ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
スパロボ30が楽しいQooオレンジでございます。
今回も本編11話となります。
穂乃果ちゃんが奥の手を使用して…。
それでは 第11話「NICO's Boot Camp」そのじゅう 始まります。
思わぬ才能(?)を発揮してボロボロの機体ながらもハイ・モックの大軍と渡り合う囮にされちゃった高坂さんと星空さん。
この2人…なんだかんだでハイ・モックの大軍を相手に頑張っている所を見ると、突撃を自粛してちゃんと戦えばかなり化けると思うのはえりーちかの気のせいかしら?
問題は高坂さんと星空さんの2人は突撃を自粛する気は微塵もなくて、かつちゃんと真面目に戦う気もあんまり無いコトなのよねぇ…。
高坂さんはアレはアレで真面目に戦ってるらしいけど、端から見たら毎回毎回ただ無謀な突撃を繰り返してるだけでこれっぽっちも真面目に戦ってる様には見えないのよね。
星空さんに至っては常にお笑い芸人かの如く全力で突撃してしかもスキがあっても無くてもネタに走りまくってるし。
ここら辺をどう改善するかが初心者+αチームの問題点よね。
えっ?園田さんと西木野さんの問題点?
あの2人はほら?高坂さんと星空さんの2人みたいな突撃癖も無いし頭の回転も早いしガンプラを作る時も丁寧に作るしで現状では特に目立った問題行動は無いから順調にスキルアップ&レベルアップをしていけば良いだけだもん。
強いて課題を上げるとしたら、今の素組のガンプラじゃなくてそれぞれ自分の特性にあった新しいガンプラを用意するってコトくらいかしら?
それもこの合宿中に何とかなるでしょうし。
私がぼんやりと初心者+αチームの4人の今後について考えている内に、どうやら高坂さんと星空さんの2人の方に動きがあったみたいね。
2人の奮闘もあってハイ・モックの守備部隊の大軍の数がかなり減って来たみたいなんだけど、ここで増援が出て来ちゃったのよ。
とは言え出て来た増援もほとんどがノーマルのハイ・モックだから、高坂さんと星空さんのここまでの奮闘具合を見ると何とかなりそうかなぁ…と思っていたら…
[[にゃ?にゃんか赤いのがいるにゃ?]]
現れた増援の中に赤いハイ・モックが1機だけ混じっていたの。
[[赤いハイ・モックなんてなんかハデだねー。]]
[[赤くてもどーせザコいハイ・モックにゃ。ぬっこぬっこにしてやんにゃ!]]
地味な緑色のハイ・モック(ノーマル)の集団の中に1機だけ混ざっていた赤いハイ・モック。
高坂さんと星空さんの2人はその赤いハイ・モックを興味深そうに眺めていたんだけど、ヤるコトは同じとばかりに攻撃を再開したわ。
ターゲットは無駄に目立っている赤いハイ・モック。
星空さんは赤くてもどーせハイ・モックと言いながらバックパックのバーニアを噴かして無造作に近付いて行ったわ。
それにしても星空さんは胴体と左腕だけになっちゃったREVIVE版のファーストガンダムで良くもまぁアレだけ戦えるわねー…と、その様子を眺めていると…
[[赤くてナマイキなハイ・モックにゃんてぶった切ってやるにゃ!サクッと切り身になって今夜のご飯のオカズになりやがれだにゃぁぁぁぁ!!!!って!?みぎゃ!?]]
ビームサーベルで切り掛かられた赤いハイ・モックはスッと機体を横にずらすコトで星空さんの一撃を回避し、反撃として攻撃が避けられちゃった星空さんのREVIVE版ファーストガンダムの背中へと痛烈な蹴りを放ったの。
ただ赤いだけでどーせザコいハイ・モックと侮って挑んで行った星空さんは、この予想外の反撃に尻尾を踏まれたネコみたいな叫び声を上げて蹴り飛ばされて行っちゃったわ。
ソコへさらに無慈悲な追撃が入ったわ。
[[チキショーめ!ヒトのコトを足蹴にしやがって!もー怒ったにゃ!てってーてきにぬっこぬっこに [[凛ちゃん!避けて!!!]] は?避ける?にゃんで…ってぇぇぇぇぇぇ!?]]
赤いハイ・モックの周囲に展開していたノーマルのハイ・モック達が一斉にモック・ライフルで攻撃を仕掛けて来たのよ。
ハイ・モック(ノーマル仕様)達の一斉射撃で放たれた弾丸は、容赦なく星空さんのREVIVE版ファーストガンダムへと降り注いで行ったわ。
標的にされた星空さんはこのハイ・モック(ノーマル仕様)達の一斉射撃に対して、回避ではなく残されている左腕に取り付けてあるシールド(半壊状態)で胴体中央部のコクピットブロックを覆う様に防御するコトを選んだのだけど、半壊状態のシールドではコクピットブロック以外の胴体部分への被弾は防げずに瞬く間に蜂の巣にされちゃったの。
そして…
[[ぎにゃぁぁぁ!!!ヤられちまったにゃ!覚えてやがるにゃ!次は絶対にぬっこぬっこにしてやるからクビを洗って待ってやがれだにゃ!!!]]
とうとう機体のダメージの許容量が限界を迎え、星空さんのREVIVE版ファーストガンダムは爆発しちゃったの。
そう言えば星空さん…いつもぬっこぬっこにしてやんにゃ!って言うと逆にぬっこぬっこにされてるのはえりーちかの気のせいかしら?
それはともかく、残念な突撃&残念な完成度のせいで空中分解してからは左腕と胴体部分だけで戦い続けていた星空さんはここでゲームオーバーね。
AMBACを駆使して見事な回避を見せたりと色々と頑張ったとは思うけど、あの状態の機体じゃいずれはこうなっちゃうのは仕方ないわ。
そんな頑張ったけど無念にも爆発四散しちゃった星空さん。
この場に残されたのはただ1人…
[[凛ちゃん!]]
高坂さんだけね。
でも残念だけど、かなり数は減ったとは言え高坂さん1人だけじゃ未だに大量に残存しているハイ・モック達に嬲られていずれは星空さんみたいにやられちゃうのがオチね。
まだノーマルのハイ・モックよりも高性能な赤いハイ・モックも居るし。
それにしてもあの赤いハイ・モック…もしもアレに“角”が付いていたら高坂さんも星空さんも何の抵抗も出来ずに瞬殺間違いなしだったわね。
たまーに出て来る角付きの赤いハイ・モックは三倍どころじゃないくらいに強いのよね…。
赤い角付きハイ・モックって一部の上位ファイターさん達ですら苦戦するレベルなのよ。
ソラや先生くらいの技量なら何とかソロで倒せるんじゃないかしら?
私は…善戦は出来ても恐らくは最終的にはヤられちゃうわね。
ほんとあの赤い角角ハイ・モックってバグなんじゃないのかしら?
私が赤い角付きハイ・モックのコトを思い出していると、この場に唯一残された高坂さんが赤いハイ・モック率いるハイ・モック部隊へと攻撃を仕掛けようとしていたわ。
[[1人になっても!穂乃果は1人じゃないから!(うん♪うん♪ホノカも一緒だからダイジョーブ♪)うん!行くよ!ホノカ!(オッケー♪穂乃果♪)うりゃぁぁぁぁ!!!!!]]
高坂さんはバックパックのバーニアを一気に噴射させて機体を加速させると、手にしたビームライフルを乱射しながらハイ・モック部隊へと突撃を開始したわ。
乱射されたビームの何発かはハイ・モックに直撃して撃墜させる事が出来たけど、肝心の赤いハイ・モックはヌルヌルと動き回ってビームを回避し、手にしたモックライフルで反撃して来たの。
この赤いハイ・モックの反撃に合わせるかの様に周囲のハイ・モック(ノーマル仕様)もモックライフルを放って来たわ。
突撃を続ける高坂さんのREVIVE版ファーストガンダムへ向けて放たれる無数の弾丸。
このままならさっきの星空さんの二の舞になるわね…と思っていたら…
[[ホノカ!アレ!お願い! (りょーかい!頭が痛くなるからちょーっと我慢してね!) あぅ…痛いのはイヤだなぁ…でも…負けるのはもっとイヤ!だから!(任せて!事象演算…始めるよ!)うん!っ!?来た…頭…痛い…けど!]]
高坂さんは機体の姿勢制御用スラスターを細かに操作して、ハイ・モック部隊から放たれた弾丸の雨をまるで縫うかの様に突き進んで行ったわ。
ハイ・モック部隊から放たれ続ける無数の弾丸にカスリもしない高坂さんのREVIVE版ファーストガンダム。
まるで全ての弾丸の動きを把握してるかんじゃないかと思える様な高坂さんのその機動を見ていると、私は何故かゾクリと背筋に冷たいモノが走り抜ける感覚に襲われたわ。
この感覚…高坂さんのバトルの時にたまに感じるのよね。
なんて言えばいいのかしら…そう…まるでナニか異質なモノの気配を高坂さんから感じる…そんな感覚…。
隣を見れば一緒に観戦している希も高坂さんの挙動に対してドコか怪訝そうな顔をしていたわ。
小泉さんも目を見開いて驚いているみたい。
[[っぅ…痛い…痛い…頭こわれる…でも…全部の動きはわかる…ちょっと先がわかる…だから!このまま一気に!!!]]
ハイ・モック部隊の真っ只中に突撃したせいで、今や全方位から攻撃を受けながらもニュータイプも真っ青な回避を続ける高坂さんは、ついにはハイ・モック部隊の指揮を取ってるであろう赤いハイ・モックの目前まで迫っていたわ。
目前まで迫った高坂さんのREVIVE版ファーストガンダムに対して、赤いハイ・モックはモックアックスを手に取り近接戦闘を仕掛けるみたいね。
赤いハイ・モックは周囲のハイ・モック部隊の援護射撃を受けながら、高坂さんのREVIVE版ファーストガンダムへとモックアックスを振りかぶり襲い掛かって行ったわ。
ハイ・モック部隊の援護射撃で回避先を潰しての近接戦闘。
あの赤いハイ・モック…AI操作のNPCキャラの割には堅実な戦い方をするわね。
対する高坂さんは弾丸の雨を掻い潜り続けながら、手にしたビームライフルを四方八方へと無造作に放ったの。
赤いハイ・モックへではなくまるで見当違いな方向へと放たれるビーム。
ここに来てついにヤケクソになったのかしら?と思ったら、四方八方へと放たれたビームはその全てが少し遠くに展開して動き回りながら高坂さんのREVIVE版ファーストガンダムを攻撃をしていたハイ・モックへと直撃したわ。
今の攻撃…まるでハイ・モック達の動きを完全に把握していたみたいに放たれたけど…でも…仮に高坂さんがニュータイプの様に敵の動きを完全に把握できているとしてら、それならそれでどうして自機の周囲に展開している赤いハイ・モックやその取巻きじゃなくて、遠巻きにただ弾幕を張っているハイ・モックを狙ったのかしら?
高坂さんの今の行動の理由はすぐに判明したわ。
[[道が…できた!!!]]
遠巻きに高坂さんのREVIVE版ファーストガンダムを攻撃していたハイ・モックの内の数機が無造作に放たれたビームの直撃によって撃墜すると、未だに降り注ぎ続ける弾丸の雨の中に一瞬だけ赤いハイ・モックへの“道”が出来たの。
[[いっ!けぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!]]
高坂さんは周囲は弾丸の雨の中にも関わらず、ソコだけ不自然なまでに弾丸が一切存在しないその“道”を一気に加速して駆け抜けて行ったわ。
そして交差する高坂さんのREVIVE版ファーストガンダムと赤いハイ・モック。
交差の瞬間、高坂さんは左腕のシールドを振るって赤いハイ・モックの振り下ろしたモックアックスを弾く様に防ぐと、スラスターを噴かして機体をグルリと反転させて赤いハイ・モックの真後ろへと移動して…
[[これで!墜ちちゃぇぇぇぇぇぇ!!!]]
無防備な背中へ向けて、右手に持ったビームライフルからビームを1発放ったわ。
赤いハイ・モックの背中へと放たれたビームは装甲を貫き、赤いハイ・モックはそのまま爆発。
高坂さんは一連の流れる様な攻撃に加えて、撃墜する事によって至近距離で起こった赤いハイ・モックの爆発からシールドを構えて自機を守りながら、爆発の衝撃を利用して機体を一気に後退させて行ったわ。
爆発の衝撃を利用して一気に後退する事によってハイ・モック部隊の包囲網から離脱する事に成功した高坂さんは、離脱しながらもビームライフルの連射を続けてさらに数機のハイ・モックを撃ち落として行ったの。
[[痛い…けど…なんとか…(演算終了…ねぇ穂乃果?大丈夫?) うん…だいじょーぶ…でも頭いたい…(終わったら頭痛薬飲まなきゃね?)…うん…。]]
星空さんが撃墜されてからの高坂さんの一連の攻撃でその数を大きく減らしたハイ・モックの守備部隊。
まだまだハイ・モックの守備部隊はそれなりの数が居るけど、部隊の指揮を取っていた赤いハイ・モックは無事に撃墜するコトが出来たからあとは無謀な突撃さえしなければ高坂さんだけでなんとかなりそうね。
無謀な突撃をしたとしても、さっきの高坂さんの戦果を考えるとなんとかなりそうな気もするけど。
初めはダメ過ぎて囮にされてそのまま撃墜されちゃうと思っていたけど、フタを開けてみれば残念ながら星空さんは撃墜されちゃったけど、高坂さんも星空さんも予想以上の戦いぶりだったわ。
特に高坂さんは土壇場でまるでニュータイプかの様に敵の動きを完全に把握していたわね。
天性の才能か、はたまた野生の勘か…それとも…。
うん。
やっぱり高坂さんも、そして撃墜はされたけどAMBACだけで見事な回避を見せた星空さんも、どちらも磨けば光るわ。
今はまだアホ成分が先行しちゃっているけど、いずれはきっと2人とも化けるわよ。
そんな感じに高坂さんと星空さんの2人がその才能の片鱗を見せていた頃、モック砦へと突入して行った園田さんと西木野さんはと言うと…………
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。
次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。
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皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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