ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
年末年始は働きたくないでござるなQooオレンジでございます。
今回も本編11話となります。
えりーちかのぐだぐだ反省会です。
それでは 第11話「NICO's Boot Camp」そのじゅうなな 始まります。
必殺のランスチャージでソルストライクガンダムの胸元を貫こうとしたその瞬間、ソルストライクガンダムの突き出した右の掌が光ったと思ったら唐突にコクピットに鳴り響いたバトル終了のシステムアナウンス。
同時に全ての計器の灯りは消え、コクピット内は真っ暗になっちゃったわ。
いきなりのバトル終了で賢い可愛いでお馴染みのえりーちかだけども一体ナニが起こったのかこれっぽっちも理解が追い付かないわ…。
でもコレって何かまるで…
「ヤられちゃった時…みたいよね…?」
ガンプラバトルでヤられちゃうと居間みたいにコクピットの計器類から灯りが消えちゃって真っ暗になるのよね。
システムアナウンスでバトル終了のお知らせも入るし。
うん。
見れば見るほど、考えれば考えるほどに今のこの状況はバトルでヤられちゃった時にそっくりだわ。
って言うかヤられちゃった時そのモノよね?
……………………………………………………………アレ?もしかして…
「私、ヤられちゃった?」
イヤイヤイヤイヤ!
無いでしょ?あり得ないでしょ?
私が高坂さんにヤられちゃったとか天文学的な確率であり得ないでしょ?
だって高坂さんよ?
アホが服を着て歩いている様なあの高坂さんよ?
バトル中にサテライトシステムを使ってからなんかむちゃくちゃ強くなってたけど、それでもあの高坂さんよ?
アホでアホなアホでアホの高坂さんにえりーちかが負けちゃったなんてそんなコトあり得ないわ。
そもそも私のトールギス・ヴァルキュリアは我が母国ロシア連邦が作り上げた狂気の金属“超合金ロシアンニューZ”製のカチコチ装甲なのよ?
撃墜されとしても高坂さんの素組のミキシング機のソルストライクガンダムがどーやって超合金ロシアンニューZ製のトールギス・ヴァルキュリアを撃墜したって言うのよ?
高坂さんのソルストライクガンダムがバトル中にサテライトシステム(?)を使ってたから、サテライトキャノン的なヤツで墜とされたとか?
けど仮にサテライトキャノンが直撃したって私のトールギス・ヴァルキュリアは普通にピンピンしてるわよ?
現に希のドム・ハーミットのサテライトリボルビングだって5発くらい連続で直撃しないと私のトールギス・ヴァルキュリアは墜ちないし。
うーん…ど~考えても高坂さんには私のトールギス・ヴァルキュリアの装甲を抜くだけの攻撃はムリな気がするわ…。
となると…やっぱりゲームシステムに致命的なバグが発生してガンプラバトルシミュレーターが強制終了したとか…かしら?
うん。
そうよね♪そうに違いないわ♪
そっちの方がよっぽど現実的だわ♪
だってえりーちかが高坂さんにヤられちゃうなんてコトは万に一つもないハズだもん♪
謎も解けてあ~スッキリした♪
さて♪謎解きも終わったから早くこの真っ暗な筐体からおーりよっと♪
と、思っていた時もあったわ…。
「やったー!かったー!穂乃果!絵里先輩にかったー!!!」
致命的なバグの発生によるゲーム強制終了説を信じてガンプラバトルシミュレーターの筐体から降りた私が1番に見た光景は、↑の様に嬉しさ大爆発して両手をばんざーい!してぴょんぴょん跳び跳ねて喜んでいる高坂さんの姿だったの。
と言うか…えっ?私、負けたの?
高坂さんに?
負けたの?
は?
えっ?負けた?誰に?高坂さんに?誰が?私が?えりーちかが?負けた?
あー、うん。
これはきっとアレね。
夢ね、夢。
ソレも悪夢の類いの。
高坂さんに負けたなんて認めたくない私は、取りあえず夢ヲチ説を唱えて自分で自分のほっぺたを強くてつねってみるコトにしたわ。
だって夢ならほっぺたギューってしても痛くないから気持ち良くないハズだもんね♪
と、言ワケで…さん♪はい♪ギューーーー♪
あふん♪
あらやだ♪変な声が出ちゃうくらいには気持ち良いわ♪
ほっぺたギューってしても気持ち良いってコトは…
「夢じゃ…ない?」
ってコト…よね?
えっ?それじゃホントに私、高坂さんに負けちゃったの?
私がぽかーんとしている傍らでは、私に勝って(?)喜んでいる高坂さんを中心に星空さんと小泉さんと西木野さんの1年生トリオがワイワイとはしゃいでいたわ。
「マジかにゃ!?アホの穂乃果先輩なのにあのカチコチ魔神に勝ちやがったにゃ!」
「穂乃果先輩!スゴいです!大金星ですね!!!」
「穂乃果先輩があの生徒会長に勝ったなんてなんかスッゴい釈然としないんだけど…。」
そして未だに高坂さんに負けたと言う現実を受け入れきれずにいる私の側へと園田さんがつつつーっと寄って来たかと思うと、園田さんは私の肩をポンと軽く叩き…
「ざまぁですね♪」
と、今まで見た中で1番の飛びっきりの笑顔で私にそう語り掛けて来たわ。
さらには…
「どんな気分ですか?ねぇどんな気分ですか?ベテランの癖に初心者にあっさりとヤられちゃったとかどんな気分ですか?無知で浅学で非才な私に是非とも教えてくれませんか?えぇ!えぇ!そりゃもう是非とも教えて下さいな♪ベテラン(笑)の忌々しい以下略な生徒会長が中身がアホでアホなアホの初心者の穂乃果に負けちゃうとか本当にどんな気分なのか今すぐに五万文字以内で誤字脱字無く十秒以内に可能な限り簡潔に教えて下さいな♪♪♪♪♪うふふふふ♪あははははははは!あーっははははははははは!!!もう笑いが止まりませんね!アレだけベテラン面していたあの忌々しい以下略な生徒会長があの穂乃果にあぁも簡単にヤられちゃうとかお臍でお茶が沸かせちゃうくらいに面白可笑しくてめっちゃ笑いが止まりませんよ!!!!!ホントにざまぁです!ざまぁ!!!私ならば恥ずかしくてもうお日様の下を歩けませんねぇ!実際問題、本当にベテランの癖に初心者に負けちゃってどんな気分なんですか?一生からかって笑い者にしたいので是非是非教えて下さいよ!ねぇ!忌々しい以下略な生徒会長の絢瀬 絵里せ!ん!ぱ!い!!!」
と、めっちゃドヤ顔で煽って来ていたわ。
えりーちか、園田さんに嫌われてるかなぁ…。
園田さんには特に酷いコトはしてなかったハズなんだけど…。
してないわよね?してなかったわよね?
そりゃ確かに“μ's”の公式戦デビューの時に園田さんの目の前でソラのコトをけちょんけちょんにこき下ろして嘲笑って酷いコトを言っちゃったり、“認められないわ♪”とか“μ's”結成の邪魔したり、亜里沙を襲っていると勘違いして亜里沙に襲われている園田さんに襲い掛かって割とガチ目なリアルバトルとかしたりしたけど、ここまでドヤ顔で煽られるくらいに酷いコトじゃないわよ?
ね?ね?そうよね?
「えりち、十分にヒドいコトしとるやん。」
「え?そうかしら?」
これくらいは普通じゃない?
って言うか希?人の一人称にツッコミ入れないでよ?
「そんなん言ってもえりちのツッコミどころ満載の一人称にはいい加減に誰かが真面目に突っ込まんとアカンやろ?」
………そう…かしら?
「そうやろ。」
……ごほん。
ソレはそうと…
「ねぇ?ホントに私、高坂さんに負けちゃったの?」
私はもうほぼ確定の事実になるつつあるコトを確定させる為に、真実を希に確認してみるコトにしたわ。
ほぼ確定しているとは言ってもやっぱり自分の目で確かめてみなきゃ納得なんてできないか。
「ほい♪これ、リプレイ動画♪」
そう言って希は私の目の前に小泉さんのモノと思わしきノートパソコンを差し出して来て、1本の動画を再生させ始めたわ。
その動画はナニを隠そうさっきの私と高坂さんとのバトル動画。
その動画の中では私のトールギス・ヴァルキュリアが宇宙空間を颯爽と駆け抜けていたわ。
「まぁここら辺はサクッと飛ばしても問題なしっんやから飛ばしちゃうね?で、ここからが問題のえりち撃墜シーンやね。」
私がうわーい♪トールギス・ヴァルキュリアかっこいー♪って動画を観てたのに希ったら一気に動画を終盤まで飛ばしちゃったのよ。
ヒドイわよね。
「えりちがさっきのゲロったあれやこれやよりもよっぽど酷くはないと思うんやけど?」
そうかしら?
「そうやろ。」
まぁソレはあとでじっくりと考察するとして…画面上の動画はいよいよ最後の交差の瞬間へと差し掛かっていたわ。
大型ランスを構えて必殺のランスチャージを仕掛ける私のトールギス・ヴァルキュリア。
そして突っ込んでくるトールギス・ヴァルキュリアに対して右の掌を突き出して待ち構える高坂さんのソルストライクガンダム。
トールギス・ヴァルキュリアの大型ランスの切っ先があと少しでソルストライクガンダムを貫く…と思ったその時…
「えっ?」
ソレは起こったわ。
突き出されたソルストライクガンダムの右の掌から眩い巨大な光球が放たれの。
その放たれ巨大な光球は一瞬にして私のトールギス・ヴァルキュリアを飲み込み消し飛ばすと、その直後にバトルフィールドにバトル終了のお知らせが響き渡ったわ。
そしてバトル終了のお知らせが鳴り響くバトルフィールドには、右腕が肩の辺りから消失したソルストライクガンダムだけが佇んで居たの。
どうやらさっきの一撃の威力に耐えきれずにソルストライクガンダムの右腕は吹き飛んじゃったみたいね。
「これって…この大きな光の球で私のヴァルキュリアはヤられちゃったってコト?」
動画を観るとそうとしか思えないんだけど、この光球に私のトールギス・ヴァルキュリアを消し飛ばせるだけの威力があるとはとてもじゃないけど思えないわ。
「そもそもコレってナニ?」
高坂さんのソルストライクガンダムの腕ってストライクガンダムのモノよね?
ストライクガンダムの腕であんな攻撃を放てる方法なんてあったかしら?
これが仮にソルストライクガンダムに使われている腕がデスティニーガンダムの腕なら威力云々は別としてもパルマフィオキーナの発射機構(原理は知らないけど♪)があるからまだ納得もするんだけど…。
「んー、あんな?コレなんやけど、多分雷光球やと思うんよ。あのバ火力の原理としてはサテライトシステムでチャージしたエネルギーのほとんどを使ってぶっ放したとかそんな感じやね。」
へっ?
らいこーきゅー?
らいこーきゅーって…雷光球?
ガンダムアストレイ・レッドフレームが使ったアレ?
掌から球状のエネルギーを出すアレ?
「そう。その雷光球。」
そっかー…雷光球かぁ……って!
「威力にしてもストライクの腕で雷光球使うとかにしてもなんか色々とツッコミところ満載なんだけど!?」
「威力に関しては単純に使用したエネルギー量の問題やね。さっきも言ったけどサテライトシステムでチャージしたエネルギーを全部使ったんとちゃうん?ソレを距離に比例して減衰して行く砲撃としてやなく、ほほゼロ距離で球状のエネルギー塊を発生させる形でぶっ放したからアレだけの威力になったん思うよ。」
「ストライクの腕で雷光球を使えたのは!?」
「雷光球ってレッドフレームの掌のビームサーベルにエネルギーを供給するコネクタから無理矢理エネルギーを放出させて…って感じやろ?レッドフレームの腕…この場合は掌やろか?って基本的にはストライクとかとおんなじ構造やからストライクで雷光球だってヤろうと思えば出来るんとちゃうん?」
「ちゃうん?ってなんかテキトーだし!?そもそもなんでアホで有名な高坂さんなのにサテライトシステムでチャージしたエネルギーをあんなに上手く使いこなせていたのよ!アレだけ過剰ですエネルギーを機体内に留めていたりしたらエネルギーが暴走して爆発しちゃうんじゃないの!?」
それどころか高坂さん!なんかサテライトシステムでチャージしたエネルギーを機体性能の強化にも使っていたわよね!?
あの最後のサテライト雷光球(仮)のド派手なインパクトで忘れちゃっていたけど、普通にランスチャージで突撃して来た私のトールギス・ヴァルキュリアをグーパンで殴り飛ばしたりとかしてし!
「あー、うん。アレ、うちが組んだエネルギー制御系のプログラム使っとるんよ。」
「は?希が組んだプログラム…?」
「そ。」
イヤイヤイヤイヤ!
そ。ってそんなの聞いてないし!!!
「そりゃそうやね。だって言っとらんもん。」
「言っとらんもんって!仮に希が組んだエネルギー制御プログラムを使ってるとしても!それならなんで高坂さんが新しいガンプラを出した時に希も私たちと一緒に驚いていたのよ!希も高坂さんの新型作成に一枚噛んでいたなら…「お願いされてプログラム組んで渡しただけやから新型とか知らんかったんよ♪」 知らんかったんよ♪って!自分の組んだプログラムがナニ使われるとかちゃんと把握してなさいよ!?」
希との会話をきっかけにして少しずつ氷解して行く私のトールギス・ヴァルキュリアの敗北の理由。
私がそのあれやこれやの理由を必死に噛み砕いて飲み込んでいると、再びドヤ顔を決めていた園田さんが私の肩をポンと軽く叩いて来たわ。
ナニかと思ってそちらを振り向くと…
「ざまぁ♪ですね♪」
と、再びドヤ顔で煽られる始末。
イヤね、もうね、ほんとね…
「えりーちか、おうちかえりたい…。」
なんかとーーーっても疲れたわ…、
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。
次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。
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皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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