ガンプライブ! ~School Gunpla Project~   作:Qooオレンジ

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皆様。本日もご覧いただきありがとうございます。

コロナワクチン(3回目)以降、ずっとワクチンを打った左腕が痛いQooオレンジでございます。
もしやこれが噂の○十肩…?





今回も本編第12話となります。








それでは 第12話「騎翔天結」そのよん 始まります。












第12話「騎翔天結」そのよん

[[にこちゃん!!!]]

 

絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”のランスチャージの猛威が迫り、穂乃果の焦った声がコクピットに響く中、私が取った行動はと言うと…

 

「絵里!アンタお得意の空中戦に付き合ってやろうじゃないの!」

 

そう!私の選択は真向勝負よ!!!

 

そもそも“サテライトチャージ”の使えない穂乃果じゃまだまだ絵里の相手なんてムリだしね!

 

せめて穂乃果の“ソルストライクガンダム”にマトモなストライカーパックが1つでもあれば、練習バトルなんだから穂乃果のヤツに絵里の相手を任せてみても良かったんだけどね。

 

でもベーシック武装のビームライフルとビームサーベルだけ…しかもどちらも素組の武装だけしか持たない今の穂乃果の“ソルストライクガンダム”じゃ、絵里のガチムチ防御特化の“トールギス・ヴァルキュリア”にマトモなダメージを与えるコトすら出来ないから、絵里と正面から戦うなんて土台ムリな話なのよね。

 

穂乃果はさっき見せた射撃の腕前も含めてバトルのセンス自体は悪くは無いわ。

 

だから装備がもっと整えばガチムチ防御特化の絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”を相手にしてもマトモなバトルが出来るとは思うのよねぇ。

 

まぁセンスが良いとか本人に言えば調子に乗るから絶対に言わないけど。

 

さぁーて♪発展途上の穂乃果のコトをこの場でグチグチと言っててもなんにも始まらないから、とりあえずは絵里をぶっ倒すために飛んじゃいましょうか!

 

と、その前に…

 

「穂乃果!絵里の相手は私がしてやるわ!アンタはどっかにいる真姫を探し出してキッチリと〆ときなさい!!!」

 

穂乃果に指示を出しておかないとね♪

 

ホントならせっかくペアを組んでのバトルなんだから、連携戦闘とかの練習もしておきたかったんだけどね。

 

絵里のアホが連携とかガン無視して突っ込んで来やがったからしょーがないわ。

 

そりゃ練習も大切だけど、何よりもまず負けたくないしね!

 

[[穂乃果が真姫ちゃんを探してやっつければいいんだね!うん!わかった!!!]]

 

穂乃果は私の出した真姫を探して倒せ!って指示に対して、いつも通り元気に返事を返して来たわ。

 

この子、いつも返事だけは立派なのよねぇ…返事だけは。

 

元気に返事を返して来た穂乃果に対して“コイツ、ホントに大丈夫か?”と言うこれまたいつも通りな不安を感じながらも、私は絵里を迎え撃つ為に大空へと翼を羽ばたかせるコトにしたわ。

 

「ウズメ!飛ぶわよ!!!」

 

<了解です。ウィング展開。ブースター始動。>

 

ソラのヤツから貰った相棒の擬似人格搭載型サポートAIシステムのウズメに短く指示を出すと、ウズメはすぐさま私の意を汲み取って飛ぶ準備を開始してくれたわ。

 

飛翔の前段階とてして、“ザク・ブバルディア”のバックパックとして搭載されている“キャバリエールパック”の特徴的な大きなウィングが展開され、バックパック下部のブースターに火が灯ったわ。

 

そして…

 

<マスター、何時でも行けます。>

 

火の灯ったブースターが十分に暖まった頃合いで、ウズメが飛翔のための準備が整ったコトを知らせてくれたわ。

 

準備は万全!

 

なら…

 

「あとは飛ぶだけよ!!!」

 

私の臨時の愛機である“ザク・ブバルディア”は私の操作に応えるかの様に、大地を大きく蹴ってその重量感溢れる機体を空中へと踊らせたわ。

 

そのタイミングでスロットルを全開!!!

 

“キャバリエールパック”下部のブースターが文字通りに火を噴いて、私と臨時の愛機“ザク・ブバルディア”は大空へと飛び立ったの。

 

「ウズメ!ブバルディアの管制システムを空戦モードへ移行!」

 

<了解。管制システムを空戦モードへと移行します。>

 

「最初っから全速全開で行くわよ!」

 

<了解。姿勢制御のサポートを開始します。>

 

「任せるわ!」

 

大空へと飛び立った私の“ザク・ブバルディア”は、自慢のウィングブレードで空を切りながらそのまま全速力で絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”へと突き進むわ。

 

空中戦でのスピードだけならこの子は絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”にだって負けたりはしないわよ!

 

まぁ流石に絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”が旋回を続けてトップスピードに入っちゃったらちょーーーっとは負けるかもだけど。

 

そうこうしていると初期設定で撒かれているジャミング(ミノ粉?GN粒子?Nジャマー?どれかは知らないけどそこら辺のヤツよ!)の影響下でも問題なく通信が届く距離になったっぽくて、絵里のヤツからこっちへ通信が入って来たわ。

 

[[あら?今日は“禍にこ”じゃないのね?]]

 

「何だか最近ちょっと反応が遅くなって来ててね。だから今はステータス振りとか諸々で調整中よ。“禍にこ”の代わりに今日はこの子で相手してあげるわ!!!」

 

[[確か“ザク・ブバルディア”よね?空戦だけなら“禍にこ”よりもその子の方が適正は上かしら?]]

 

「どっちが上かどうか!アンタ自身で試してみなさいってのよ!!!」

 

[[そうさせて貰うわ!!!行くわよ!にこ!!!]]

 

「来やがれってのよ!ロシアンキツネ!!!」

 

そんな感じに言葉を交わし合った私と絵里は、互いの機体を一気に加速させて戦闘へと突入するわ。

 

絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”は大型ランスと大型シールドを構えて、相変わらずバカの一つ覚えのランスチャージ。

 

対する私はと言うと、牽制として右手に持った大型ライフルを数発放ちながら、“キャバリエールパック”のウィングブレードの位置を微調整して突入角度を合わせるわ。

 

ブレードウィングですれ違いざまに真っ二つにしてやるってのよ!

 

あれ?そう言えばブレードウィング?ウィングブレード?どっちだっけ!?

 

ま、まぁブレードウィングでもウィングブレードでもぶっちゃけどっちでも良いわ!

 

よーは相手をぶった切れればそれで良いんだから!!!

 

ウィングブレード(ブレードウィング?)の名称が地味にどっちだったかわからなくなったりしながらも、私は剣翼を大きく広げたまま絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”のランスチャージへと突っ込んで行くわ。

 

ここからはタイミングが肝心よ。

 

絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”のランスチャージを上手く紙一重で避けて、尚且つ“キャバリエールパック”のウィングブレード(ブレードウィング?)をぶち当ててぶった切る。

 

ちょっとでも回避のタイミングがズレたらとーぜんだけどランスチャージの餌食。

 

そしてちょっとでもウィングブレード(ブレードウィング?)の軌道がズレたらこっちの攻撃は空振り。

 

ヤバいって思ったら機体を大きく迂回させてランスチャージを避ければ良いだけだから、別に一か八かってワケでもないけど、全てを十全に…ってなると結構スリリングなタイミングになっちゃうわよね。

 

でも…

 

「大銀河宇宙No.1天才美少女スクールファイターの矢澤にこにーサマなら絶対に行けるわ!!!」

 

そう!

 

なんと言っても私は大銀河宇宙No.1天才美少女スクールファイターの矢澤にこにーサマなんだから!

 

タイミングが微妙?

 

結構スリリング?

 

知ったこっちゃないわ!!!

 

ヤるかヤられるか!

 

ってかむしろヤるかヤるかだってのよ!!!

 

[[穿ち貫きなさい!ヴァルキュリア!!!シュトゥールム!!!!!]]

 

「胴体真っ二つにぶった切られてぇぇぇ…死にさらせぇぇぇぇぇ!!!!!」

 

絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”が放つ必殺のランスチャージ。

 

私の“ザク・ブバルディア”が放つ必殺のウィングブレード(ブレードウィング?)。

 

それぞれがそれぞれ“必殺”を掲げる2つの機体が今、まさに蒼空で飛行機雲の軌跡を描きながら交わって…

 

[[っ!]]

 

「チッ!」

 

その結果、私の“ザク・ブバルディア”は絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”の大型ランスから放たれたランスチャージを機体の軸をずらすコトで上手く紙一重で回避してやったわ。

 

そしてその一瞬をついて、すれ違いざまにウィングブレードを“トールギス・ヴァルキュリア”へと叩き付けてやったの!

 

でも…

 

[[超合金ロシアンニューZ製の私のヴァルキュリアのシールドに傷を付けるだなんて…。]]

 

ウィングブレードが直撃する瞬間に絵里のヤツが咄嗟に大型シールドを機体の前に突き出してやがって、ギリギリの所でこちらの一撃を防ぎやがったのよ。

 

一連の攻防の結果、“ザク・ブバルディアなさい”のウィングブレード(ブレードウィング?)は“トールギス・ヴァルキュリア”の大型シールドの表面に一文字の傷をつけるだけに留まり、私たちは一瞬の交差を終えて互いに距離を取るコトになったわ。

 

今の交差で終わらせてやろうって思ってたけど、やっぱり絵里相手にそうは簡単には行かなかったわね。

 

咄嗟にシールドを機体の前に差し出してこっちの一撃を防ぐとか、悔しいけど流石は絵里ってとこね。

 

ポンコツ生徒会長のクセにナニかを防ぐコトに関してだけはプロ級ね。

 

それはそうと…

 

「ちょっと絵里!アンタのその超合金ロシアンニューZとかってアホな名前のヤツはなんなのよ!!!」

 

前々からずーーーーーーーーっと突っ込みたかったのよ!

 

マジでなんなのよ!超合金ロシアンニューZって!

 

そもそも何で今まで誰も超合金ロシアンニューZとかってふざけた名前の合金に対して突っ込み入れなかったのよ!!!

 

コレ!製作者(?)は絶対に突っ込み待ちだったハズよ!!!

 

[[ナニって言われても…おばあ様から貰った私の祖国が誇る超技術で作り上げたガンプラバトル用の地上最強クラスの超合金…としか言いようがないわ?]]

 

「はっきり言って技術の無駄使い!!!」

 

[[そんなコトを私に言われても困るわ…。]]

 

「困んな!!!そもそも国が作ったガンプラバトル用の超合金ってとこから突っ込みどころ満載過ぎなのよ!」

 

だからあそこの国は簡単に戦争仕掛けたりすんのよ!

 

ばーかー!ばーかー!

 

[[私としては超合金ロシアンニューZ製のヴァルキュリアのシールドに簡単に傷を付けたその翼の方が突っ込みどころ満載だと思うわよ?]]

 

「はん!日本が誇る刀剣技術なめんなってのよ!!!」

 

なんて言っても某バカそらの伝を使って手に入れた玉鋼をこれまた某バカそらの伝を使って探し出した伝説の名工に鍛えて貰った極上の逸品よ!

 

超合金ロシアンニューZとかってワケのわからない超合金なんて目じゃないわ!!!

 

「覚悟しない!絵里!今度こそはアンタご自慢のガチムチ防御特化を真っ二つにぶった切ってやるわ!!!!!」

 

[[国の上層部に掛け合って超合金ロシアンニューZを都合してくれたおばあ様の為にも!そして私に超合金ロシアンニューZを託してくれた祖国の栄誉の為にも!私は負けるワケにはいかないの!!!]]

 

いや、祖国の栄誉の為にとかぶっちゃけもうなんか色々とワケわかんない。

 

でも…

 

「その意気や良しってヤツよ!!!」

 

そーゆーの、キライじゃないわ!

 

[[穿ち貫け!シュトゥールム!!!!!]]

 

「切り裂け!ブバルディア!!!!!」

 

舌戦(?)を演じながらも互いの機体を旋回させて、私と絵里は再びそれぞれの得物を構えて蒼穹の戦場で交わるわ。

 

絵里のランスチャージが私の“ザク・ブバルディア”を貫くのが先か。

 

私のブバルディアのウィングブレード(ブレードウィング?)が絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”を切り裂くのが先か。

 

さぁ!真っ向勝負よ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私と絵里が剣翼と突撃槍を掲げて蒼穹の戦場を駆け抜けているその頃。

 

地上では…

 

[[射貫け!護国園田流!疾風牙!!!]]

 

[[ (穂乃果!狙いはソルストライクのコクピットだよ!) わかってる!!!]]

 

穂乃果と真姫がぶつかり合っていたわ。

 

真姫は最近習い始めたらしい海未の使う怪しい剣術を駆使しながら穂乃果へと猛攻を仕掛けていたの。

 

真姫の素組の百式が繰り出した鋭い刺突。

 

穂乃果の“ソルストライクガンダム”はその繰り出された刺突をコンクリートの地面を強く蹴って後ろへと下がって逃れたわ。

 

[[っ!でも避けられるコトは想定済よ!]]

 

刺突攻撃をあっさりと避けられた真姫だったけど…

 

[[護国園田流!旋風閃!!!]]

 

そのまま突き出した刀を機体ごと横に振り回して、再び穂乃果の“ソルストライクガンダム”へと襲い掛かって行ったわ。

 

刺突からの回転斬り。

 

一撃目が避けられても次に繋げられるタイプの技だったってワケね。

 

初撃の刺突をバックステップで回避した穂乃果の“ソルストライクガンダム”はまだ着地してはいないわ。

 

穂乃果のヤツ、これはちょーーーっとヤバいかもしれないわね…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。


プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。




次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。



皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。

それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のお気に入り登録、ご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。
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