ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
無料10連は引きが強いQooオレンジでございます。
ただしガチャピン時には極端に引きが弱かったりしております。
今回も真姫ちゃんメインの閑話となります。
続々バトル回です。
今回のボス枠は…?
それでは 閑話「真姫ちゃんのドキドキ園田流体験入学⑥」 始まります。
MSの全長を遥かに越えるとても背の高い木々が生い茂っている森林フィールドで、樹上から襲い掛かって来た忍者みたいなズゴックE(?)と全身にアルミホイルを巻いてステルス装備(笑)を施していた初代ガンダム(?)を撃墜した私たちは、他の獲物を探し求めてさらにその歩を進めていたわ。
そう言えばふと思ったんだけど、バトルロイヤルが始まってからもう割りと時間が経っているのに、ここまでの道中で私たちが出会った敵って忍者ズゴックE(?)とアルミホイル巻きガンダム(?)の2機だけなのってちょっとどころじゃなくおかしくないかしら?
いつもなら頼んでもいないのにうじゃうじゃとハイ・モックがドコからともなく湧いて来たり、こんなに探し回らなくても割りと簡単に有人機…ガンプラファイターやスクールファイターが操るガンプラに遭遇したりするのに。
それが今日はここまで遭遇した敵ってたったの2機だけ。
今さらだけどコレってちょっと異常よね?
ただ単純に今日のバトルロイヤルに参加している人数が少なかった…とかなら良いんだけど、ナニかこう…イヤな予感がしちゃうのよね。
第六感とか正直スピリチュアルなヤツは副会長の東條先輩の分野なんどけど、今日はそのスピリチュアルな部分がビシビシと“イヤな予感”を発して来ちゃってるのよ。
こんな時の“イヤな予感”ってイヤになるくらいムダに当たっちゃうのよね。
私はこの私の中でふつふつと沸き上がり始めていた“イヤな予感”におとなしく従って、周囲への警戒度を1段階上げるコトにしたの。
そんな私の気配を察したからか、私の百式のやや後方に位置していた海未先輩から通信が入ったわ。
[[その警戒具合を見るに、どうやら真姫も今日は何かあると考えている様ですね?]]
真姫“も”ってコトは…
「やっぱり海未先輩もイヤな予感がしてるの?」
[[えぇ。それはもうひしひしと、嫌になる位に。先程からここがまるで死地であるかの様に不快な感覚がしています。]]
「死地って…。」
そんな大袈裟な。
と、思えれば良いんだけど、現代に生き残ってるリアルブシドーな海未先輩の感じる“イヤな予感”って東條先輩のスピリチュアル的な感覚以上に当たっちゃうのよね。
警戒度をもう1段階上げた方が良いかしら?
と、思った矢先…
“どぉぉぉぉぉぉん!!!!!”
「っ!?ナニ!今の音!」
前方で大きな爆発音が鳴り響いたの。
[[何やら爆発音の様でしたが…。]]
「えぇ。それもかなり派手な、ね。」
まるで花陽のジム・カーバンク装備している広域殲滅用のはた迷惑なミサイルが爆発した時みたいに派手な音の爆発音だったわ。
でもここからじゃムダに背の高い森の樹が邪魔で前方でナニが起きたのかが見えないのよ。
あ。
そうよ…こんな時こそレーダーを使えば良いんじゃないの?
レーダーじゃ進行方向でナニが起こっているのかまではわからないけど、それでもナニが何体居るくらいはわかるハズだから。
そう思って私はサブモニターの広域設定にしてあるレーダーを確認してみたんだけど…
「アレ?ナニも映ってない…?」
ソコには隣に居る海未先輩のジム・スナイパーⅡを示す青い光点が表示されているだけだったわ。
[[そちらもですか?こちらも同様にレーダーには何の反応も映ってはいないのですよ。これはアレでしょうか?先程のアルミホイルを巻いていたガンダムの様にまた何かしらのステルス装備を持った相手…とか?]]
「えぇー!また変なステルス装備持ちなのそれじゃまた目視で警戒しながら進まないとダメじゃない!?めんどくさいわね…。」
レーダーが宛にならないってほんと面倒だわ。
今日はまだミノフスキー粒子とかのレーダーを阻害する変なヤツが散布されていないから、ステルス装備を使ってないヤツが相手なら普通にレーダーが使えるハズだけど…アレ?ミノフスキー粒子?レーダーに反応が無い?コレってもしかして…?
「ねぇ?アレだけ派手な爆発音を響かせた相手がレーダーに映らないのって、ステルス装備を使ってるとかじゃなくてミノフスキー粒子みたいなヤツが撒かれてジャミングされてるからなんじゃないの?」
[[ミノフスキー粒子…ですか?あぁ、そう言えばそんなモノもありましたね。]]
ソラ先輩やにこちゃん先輩たちみたいなガンプラバトルのベテラン勢ならすぐにミノフスキー粒子とかのジャミングギミックの存在に気付いたんでしょうけど、私も海未先輩もハッキリ言ってガンプラバトルやガンダム作品は素人も素人のド素人だから、たまーにガンダム好きな人にとっては当たり前なコトをすっかりと忘れちゃうのよね。
「取りあえずナニか変なモノが撒かれてないか調べてみるわ。えーっと…まずはミノフスキー粒子の散布状況は…っと…う"ぇえ!?」
私はレーダーを阻害するミノフスキー粒子やニュートロジャマーみたいな変なモノが撒かれていないかを調べる為に、コクピット内のサブコンソールをポチポチと操作して周辺のフィールドステータス情報を呼び出してみたわ。
そうしたらなんとビックリ。
「ナニよコレ!なんかスッゴく濃い量のミノフスキー粒子が撒かれちゃってるんだけど!!!」
辺り一面…って言うか、フィールド全域にいつの間にかバカみたいに濃厚なミノフスキー粒子がばら撒かれていたの。
ほんといつの間にこんな状況になっていたのよ!
[[こちらでも確認しましたが…これはまた…。]]
私に続いて海未先輩も周辺のフィールドステータスを確認したみたいで、ドコか困惑したような声でそう話し掛けて来ていたわ。
「こんな状況じゃレーダーなんて何の役にも立たないわね…。」
[[えぇ。目視で周囲を警戒しながら先に進まなければ…ん?今、何か光った様な…っ!真姫!下がりなさい!!!]]
レーダーが役に立たないから目視で周囲を警戒しながら進む…そんな話をしていたら突然、海未先輩が声を荒げて私へすぐに下がりなさいって叫んだのよ。
私はこの海未先輩の声に咄嗟に反応して、百式を操って機体をその場から後退させたわ。
すると、後退した私の百式と入れ替わるかの様に海未先輩のジム・スナイパーⅡが前へと躍り出て…
[[ヤらなければヤられるだけ…ならば!!!]]
そう言いながら腰の鞘から刀を…“嫁斬丸”を抜き放ったわ。
ヤらなければヤられる?一体ナニが起こってるの?って思って前を見た私の目に飛び込んで来たのは…
「う"ぇぇぇぇえ!?」
木々を消し飛ばしながらこちらへと真っ直ぐに突き進んで来る巨大な光の奔流の姿だったわ。
大出力のビーム!?
あんなのに当たったら…ううん!かすっただけでも素組で装甲値が低い私の百式なんか消し飛んじゃうわ!
回避…はこの距離じゃもう間に合わない!?
このままじゃアレに呑み込まれて……。
ゲームオーバー…その文字が私の頭の中に浮かんだその時…
[[たかが閃光の一つや二つ!斬り裂いてみせない!“嫁斬丸”!!!!!]]
海未先輩は裂帛の気合いと共に、乗機のジム・スナイパーⅡの手に持たせていた刀…“嫁斬丸”を、迫り来る光の奔流へと叩き付けたの!
その瞬間…
「ウソ…。」
私たちを消し飛ばすべく飛来した大出力ビームは、“嫁斬丸”が振り下ろされた部分から真っ二つに両断されちゃったのよ。
「ビームを斬ってるし…。」
そう…海未先輩は私の目の前で刀を振るってビームを斬っていたの。
現代に生きるリアルブシドーがどれだけ非常識な存在かなんてわかっていたつもりだったけど、飛んできたごんぶとビームを斬り裂くとかほんとどんだけ非常識なのよ…!
イミワカンナイ!
でも…
「スゴい…!」
刀を振るい続けていれば、いつか私も海未先輩みたいにビームみたいな形の無いモノとかも斬れる様になったりするのかな…。
憧れと尊敬…そんな想いを込めつつ目の前で起こる非常識な光景を見ていると、私たちへと迫っていた大出力ビームの威力が次第に減衰して来ているコトに気付いたわ。
そしてついには…
「海未先輩…ビームを全部斬っちゃったし…。」
海未先輩は乗機のジム・スナイパーⅡが手にした怪しい愛刀“嫁斬丸”で、私たちを消し飛ばす為に放たれたであろう大出力ビームを完全に斬り裂いて見せたの。
[[我が一刀に断てぬモノ無し…です!]]
そう言い放つと、海未先輩は乗機のジム・スナイパーⅡが手にしていた“嫁斬丸”を軽く振るって、とても綺麗な所作で刀を腰の鞘へと戻したのよ。
ムダにカッコいいし。
っと。
それよりも…
「こんな真似してくれたヤツにお礼を言いに行かなきゃ…ね。」
[[ですね♪]]
ドコのドイツがヤったのかは知らないけど、私たちにナメた真似してくれたヤツを叩き斬ってあげるんだから!
私と海未先輩を狙ったであろう大出力ビーム。
その大出力ビームの突き進み消し飛ばして来た痕を辿って見えて来たのは…
「ナニよ!あのデカいの!!!」
バカみたいに大きな2本の脚の上にどら焼きみたいな身体(?)が付いている緑色の腕の無いモビルスーツ(?)だったわ。
その緑色の腕の無い巨大なモビルスーツ(?)は、どら焼きの合わせ目みたいな部分に設置されている砲口から辺りへとバカスカとビームを放ちながら、周りのムダに背の高い木々と同じくらいに大きな脚で群がる普通サイズのモビルスーツたちを蹴散らしていたの。
「何なのよ!圧倒的過ぎるじゃない!」
その光景はまさに“圧倒的”の一言。
群がる普通サイズのモビルスーツじゃまるで相手になっていなかったわ。
「海未先輩!アレ!ナニ!」
圧倒的なデカい腕無し巨大モビルスーツ(?)。
ソレが何なのかを私は隣の海未先輩へと問い掛けたわ。
[[えーっとですね…]]
海未先輩は例のソラ先輩に作ってモラッタとか言っていたデータベースに検索をかけて、目の前で大暴れしている腕無し巨大モビルスーツ(?)が何なのかを調べ始めて…
[[あ♪ありました♪コレですね♪]]
その正体を突き止めるコトに成功したみたい。
気になるあの腕無し巨大モビルスーツ(?)の正体はと言うと…
[[ビグ・ザムと言う名前の大型のモビルアーマーみたいですね♪]]
だったみたい。
ビグ・ザム?
大型モビルアーマー?
ってかモビルスーツじゃないの!?
モビルアーマーってナニ!?
海未先輩の口から出て来た知らない単語に私が混乱していると…
[[さて♪私へと粗相をして下さった輩の正体はわかりましたので早速アレを狩りに行きましょう♪]]
海未先輩は見ていると何故か背中に冷たい汗が流れて来ちゃう微笑みを顔に張り付けながら私へそう言って来たわ。
顔が笑ってるのにちっとも笑ってない様に見えのは何でなのかしら…。
ちょっとどころじゃなく怖いわ。
そうこうしていると内に、巨大なモビルスーツ…じゃなくてモビルアーマー“ビグ・ザム”の周囲をうろちょろしながら応戦していたモビルスーツたちはどら焼きの合わせ目みたいな部分から放たれ続けていたビームに焼かれて全滅しちゃっていたわ。
結構な数が居たハズなんだけど、ほんと圧倒的な火力で蹴散らされちゃったみたい。
海未先輩は気軽に“狩りに行きましょう♪”とか言ったけど、どーやってアレを狩るのよ?
さっきまでの戦闘を見る限り、なんかビームを弾くバリア(※1)みたいなヤツまであったわよ?
※1…Iフィールドの事です。ガンプラバトルやガンダム作品に今まで興味が無かった真姫ちゃんは当然Iフィールドを知りません。
あのバカデカいヤツをどーやって倒すか…ビームに焼かれてあっさりと全滅しちゃったファイターたちの操っていた機体の残骸を巨大な脚で踏みしめてこちらへと向かって来始めた“ビグ・ザム”とかって名前の巨大なモビルアーマーを見上げて途方に暮れていると…
[[私が左足を斬り飛ばしますので真姫は右足をお願いしますね♪]]
と、海未先輩が脈絡もなくそんなコトを言って来たわ。
脚を斬り飛ばす?
私は右足?
「ちょっと海未先輩がナニ言ってるのかほんとにイミワカンナイだけど!」
[イミワカンナイと言われましても…?]
何でソコで私の方がイミワカンナイみたいな顔してるのよ!
イミワカンナイのは海未先輩の方なんだから!
「だーかーらー!ナニをどーするのか!ちゃんと説明してって言ってるの!」
[[説明…ですか?]]
「そう!せ!つ!め!い!!!」
[[達磨落としです♪]]
は?ダルマ落とし?
ダルマ落としってアレよね?
上に乗っているダルマのバランスを崩さない様にしながらハンマー(?)で下の土台を全部飛ばしちゃうヤツ…?
なんでこの場面でそのダルマ落としが出て来るワケ?
[[達磨落としの要領で脚を斬り飛ばしちゃいましょう♪]]
は?
ダルマ落としの要領で脚を斬り飛ばす…?
って!
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。
次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。
皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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