ガンプライブ! ~School Gunpla Project~   作:Qooオレンジ

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皆様。本日もご覧いただきありがとうございます。

たきなちゃんに踏まれたいQooオレンジでございます。
リコリコ閉店が切ない…。





今回も閑話になります。









それでは 閑話「ドキッ☆彡水着だらけの南の島殺人事件または名探偵ハナヨの事件簿⑰」 始まります。












閑話「ドキッ☆彡水着だらけの南の島殺人事件または名探偵ハナヨの事件簿⑰」

突如として発生した衝撃波で激しく揺れる機体の安定を魔女さんに丸投げした花陽は、ジム・カーバンクルを軽々と吹き飛ばしたこの衝撃波と未だにメインモニターを白く染め上げている閃光の中心である“ハシュマル”へとありたっけの計測機器をフル稼働させて向けました。

 

少しでもこの現象のデータを収集する為に♪ですね。

 

そして次第に集まり始めたデータを基に、ナニが起こっているのかを少しずつではあるんですが把握出来て来ました。

 

把握出来て来た…とは言ったんですが、わかったのはたった1つのコトなんです。

 

わかったことはこの凄まじい衝撃波と眩いばかりの閃光…この2つを引き起こしているのはエネルギーの塊が原因っぽいってコトだけです。

 

それも粒子系のビームやその他諸々に変換されてすらいない、ただの純然とした純粋な熱力としてのエネルギーの塊。

 

もっとも、そのただのエネルギーの塊が放つエネルギー量は、ジム・カーバンクルに搭載されている各種計測機器の上限値を余裕で上回っちゃうくらいには非常識な数値なんですけどねー。

 

はひ。

 

ぶっちゃけコレ、計測不能ってヤツですねー。

 

ナニをどーしたらこれだけのトンデモエネルギーを放出出来ちゃうんでしょうか?

 

下手したら…と言いますか、下手しないでも、この数値のエネルギー量は大型の高出力ジェネレーターを複数…それも2個とか3個とかじゃなくてもっと大量にアホみたいにガン積みしたおバカな機体でも発生させるコトはムリですよ。

 

戦艦とかでも恐らくはムリですね。

 

かなり大型の要塞のメイン動力炉を爆発されるつもりで暴走させまくってようやく届くか届かないか…ってレベルだと思います。

 

そんなかーなーり非常識なエネルギー量を単体で…しかもMSクラスの大きさで発生させているってどんな非常識ですか?これ?

 

そら君…マジでナニをどーやってるんでしょーか?

 

[[うぉい!ハナヨぉ!テメェ!ナルカミのクソ野郎のこの“切り札”ってヤツのデータ取ってんなら後でアタシに寄越しやがれよ!ソイツが助けてヤってる礼代わりだ!聞いてんのか!ゴルゥラァァァァ!!!]]

 

「あ、はひ。」

 

魔女さんってこれが“素”なんでしょうけー。

 

いやー、口が悪い♪悪い♪

 

でも魔女さん、花陽が現在進行形で収集しているこのデータを寄越せって言われても、コレでわかるコトってアホみたいに膨大なエネルギー量を放出させている…ってコトだけですよ?

 

それとも魔女さんならワンチャン、ナニがナンだかわかっちゃうんでしょーか?

 

そんなコトを内心で思いながらも、花陽は機体の安定作業を魔女さんに丸投げしながらデータ収集を続けていると…

 

「あ。」

 

メインモニターを真っ白に染め上げていた閃光が徐々にその光度を下げ始めているコトに気付きました。

 

そして光が収まると、ソコには…

 

「“ハシュマル”が…」

 

[[綺麗さっぱりと消し飛んだ…ってかぁ。]]

 

何もありませんでした。

 

アレだけ猛威を奮っていた“ハシュマル”も。

 

“ハシュマル”が取り付いて資源を掘削していた小惑星も。

 

花陽と魔女さんが倒しまくった大量の“プルーマ”の残骸も。

 

“ハシュマル”の周辺にあったモノは全てが無くなっていました。

 

そう…魔女さんが言う様に、何もかもが綺麗さっぱりと消え去ってたんです。

 

そんな何もかもが消え去った空間にポツンと1機、そら君のザク・リヴァイブだけが右腕を突き出した形で漂っていました。

 

そしてその突き出されたザク・リヴァイブの右腕に装着されているピアッシングシールドは、装着している右腕諸とも中半まで融解して見るも無惨な姿になっています。

 

ザク・リヴァイブの右腕はともかく、あのピアッシングシールドって確かかなりの硬度を持ってる素材で作ってるとか何とか言ってましたよね?

 

硬度だけで言えば絵里ちゃんのトールギス・ヴァルキュリアの大型シールドとタメを張れるとか何とか?

 

ソレがあぁもドロドロに溶けちゃってる…と言う事は…

 

[[あの様子…ナルカミのヤツはビームニードルの射出機構を流用した…ってトコか?]]

 

「ですね。」

 

そしてビームニードルの射出機構を流用しているのなら…

 

「そら君…新しいエネルギーカートリッジを使ったんでしょうか?」

 

普段そら君がビームニードルを使う時に使用しているのは圧縮エネルギーカートリッジでしたよね?

 

アレだけ膨大なエネルギーを放出したってコトは、いつもの圧縮エネルギーカートリッジ以上にエネルギーを内包したモノを使った…ってコトですよね?

 

でも…

 

[[んなモン…どーやって手に入れやがった…あのクソ野郎が…チッ!]]

 

ソーナンデス…よねー。

 

希ちゃんが使っている圧縮エネルギーカートリッジの1つ上の性能を持つ、心形流独自の謎技術の塊な高圧縮エネルギーカートリッジを使ったのかも?とかも考えましたが、アレは確実にその高圧縮エネルギーカートリッジ以上のエネルギー量を放出していました。

 

そうなると考えられるのは…

 

「全く新しいエネルギーカートリッジ…?」

 

[[忌々しいコトになぁ…。]]

 

ホント、そんなモノをどーやって手に入れたんでしょーか…。

 

[[ふぅ…まぁイイですぅわぁ♪ナルカミさぁんがぁ出来るぅ…と言うコトわぁ、ワタクシでもぉ出来るぅと言うコトですぅからぁ♪いずれわぁ…うっふふふふふ♪]]

 

「あ。元に戻った。」

 

[[うふっ♪元にぃ戻ったぁとかぁ何のコトぉですぅかぁ?]]

 

何のコトって…まぁイイですけど。

 

それにしても…

 

「あの“焼入れ”強化Ver.の“ハシュマル”を一撃で消し飛ばすとか、そら君スゴかったですね!ねっ!魔女さん!」

 

[[えぇ♪流石のぉワタクシもぉ今回わぁビックリですぅわぁ♪それわぁそぉとぉ…ハナヨさぁん?]]

 

「はひ?なんですか?」

 

[[助けてぇくれぇてぇありがとうございますぅ、わぁ?]]

 

「は、はひ?」

 

[だぁ♪かぁ♪らぁ♪ありがとうございますぅ♪ですぅわぁ♪]

 

「あ、あー…そう言えば花陽、魔女さんに助けて貰ったんでしたねー。」

 

さっきまでのそら君の“切り札”が予想の斜め上をぶっちぎりで飛んで行く様なショッキングな光景だったんで、衝撃波で吹き飛ばされそうになったトコを魔女さんに助けて貰ったコトをすっかりと忘れちゃっていました。

 

「この度は誠に [[ハナヨさぁん?ワタクシ、そぉ言うのぉわぁ結構ですぅわぁ♪ワタクシたちぃわぁ“お友達”ですぅわぁよぉ?ねっ?]] えーっと、それじゃ普通に…助けてくれてありがとうございました!魔女さん!」

 

[[はぃ♪どぅいたしぃましぃてぇ♪]]

 

「あ、それとコレ!さっきまで収集していたデータです!こっちとデータリンクしてくれると楽なんですけど…?」

 

[[了解ですぅわぁ♪イリスちゃん?お願いしぁますぁすぅわぁ♪]]

 

《はい、マスター。それではコイズミハナヨ様。少々失礼いたします。》

 

「はひ。どーぞどーぞ。」

 

そんなやり取りをしながら魔女さんの電子精霊のイリスちゃんが、花陽のジム・カーバンクルと魔女さんのハイ・モック(魔女さん機)との間でデータリンクを行って、さっきまで収集していたデータをコピーして引き取って行ってくれました。

 

[[はぁい♪確かにぃいたぁだきぃましたぁわぁ♪]]

 

「お粗末さまです♪」

 

と、言いますか…花陽は魔女さんに簡単に収集したデータを渡しちゃいましたけど、これって良かったんでしょーか?

 

だってほら?魔女さんって今回は味方だけど、普段(?)は花陽たちのお邪魔をしてくる悪い人(?)ですよね?

 

そんな人にナニもわからないがわかったデータとは言え、簡単にそのデータを渡しちゃダメじゃないのかな?って思ったり思わなかったりしたんですよ。

 

でもまぁ…渡しちゃったから今さらどーこー言ってもムダなんですけどねー。

 

[[“ハシュマル”もぉ倒しぃましたぁしぃ、ナルカミさぁんのぉ“切り札”もぉ見れましたぁしぃ、ハナヨさぁんともぉお友達にぃなれぇまぁしたぁしぃ♪こんなぁ事態にぃ巻き込まれてぇ今日わぁ散々かぁとぉ思いましたぁけどぉ、終わってぇ見たぁらぁ中々のぉ収穫でしぃたぁわぁ♪ねっ?ハナヨさぁん♪]]

 

「そですねー。」

 

と、適当に相づちを返しながら、花陽的には魔女さんが熱してから冷ますとか余計なコトを言わなかったらココまで苦労しないでもう全部終わってたんじゃないですか?と、そんなコトを考えちゃっていました。

 

まぁ魔女さんと仲良く(?)なれたのは良かった(?)ですけど。

 

相変わらずサウンドオンリーで顔が見えないけど、通信の向こう側ではニコニコ笑っているであろう魔女さんと仲良く(?)なれたなぁ…とか考えていると…

 

[[あらぁ?ハナヨさぁん?ナルカミさぁんがぁ戻ってぇ来ますぅわぁよぉ?]]

 

その魔女さんがこちらへそら君が戻って来た事を教えてくれました。

 

「あ。ホントですね。おーい!そらくーん!」

 

[[おうよ。]]

 

そら君へと声を掛けるといつも通りに無愛想に短く返事を返してくれます。

 

そんなそら君のザク・リヴァイブが近付いて来てわかったんですが、そら君のザク・リヴァイブは思っていたよりもボロボロになっちゃっていました。

 

装甲のあちこちが溶けたり焦げたりしています。

 

コレはアレですね?敵にヤられたと言うよりもさっきのエネルギー塊の放出で自傷したって感じですね。

 

[[酷い姿ぁですぅわぁねぇ♪ねぇ♪ナルカミさぁん♪]]

 

[[ケッ!うるせぇーってんだよ!クソ魔女野郎が!]]

 

[[あらぁ♪あらぁ♪クソにぃクソだぁなぁんてぇ言われたぁくぅありませぇんわぁ♪]]

 

[[なら腐れ野郎だ!このド腐れ魔女野郎が!]]

 

[[腐ってぇいるぅのわぁナルカミさぁんのぉ脳ミソでわぁ?]]

 

[[テメェの脳ミソよりは腐ってねぇーっての!]]

 

あー、またケンカしてるし。

 

「はいはい。もーすぐバトル終了でバイバイなんですからケンカしない!」

 

まったく!ですねー。

 

[[ワタクシとぉしてぇわぁケンカをしているぅつもりぃわぁないのぉですぅがぁ?それわぁそぉうとぉ…ねぇナルカミさぁん?アレ、なんですぅのぉ?]]

 

[[タダで教えると思ってんのか?なぁド腐れクソ魔女野郎?]]

 

[[あらぁ?別にぃタダでとぉわぁ言いませぇんわぁ♪と、言うよりもぉ、もうすでぃお支払してぇおりますぅしぃ♪]]

 

[[は?支払ってる?ナニをだよ?]]

 

[[んっふ♪あのですぅねぇ?ワタクシ、先ほどぉハナヨさぁんを助けてぇ差し上げたぁのぉですぅよぉ?]]

 

[[花陽を助けた?]]

 

[[えぇ♪ナルカミさぁんのぉアレのぉ余波でぇ吹き飛ばされぇそぉにぃなってぇいたぁのぉでぇ、ワタクシがぁ助けてぇ差し上げたぁんですぅわぁ♪ね♪ハナヨさぁん♪]]

 

「あ、はひ。その節はさんきゅーありかとおぶりがーどでした。」

 

[[ほぉらぁ♪大切ぅなぁ後輩さぁんを助けてぇ差し上げたぁんですぅからぁ、情報のぉ代価とぉしてぇわぁ十分でわぁありまぁせんかぁ?それともぉ…借り1つ、にぃしてぇおきまぁすぅかぁ?ねぇ?ナルカミさぁん?]]

 

[[……チッ!テメェに借りを作ったままだなんてゴメン被るってんだ!]]

 

[[ならぁ教えてぇくださぁいなぁ♪アレわぁナニを使ったぁのぉかぁ♪]]

 

[[………(まぁナニを使ったのか知ったとしても、早々簡単には手に入らねぇから大丈夫か…。) なぁド腐れクソ魔女野郎。テメェ、アリスタ…それかプラフスキー粒子結晶体って知ってるか?]]

 

むむっ?

 

なんかいつの間にか花陽を置いてけぼりにしてお話が進んでますよ?

 

しかも花陽が魔女さんに助けて貰ったからそら君がさっきのヤバめな攻撃でナニを使ったのかを教える流れになっちゃってますし!

 

と言うか借りだの貸しだの律儀ですよねー。

 

そんなの踏み倒しちゃえば良いのに。

 

やっぱりアレですか?

 

2人とも中身(?)が基本的にチンピラだから、そこら辺の借りとか貸しとかには拘っちゃうタイプなんでしょうか?

 

それはそうと…アリスタ?ですか?

 

そのアリスタ?って言うのは聞いたコトないですけど、あとから言ったプラフスキー粒子結晶体って言うのは花陽でも聞いたことがありますよ。

 

アレですよね?花陽たちが生まれる直前くらいまでガンプラバトルをする時に使われていたガンプラのプラスチックだけに反応するとか言う謎の粒子。

 

ソレがプラフスキー粒子ですよね?

 

結晶体って粒子が集まって固まって結晶化したモノですよね?

 

そら君はそれを使ってアレだけの規模の膨大なエネルギー量を放出させたんですねー。

 

へー、プラフスキー粒子の結晶体にそんな使い道があったんですねー。

 

アレ…?

 

でも…

 

「確かプラフスキー粒子って世界的に使用禁止になってるんじゃなかったですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。


プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。




次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。



皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。

それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のお気に入り登録、ご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。
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