ガンプライブ! ~School Gunpla Project~   作:Qooオレンジ

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皆様。本日もご覧いただきありがとうございます。

言葉のキャッチボールは大事な事だと思うQooオレンジでございます。
取りあえずは…ダイナゼノンが欲しいです…。
あとスパロボの新作に参戦してくれませんかねぇ…。


今回も海未さん主役の第10話となります。















それでは 第10話「青の理由」そのはち 始まります。

















第10話「青の理由」そのはち

『斬って斬られて斬られて斬って!伝説のガンプラ刀鍛冶!甘酢餡 青梗菜…じゃなくて天州庵 珍幻斎が鍛え上げた妖刀!嫁斬丸を巡る白熱のタッグバトルロイヤル!参加者諸君!残り時間がそろそろヤバいぞ!ヤバいぞぉぉぉぉ!そんな残り時間がもうヤバい!なタッグバトルロイヤル!現在撃墜数ポイント首位を単独で独走しまくってるのは音ノ木坂から参加の2人組スクールファイター!鳴神・園田ペアだぁぁぁぁぁぁ!堅実に1機1機!丁寧に斬り殺す園田選手と!周囲一帯の敵機を派手に斬り散らかす鳴神選手のラブラブアベックペア!アベックって表現が古い!?うっさいわい!こちとら昭和の女だ!なんか文句あっか!ごるぅらぁぁぁぁ!!!!!と、そんなラブラブアベックペアの鳴神・園田ペアがこのまま首位をキープしたままバトルは終わってしまうのかぁぁぁ!?それとも!予期せぬダークホースが現れちゃったりして大!大!大!どん!でん!返しぃぃぃぃぃ!が起こってしまうのかぁぁぁぁぁぁ!!!!さぁ!さぁ!さぁ!そんな気になるバトルの行方は!?CMの後!すぐ!な、ワケねーーーからなぁぁぁぁ!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私と青空はラブラブアベックペアですか。

 

そうですか、ラブラブアベックペアですか。

 

それは何よりです。

 

実に何よりです。

 

それにしても…

 

「相変わらず無駄に喧しい実況さんですね。」

 

何処をどう探しても品性の欠片すら見当たりませんね。

 

まぁ青空と私がラブラブアベックペアと称した事は評価しますけど。

 

ラブラブアベックとか昭和の表現過ぎて皆さんに伝わっているか不安ではありますが。

 

さて、それはさておき今の私達の現状なのですが、青空と手分けして周囲の参加者達を一通り撃墜し終えた私達は、その参加者達の機体の成れの果ての残骸に囲まれながら、周囲を警戒しつつもちょっとだけ一息付いていました。

 

そんな一息中に聞こえて来たのが先程の喧しい実況さんのアナウンス。

 

青空と私の事をラブラブアベックペアと称した事は評価します(大事な事なので二回目です♪)が、実に喧しい事この上ないです。

 

[[実況なんざ騒いでなんぼだからしゃーねーだろ。]]

 

「そんな物でしょうか?」

 

[[そんなもんさ。]]

 

旦那様がそう言うのならばそんな物のでしょうね。

 

あ♪今の♪気付いていただけましたか?

 

“青空”ではなくあえて“旦那様”と言ってみたんですよ♪

 

[[喧しい実況はとりま置いとくとして、どうやら俺達が撃墜数ポイントでトップみてぇだから、このまま戦線から後退して逃げ切っとくか?]]

 

内心での青空に対する“旦那様”呼びに私が秘かに嬉し恥ずかしで悶えていると、そんな私の様子にはまるで気付いていない青空がトップを維持したまま戦線から後退して逃げ切るか?と私へ聞いて来ました。

 

「そうですね…」

 

勝てば官軍、負ければ賊軍とも申しますので、このまま逃げ切っても勝利が確定していると言うならば、多少卑怯とは思いますがこのまま逃げの一手に徹しても一向に構わないと私は思うのです………が、今回は折角青空と二人きりで出撃しているバトルなのです。

 

ここは勝ち逃げを目指すのではなく、他の参加者達の徹底的に叩き潰して完勝を目指しちゃいましょう♪

 

初心者の私が調子に乗って完勝を目指しちゃいましょう♪とか言って撃墜されちゃったりしても、今日の僚機は何と言っても元チャンピオンの青空なのです。

 

例え私が撃墜されてしまって青空一人になったとしても、青空ならば余裕でトップを維持したまま勝ち抜いてくれちゃえます♪

 

ならばこそ、私は戦闘経験を積むと言う目的も込みで、敢えて逃げずに戦闘を続行する…と言うのが良いかと思うのですよ。

 

とか何とかそれらしい事を言っていますが、ぶっちゃけ本音はこのまま青空と二人きりでもっとガンプラバトルを楽しみたい♪と言うだけなんですけどね。

 

と、言うワケなので…

 

「逃げるは恥だが役に立つ、とも申しますが、ここは敢えて戦闘続行で行こうかと思います。折角の機会なので少しでも戦闘経験を積積んでおきたいので。」

 

まぁさっきも言いましたが、戦闘経験云々はあくまでも建前なんですけどね。

 

[[了解。んじゃ、もうちょい頑張りますか。]]

 

「はい♪二人で一緒に頑張りましょう♪」

 

何と言っても今日のハドルは夫婦(気持ちだけは)の初めての共同作業ですからね♪

 

ケーキ入刀ではなく剣戟の嵐なのが実に私達らしいですよね♪

 

≪では早速ですが狩りに参りましょう。12時方向に敵性反応を感知しております。数は10…いえ、たった今、1機ロストしてしまったので残りは9機になります。≫

 

[[ん。海未さん?]]

 

「はい!行きましょう!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先程アイリが感知した十二時方向の九機の敵機を強襲してサクッと片付けた青空と私は、次なる獲物を求めてバトルフィールドを突き進みます。

 

えっ?十二時方向の九機の敵機との戦闘描写ですか?

 

普通に近付いて斬り殺しただけなので戦闘描写もへったくれないので割愛させていただきました♪

 

最近某国営放送の大○ドラマでも取り入れている“ナレ死”と言うヤツですね♪

 

便利ですね♪ナレ死♪

 

そうこうしている内に…

 

≪11時方向に敵性反応アリ。数は1。こちらへ真っ直ぐ突っ込んで来ます。≫

 

アイリが新たな敵機の接近を感知しました。

 

[[この最終盤でまだ生き残ってるなら多少はヤれるヤツかもな。]]

 

「青空ならば多少程度では歯牙にも掛からないのでは?」

 

実際、今日のバトルのこれまでの戦闘では牽制射撃等は一切行わずに、出会い頭での“soar”からの斬撃でほぼ全ての敵機を一撃で撃墜していますし。

 

元チャンピオンは伊達ではありませんね。

 

[[ここはカッコつけてまぁな、って言いたいトコだけどさ、たまに野良バトルでアホみてぇにクソ強いヤツも居るから油断は出来ねぇんだよ。]]

 

「青空が強いと感じる様な相手ですか?それは何ともまぁ恐ろしいですね。」

 

そんな話をしている内に、アイリが感知した十一時方向から接近中の敵機がこちらの有視界内に侵入して来ました。

 

私達の方へと向かって来ていたMS…それは黒を基調として所々に赤い色が散りばめられたガンダムタイプのMSでした。

 

背中に特徴的なバインダータイプ?のバックパックスラスターを携え、腰には一振の刀が取り付けられています。

 

[[ベースはマスターガンダムか。]]

 

≪クオリティUPだけで機体の改造は最小限の様ですね。≫

 

「あの黒いガンダムはマスターガンダムと言う名前のMSなんですか?」

 

[[ベース機の名前はそうだけど、ありゃMSじゃなくてモビルファイターってヤツだよ。]]

 

もびるふぁいたー?

 

モビルスーツではないのですか?

 

[[機動武闘伝Gガンダムってヤツに出て来たガンダムで、そのGガンダムに出て来るほとんどの機体はMSじゃなくてMF…モビルファイターって呼ばれているんだ。そこら辺の詳しい話はあとで花陽にでも聞いてくれや。鼻息荒くして例のごとく長々と的はずれなコトを言いながら説明してくれるだろーからよ。]]

 

「あ、はい。わかりました。」

 

わかりましたとは言いましたが、実際には何もわかってはいないのですけど。

 

まぁそこら辺は気にしない方向で行きましょう。

 

よくわかりませんがモビルスーツではなくもびるふぁいたー…ですか。

 

本当にガンダムにも色々と種類があるのですね。

 

青空と私がそんなやり取りをしていると、不意にコクピットのスピーカーから大音量で喧しい声が響いて来ました。

 

[[やぁ!やぁ!やぁ!遠からん者は音に聞け!近くは寄って目にも見よ!我こそは日の本最強の剛の剣!剛破一刀流が使い手!東雲 梓なりぃぃぃぃ!!!!!]]

 

名乗り、ですね。

 

戦国の世ならばいざ知らず、今のご時世にこの手の名乗りを上げる輩が居るとは珍しいですね。

 

まぁ私もたまにやりますが。

 

それにしても…この喧しい名乗りを上げた女性は今、何と言いましたか?

 

日の本最強の剛の剣?

 

剛の剣とかそこは取り敢えずは置いておいて…日の本最強?

 

聞き捨てなりませんね。

 

えぇ、実に聞き捨てなりませんね。

 

最強の流派とかぶっちゃけそんな事に微塵も興味もへったくれもありませんが、神代の時代からこの国を守護し続けて来た我が護国園田流を差し置いて日の本最強を名乗るとは……ただただ気に入りません。

 

それも“剛の剣”ですか?

 

ただの“剛の剣”を振るうだけで日の本最強ですか?

 

“剛の剣”…即ち、ただの力任せの剣術を振るうだけで日の本最強を名乗るとかちゃんちゃらおかしくてお臍でお茶が沸かせちゃいそうです。

 

[[そこな青いジムよ!腰に刀を差しておるのならばそれ相応には出来るのであろう!ならば!この私と私の愛機!サムライマスターガンダムの相手をしろ!!!]]

 

で、あろう事か、上から目線で相手をしろ…と。

 

[[相手をしろだってよ?どーする?無視して囲んでボコって終わらせるか?]]

 

青空が何処か苦笑いを浮かべながら私にそう聞いて来ますが、私の返事はもう決まっています。

 

「いえ、それには及びません。私一人で結構です。」

 

護国の剣士に喧嘩を売ったその代償。

 

その身を持って払わせて差し上げましょう♪

 

「うっふふふふ♪斬って刻んで磨り潰して…二度と日の本最強とか名乗れない様に徹底的に斬り殺して差し上げますね♪」

 

[[いや、だから怖ぇーって…]]

 

≪まぁウミですから仕方ありません。≫

 

何やら青空とアイリがごちゃごちゃと言っている様ですが、取り敢えずはいつも通りスルーで。

 

さて、それではあちらの流儀な則って、私もちょっと名乗りを上げて差し上げましょうか?

 

では…

 

「護国園田流古式剣闘術が剣士!園田 海未!我が剣!我が技!我が愛機!ジム・スナイパーⅡ(高機動パック装備♪)にて!貴公のお相手仕る!!!」

 

楽しく、楽しく、楽しく、斬り合いましょ♪

 

[[実に結構!ならば!いざ!!!]]

 

「尋常に!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「勝負!!!!!」

[[勝負!!!!!]]

 

[[よくやるよ、ったく。]]

 

≪同感ですね。≫

 

もう!ちょっとそこ!折角盛り上がって来たのに変なちゃちゃ入れないで下さい!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突如として現れた腰に一振の刀を携えた黒いガンダム…マスターガンダム、ではなく、サムライマスターガンダムとその乗り手、東雲 梓なる人物。

 

日の本最強の剛の剣と高らかに吠えた彼女の誘いに乗った私は…

 

「っ!セェぃ!!!!!」

 

[[フン!!!!!]]

 

一対一での剣戟勝負を演じていました。

 

下段から巻き上げる様に切り上げた私のジム・スナイパーⅡ(高機動パック装備♪)の刀の切っ先を、サムライマスターガンダムは手に持つ刀を横薙ぎに振るって弾く様にいなします。

 

“剛の剣”と名乗ってい割には細かい切り返しも出来るのですね。

 

これはちょっと彼女の評価を上方修正しなければいけないみたいです。

 

ぶっちゃけただのイロモノとちょっとだけ侮っていましたので。

 

所が実際に斬り結んでみるとこれが中々に出来ます。

 

[[ヌンッ!!!!!]]

 

サムライマスターガンダムは横薙ぎに振るった刀を上段に構え直すと、そのまま一気呵成に振り下ろして来ました。

 

“剛の剣”と名乗るだけにその太刀筋は実に力強く、下手にこちらの刀で受け止めてしまうとその剛剣でへし折られてしまう可能性もあります。

 

この振り下ろしに対して私は機体の前部右側のスラスターを短く噴かす事で、体制を半身にする事で回避します。

 

そして…

 

「破っ!!!」

 

先程斬り払われた刀を引き戻して、振り下ろした体制のままのサムライマスターガンダムへと手にした刀の切っ先を捩じ込む様に突き出します。

 

護国園田流“捩糸突(ねんしとつ)”

 

刀の切っ先を捩じ込んで堅牢な甲冑に穴を穿つ護国園田流の刺突技の一つです。

 

突きに回転を加える事で先程の様な斬り払いでの返しもし辛くなります。

 

さて、この武技に対して、どう返して来るか…。

 

このまま捩じ貫かれて終わり、だなんて事はありませんよ?

 

相対する東雲さんとサムライマスターガンダムは、まるで私の期待に応えるかの様に動き出します。

 

彼女が取った返しは単純にただ前へと踏み出す事。

 

私の捩糸突による回転刺突を、前へと踏み込む事で強引にその間合いを外して来たのです。

 

勿論、間合いを外す位に一気に前へと出て来たと言う事は…

 

「っう!」

[[ぬわぁ!?]]

 

突きを放つ為に同じ様に前へと機体を加速させていた私のジム・スナイパーⅡ(高機動パック装備♪)に激突しちゃうって事ですね。

 

私達は互いの愛機の装甲の表面を削り合いながら激しく激突してしまいました。

 

幸か不幸か、激しい激突によりお互いが弾き飛ばされてしまい、一度間合いはリセットされてしまいます。

 

本日のバトルフィールドが宇宙空間ではなく地上で確りした足場があったのならば、激突の瞬間に踏ん張って追撃を仕掛ける事も出来たのですが…。

 

仕方ない事ですが宇宙では足場が無いのでそれも出来ません。

 

そんな事を思いつつも弾き飛ばされた私は、ジム・スナイパーⅡ(高機動パック装備♪)の機体各所に取り付けられている姿勢制御スラスターを細かく噴かす事で素早く体勢を立て直します。

 

眼前を見据えると、既にサムライマスターガンダムもその体勢を立て直していました。

 

うふ♪

 

まだまだ楽しめそうですね♪

 

さぁ、仕切り直しです♪

 

斬剣演舞の第二幕と洒落込みましょう♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。


プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。




次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。



皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。

それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のお気に入り登録、ご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。
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