ガンプライブ! ~School Gunpla Project~   作:Qooオレンジ

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皆様。本日もご覧いただきありがとうございます。

本日でガンプライブ!を投稿し始めてから丸五年なQooオレンジでございます。
と、言うワケで、ガンプライブ!はお陰様を持ちまして本日で五周年でございます。
これも一重にいつもご覧になって下さる皆様のお陰でございます。
本当にありがとうございます。
これからも可能な限り週一更新を維持し、完結までエタらずにがんばルビィしたいと存じます。
これからも何卒応援のほど、よろしくお願いいたします。


今回で真姫ちゃんメインの閑話は終りとなります。
今回のヲチは…?

















それでは 閑話「真姫ちゃんのドキドキ園田流体験入学⑦」
始まります。












閑話「真姫ちゃんのドキドキ園田流体験入学⑦」

圧倒的な強さを見せ付ける2本足の巨大なモビルアーマー“ビグ・ザム”。

 

モビルスーツはわかるけどモビルアーマーってナニ!?とかちょっと場違いなコトを考えていると、海未先輩がいきなり変なコトを言い始めたの。

 

それは…

 

[[達磨落としの要領で脚を斬り飛ばしちゃいましょう♪]]

 

と言うちょっとナニ言ってるのかぶっちゃけイミワカンナイ提案だったわ。

 

ダルマ落としはわかるわよ?

 

ハンマーでパッカーンって土台を弾き飛ばして頂点のダルマ?を落とすゲームよね?

 

でもなんであの巨大なモビルアーマーを相手にダルマ落とし?

 

海未先輩はあのデカいヤツの脚を斬り飛ばすとか言ってたけど、まさか…

 

[[それではサクッと♪行きますよ!!!]]

 

私が未だに事態の把握に手間取っていると、海未先輩は乗機のジム・スナイパーⅡを加速させて一気に眼前の巨大なモビルアーマー“ビグ・ザム”へと接近して行ったわ。

 

そして…

 

[[一刀!一閃!!!はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…セイッ!!!]]

 

腰から刀を引き抜いて…

 

「うっそーん…。」

 

裂帛の気合いと共に前言通りにサクッとビグ・ザムの足首(?)の辺りを斬り飛ばしちゃったわ。

 

うん。

 

海未先輩…一応は“μ's”でのポジション的にはスナイパーよね?後衛よね?しかも度々指揮を任されちゃう的な。

 

ソレなのに…スナイパーなのに…後衛なのに…なんで!なんで!なーんーでー!あんな簡単にあのデカいヤツの脚を斬り飛ばれちゃうのよ!!!

 

わかってる!

 

わかってるわよ!!!

 

なんでポジション“スナイパー”で基本は後衛な海未先輩があんな簡単にバカみたいにデカいヤツの脚を斬り飛ばせちゃうのかとかイミワカンナイとか言いつつホントはちゃんとなんでなのかわかってるわ!

 

ただ単純に海未先輩がリアルブシドーだからよね!

 

海未先輩が理不尽の塊なリアルブシドーだってそんなコトは頭では重々理解しては居るんだけどあまりにもその存在が理不尽過ぎて理解したくないのよ!!!

 

[[さぁ!真姫!次は貴女の番ですよ!]]

 

私が目の前で起きた事態に現実逃避気味に実はこっそり混乱しながら内心であれこれと言っていると、デカいヤツの脚を平然と斬り飛ばした海未先輩が私に次は貴女の番ですよ!と声を掛けて来たわ。

 

いや、貴女の番ですよ!とか言われても普通に困るんだけど!

 

リアルブシドーなアレと同じコトを私にもヤれって普通にムリなんだけど!?

 

だってちょっと考えてみて?

 

私、刀をマトモに振る様になってまだ1日しか経ってないのよ?

 

そう!たったの1日!24時間よ!24時間!!!

 

ソレなのに長年研鑽を積んで現代に生きるリアルブシドーになっちゃってる海未先輩と同じコトをしろって言われてもムリに決まってるわ!

 

そんなコトを内心で叫びながら私がウダウダとしていると…

 

[[真姫?ちなみに今すぐにヤらなければ後で重りマシマシの園田家特性木刀を使って腕が壊れる寸前まで素振りをして貰いますからね♪勿論♪逃げても無駄ですからね?例の如く地獄の果てまで追い掛けて追い掛けて追い掛けて…有言実行で腕が壊れる寸前まで酷使して差し上げますから♪悪しからず♪♪♪]]

 

海未先輩がとても良い笑顔でそう声を掛けて来たの。

 

「あ、はい。今スグにヤります。」

 

うん。

 

コレ、ヤらなきゃ確定で死んじゃうパターンだわ。

 

ヤらなきゃヤられる…なら…

 

「ヤるだけよ!!!」

 

例の見惚れるくらいにキレイだけど同時に背筋が凍る様な恐ろしさを内包した海未先輩の黒い笑顔でサラッと告げられた“ヤらなければヤる”宣言を受けて意を決した私は、海未先輩と同じ様にデカいヤツ…“ビグ・ザム”の脚を斬り飛ばすべく百式の腰にマウントしてある鞘から刀を抜き放ったわ。

 

海未先輩みたいに居合いで斬らないのか?って?

 

言っておくけど私には海未先輩みたいなあんな神業はまだムリ!

 

だから普通に抜刀して普通に斬るしかないのよ!

 

そんなメタいコトをドコかの誰かに言い訳しつつ、私は乗機である百式をやや前傾姿勢に傾けて…

 

「行ってッ!百式!!!」

 

背中のスラスターを一気に噴射させて前へと加速を始めたわ。

 

百式が前へと加速したコトでメインモニターの中でただでさえ大きかったビグ・ザムの姿がさらに大きくなって行って…

 

「うりゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

後少しでぶつかる!ってタイミングで、私は百式の両手に握らせた刀を力一杯に振り抜いたわ!

 

そして振り抜いた刀身がビグ・ザムの脚に振れる瞬間、標的を斬り裂くべく一気に刀の刃を引いたんだけど…

 

「う"ぇえ!?」

 

振り抜いた刀は大きな脚を斬り飛ばす寸前でその勢いを止めてしまったのよ。

 

パワーが足りなかった!?

 

それともスピード!?

 

もしかして“引き”が甘かった!?

 

ってかコレ!どーしよ!!!

 

ダレカタスケテェェェェ!って!コレ!花陽のヤツじゃない!!!

 

[[真姫!呆けてないで刀の峰を思い切り蹴り飛ばしなさい!!!]]

 

っ!

 

刀の峰を蹴る!?

 

えっーと…!

 

「このっ!!!」

 

ビグ・ザムの巨大な脚を斬り飛ばすべく振るわれた刀が目の前で止まってしまって呆然としていた私に対して、海未先輩が叱咤するかの様な声色で叫んだコトを切っ掛けに、私は考えるよりも先に海未先輩のその言葉に従って動くコトにしたわ。

 

そして繰り出したのは足の裏で蹴りを放つ所謂“ヤクザキック”。

 

極々普通の女子高生として蹴りを放てと言われて咄嗟に出たのがヤクザキックなんて、それってちょっとどーなのよ…とも思ったけど、出ちゃったモノは出ちゃったんだから仕方ないわ。

 

一応言い訳をしておくけど、私だって別に最初からヤクザキックなんて下品な蹴りをしようと思ってたワケじゃないのよ?

 

ちゃんと普通に格闘家の人がヤる様なカッコいいキックをしようと思ったのよ?

 

でもうちの連中…西木野警備保障(※詳しくは西木野真姫生誕祭特別編とかを見てね♪別の世界線では某止まるじゃねぇーぞ…なラストを迎えたみんなが多分だけど大活躍してるから♪)の組員…じゃなくて社員のみんながいつもこのヤクザキックを使ってるから、咄嗟の時に見慣れたコレが思わず出ちゃったのよ。

 

日常で見慣れた光景ってこんなイザと言う時についつい出ちゃうから怖いわよね。

 

そんな言い訳を内心でしつつ放たれたヤクザキックは巨大な脚の半ばまで食い込んで動きを止めていた私の刀の柄の辺りの峰へと直撃したわ。

 

そのヤクザキックの衝撃で巨大な脚の半ばで止まってしまったいた刀は押し出される様に動いて…

 

「やった!斬れたわ!!!」

 

ついには巨大な脚を切断するコトに成功したの。

 

両脚を脛の辺りで切断された“ビグ・ザム”は、まさにダルマ落としの様に切断された脚の分だけその巨体を地面へと近付けたわ。

 

[[ナイスですよ!真姫!さぁ!この調子でどんどん斬り刻んであげましょう!]]

 

「りょーかい!行くわよッ!!!」

 

うん!ヤったらできたんだから私ならヤればできる!!!

 

ヤるわよ!ヤるったらヤるわよ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海未先輩と共に“ビグ・ザム”の攻撃を避けつつ刀を振るい続けるコト数分。

 

ついに私たちはダルマ落としに成功したわ。

 

“ビグ・ザム”は完全に両脚を斬り飛ばされて、地面にどら焼きみたいなその胴体を寝そべらせていたわ。

 

こうなるともうマトモに動けないみたいで、“ビグ・ザム”を操っているファイターは完全に諦めモードみたい。

 

さっきから全然攻撃をして来なくなっちゃたのよ。

 

まぁ攻撃をして来ないなら来ないで、こっちとしては楽で良いんだけど。

 

そうしていよいよトドメ!って思ったんどけど…

 

「コレ…ドコがコクピットなのよ…。」

 

[[さぁ?何処なのでしょうか?]]

 

ガンダム作品初心者の私と海未先輩には、この“ビグ・ザム”のコクピット部分がドコなのか判断がつかなかったの。

 

コクピットが仮に胴体のど真ん中の大きなビーム砲…確かメガ粒子砲だっけ?の奥とかなら、刀じゃどう頑張っても攻撃が届かないわ。

 

その時は…どーしよかしら?

 

って!その時は普通にビームライフルで攻撃すれば良いんじゃないの!

 

この距離なら例のビームを弾く変な防御フィールドも機能しないでしょうから、普通にビームライフルでの攻撃が効いてくれるハズだわ。

 

私はそう思って“武装領域(ウェポン・ストレージ)”の中へと放り込んでおいたビームライフルを取り出そうとしたんだけど…

 

「う"ぇえ!?」

 

なんかぐぽーん♪って感じに光った“ビグ・ザム”の1つ目と目が合っちゃったわ。

 

もう!ちょっとびっくりしちゃったじゃない!!!

 

「このっ!!!えぇい!!!!!」

 

ぐぽーん♪って感じに光った目と目が合って思わず驚いちゃった私は、ちょっと頭に来ちゃって手にしていた刀をその光った目に向けて突き刺してヤったわ!

 

私をびっくりさせるとか百年早いんだから!ってノリでついヤっちゃったのよ。

 

だってそうでしょ?

 

脚を斬られて動けなくなってもう完全に諦めちゃったのにぐぽーん♪って目を光らせて私をびっくりさせるとかナマイキなんだもん!

 

だから私は報復としてその目玉…アレって目玉なのかしら…?と、とにかく!私は“ビグ・ザム”の目玉(?)に向けて手にした刀を突き刺してヤったのよ!

 

そうしたら…

 

「アレ?」

 

駆動音を響かせていた“ビグ・ザム”からその駆動音が聞こえなくなっちゃったの。

 

コレって…

 

[[どうやらその目玉の奥がコクピット部分だった様ですね。]]

 

偶然だけどピンポイントでコクピット部分を突き刺してトドメを刺しちゃったってコト?

 

うん。

 

まぁアレね。

 

結果オーライ的な。

 

そんな結果オーライなトドメを刺した刀を目玉(?)から引き抜こうとしたら…

 

「あっ!」

 

半ばからパキン!っと折れちゃったわ。

 

[[刀を折るだなんて…まだまだ真姫も未熟ですね。]]

 

「あのねぇ!まだまだ未熟って言うけど私は昨日ようやくマトモに刀の使い方を教えて貰ったばっかりなのよ!そんなの未熟で当たり前じゃない!!!」

 

[[これはやはり帰ったら腕が使い物にならなくなる寸前まで素振りですね♪]]

 

「聞いてないし!?しかもなんか素振りしなきゃダメになってるし!?」

 

<<BATTLE END>>

 

[[おや?丁度良くバトル終了の時間ですね♪それでは帰りましょうか♪]]

 

「話聞きなさいよ!この脳筋ブシドぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

 

こうして私の剣士としての初めてのガンプラバトルはグダグダのうちに幕を閉じちゃったわ。

 

ちなみにこの後はキッチリと両腕が使い物にならなくなる寸前まで素振りをさせられたわ…。

 

普通の女子高生にこの仕打ちは普通に死ねるんだから…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が海未先輩から園田流…正確には“護国園田流古式剣闘術”を学び始めて早1週間。

 

毎日の様に繰り返される筋肉を破壊する寸前まで酷使する鍛練にもようやくなれて来たある日。

 

私はピアノのお稽古に行く為に迎えの車に乗ろうとしていたんだけど…

 

「西木野の娘ぇぇぇぇ!!!覚悟ぉぉぉぉぉ!!!!!!!」

 

ソコをドコかのヤクザの鉄砲玉に狙われちゃったのよ。

 

鉄砲玉に狙われたり誘拐されそうになったりとか私にとっては良くあるコトなんだけどもうぶっちゃけウンザリ。

 

「お嬢!危ねぇ!!!」

 

「お嬢!!!」

 

この襲撃に護衛として付き従っていたうちの組員…じゃなくて社員のみんなは大慌てよ。

 

みんな懐から拳銃…げふんげふん!拳銃じゃなくて…えーっと…うーんと…そ、そう!エ、エアガンよ!エアガン!そのエアガンを取り出して私へとナイフを構えて突進して来るドコかの組の鉄砲玉を仕留め様としているんだけど、まぁこの距離じゃ普通に間に合わないわよね。

 

「はぁ…めんどうよね…。」

 

みんなか間に合わないなら私が自分で対象しなきゃダメってコトね。

 

ソレを面倒だと思いながら私は軽くため息をひとつつくと、制服のポケットから海未先輩から貰った伸縮式の特殊警棒を取り出してシュッっと振るって伸ばすと…

 

「邪魔…」

 

スッ…っと海未先輩にこの前教えて貰った縮地って歩法を使って突進して来る鉄砲玉の後ろへと回り込んで…

 

「よッ!!!」

 

鉄砲玉の首筋へ向けて手にした特殊警棒を叩き付けてヤったわ。

 

「ぐへぇ!?」

 

首筋へと強烈な一撃を貰った鉄砲玉は、この一撃であっさりと昏倒しちゃったわ。

 

手応えの欠片も無かったわね。

 

まぁただの使い捨ての鉄砲玉ならこんなモノよね。

 

ってか私の手にした得物が特殊警棒じゃなくて普通の真剣だったなら辺り一面血の池地獄の大惨事になっちゃってたわね。

 

そうなったら後始末が面倒極まりないコトになってたわ。

 

私も血塗れでピアノのお稽古より先にシャワーを浴びて着替えなきゃダメだったし。

 

「………えーっと…あの…お、お嬢?」

 

「ん。コレ、片付けておいてね。」

 

「う、うぃっす!!!」

 

さて♪ピアノのお稽古♪お稽古♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この時の私はまだ気付いてなかったわ。

 

私が海未先輩の家の道場に通ってたった1週間で、ただの使い捨ての鉄砲玉くらいなら歯牙にも掛けない程度には人外の領域へと踏み込み始めていたって驚愕の事実に…。

 

私がそのコトに気付いたのはうちの組…じゃなくてうちの警備保障のエースの某絶対殺すマンと模擬戦をして普通に引き分けちゃった時だったわ。

 

うん。

 

ドコをどう間違ってこうなったのやら…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おわり?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。


プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。




次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。



皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。

それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のお気に入り登録、ご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。
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