ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
次はドラクエ6をプレイしたいQooオレンジでございます。
今回で本編11話の幕間は終わりとなります。
次回は再び本編に戻る予定です。
それでは 幕間「決戦!晩ごはん!⑦」 始まります。
全ての護衛戦力を失ってAI操作のNPC戦艦のクセに白旗(?)を上げた2隻のサラミス級戦艦。
いつの間にか戦場から居なくなっていたことりを追うコトを優先させた私は、その白旗(?)を上げた2隻のサラミス級戦艦を放置して先へと進むコトにしたの。
そして白旗(?)を上げた2隻のサラミス級戦艦を放置して機体を反転させて逃げたことりのヤツを探しに向かおうとしたその時、私のサポートAI“ウズメ”が警戒の声を発した直後に背後からの強い衝撃に襲われたわ。
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
まばゆい閃光に包まれる中、激しい衝撃に揺れる“禍にこ”のコクピット。
一体ナニが…?って思う反面、私は今まで培ってきたガンプラファイターとしての経験から事態の把握に務めるよりも先にこの激しく揺れる機体を安定させるコトに始終したわ。
必死に“禍にこ”のメインスラスターと機体各部の姿勢制御スラスターを細かく噴射させて、大地震も真っ青なほどに揺れ動く機体を落ち着かせると、私はそこでようやく周辺の状況からナニが起こったのかを把握するコトが出来たわ。
「あのクソサラミス…白旗上げといて自爆しやがったのね…!」
そう。
白旗を上げた2隻のサラミス級戦艦が私が機体を反転させた瞬間に自爆しやがったのよ。
幸い、私の“禍にこ”は自爆しやがった2隻のサラミス級戦艦にそこまで近付いていたワケじゃなかったから衝撃波にこそ晒されはしたけど、直接自爆の爆発には巻き込まれて大ダメージを負う…ってコトにはならなかったわ。
でもこれ、もしももう少しあの自爆しやがった2隻のサラミス級戦艦に近付いていたりしたら、ちょっとどころじゃなくヤバかったかもしれないわね。
そんなコトを考えながらも私はサブコンソールをポチポチと操作して機体の損害状況を調べるわ。
サブモニターに表示される機体の状況を確認しながら、そこまでダメージは負ってないわね…って思ったんだけど…
「げっ!」
ビーム攻撃を吸収する“マフツノヤタカガミ”の磨き上げられた鏡の様なシールド表面にナニかの破片が突き刺さって、ソコを中心に派手にヒビが入っちゃっていたのよ。
<これでは“マフツノヤタカガミ”の起動は無理ですね。>
バスターライフルでの大出力ビーム攻撃をして来やがるあのプッツン狂鳥娘を相手にアドバンテージを取れるビーム吸収が使えないってのは痛いわね。
しかも被害はソレだけじゃなく…
<先程の自爆に巻き込まれて“ヤサカニノマガタマ”も3基ほど消失していますね。>
多目的オールレンジ兵装“ヤサカニノマガタマ”も、さっきの2隻のサラミス級戦艦の自爆に巻き込まれてその数を半減させちゃっていたのよ。
「こうなると機体自体にダメージがなかったのが唯一の救いね。」
エネルギーの残りは…流石にバカみたいにエネルギーを喰う“クサナギノツルギ”をぶっ放せるくらいは残ってないけど、それでもまだビームライフルとかの通常兵装だけ使えばことりのヤツと一戦交える程度は大丈夫そうだわね。
問題はことりのヤツがドコに行きやがったのか…ね。
「ウズメ?レーダーに反応は?」
<ありません。と、言いますか、先程までの戦闘により周辺のミノフスキー粒子の濃度が上昇し、現在レーダーがまともに機能しておりません。>
「あー、うん。まぁアレだけ派手にやり合えば仕方ないわよね。」
ほんと、あのクソ鳥娘のヤツはドコに行きやがったんだか…。
見渡す限りではことりのヤツの“ウイングガンダム・リトルバード”の姿は見えないわ。
と、言うコトはドコかに隠れてる…ってコトよね?
このバトルフィールドで隠れられそうなところは………あっ!
「ア・バオア・クー…!」
ことりのヤツ!あそこに逃げ込みやがったんだわ!
「ってか連邦サイドの戦力を宛がわれたことりのヤツがジオンサイドの要塞に逃げ込むってソレってどーなのよ!」
<要塞戦力の運用を放棄したマスターがそれを言いますか?>
「うぐっ!?そ、そりゃそーだけど…ほら!常識的にとか倫理的にとか感覚的にとかそんな感じのナントカ的にってヤツよ!」
<申し訳ございません。私にはマスターの仰っている事が全くもって理解不能です。>
「そ、そんなコトくらいはがんばって学習しなさい!それよりもさっさと行くわよ!」
<了解しました。常識的に倫理的に感覚的にそんな感じでそれとなく参ります。>
「そんなの覚えなくていいわよ!!!」
<………やはり理解不能です。>
悪かったわね!理解不能で!!!
気を取り直してことりのヤツを追ってア・バオア・クーを目指す大銀河宇宙No.1超絶天才美少女スクールファイターのにこにーサマ。
ジオンが誇る宇宙要塞のその姿が見えて来たその時…
<アラート。前方より高エネルギー反応を検知しました。>
ウズメが警戒の声を発したの。
その直後…
<大出力ビーム、来ます。>
ア・バオア・クーから大出力ビームによる攻撃がこちらへ向けて放たれたわ。
「要塞砲!?いやいやいや!そんなのア・バオア・クーになかったわよね!!!」
“禍にこ”目掛けて飛んでくる大出力ビームをスラスターを噴射させて回避しながら、私はこの攻撃の正体について考えるわ。
普通に考えればア・バオア・クーに設置されている迎撃兵装よね。
でもこの時代…つまりは一年戦争末期のモノにしてはその出力が高過ぎるわ。
となると次に考えられるのはバルジとかに着いていた要塞砲みたいなヤツになるんだけど…ア・バオア・クーにそんなモノは無かったハズだわ。
詳細設定とかはぶっちゃけ知らないけど、少なくとも私が知る限りは原作ではア・バオア・クーに大出力ビーム砲が設置されていたなんて描写は無かったと思うわ。
<アラート。次弾接近中です。>
「チッ!ソレくらい見りゃわかるわ!!!」
私はウズメの報告に舌打ちをしながら返事を返して、再び“禍にこ”目掛けて放たれた大出力ビームを躱すべく機体操り宇宙を駆けるわ。
ビームを吸収する“マフツノヤタカガミ”が使えればコレを吸収して反撃してヤれたんだけど…。
その後も次々と放たれる大出力ビームを回避しつつ、私はことりのヤツが逃げ込んだであろうア・バオア・クーへと向かうわ。
この次々に放たれる大出力ビームも当たればヤバいけど、ぶっちゃけただの単調な砲撃だけなら避けるのくらいは余裕よ♪
そうこうしていると、ついにメインモニターにア・バオア・クーの侵入ゲートが…と言うよりも、さっきからしつこくこの砲撃を繰り返していやがるヤツの姿が映し出されたわ。
その正体は…
[[ひとつ撃ってはことりのため~♪ふたつ撃ってもことりのため~♪みっつ撃ってもやっぱりことりのため~♪ですぅ♪]]
「チッ!やっぱりあのクソ鳥娘だったワケね!」
クソ鳥娘…つまりはことりのヤツだったワケよ。
イヤ、まぁこの戦場にはもう私とことり以外は居ないと思うからとーぜんって言ったらとーぜん何だけどね。
そんな望遠モードでメインモニターに映し出されたことりのヤツは、賽の河原で石を積む子供が歌っている様な歌(内容はものすごーーーーーーーく自分本意なモノに改編済み)を歌いながら、実に楽しそうにバスターライフルをぶっ放し続けていやがったわ。
ってかことりのヤツはコレだけ連続でバスターライフルをフルチャージでぶっ放しておいて、よくもまぁエネルギー切れにならないわね…なんて思ったんだけど、ソレはことりのヤツの“ウイングガンダム・リトルバード”から伸びる1本のケーブルの姿を見たコトで、私はナニがどーなってるのかを理解出来ちゃったわ。
ことりのヤツの“ウイングガンダム・リトルバード”か伸びるあのケーブル…その先はア・バオア・クーの壁面へと繋がっていたわ。
つまりはことりのヤツはあのア・バオア・クーへと繋がっているケーブルを介して、要塞からのエネルギーを供給してバスターライフルの撃ち放題をして居やがったのよ。
ことりのヤツも次から次にアレやコレやと手を変え品を変えてよくもまぁヤりやがるわ。
アイツ、私と真っ向からやり合えばタダじゃ済まないから色々と悪知恵を働かせてるって感じね。
ナニが何でも勝とうとするその心意気は買って上げるわ。
でも…
「ウザいったらありゃしないわ!!!」
ヤられる方の身にもなりなさいよね!!!
「でも姿は見えたわ!ウズメ!このまま一気に近付いて接近戦を仕掛けるわよ!!!」
<了解しました。>
今度こそオーラスよ!
って思ったんだけど…
「あっ!」
<逃げましたね。>
ことりのヤツ!この期に及んでまた逃げ出しやがったわ!!!
ことりのヤツは散々バスターライフルをぶっ放すだけぶっ放すと、その身を翻してア・バオア・クー内部へと入って行きやがったのよ。
「追うわよ!」
<了解しました。>
ようやく見付けたのよ!ココで逃がしてたまるもんですか!
私は“禍にこ”のスラスターを一気に噴射させて機体を加速させ、その勢いのままア・バオア・クー内部へと繋がるゲートへと侵入するわ。
このまま一気に進んで…!っと、その前に…
「ウズメ!ア・バオア・クーのメインシステムにアクセスして要塞内部のマップデータをダウンロードして!」
<了解しました。それでは何処か手近なコンソールへの接続をお願いいたします。>
まずはこのア・バオア・クー内部のマップデータを手に入れないとね。
コレが無いと迷路みたいな要塞内部で迷子になっちゃうかもしれないもん。
私は加速した勢いを殺すために機体に制動を掛けて、そのまま目に着いた壁面のコンソールへと取り付いたわ。
そしてマニピュレーターをコンソールへと伸ばしてア・バオア・クーのメインシステムに接続♪
後はウズメにお任せだわ♪
<………お待たせいたしました。マップデータのダウンロードが完了いたしました。>
「ご苦労さま♪それじゃ今度こそ…<また、先に侵入したターゲットの現在位置のデータも入手出来ました。> えっ?マジで?」
<はい、マジです。サブモニターに表示中のマップデータに反映させます。>
ウズメはそう言うと、すぐにサブモニターに表示中だったア・バオア・クー内部のマップデータに赤い光点が表示されたわ。
そう言えばア・バオア・クーって今回は私に割り振られた戦力だったわね。
連邦サイドの戦力を宛がわれたことりのヤツの方がココでは異物だから、侵入者の場所はメインシステムにアクセスすれば簡単にわかっちゃった♪ってコトね。
マップデータを頼りにしらみ潰しでことりのヤツを探さなきゃ…とか考えてたから、簡単にアイツの居場所がわかっちゃったなんか肩透かしだわ。
別に楽で良いんだけどね。
さて、その問題のことりのヤツの現在位置は…ふむふむ。
どーやらア・バオア・クー中央の縦長の空洞部分に居るみたいね。
マップデータからその場所の画像を呼び出して確認してみると、なんか見覚えがある気がするのよね…?
うーん………あっ!わかったわ!ここってアレよ!アレ!
ファーストガンダムのラストシューティングのトコ!
ことりのヤツ!ジオングの頭みたいに上から強襲でもして来るつもりね!
ふふん♪だ!そうはイカのキ○タマよ!
華麗に回避して逆に仕留めてヤるわ!!!
そんな感じで私はことりのヤツが待ち伏せをしているラストシューティングの場所へとやって来たわ。
ことりのヤツはこっちがあの縦長の空洞部分へと入った瞬間にバスターライフルをぶっ放して来やがるハズだわ。
私はソレを華麗に回避して逆にラストシューティング的に仕留めてヤる!って算段よ♪
と、言うワケで…
「おんどりゃぁぁぁ!!!クソ鳥娘ぇぇぇぇ!!!死に晒されぇぇぇぇぇ!!!!!」
私はことりのヤツが待ち伏せしているであろう縦長の空洞部分へと一気に加速して侵入するわ。
すると…
<アラート。上方より高エネルギー反応。>
私の予想通りに、まるでファーストガンダムのラストシューティングの時にみたいに縦長の空洞の上の方から攻撃が仕掛けられたのよ。
でもその攻撃をあらかじめ予想していた私は…
「なんとぉぉぉぉぉぉ!!!」
って某F91のシーブック的に放たれたバスターライフルの一撃を神業回避♪
そして…
「くたばれぇぇぇぇぇ!!!!!」
バスターライフルが放たれた場所へと右手の“トリケロス改Ⅱ”内蔵のビームライフルをコレでもか!!!ってぶっ放してヤったわ♪
勝った!
そう思ったその瞬間…
[[くたばるのはにこっぱちの方ですぅ!]]
“禍にこ”のコクピットにことりのヤツの甘ったるい声が響き渡ったの。
そして…
[[あくせる!ですぅ!!!]]
縦長の空洞…そこへ繋がる横道から響く重なり合う様な独特の爆発音。
ソレは“soar”の発動を告げる音。
上じゃない!?
そう思って咄嗟に上を見た私の目に見えたのは、壁面に固定されたバスターライフルの姿だったわ。
ことりのヤツ!バスターライフルだけを壁面に固定して、遠隔操作でぶっ放しやがったんだわ!
そして本人は…
[[タマとったるですぅぅぅぅぅ!!!]]
横道に隠れていて“soar”での奇襲攻撃!
「ちぃぃぃぃ!!!!!」
私は咄嗟に機体を捻って“soar”での奇襲攻撃を躱そうとしたわ。
でも…
[[取った!ですぅ!!!]]
「ふぎゃぁぁぁ!?」
その判断は少しだけ、遅かったの。
私の“禍にこ”は、縦長の空洞部分…ソコへと続く横道から“soar”での急加速で現れたことりの“ウイングガンダム・リトルバード”によって、コクピット部分をビームサーベルで貫かれちゃったわ。
そして…
<<BATTLE END>>
コクピットの灯りが全て消え、無情にもメインモニターにその文字が表示されちゃったわ。
「ちっ…ことりのヤツ…。ヤってくれたわね…。」
この日、私はことりに初めて撃墜されちゃったの。
「ことりのだいしょ~り♪ですぅ♪♪♪ぶいっ♪」
「あー、ハイハイ。スゴいスゴい。」
「むぅ!なんですか!その態度は!ことりはしょ~しゃなんですよ!もっと敬ってケーイを払って頭を垂れてごめんなさいして今までの行いを償ってください!」
「はぁ?ナニ寝ぼけたコト言ってやがんのよ!このアホ鳥娘は!」
「誰がアホですか!アホは穂乃果ちゃんとか凛ちゃんとかにこちゃんですぅ!」
「うっさい!ボケ!ってかアンタは自分の幼馴染みをナチュラルにディスてんじゃないわよ!ったく…ほんと、アンタってヤツは……まぁいいわ。ソレよりもほら!さっさと晩ごはん作るわよ!」
「むぅ!なんか誤魔化された気が…まぁいいですぅ。それじゃ今夜はイタリアンですぅ♪」
「ハイハイ。」
なんやかんやでことりのヤツに撃墜された私は、ことりのヤツの推していたイタリアンを採用するコトにしてヤったわ。
ま、仕方ないわね。
にこにーサマに勝ったご褒美よ、ご褒美。
「ってか今って何時よ?」
「何時…ですか?え~っと…あ。」
私の“今って何時よ?”の言葉に、ことりのヤツが自分の腕時計を確認したんだけど、何故か途端にその動きが止まっちゃったの。
あー、なんかイヤぁ~な予感。
「あ?あってナニよ、あって…?」
「あ…ははは…。」
「ねぇ…マジでナニよ…。」
「ちじ…ですぅ…。」
「は?何時?」
「し…じ…ですぅ…。」
「聞こえないわよ!もっとハッキリ言いなさい!」
「ちゅん!だーかーらー!7時!ですぅ!7時!!!」
「…………は?7…時…?」
「そ~ですぅ!7時ですぅ!」
「ちょっ!7時って!アンタ!」
「ちゅん!ヤバいですぅ!」
「ヤバいどころの騒ぎじゃないわよ!」
「急ぐですぅ!にこっぱち!」
「わかってるっての!あとにこっぱち言うな!この鳥娘!」
なんやかんやしている内に時計の針は7時を回っていたわ。
つまりは晩ごはん大遅刻!なのよ…。
うん。
「急げぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
「急ぐですぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!」
ちなみに…
「遅いっての。」
その日の晩ごはんはすっかりその存在を忘れていたもう一人のお料理担当のそらが作ってくれてたわ。
「ちゅん♪トンカツ♪おいし~ですぅ♪」
おわり?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。
次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。
皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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