ガンプライブ! ~School Gunpla Project~   作:Qooオレンジ

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皆様。本日もご覧いただきありがとうございます。

仕事がクソ忙しいQooオレンジでございます。
忙しくて普通に死ねます…。


今回も本編となります。
海未さんの新しいガンプラの作製回(下準備編)となります。
また今回の作中での描写はあくまでもガンプラ作製の1例となります。
個人個人で作製手順等は違って来ますので悪しからず。










それでは 第11話「NICO's Boot Camp」そのにじゅうに 始まります。











第11話「NICO's Boot Camp」そのにじゅうに

海未が新しいガンプラの素体として選んだ“ケルディムガンダム”。

 

その作製に取り掛かった合宿2日目午前の部。

 

海未はケルディムの深緑色の部分を青に塗装したいってコトだから、私は早速塗装の前準備をするコトにしたの。

 

塗装の前準備…それは…

 

「それじゃまずはガンプラのパーツを洗っちゃいましょうか♪」

 

塗装する部分のパーツの洗浄よ♪

 

「へ?あ、洗う!?」

 

「そ♪洗っちゃうのよ♪」

 

私の“洗う”と言う言葉を聞いた海未は目を白黒させてかなり驚いちゃっているみたい。

 

まぁガンプラの塗装をしようと言う話だったのに、いきなりその塗装するガンプラを“洗う”だなんて言われたら驚いちゃうのもわからなくもないけどね。

 

「ガンプラを…その…あの…洗うんですか?」

 

「洗うわよ?」

 

「ガンプラの塗装をするのですよね?」

 

「えぇ。」

 

「それなのに洗うのですか?」

 

「洗うわね。」

 

「洗うんですね…。」

 

「洗っちゃうわね。」

 

驚きから立ち直った海未は何か釈然としないと言った感じで私に執拗に“本当に洗うのか?”と聞いて来たわ。

 

私はちょっとイジワルに塗装前にガンプラを洗う理由を言わずに、ただ“洗うのよ♪”とだけ答えを返してあげたわ♪

 

今まで散々敵意を向けられていたんだから、ちょっとくらいならイジワルしちゃっても良いわよね?

 

でも海未に相手にあんまりイジワルし過ぎちゃうとキレて武力行使に出ちゃうからほどほどにしておかないとね♪

 

それじゃまだ困惑中な海未にどうして塗装前にガンプラを洗うのかの説明をしてあげましょうか♪

 

「あのね、海未?塗装前にガンプラを洗うのにはちゃんとした理由があるのよ?」

 

「まぁいきなりガンプラを洗うとか言い出したので何かしらの理由があるのは予想していましたが…その理由が私には何のかが全くわかりませんね。」

 

「ガンプラ初心者の海未なら塗装前に洗浄作業があるなんて知らなくても仕方ないと思うわよ?それに下手をすると普通に塗装をしているガンプラユーザーの中にも、塗装前にガンプラの洗浄作業しなきゃダメってコトを知らない人もいるかもしれないし。」

 

実際にコレを書いているオレンジジュース野郎も最近は洗浄作業をサボっちゃっているしね。

 

「洗浄をする事を知らない人もいるかもしれない…と言う事は、塗装前の洗浄作業は必須ではないのですか?」

 

「えぇ。あくまでも“洗浄しておいた方が良い”って言うだけで、別に必ずしも洗浄しなきゃダメってワケじゃないわ。特にガンプラを始めとしたバ○ダイ製品のプラモデルはこの洗浄作業をしなくてもそこまで問題はないのよ。ただし…」

 

「ただし?」

 

「バ○ダイ製品以外だと洗浄作業抜きで塗装をするのはちょっと不安かしら?ほら?海未がちょっと前まで使っていたコト○キヤ製の刀があったでしょ?」

 

「私が以前まで使っていたコト○キヤ製の刀ですか?確かM○Gシリーズと言うガンプラではないプラモデルのオプションパーツだったかと思いますが?」

 

「えぇ。そのM○Gや他のバ○ダイ製以外のプラモデルだと、金型からランナーを外す時に使用している離型剤がパーツに残ってる可能性が高いのよ。」

 

「離型剤…ですか?」

 

「そ♪離型剤♪その離型剤が残っていると、塗装をする時に塗料を弾いちゃうのよ。」

 

「塗料を弾く…なるほど…だからその離型剤を塗装前に洗浄して洗い落とすのですね?」

 

「正解よ♪イチイチ洗浄しなきゃダメだとかぶっちゃけ面倒だと思うわよね?でもね?ガンプラって1つ手を抜いただけで完成度がガクッと下がっちゃうコトが沢山あるから、ちょっと面倒でも妥協せずに丁寧に、そして手を抜かずにしっかりと作って行きましょ♪」

 

「はい!」

 

うん♪良いお返事ね♪

 

どうして塗装前に洗浄作業をするのか?について一通り説明が終わったから、それじゃ早速塗装するパーツを洗浄しちゃいましょ♪と行こうと思ったんだけど…

 

「あの…少し質問があるのですが…?」

 

その前に海未から質問があると言われちゃったわ。

 

質問ってナニかしら?

 

「質問って?」

 

「はい。絵里は先程、ガンプラを始めとしたバ○ダイ製品のプラモデルは塗装前に洗浄しなくてもそこまで問題は無い言いましたよね?」

 

「えぇ。」

 

「ではバ○ダイ製品のプラモデルはどうして洗浄しなくても問題が無いのですか?」

 

うーん…私もそこら辺は実はあんまり良くわからないのよね。

 

でも…

 

「バ○ダイ製品のプラモデルって離型剤がほぼ残っていないのよ。」

 

なのよねー。

 

ちゃんと調べたコトがないからハッキリとしたコトはわからないけど、多分ガンプラ(や他のプラモデル)を出荷する前に、バ○ダイはランナーを洗浄して離型剤を落としているのかもしれないわ。

 

「まぁバ○ダイ製品は洗浄しなくても問題は無いって言ったけど、塗装する前には洗浄しておいた方が無難よ。」

 

「手を抜いて悲惨な事になったりしない様に…ですね?」

 

「そ♪何処かのオレンジジュース野郎みたいに“面倒だから”で手を抜いたらダメよ♪」

 

「ですね♪」

 

さて、それじゃ今度こそ…

 

「洗浄作業にレッツゴーよ♪」

 

「はい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、言うワケでやって来ました洗面所♪

 

台所でも良かったんだけど、台所は一応は口に入れるモノを扱う場所だから、今回は洗面所にしたわ♪

 

「さて、それじゃパーツを洗って行くんだけど、その前にもう1つだけ注意点ごあるわ。」

 

「まだ何か気を付けなければいけない事があるのですか…?」

 

「そうなのよ。それでね?その注意点なんだけど、洗浄する時に使用する洗剤についてなの。」

 

「洗剤ですか?洗剤なら何でも良いのではないのですか?」

 

「えぇ。ガンプラの洗浄に使うのは基本的には食器洗い用の中性洗剤が良いのよ。」

 

「食器洗い用の中性洗剤?他の洗剤…例えばお洗濯に使用する洗剤等では駄目なのですか?」

 

「ダメね。下手をするとパーツ侵食して割れちゃったりするわ。」

 

私は食器洗い用の中性洗剤しか使った事がないから、このパーツを侵食して割れちゃったりするトコを見たコトはないんだけどね。

 

折角のガンプラをダメにしちゃう前提で試す気も無いしね。

 

特に最近(2022年3月現在)はガンプラが極度の品不足でとにかく手に入らない状況だし。

 

模型屋さんにガンプラの在庫が山に積まれていた頃が懐かしいわね…。

 

「そんなワケだから海未も今後1人でガンプラの塗装をする時には、洗浄作業では中性洗剤を使う様に気をつけてね?」

 

「わかりました。」

 

うんうん♪素直でよろしい♪

 

「さて、それじゃいよいよパーツを洗って貰うんだけど、この時に事前にパーツをランナーから外していたら、その外したパーツを洗った時に間違って排水溝に流しちゃわない様に十分に気を付けてね?」

 

洗浄時にはザルとかあると便利ね♪

 

あとはランナー毎パーツを洗っちゃうって手もあるわ。

 

ここら辺は塗装する人の好みでどうぞ♪って感じね。

 

「洗浄中に誤って排水溝にパーツを流してしまったら最悪ですね…。」

 

「えぇ。ガンプラは細かいパーツもあるから本当に気を付けてね?流すなよ?流すなよ?みたいな凛が良く言うダチ○ウ倶楽部的なフリじゃないからね?」

 

凛とかは全力でネタに走るとナニをするかわかったモノじゃないから心配なのよねー。

 

まぁ今日は凛には花陽が着いているから大丈夫でしょうけど。

 

花陽もネタに走る時が多々あるけど…だ、大丈夫……よね?

 

「じゃあ今度こそ洗浄をして見ましょうか?まずは洗面器とかに中性洗剤を適量入れて…」

 

「……こう…でしょうか?」

 

「そんな感じね。で、その洗剤を入れた洗面器の中にパーツを投入して…」

 

「洗うのですね?」

 

「そ♪あまり荒くないスポンジで優しく洗ってあげてね?」

 

ネタに走って金タワシとかで洗ったら絶対にダメよ♪

 

「パーツにキズが付かない様に…パーツが破損しない様に…慎重に…優しく…ね?」

 

「慎重に…優しく…。」

 

パーツの破損は致命的だけど、多少パーツにキズが付いちゃったくらいならサフで誤魔化たりすんだけどね。

 

「一応は洗ってはみましたが…このくらいで良いのでしょうか?」

 

洗面器の中のパーツを優しい手付きで洗った海未は、やや自信無さげな顔でこちらを見ながらそう聞いて来たわ。

 

「ん♪大丈夫よ。次はそのパーツの洗剤をしっかりと洗い流してね♪」

 

「はい。」

 

そう言うと海未はパーツを1つ1つ流水で洗い流し始めたわ。

 

その横顔は真剣そのモノね。

 

私はその横で事前に台所から持って来ていたペーパータオルを数枚切り取り、それを洗面台の横の平らな台の上に敷いてあげたわ。

 

「洗剤を洗い流したパーツはこのペーパータオルの上に置いてね?」

 

「わかりました。」

 

私の言葉に素直に頷いた海未は、早速洗剤を洗い流したばかりのパーツを台の上に広げて敷いたペーパータオルの上に1つずつ置いて行ったわ。

 

海未が丁寧に、そして慎重にパーツの洗浄作業を繰り返すコト数分…

 

「これで最後…ですね。」

 

塗装予定の全てのパーツの洗浄作業が完了したの。

 

広げて敷いたペーパータオルの上に並べられたパーツたちを見下ろす海未の顔には、何処か誇らしげな感情が見て取れたわ。

 

私はその海未の顔を見て思わず“お疲れさま♪”と言ってあげたくなったんだけど、残念ながらまだまだ作業は終わりじゃないのよね。

 

肝心の塗装作業自体もまるまる残っちゃっているし。

 

「パーツの紛失や破損はなさそうね?それじゃ次はパーツの水気をペーパータオルで軽く拭き取っちゃって♪」

 

私はそう言いながら、海未にペーパータオルを数枚切り取って手渡してあげたわ。

 

「軽くですか?完全に水気を拭き取るのではなく?」

 

「えぇ、軽くで良いわ。」

 

「軽くで良いんですね…。」

 

本当なら水気を完全に拭き取れれば1番なんだけど、ペーパータオルじゃ完全に水気を拭き取るのはちょっと難しいのよね。

 

「こんな感じでしょうか?」

 

「ん。大丈夫よ。あとは…」

 

「後は?」

 

「自然乾燥でパーツについている水気が完全に乾くまで待つ、ね♪」

 

乾燥機やドライヤーで乾かしても良いんでしょうけど、強い温風とか当てたらパーツに負荷が掛かっちゃいそうで怖いのよね。

 

「幸いここ(西木野家所有の南の島)は気温が高いからこのくらいの水気ならすぐに乾いちゃうわ。」

 

多分だけど30分…長くても1時間もあれば乾いちゃうわね。

 

「塗装の前段階の洗浄作業だけでも随分と時間が掛かるのですね…。」

 

「随分と時間が掛かるって言うけど、このくらいならそんなに時間が掛かってる方じゃないわよ?例えば塗装した塗料が乾くまでに1日…余裕を持てばもう少し時間を置いた方が良いし。」

 

「そ、そんなに時間が掛かるのですか!?」

 

「まぁ使う塗料の種類にも寄るけどね。」

 

「はぁ…先はまだまだ長そうですね…。」

 

「ん♪千里の道も一歩から、よ♪」

 

「ですね…。」

 

どうやら海未は早く作業を進めたいみたいだけど、塗装作業は急いでも失敗するだけだから、ここはちょっとだけ我慢して貰いましょ。

 

海未は初めての塗装作業だし、ね。

 

「さ♪それじゃパーツの水気を乾かしている間に塗装しない部分のパーツの組み立てをしちゃいましょ♪」

 

「そうですね…。」

 

がんばルビィ♪よ♪海未♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

塗装作業の前段階の洗浄作業。

 

それを終わらせてパーツの水気を自然乾燥で乾かしている間に、塗装しない部分のパーツを組み立てようと思っていたんだけど…

 

[[援護します!絵里はそのまま突っ込んで敵陣中央を喰い破って下さい!!!]]

 

「了解!行くわよ!ヴァルキュリア!!!!」

 

何故か私と海未はそれぞれの機体に乗り込んで、漆黒の宇宙空間でハイ・モックの大軍を相手に大暴れしていたわ。

 

ちょーーーーーっとだけ息抜きのつもりガンプラバトルを始めたのよ?

 

本当に本当にちょーーーーーっとだけのつもりだったんどけど…

 

[[っ!絵里!新手です!三時方向からハイ・モックが約二十機!こちらへと高速で接近中です!]]

 

「ん!こっちでも確認したわ!」

 

難易度設定、ちょーーーーーっとだけ間違っちゃった♪てへ♪

 

[[なっ!?また広域レーダーに反応!?数は…三十!?くっ!次から次に!これが高難易度設定のガンプラバトル…!]]

 

あー、はい、ごめんなさい。

 

ちょっとだけ間違っちゃったとかウソです。

 

バトルジャンキー気味な海未が戦(おのの)く程度にはかなりガッツリと徹底的に難易度設定を間違っちゃってます…。

 

私と海未がほんの息抜きのつもりで始めたバトルで間違って設定しちゃった難易度…それはトップクラスのガンプラファイター達が良く練習として使用している高難易度バトルの1つ。

 

“無限ハイ・モック”

 

読んで字の如く、無限に…しかも大量ハイ・モックが湧き出るステージ。

 

それが私と海未が出撃しちゃった高難易度バトルだったの。

 

[[また増援!?今度は…五十機!?あっ!また増援反応!?更に四十機!?ちょっ!え、絵里ぃぃぃぃぃ!!!何で息抜きとか言いながらこんな地獄の様なステージを選んだのですかぁぁぁぁぁぁぁ!?]]

 

あー、はい、ごめんなさい。

 

特に理由とか無く普通に間違っちゃっただけです。

 

てへ♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。


プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。




次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。



皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。

それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のお気に入り登録、ご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。
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