ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
何とか間に合ったとほっとしているQooオレンジでございます。
今回も本編11話となります。
合宿初日の午後の部…取り組むのは…?
それでは 第11話「NICO's Boot Camp」そのなな 始まります。
「ご飯をオカズにご飯を食べる!それがジャスティス!いえ!インフィニットジャスティス!略してインジャ!なんです!!!ガンプラ不足の昨今(2021年)!いつでもドコでも割りと簡単に買えちゃうくらいにドコにでも売られている棚の守護者の異名を誇っちゃってるインジャさん!そんな棚の守護者の異名を払拭しちゃえるくらいに無限の正義的な炊きたてほかほかの白い宝石!そう!真っ白ご飯!白い米と書いて“はくまい”!!!その炊きたてほかほかの真っ白ご飯をオカズにやっぱり炊きたてほかほかの真っ白ご飯を食べる!その為に花陽は真姫ちゃんのお家の南の島に上陸してからすぐに作成に取りかかったお手製の竈をを使用して完璧に炊き上げちゃったこの自慢のご飯を!みなさん遠慮も躊躇も手加減も一切合切無用で全力全開で召し上がりやがれですよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
ご飯をオカズにご飯を食べる。
ドMな私も真っ青な小泉さんの上級者向けなプレイ(?)に一同が唖然としていると、やっぱり唖然としていたにこが音もなくイスから立ち上がったわ。
そして…
「ねぇアンタたち、お昼ごはんナニ食べたい?」
と、一言。
あ。
にこがナニか作ってるくれるんだー。にこのお弁当の玉子焼きとかいつも美味しいもんねー。とか思いながら、私はお昼にナニが食べたいかを目の前の白米の山から現実逃避するかのようにぼんやりと考えるわ。
私が考えている間に…
「ラーメン!」
「はんばーぐ!」
「モッツァレラとトマトの冷製パスタ。」
「銀鮭の西京味噌焼きを。」
星空さんを筆頭に、高坂さん、西木野さん、そして園田さんがそれぞれナニを食べたいかを割りと好き勝手ににこへとリクエストし出したわ。
「ラーメンとパスタは却下!手間はそんなにかかんないけど麺類はもう希がうどん作って来たでしょ!黙ってそれ食べなさい!あと鮭の西京味噌焼きは今からだと漬け込む時間なんて無いから味が落ちるわよ?それでも良いなら作ってきてあげるわ。」
「えー!ラーメン喰いたいにゃー!」
「そこ!ワガママ言わない!アンタだけオカズ抜きにして白米で白米喰う上級プレイをして貰うわよ!」
「ソレは勘弁だにゃー…。」
「多少味が落ちる程度、白米をオカズに白米を食べる玄人向けの食事に比べたら余程マシです。よろしくお願いします。」
「りょーかい。」
「ねぇー!にこちゃん先輩!穂乃果のはんばーぐは?」
「基本的に混ぜて捏ねて焼くだけで1番簡単だから問題ないわ。」
「やたー!はんばーぐ!」
「それじゃちょっと行ってくるわ。そら!アンタは手伝いなさい!」
「あいよー。」
あれ?私のお昼ご飯のリクエストは?
まぁハンバーグはもちろん、鮭の最強味噌焼き(最強味噌ってなーに?強いの?最強なお味噌なの?)も美味しそうだから別に良いんだけど…。
私が自分のお昼ご飯のリクエストを考えている間にメニューが決まっちゃったコトにちょっとだけしょんぼりしている傍らでは…
「あれ?なんかみなさん花陽のコト、ガン無視ですか?」
大きなおひつを2つ(ご飯用とオカズのご飯用)も抱えた小泉さんが小首を傾げていたわ。
「とりまにこっちとそらっちががオカズ作って来てくれるまで、うちのおうどんさんでも食べとこか?お味噌汁の代わり的なミニおうどんさんやから、まぁ前菜の代わりにど~ぞ♪って感じやね。」
「ことりのチーズケーキと違っておうどんさんは早く食べないとのびちゃうもんね~♪ソラ君とにこっぱちがオカズ作って来てる間に食べちゃお♪ね♪」
「あの?花陽の炊きたてほかほかの真っ白ご飯は…」
「ことり?そこの七味唐辛子を取って貰えますか?」
「は~い♪」
「うにゃ。このうどん、薄味だにゃ。」
「関西風やからね♪」
「あの~?炊きたてほかほかの真っ白ご飯…?」
「ふーん。関西風の薄味のうどんも悪くないわね。」
「かんさいふーとかよくわかんないけど美味しいね!」
「あの~~~?花陽の…」
「そう言えばきつねうどんは狐の好物?のお揚げが入るからきつねうどんって言うのはわかるけど、なんで天かす入れるとたぬきうどんになるのかしら?」
「あの~~~~?」
「諸説あるようですが、たぬきうどんとは具材を意味する“たね”や天ぷらの具材の“たね”を“抜く”事から“た抜き”で“たぬき”となった…と、聞いた記憶があります。」
「ちなみに関西にはお揚げを乗せたお蕎麦でたぬきそばって言うんはあるけど、天かすを乗せた関東で言う所のたぬきうどんってヤツはないんよ?」
「ふーん。」
「ご、こはんも…ありますよ?ほら?花陽特製の真っ白ご飯!ご飯にジャストマッチしちゃうご飯もほら!」
ことごとくスルーされてる小泉さんがちょっと可哀想になって来たわね。
まぁそんなコトを言いながら私もスルー続行だけど。
「ごぅおぉはぁんもぉありぃまぁすぅぅぅよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
小泉さんスルーはソラとにこの2人がハンバーグも鮭の最強味噌焼きを作ってくるまで続いたわ。
ソレと…後から聞いたんだけど、最強味噌じゃなくて“西京”味噌だったらしいわ。
最強なお味噌じゃなかったんだ…。
ちなみにスルー続行の小泉さんが用意した炊きたてほかほかの真っ白ご飯は今まで食べたご飯の中で間違いなくNo.1に美味しいご飯だったわ。
色々とあったけど美味しいご飯に舌鼓を打った私たちは、合宿初日の午後の部へと突入したわ。
「ほいほ~い♪今日の午後は初心者+αチームのみんなはうちらと一緒にガンプラ作成やでぇ~♪」
「まずはみんなが普段どんな風にガンプラを作っているのか見せて貰うわね?」
「はひ!てなワケで今回みなさんに作って貰うガンプラはこちら!ガンプラとしては割りとベーシックなHGUC RX-78-2ガンダム(REVIVE版)です!」
合宿初日午後の部は高坂さん、園田さん、西木野さん、星空さんの初心者+αチームの4人にガンプラ作成のイロハを教えるってコトになったの。
講師役はビルダーとしてトップクラスの技量を持っている希と、その希と同じくらいの技量を持っている小泉さん。
そしてビルダー2人の補助として私が参加するコトになったわ。
ガンプラバトルでは突撃オンリーな私だけど、これでも実生活では手先はそこそこ器用なのよ♪
なんと言っても公式さんのプロフィールで趣味がキルティングとアクセサリー作りってあるくらいだもん♪
えらーちかが器用じゃないハズがないわ♪
そうこうしているうちに小泉さんから初心者+αチームの4人に今回作って貰うREVIVE版のファーストガンダムが配られていたわ。
「それじゃとりまみんな好きに作っちゃってな♪」
「「「「はーい。」」」」
希の合図で一斉に目の前に置かれたREVIVE版ファーストガンダムの箱を開ける園田さんたち初心者+αチームの4人。
バリバリと袋を開けて中からランナーを取り出して、それぞれニッパーを手に…って思ったんだけど…。
「うにゃ!うにゃ!うにゃぁ!!!」
星空さんがいきなり素手でランナーからパーツをもぎ取り始めたの。
しかも説明書を見ないで片っ端から。
ニッパーを使う使わないは取りあえずさておき、普通はガンプラって説明書に記載されている手順に従って作るモノよね?
それなのに星空さんは説明書をガン無視で全てのパーツをランナーから外そうとしちゃっているのよ。
ガンプラを作るのに慣れている人なら最初にランナーからパーツを全部切り取って…って言うのもそれはそれでアリなのかもしれないけど、ガンプラ作成ほぼ素人な星空さんがそんなコトをしちゃったら確実に後で大変なコトになっちゃう様な気がするのはえりーちかの気のせいかしら?
そんなコトを考えながら私はチラリと希と小泉さんの2人を横目で見てみると、2人も突然の暴挙に出た星空さんのコトを心配そうな目で見ていたわ。
あー、うん。
やっぱり気のせいでも何でもなく、コレってダメなパターンよね。
ま、まぁ取りあえずは放っておきましょ。
なんと言ってもガンプラは自由だから♪
無謀にもほぼ初心者がランナーから全てのパーツを手でもぎ取ってもソレはソレで自由なのよ♪
それに素手でランナーからパーツをもぎ取り続けている星空さん、とっても楽しそうだし♪
楽しければ問題ないわ♪
たぶん。
取りあえず星空さんは放置しておいて、他の面々のガンプラ作りを見てみるコトにしましょ♪
まずは園田さん。
園田さんは基本に忠実に説明書をよく読みながらREVIVE版ファーストガンダムの作成を進めていたわ。
「次はビームサーベルですね…。パーツはBランナーの8と9を2つずつ切り取って…」
順調に胴体部分を作り続けていた園田さんは、胴体部分の最後の手順であるビームサーベルの柄(×2)の作成に取り掛かっていたわ。
とは言っても、REVIVE版ファーストガンダムのビームサーベルの柄(×2)って、2つのパーツを繋ぎ合わせるだけのお手軽な作業だから丁寧に作業を続けている園田さんはなんの心配も無いわね。
実際、園田さんは丁寧にランナーからパーツをニッパーで切り取って、2つのパーツを説明書通りに繋ぎ合わせてビームサーベルの柄を無事に完成させていたわ。
もちろん園田さんはランナーからパーツを切り取る時にゲート部分を少し残して切り取って、後からその残したゲート部分を切り取るいわゆる”2度切り“と言うヤツを実践しているわ。
楽しそうに素手でランナーからパーツをもぎ取り続けているドコかのソラやにこ曰く“アホネコ”な星空さんとは大違いね。
そうそう。
ソラとにこの名前が出たからちょっと触れておくけど、今ここに居ない面々…ソラとにこと南さんの3人なんだけど、この3人はお夕飯の準備や寝るときに私たち女子がみんなで使う予定の大部屋の準備をしてくれているわ。
ソラとにこが作ってくれたお昼ご飯の鮭の西京味噌焼きとハンバーグはとっても美味しかったからお夕飯も今から楽しみだわ♪
南さんのチーズケーキも美味しかったし♪
えりーちか、合宿中に美味しいモノばっかり食べて太っちゃったらどーしましょ♪うふふっ♪
さて、ここに居ない面々についての説明も終わったコトだし、お話を先に進めちゃいましょ♪
園田さんの次は西木野さんね。
西木野さん、実は今日が初ガンプラ作成だったりしてるらしいわ。
は?いつも使ってる素組の百式は?ってなるかもだけど、あれって何でも西木野さんのお父様とお母様が西木野さんと一緒にガンプラバトルをしたいが為に、自分たちが事前に組み上げていた物をプレゼントしたらしいのよ。
それから西木野さんはずっとその素組の百式を使い続けていたから、ガンプラは本当に今日初めて作るコトになったんですって。
そんなガンプラ処女な西木野さん。
事前に小泉さんにガンプラ作成についてのレクチャーを受けていたんだけど…
「えーっと…このパーツを…ん?あれ?ハマらない?あっ…ちょっとズレてる?こんな時は確かピンセットで…ずらし…て、ん。これで良し…。」
慣れないながらもゆっくりと、そして丁寧に作業を進めていたわ。
西木野さんは胴体の前後を繋げ合わせる時に、胴体と腕を繋げるポリキャップのところが片方だけズレていて、そのせいで上手にハマらないコトに少し困っていたみたいだけど、パーツを良く観察してポリキャップが少しだけズレているコトに気付いて、ソコをピンセットを使って修正して無事に胴体の前後を繋げ合わせるコトに成功したわ。
胴体側の腕のポリキャップのところってたまにズレちゃって上手くハマらない時があるのよね。
この時に力ずくで無理にハメるとポリキャップが変形しちゃって大変なコトになっちゃうのよね。
ガンプラを初めて作るのにちゃんとドコがダメなのかを良く観察して、問題点をキチンと見つけ出して対処する。
西木野さん、ガンプラ処女なのにちゃんと出来ていてエライわ♪
西木野さんはまだちょっと不安そうな所もあるけど、事前に小泉さんにレクチャーされた通りに丁寧に説明書の手順に従って作業をすすめているみたいだし園田さんと同じでなんの問題無さそうね。
そんな問題無しな2人の次は…
「ぎゃーーーす!折れたぁぁぁぁ!?」
上手くパーツがハマらずに力任せに押し込もうとしてパーツの凸部分を折っちゃっている高坂さん…ね。
あれは凸部分が折れちゃったけど、まだ片側の凸部分は折れていないから何とかハマりはするハズよ。
ギリギリセーフって所かしら?
でもまぁ代わりにガンプラバトルシミュレーターのGPスキャナーでスキャニングしたら凸部分が折れちゃってるのがバレバレで耐久値にマイナス補正が掛かっちゃうでしょうけど。
「こ、今度は気を付けないと…そっと、そっと、そぉぉぉっと………」
凸部分の片方を折ってしまった高坂さんは慌てながら1度パーツを引き抜き、今度は慎重に、そっと、パーツ同士を繋げ合わせようとしていたわ。
「うぐ…またハマらない…どーしてだろ…? (ねぇ穂乃果?腕の付け根の部分のヤツが曲がってるから上手くハマらないんじゃないの?) ふぇ?腕の付け根の部分?あっ!ホントだ!」
高坂さんはまたまたちゃんとハマらないパーツに苦戦していたみたいけど、今度はパーツがハマらない原因にちゃんと気付いたみたいね。
原因はさっきの西木野さんと同じで腕の付け根のポリキャップ部分がちょっとズレていたコト。
高坂さんはそのポリキャップのズレに気付いて、何度か手直しを加えるコトでようやく上手く胴体の前後を繋げ合わせるコトに成功したわ。
高坂さんはなんだか見ていてハラハラしちゃうわね…。
でもその界隈(どの界隈?)ではアホで有名なコトで高坂さんなのに、説明書をちゃんと読みながら手順通りに作ってるのはエライと思うわ。
高坂さんはちょっと心配だけど、それでも約1名を除いて初心者+αチームのガンプラ作りはどうにかこうにかなりそうね。
ちなみにその除かれた約1名な星空さんはと言うと…
「うにゃぁぁぁぁ!?ドレがドレだかわかんなくなっちまったにゃぁぁぁぁぁ!?」
案の定、全てのパーツをランナーから外し終わって大変なコトになっていたわ。
「ダレカタスケテニャァァァァァァ!?」
自業自得、ね。
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。
次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。
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皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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