ガンプライブ! ~School Gunpla Project~   作:Qooオレンジ

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皆様。本日もご覧いただきありがとうございます。

古戦場真っ只中なQooオレンジでございます。




今回も真姫ちゃんメインの閑話となります。

















それでは 閑話「真姫ちゃんのドキドキ園田流体験入学④」 始まります。














閑話「真姫ちゃんのドキドキ園田流体験入学④」

海未先輩のお家の道場で重り入り木刀での地獄の素振りの果てに巻藁を切った翌日。

 

予想通りに両腕が筋肉痛で大変なコトになっている私と、私が筋肉痛になっている原因を作った張本人である海未先輩は毎度お馴染みのアミューズメントセンター音ノ木坂店へと足を運んでいたわ。

 

「さて♪それでは本日は実戦で刀を振るってみましょう♪刀は凶器♪人を斬ってなんぼですから♪」

 

私と海未先輩の目的はただひとつ。

 

実戦で…ガンプラバトルで昨日習った刀の使い方を試してみるコト、なんだけど…

 

「刀が凶器なのはわかるけど私はソレで人なんか切らないからね!切るのはガンプラよ!ガ!ン!プ!ラ!!!」

 

海未先輩が人を斬ってなんぼとか、なんか怖いコトを言い出し始めたのよ。

 

無視しても良かったんだけど、ソコはソレ。

 

私の中のツッコミ魂が海未先輩のボケ(ボケよね?ボケじゃななかったらちょっとどころじゃなくヤバいわ)をスルーできずに秒でツッコミを入れちゃっていたわ。

 

「人もガンプラも似た様なモノですよ?」

 

「ドコがよ!これっぽっちも似てないから!!!」

 

人とガンプラが似てるとか相変わらず頭沸いてるわよね?

 

人とガンプラの似てるトコって人型ってトコだけじゃない。

 

ほんと、何か刀の使い方の練習の時の海未先輩ってムダにポンコツ化していて疲れるわ…。

 

ポンコツ化って言うよりもこれってもしかして脳筋化?

 

このまま園田流の刀術を学んで行ったら、私もこの目の前でにこにこと微笑んでる脳筋ブシドーみたいになっちゃうのかしら?

 

ソレはなんかイヤね。

 

私はくれぐれも脳筋化して何でも物理攻撃で解決しちゃうメスゴリラにはならないように気を付けないと。

 

そう言えば…

 

「今日みんなは?」

 

今日、アミューズメントセンターにガンプラバトルの練習に来ている“μ's”メンバーは私と海未先輩の2人だけなのよね。

 

ソラ先輩や穂乃果先輩、ことり先輩にえりのぞにこの3年生トリオ、凛と花陽の2人組は来ていないのよ。

 

凛と花陽は素体の決まった凛の新しいガンプラをどんな感じで改造するかの相談で今日は放課後にアミューズメントセンターには来ないって聞いていたけど、他のみんなはどうして今日は来ていないのかしら?

 

だから私は海未先輩はナニか聞いてるんじゃないのかしら?って思って聞いてみたの。

 

「ことりは知り合いの自称謎のお姉さんとか言う謎のお姉さんにおネエが経営するケーキ屋さんでガンプラバトルの練習を見て貰うとかちょっと理解し難い事を言ってましたよ?穂乃果は宿題を忘れて今頃は学校で居残り勉強中の筈です。」

 

自称謎のお姉さんとか言う謎のお姉さんって…ナニよソレ?

 

怪しすぎない?

 

あとおネエが経営するケーキ屋さんでガンプラバトルの練習って…色々とツッコミ所満載なんだけど、取りあえずおネエの経営するケーキ屋さんはスルーするとして、ケーキ屋さんでガンプラバトルの練習なんてできるの?

 

相変わらずあの先輩は色々とぶっ飛んでるわよね…。

 

で?穂乃果先輩の方はいつもの居残り勉強なのね。

 

ほんと、穂乃果先輩はアレで良く進級できたわね。

 

ことり先輩のお母様が音ノ木坂学院の理事長だから、ことり先輩が理事長経由で裏から手を回して進級させた…とかじゃないわよね?

 

もしそうだったら凛の進級がヤバそうな時は私もちょっとことり先輩から理事長にお願いして貰おうかしら?

 

せっかく私にも友だちができたんだし、一緒に進級して一緒に高校生活を楽しみたいもの…あっ!?ちょっとまって!今のはナシ!ナシたっらナシ!!!

 

せっかく友だちがとか一緒に高校生活を楽しみたいとかナシなんだからね!

 

「真姫?何を慌ててるのですか?」

 

「慌ててなんていないわよ!ソレで!ソラ先輩は!」

 

「青空ですか?青空ならばザク・リヴァイブの新しい武装のテストの為にヤジマ・コーポレーションの研究施設へ行くと言ってましたよ?何でもかなり特殊な素材を利用した新武装らしく、お知り合いの方の力を借りるとかなんとか。」

 

ソラ先輩のザク・リヴァイブの新武装のテスト?

 

ヤジマ・コーポレーションのソラ先輩のお知り合いってアレよね?

 

アーリージーニアスのニルス・ヤジマさん。

 

天才の手を借りないとダメな新武装ってちょっと気になるわね。

 

後で聞いてみようかしら?

 

「にこ先輩はご家庭の都合で今日の練習は来れないと聞きました。東條先輩とあの忌々しい以下略な生徒会長は生徒会の仕事が溜まっているので今日は生徒会室に缶詰になるそうです。」

 

にこちゃん先輩はまたいつもの家庭の都合ってヤツなのね。

 

あの人、そこそこの頻度で家庭の都合で練習に出れないコトがあるけど、家庭の都合ってなんなのかしら?

 

他所様の家庭の都合に興味本位で首を突っ込むのはデリカシーに欠けるからあえてスルーしてたけど、なんか気になっちゃうのよね。

 

あとにこちゃん先輩の家庭の都合ってヤツ、ソラ先輩はナニか知ってるっぽいのよね。

 

今度それとなく探りを入れてみようかしら?

 

あくまでもそれとなくよ、それとなく。

 

で、絢瀬先輩と東條先輩の生徒会コンビの2人は生徒会の仕事が溜まってソレの処理、ね。

 

あの2人、“μ's”に加入にしてから放課後は毎日アミューズメントセンターに来て私たちと一緒にガンプラバトルの練習していたから、ソレで生徒会の仕事を溜め込んじゃっていたのね。

 

絢瀬先輩も東條先輩も生徒会と“μ's”の二足のわらじだから、生徒会の仕事を溜め込んじゃっても仕方ないって言ったら仕方ないのよね。

 

で、結局…

 

「今日は私と海未先輩の2人きりってコトなのね?」

 

「はい。私と真姫の2人きりですね。」

 

昨日もちょっとだけ思ったんだけど、私と海未先輩の組み合わせって割りと珍しいわよね?

 

メタいコトを言いたくは無いけど、原作のラブライブ!だと私の場合は凛と花陽との絡みの他はにこちゃん先輩との絡みが多かったし。

 

あと意外と東條先輩との絡みのも地味に多かったりしてるのよね。

 

合宿回とか劇場版とか。

 

海未先輩はことり先輩と穂乃果先輩との絡みがやっぱり多かったわよね。

 

原作の方だと私と海未先輩の2人で“μ's”の作詞と作曲をそれぞれ担当していたから、私たち2人の組み合わせって本当はもっと描写されていても良いハズなんだけど、実は原作で私と海未先輩との描写ってそこまで多く無いのよね。

 

まぁ原作の方の話とかメタいコトは今はどうでもいいコトなんだけど。

 

「真姫?そろそろバトルロイヤルの時間の様ですよ?」

 

私が内心で原作関連のメタめなコトをあれこれと考えていると、海未先輩からバトルロイヤルの開始時間が迫っていると声を掛けられたわ。

 

アミューズメントセンターの店内の時計をチラリと見てみると、確かにバトルロイヤルの開始時間まであとちょっとってトコだったわ。

 

「ん。それじゃ出撃登録してさっさと出撃しちゃいましょ。」

 

「はい♪サクッと参りましょう♪」

 

ソラ先輩やにこちゃん先輩たち“μ's”のガンプラバトルベテラン勢が不在なのはちょっと心細いけど、いつまでもベテラン勢に頼っていたら強くはなれないわ。

 

私と海未先輩の2人きりでもやってヤろうじゃないの!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「火器管制、駆動系、スラスター回りも問題無しっと…うん。システム、オールグリーンね。」

 

スキャニングした百式のデータが入ったGPベースをガンプラバトルシミュレーターの筐体へとセットして、機体の各種設定の確認を終えた私は早速バトルロイヤルへと出撃するコトにしたわ。

 

スロットルを目一杯に押し込んで百式を加速させながら…

 

「百式!西木野 真姫!出るわよ!!!」

 

お決まりの出撃の掛け声を叫ぶの。

 

うん。

 

最近、出撃する度に思うんだけど、私の出撃の時の掛け声ってなんかちょっと地味よね。

 

なんと言うか…シンプル過ぎ?

 

[[園田 海未!ジム・スナイパーⅡ(高機動パック&嫁斬丸装備Ver.)!いざ尋常に!参ります!!!]]

 

現に海未先輩の出撃時の掛け声と比べてみると、同じようにシンプルな掛け声なのに私の方はなんか面白みに欠けると言うか個性が無いと言うか…。

 

それに海未先輩って大会とかだと“一射一倒!狙った獲物は逃がしません!”とか言う時もあるし。

 

リアルブシドーで脳筋気味なクセに意外とバリエーションが多いのよね。

 

そんなコトをぼんやりと考えながら、私は百式のスラスターを噴射させて出撃ゲートを潜り抜けた。

 

出撃ゲートの向こう側に広がっていたのは…

 

[[森…ですね。]]

 

大きな樹があちこちに生えているバトルフィールドだったわ。

 

森林フィールドってトコかしら?

 

ってか私の百式や海未先輩のジム・スナイパーⅡよりも背が高い樹って一体樹齢何年なのよ。

 

それにしても…

 

「樹が邪魔ね。」

 

森なんだから樹が大量にあるのは仕方ないんでしょうけど、そのせいで今日のバトルフィールドは視界がバカみたいに悪いのよね。

 

まぁ幸い、レーダーにジャミングが入るミノフスキー粒子やNジャマーとかは初期状態では無いみたいだから、レーダーを確認しながら進めば良いんだけど。

 

[[取りあえずは周囲を警戒しながらバトルフィールドの中央付近へ向けて進んでみましょう。]]

 

「ん。了解。」

 

さて、今日のバトルではナニが出るやら…とか思った矢先…

 

[[っ!近距離レーダーに反応!?]]

 

いきなりレーダーに敵性反応が感知されたわ。

 

「こっちでも感知したわ!って言うかこの距離ならもう目視で見えるハズよ!」

 

このレーダーの反応が確かならもうかなり近くまで来ているハズなんだけど、前後左右のドコを見渡しても敵MSの影も形も確認できないのよ。

 

私の百式のレーダーが故障しちゃったとかなのかしら?

 

でも海未先輩のジム・スナイパーⅡも同じレーダー反応を感知しているし…。

 

レーダーに反応はあれど影も形も見えない敵機。

 

ステルス…と言うよりも光学迷彩的なヤツ?

 

私がきょろきょろと辺りを見回してその存在を探していると…

 

[[周囲には敵影は…っ!真姫!上です!避けなさい!!!]]

 

海未先輩が突然、私へ避けなさい!って叫んだの。

 

「上?あっ…!?」

 

私は海未先輩の声に導かれるように百式を急発進させながら上を見上げると、ソコには両手に長い爪の様なモノを取り付けた1つ目の灰色のMSがこちらへ向かって落ちて来ている所だったわ。

 

長い爪を持った1つ目の灰色のMSは、さっきまで私の百式が居た場所へとその長い爪を叩き付けていたの。

 

「う"ぇぇぇ!?」

 

海未先輩がちょっとでもあの長い爪の灰色のMSの存在に気付くのが遅れていたら、今頃は私の百式はあの爪で貫かれおしまいだったわ…。

 

[[真姫!気を付けて下さい!あれはズゴックEをベースにした改造ガンプラの様です!]]

 

「ズゴックE?ナニよ!ソレ!ズゴックEとか言われても花陽じゃないんだからわかんないわよ!!!ってか海未先輩!私とおんなじガンプラバトル初心者なのに何であのMSがズゴックE?とか言うMSを改造したヤツだってわかるのよ!」

 

敵のMSが何のガンプラを素体にしたヤツなのかとか解説するそのポジション?っていつもなら花陽やにこちゃん先輩、東條先輩にあとはソラ先輩辺りのガンプラに詳しい連中の仕事よね!?

 

それを何で今日はガンプラバトル初心者の海未先輩がやってるのよ!

 

戦闘中にも関わらず、私の中の熱いツッコミ魂が思わずソコにツッコミを入れちゃっていたわ。

 

[[それはですね?青空にちょっとことりの真似をして“お願ぃ♪”をして有視界に捕捉したMSがどんな機体をベースにしているのか瞬時に解析してくれる機能を私のサポートAIに取り付けて貰ったんですよ♪]]

 

「ナニよそのムダにスゴい機能!」

 

[[しかもベース機がどの様な機体なのか合わせて解説してくれる初心者にも非常に優しいデータベース付きなんですよ♪]]

 

「さらに便利機能付きだし!?」

 

様は花陽みたいに敵のMSがどんな機体なのか解析して解説してくれる機能ってコトよね!?

 

どーりでガンプラに対して私と大差ない知識しか無いハズの海未先輩がいきなり“あれはズゴックEをベースにした改造MSです!”とか玄人っぽいコトを言い出したハズだわ!

 

って!

 

「コイツ!速い!?」

 

私が海未先輩とちょっとグダめなやり取りをしている間、ズゴックEの改造機(?)は当然ながら律儀に待ってくれているハズもなく、両手の長い爪で私の百式へと連続で攻撃を仕掛けて来たわ!

 

しかもそのスピードが速いのよ!

 

けど!

 

「こんな序盤で簡単にヤられてたまるもんですか!」

 

私はバックステップを踏んで百式を後退させながら腰にマウントしてある刀を鞘から引き抜いて、ズゴックEの改造機(?)の繰り出す連続爪撃を必死に防いだわ。

 

時に刀の腹で爪撃を受け止め、時に刀を振るって爪撃を弾き。

 

そしてズゴックEの改造機(?)の爪撃が一瞬緩んだスキを逃さず…

 

「っ!今っ!えぇぇぇぇぇい!!!」

 

刀の切っ先を胴体中央の赤い装甲のコクピット部分目掛けて一気に突き刺したの!

 

コクピット部分へと刀を突き刺されたズゴックEの改造機(?)は一瞬だけビクンと機体を震わせたあと、だらりと力無くその場へと崩れ落ちたわ。

 

[[お見事です♪]]

 

「どーも…。」

 

かなり際どかったけど何とかなったみたいね…。

 

良かった…。

 

でも序盤でこの有り様とか先が思いやられるわ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。


プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。




次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。



皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。

それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のお気に入り登録、ご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。
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