ。」
「エクシアとタブルオーはこの前再販したばかりだから結構在庫はあるんだけどねー。」
「それもどーせすぐに捌けるんだろ?」
「だね。最近の再販品って一週間もあればほとんど売り切れるんじゃないかな?店としては売れ残って不良在庫を大量に抱えるよりはマシだけど、アレもコレも無いって言うのもお客さんに申し訳ないんだよね。だからバ○ダイももうちょっと流通量を増やしてくれてもいいんじゃないの?って思っちゃうんだよね。」
「新工場建てた割には、って感じだよな。」
「そうそう。あとプ○バン限定だけじゃなくて一般販売ももっと出してよ!って思わない?」
「あー、思う思う。プ○バンは買い逃すと悲惨なんだよなぁ…。」
「買っても届くまで結構時間掛かるしね。」
なんだかんだ話の内容がいつの間にかケルディムガンダムの在庫から昨今のガンプラ事情についての愚痴になって来てますね。
ガンプラの流通量、そんなに少ないのでしょうか?
そんな事よりも今は私のケルディムガンダムです!
「あの!在庫がどーとか流通量がどーとかは置いておいて!ケルディムガンダム!どうにかなりませんか!」
「どーにかって言われてもねー…。悪いんだけど問屋にも無いって言われたら一般の小売店じゃどーにもなんないよ。」
「そこをどーにか!お願いします!」
「そう言われてもなぁ…。うーん………あ。もしかしたら…。」
私がどうにかなりませんか?と拝み倒していると、不意にミサさんが何かを思い出してくれた様です。
私は逸る気持ちを押さえつつ、ミサさんへ言葉の続きを促します。
「もしかしたら?何か方法があるのですか!?」
「方法って言うか、ワンチャンなんだけど、お台場のガンプラベースに行けば在庫があるかも?って思ったんだ。あそこはバ○ダイ直営で再販品の入荷もうちみたいな弱小小売店なんかよりも優遇されてるからね。」
「ガンプラベース?」
そこは確か…以前に青空と一緒に私のジム・スナイパーⅡの改修に使うアイテムを探しに行った所ですよね?
ガンプラだけではなく、古今東西のありとあらゆるプラモデルが揃っているも言われるプラモデルファンにとって夢の聖地。
なるほど…確かにあそこならば私の求めるケルディムガンダムの在庫がまだあるかもしれませんね!
ついでにケルディムガンダムの腰に佩く為の新しい刀も見て参りましょう!
そうと決まれば…!
「早速吶喊です!!!行きますよ!青空!」
「ハイハイ。乗りかかった船だから最後までお供しますよ。」
まだ見ぬ私のケルディムガンダム!
待っていて下さいね!
必ず見付け出して文字通り私色に染め上げてあげますからね♪♪♪
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。
次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。
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皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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