ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
古戦場真っ最中なQooオレンジでございます。
ネハン無しに人権無しな95hellをそれでも何とかぶん回し中でございます。
150hellの解禁が待ち遠しい…
今回も本編となります。
バトルも終わりようやく再びのガンプラ作成となります。
と言いますか、ほぼ丸々使ってのサフ吹きです…。
それでは 第11話「NICO's Boot Camp」そのにじゅうはち 始まります。
最後の最後で海未が妙な性癖(?)に目覚めたりもしたけど、取りあえずは無事(よね?)にバトルをクリアした私と海未は、再び私達に宛がわれた工作室へと戻って来ていたわ。
それにしても…ちょっと息抜きのつもりの軽い気持ちで出撃したバトルだったけど、蓋を開けてみたら色々と大変な事になっちゃったわね。
まぁ最終的にはちゃんと勝ってバトルを終えられたから、終わりよければ全て良し的な感じで問題は無いわよね?
そんなこんなでバトル前に洗浄していたパーツを見てみると…
「ちゃんと乾いているようですね。」
海未の言う通り、ちゃんと乾いていたわ。
まぁこの西木野家保有の“南の島”はかなり温暖な気候だから、私達がバトルをしていた大体1時間くらいの時間でパーツに残っていた水気程度なら十分に乾いちゃうわ。
「大丈夫だとは思うけど、一応はパーツの接続部分の穴の中に水気が残ってないか確認してね?」
「穴の中ですね?わかりました。」
別にパーツを接続する部分の穴の中に水が残っていても、その部分を塗装するワケじゃないから別に問題はないんだけど、塗装中にそこから水が垂れて来たりしたら大変だからね。
念には念を、よ♪
もし穴の中とかに水気が残っていたら、その時はティシュをこよりにして差し込んだりすると良いわよ♪
「どうやら穴の中にも水気は残っていない様ですね。」
「ん。なら次のステップに進んで良さそうね。」
パーツに水気が残っていないかの最終確認も終わり、私達は次の行程へと進む事にしたわ。
ガンプラ塗装の為の次なる行程。
それは…
「サフ吹きね。」
「サフ吹き…ですか?」
「そ♪サフ吹きよ♪あのね?サフって言うのは、簡単に言っちゃえばパーツの下地処理の為に使う特殊な塗料の事なの。そのサフを塗装するパーツにコーティングするのが次の行程のサフ吹き作業よ。」
「下地処理としてそのサフ…ですか?それを事前にコーティングする事にはどの様な意味があるのですか?初心者の私としてはこのまま塗料を塗り付けても問題無いように思えるのですが?」
「サフを使う意味、ねぇ…そうね。まずはパーツに付いたちょっとしたら傷位ならサフの軽く吹くだけで隠蔽出来たりしちゃうわ。」
「このパーツには傷は無いのですが?」
「慌てないで♪少しくらいの傷を隠蔽するって言うのは、あくまでもちょっとしたオマケよ♪このサフ吹きの本命の効果は、塗装するパーツの元々のカラーリングに影響される事なく好みのカラーリングに塗装が出来ちゃうってコトなの♪」
サフを使う理由としてはこれが1番重要よね。
ガンプラを塗装する時って、実は割りと下地の色に影響されたりしちゃうのよね。
下地となる色が白いパーツなら特に問題はないんだけど、これが色の濃い…例えば黒とか赤とかだと、その下地の色に影響されて塗装し終えた後に想定していた色となんか違う!ってなっちゃうのよ。
そんな事態を防ぐ為に色の濃いパーツを塗装する時には下地の色を隠蔽するためにサフを使うの。
明るく発色したい時は白系のサフを。
逆に暗めに発色したい時には灰色系のサフを。
それぞれの場合に応じて使い分けるわ。
白と灰色の2つの他にもサフはあるけど、まぁ基本となる色はこの2色になるわね。
もちろん発色の問題だけじゃなく、塗装した時の塗料の“乗り”も違ってくるから、出来るだけサフ吹きはやった方が良いわ。
まぁぶっちゃけサフ吹きをやらなくても別に問題は無いって言ったら無いんだけど…。
「なるほど…そのサフ?と言うモノを使用するだけでガンプラの塗装の際に様々な利点があるのですね。小さな傷を隠蔽したり塗料の発色が良くなったり…サフ?とは随分と便利なモノなのですね!」
「えぇ。まぁ中にはサフ吹きなんてしなくても大丈夫!って人も居るんでしょうけど、個人的には少しでもクオリティを上げたいならサフ吹きはしておいた方が無難だと思うわ。それに今回、海未が塗装するケルディムのパーツって白以外の部分は少し濃いめの緑色でしょ?これを青に塗装するとなると下地に影響される可能性が高いのよ。だからそれを防ぐ為にもここで一手間加えておきましょ♪」
「はい!了解です!」
「ん。良いお返事♪」
「それで?具体的にそのサフ?と言うモノはどの様に使用するのですか?初めて聞いたモノなのでナニをどの様に使用するのか、全くもって検討も付かないのですが…?」
そうね…」
瓶塗料タイプのサフをエアブラシでとか、同じく瓶塗料タイプのサフを筆で直接…とか色々とあるけど、今回は…
「手っ取り早くスプレー缶タイプのサフを使ってちゃちゃっとサフ吹きしちゃいましょ♪」
そう言いながら私は工作室に設えてある棚の1つから、私的には見慣れたスプレー缶を取り出して海未へと見せてあげるわ。
「コレをプシュ♪っとしちゃえばオッケーよ♪」
私が棚から持って来て海未に見せてあげたのはガンダムマーカーでお馴染みのク○オスから販売されているスプレー缶タイプの白サフ。
粒子の大きさとか色々とあるけど取りあえず1000で良いかしら?
そう言えば…サフサフずっと言ってるけど、サフの正式な名前は“サーフェイサー”だったりするのよね。
このコトは後で海未にも教えてあげなきゃね♪
そんなコトを考えながらも私は海未に手にしたサフのスプレー缶を見せてあげたの。
「スプレー…ですか?」
「そ♪スプレーよ♪それじゃ早速…って行きたいけど、その前にパーツに持ち手を取り付けちゃいましょ。はい、コレを使ってね?」
「これは…串の様な物の先端に洗濯バサミの様な物が取り付けられていますね?」
「塗装する時に使う便利アイテムの1つね♪ク○オスが販売している“猫の手持ち手棒”って言うの。コレ、模型屋さんとかで30本(もうちょっと多かったかしら?)くらい入ったヤツが売られてるから、海未が自分の家とかでもガンプラを塗装したいなら後で買っておくと良いわよ。値段もそこまで高いモノじゃないし。もちろん使い捨てってワケじゃなく何回でも繰り返し使えるから♪」
「便利なモノがあるのですね…。わかりました。後で模型屋さんで探してみます。」
海未は私が手渡した持ち手棒をまじまじと見つめながら返事を返すと、その持ち手棒を少し戸惑いながらもパーツへと取り付け始めたわ。
「ちなみにどうしてもそれが取り付けられない形状のパーツや小さいパーツとかには、割り箸やつまようじとかを加工して両面テープとか使って代わりにしてもいいわ。」
「色々な方法があるのですね…。」
「うーん…?色々な方法って言うよりも、人それぞれの方法って言った方が正しいわね。私のこのやり方だってあくまでも私のやり方ってだけだから。気になるようならネットとかで調べたり、青空や希やにこ辺りにも塗装の時にどうしてるか?って聞いてみたりするといいわよ。」
「…………本当に色々な方法があるのですね………。」
海未は染々とつぶやきながらも手を動かし続け、いつの間にか全てのパーツに持ち手棒を取り付けて終えていたわ。
「ん。取り付け終わったみたいね。それじゃ今度こそサフ吹きをしてみましょ。まずは練習としてこのプラ板をちょっと切ったヤツにプシュ♪っとやってみようかしら?」
いきなり本番とかやったりして失敗したら目も当てられないからね。
特にスプレータイプだと噴射の加減が慣れないとちょっと難しいから、本当に初めての塗装な海未には事前にお試し用のプラ板で練習した方が無難だわ。
そんなワケで私は事前に長方形の形に切り出したプラ板を持ち手棒に挟んだモノを海未へと手渡したの。
「スプレー缶はシャカシャカって上下に振るよりも、くるくるって感じで底を回す様に振るといいらしいわよ。」
あれって底に撹拌用のベアリングボールが入ってるから、それで底を撹拌するためにくるくると回すと良いってコトなのよ。
以前はそれを知らないでカクテルを作る様におもいっきりシャカシャカしていたわ。
「底を回す様に…こ、こんな感じですか?」
海未は怖々とした手付きで手にしたサフのスプレー缶をくるくると回し始めたわ。
別にそんなに怖々とやらなくても大丈夫なんだけどね。
日本の製品は基本的に安全基準をちゃんとクリアしてるモノでしょうから、か弱い女子高生が多少手荒にシャカシャカしたっていきなりドカン!って爆発したりはしないもん。
まぁカタナを片手で平然と振り回す海未がか弱い女子高生かどうかは別として、だけど。
「あの?そろそろ良いでしょうか?」
「ん。良いと思うわ。それじゃ噴射ボタンの感覚を確かめる感じでかるーくサフをお試し用のプラ板にプシュ♪っとしちゃいましょっか?」
「は、はい…!」
海未はある程度、サフのスプレー缶をくるくると回して撹拌すると、私にそろそろ良いか?と確認して来たわ。
それなりにくるくると回していたから大丈夫よね?と判断した私は、海未に良いと思うわとそう答えたの。
私のその答えを聞き終えた海未はまたまた怖々とした手付きでサフのスプレー缶のフタを外して、さっき私が渡した練習用のプラ板へとサフを吹き付け始めたわ。
本当はサフのスプレー缶って吹き付ける時にちょっと空吹きしなきゃダメなんだけど、今回はお試し用のプラ板だからソコはスルーしてね♪
あ♪そうそう♪それとこの工作室にはエアブラシやスプレー塗装用の排気スペースが設置されているのよ。
今回はソコでプシュ♪ってやってるわ。
まぁこんな立派な排気スペースは普通はないでしょうから、お家でスプレー塗装する場合は基本は外で他の人の迷惑にならない場所で…よね?
外でサフ吹きやスプレー塗装をする場合は、風で塗料が流されて車とかに付着しちゃったら最悪だから、みんなも塗装する場所には本当に気を付けてね?
※他にもマスクやゴーグル、薄手のゴム手袋等を装着する事を強く推奨します。
「えーっと…このくらいでいいのでしょうか?」
そう言いながら海未はプラ板にサフを軽く吹き付けたモノを私へと見せて来たわ。
「どれどれ…?」
私はそれを受け取り、吹き付けにムラがないか?過剰き吹き付けられていないか?とかを確認するわ。
吹き付けムラは…大丈夫そうね。
過剰に吹き付けられて液垂れも無いみたい。
うん♪
「大丈夫♪初めてなのに上手に出来てると思うわ♪」
私が初めてスプレー缶のサフを使った時とか、過剰に吹き付け過ぎて液垂れで酷いコトになっちゃったのよね。
下地の色を隠蔽するなら多ければ多いほど良い!って思ってヤったんだけど、それって全然ダメダメなコトだったのよ…。
塗装って慣れるまで本当に加減が難しいのよね…。
「問題なさそうだから、海未が良いなら次はそっちのケルディムのパーツをサフ吹きしちゃいましょ♪」
私はそんな初めての塗装の時のアレコレを思い出して内心で思わず苦笑いを浮かべながらも海未に作業を促すわ。
「はい!」
ん。
海未は相変わらず良いお返事だわ♪
海未は作業の1つ1つがとても丁寧だし1度説明すれば大体は理解してくれるから、教える側としては楽で良いわ。
これが頭の中身が残念気味な穂乃果や凛だったら……考えたくもないわね…。
穂乃果と凛をそれぞれ担当している希と花陽には悪いけど、私の担当が海未で本当に良かったわ♪
私は海未の作業を見守りながら、染々とそんなコトを頭の中で思っちゃったの。
って言うか…
「何だか気付けばサフ吹きの説明だけで丸々1話終わっちゃいそうだわ…。」
手順で言えば持ち手棒にパーツを取り付けてサフのスプレー缶をシャカシャカしてからパーツにプシュ♪っと吹き付けるだけなんだけど…。
たった数行程の作業なのに、それを文字にすると無駄に長くなっちゃうわね…。
でも3分クッキング的に作りま~す♪はい♪出来ましたぁ~♪じゃ何だかなぁ…って感じになっちゃうし…。
そんなメタい事を悶々と考えていたら…
「あの?この様な感じでいいのでしょうか?」
いつの間にか作業を終えた海未がおずおずとそう訪ねて来たわ。
メタい事を悶々と考えていた私は、その言葉で我に返って慌てて海未がサフ吹きを終えたと言うパーツの確認を始めたわ。
「………少し薄く思える所もあるけど、このくらいなら大丈夫ね…。」
部分的に吹き付けが甘くサフが薄い所も何ヵ所かあるけど、過剰に吹き付けて液垂れしちゃうよりはマシだわ。
「うん♪オッケーよ♪」
私は笑顔で海未にそう返事を返してあげたわ♪
「大丈夫な様で良かったです…。」
私の返事を聞いた海未は心底ほっとした様子で胸を撫で下ろしていたの。
「それじゃ乾くまで30分~60分は掛かるから…」
その間また空き時間を有効活用してガンプラバトルの練習…と思ったけど…
「何か甘いモノでも軽くつまみながらお茶にでもしましょっか♪」
あまり詰め込み過ぎてもダメだから、ここはちょっと休憩にしておきましょ♪
「そうですね…慣れない作業で少し疲れてしまいましたので、そうして貰えると正直とても助かります…。」
休憩と聞いた海未はちょっとハニカミながらそう返事を返してくれたわ。
「それじゃお茶の準備をしてちょっとゆっくりしちゃいましょ♪」
そんなこんなで私と海未は吹き付けたサフが乾くまでの間を使って休憩をするコトにしたわ。
休憩が終わったら…次はいよいよ塗装よ!
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。
次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。
皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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