ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
ハロウィンフロレンスに我慢出来ずにガチャを回したQooオレンジでございます。
来たけどその代償は大きかったです…
今回も本編第12話となります。
それでは 第12話「騎翔天結」そのご 始まります。
刺突からの回転斬り。
ちょっと前から習い始めたらしい海未が使う怪しい謎の剣術を駆使して真姫が放った連携攻撃に晒された穂乃果。
これはちょーーーっとヤバいかもしれないわね…と思ったんだけど…
「それ!穂乃果!知ってるもん!!!」
穂乃果の“ソルストライクガンダム”はバックパックのバーニアを盛大に噴射させて上空へと逃れるコトで真姫の百式の放った回転斬りを再び回避してみせたわ。
へぇ…穂乃果のクセにやるじゃない。
ってか知ってるもんって何で穂乃果が今の一連の攻撃を知ってるのよ?
そう思ったのは私だけじゃないみたい。
[[知ってるって何で穂乃果が今の知ってるのよ!!!]]
真姫は自身の放った連続攻撃を穂乃果が知っていたと発言したコトに対して、どーして知っていたのかと問い詰めていたわ。
「だってそれ!海未ちゃんがたまーに使ってるヤツだもん!だから穂乃果!今のそれ見たことあるもん!」
あ、なーるほどね。
穂乃果と海未(とオマケにことり)は幼馴染みだったわね。
当然…ではないかもしれないけど、穂乃果は今の一連の攻撃を海未が使ったトコを見たことがあって、それを覚えていたってワケね。
3歩歩けば過去の記憶をぜーんぶ忘れそうなニワトリ脳のアホな穂乃果が海未の使ったって言う技を覚えていたってコトににこにーサマ的にはかーなーりー驚愕しちゃうけど、それでも結果的に穂乃果は真姫の攻撃の中身を知っていたから避けるコトが出来たのね。
[[今度はこっちの番だよ!ポチ!]]
《ばーるかーん。》
[[発射!!!]]
回転斬りを避ける為にバーニアを噴射させて上空へと逃れた穂乃果は、そのまま地上の真姫の“百式”へと“ソルストライクガンダム”の頭部のバルカン砲…イゲールシュテルンをぶっ放したわ。
“ソルストライクガンダム”の頭部からバリバリと言う音を立てて断続的に放たれた弾丸は、地上で回転斬りを放ち終えた直後の“百式”へと降り注いで行ったわ。
某スパロボ系ゲームの影響もあってかガンプラバトルでは比較的低威力に設定されている頭部バルカン砲(イーグルシュテルン)系の武装だけど、それでもこれだけ至近距離で当たれば素組の“百式”の装甲程度ならあっさりと貫通しちゃえるわね。
これは意外と早く決着が着いちゃったかしら…?とか思ったんだけども、やっぱり早々簡単には行かなかったわ。
[[そんな攻撃なんか!]]
[[うげっ!?ナニソレ!?]]
上空から放たれたバルカン(イーグルシュテルン)の弾丸の雨に晒された真姫は、手にしている刀を柄を軸にくるくると高速で回転させて、まるでザンスカール系MSが装備しているビームローターのシールドの様に上空へ向けて盾の様に展開したのよ。
降り注いで来た弾丸の雨は盾の様に展開された高速回転する刀に全て阻まれてしまったわ。
うん。
なんかもうこれって剣術って言うよりも曲芸よね…。
いや、まぁ海未のトコの謎の剣術って素人の私から見たら全部曲芸みたく見えちゃうんだけどね。
気とか意味わかんないわ。
ぶっちゃけそれって何のド○ゴンボールかって話よね。
それはともかく…
[[跳びなさい!百式!!!]]
上空から降り注いだイゲールシュテルンの弾丸の雨を防ぎきった真姫は、刀の回転を止めると再び構え直してコンクリートの地面を強く蹴って上空へと飛び上がったわ。
狙いはもちろんイーグルシュテルンを撃ち終えても未だにバーニアを噴射させて上空に滞空し続けている穂乃果の“ソルストライクガンダム”。
[[その首!貰ったわ!!!はぁぁぁぁ
!!!!!]]
大きく飛び上がった真姫の“百式”は構えた刀を“ソルストライクガンダム”目掛けて横薙ぎに一閃。
真姫は“首を貰う”とは言ったけど、実際に狙ったのはコクピットのある胴体部分。
そのコクピット部分を狙って放たれた横薙ぎの一閃に対して…
[[ (穂乃果!シールドを振り上げて!) ん!悪いけど!真姫ちゃんには首もどーたいもあげないもん!!!]]
穂乃果は咄嗟に左腕に取り付けてあるシールドを下から掬い上げる様に振り払ったの。
穂乃果のヤツって頭の中身は空っぽな割にムダに反射神経は良いのよねぇ。
[[っ!穂乃果のクセに!!!]]
ナマイキよねー。
それはさておき、掬い上げる様に振り払われた“ソルストライクガンダム”のシールドによって、真姫の放った様薙ぎの一閃はキレイに弾き跳ばされちゃったわ。
さらには…
[[ (追撃だよ!このまま蹴っちゃえ!) ん!せぇーのー!うりゃぁぁぁぁぁ!!!!]]
穂乃果の“ソルストライクガンダム”は刀を振り払われた状態の真姫の“百式”に向けてそらのバカがよく使う様なケンカキックをぶちかましたわ。
[[う"ぇぇぇ!?蹴り!?っぅぅぅ!?]]
[[やた!このまま一気に! (ちょっと待って!穂乃果!海未ちゃんみたいな変な技を使う真姫ちゃんに近付かれた面倒だから、まずは一回距離を取ろ!) えっ?離れるの?ん!わかった!]]
真姫の“百式”にケンカキックをぶちかました穂乃果の“ソルストライクガンダム”は、そこから無理に追撃せずに蹴り飛ばされた“百式”から距離を取るように地上へと降下しながら後退して行ったわ。
穂乃果は普段は突撃こそ正義!とばかりに突撃三昧のクセに、よく今のタイミングで追撃しないで距離を取ったわね。
例の海未のとこの謎剣術を習い始めて近接戦闘に特化しつつある真姫を相手に、あのまま無理に追撃を仕掛けて再び近接戦闘に持ち込まれるよりは、1度距離を取って仕切り直ししてから改めて射撃武装メインで攻めた方が得策だから、穂乃果のこの判断は私的にはナイスだと思うわ。
こうして蹴り飛ばされた真姫の“百式”と穂乃果の“ソルストライクガンダム”は互いにその距離を離して仕切り直しになったの。
とりあえずここまでのにこにーサマの評価として、前から真姫は動きは良かったけど、海未から謎の剣術を習ってからはその動きにキレが出て来た感じね。
真姫の近接戦闘の技量は中々のモノだわ。
この様子なら真姫はそろそろ初心者を卒業しても問題ないわね♪
対する穂乃果の方も初心者卒業問題ナシな真姫を相手に良く戦っているわね。
たまーに考え無しな行動が目立つ事もあるけど、アホの穂乃果のクセにそれを十分に補えるだけの動きとひらめきと冴えた動きをしてくれちゃうのよね。
ホント、アホの穂乃果のクセに強くなっちゃって…。
“サテライトチャージ”を使って尚且つ初見だったとは言え、絵里のヤツを撃墜しただけの事はあるわ。
穂乃果は月さえ出ていればそこら辺のちょっと強いくらいのチームでならエース級のファイターになれるわよ。
まぁあくまでも“そこら辺のちょっと強いチーム”で、だけどね。
うちで…チーム“μ's”でエースを張りたいなら、最低限はこのにこにーサマや絵里のヤツを安定して倒せるくらいまでにはならならいとダメよね。
それに仮に穂乃果がソコまで成長したとしても、うちには私や絵里以上に強いバカが居やがるし。
穂乃果のエースへの道はまだまだ遠いわ。
ま、せいぜい頑張りなさい♪
穂乃果と真姫が地上で激しいバトルを繰り広げている一方、私と絵里も地上の2人に負けず劣らず激しいバトルを続けていたわ。
それぞれが剣翼と突撃槍を掲げて一撃必殺を狙い大空の戦場を駆け抜ける私と絵里。
猛スピードで大空を駆け抜けては幾度となくその軌道を交差させ、それぞれ相手を切り裂き貫こうとはしているんだけど、これが中々に決着が着かないでいるのよ。
そりゃそうよね。
お互いここまでミスらしいミスは1つもしてないんだから。
ほぼ互角。
悔しいけどそれが現状の私と絵里の状況よ。
でも…
[[そろそろ温まって来たわね…。]]
その均衡も徐々に崩れて来ちゃっていたわ。
理由は絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”の両肩に取り付けられているスーパーバーニアが本格的に温まって来て、その調子を上げて来ているから。
絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”のスーパーバーニアって、どっかのレジワロスみたいにスロースターターなのよね。
火を入れてから本格的に温まるまでちょっと時間が掛かっちゃうのよ。
1度温まるとそこからドンドンと調子を上げて、それに比例してその速度もグングンと上がっていく。
それが絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”自慢のスーパーバーニアなのよね。
ホントは“トールギス・ヴァルキュリア”のスーパーバーニアが温まりきって、最高速を出しちゃう前に決着を着けたかったんだけどねぇ…。
代理の相棒…“ザク・ブバルディア”じゃ早々簡単にはヤらせてはくれなかったってワケよ。
メインモニターの中で徐々にその速度を上げている絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”を見つめながら、私がぼんやりとそんなことを考えていると…
[[仕掛けるわよ!ヴァルキュリア!!!]]
機体を旋回させた絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”が、再びランスチャージを仕掛けて来たわ。
その速度は今回のバトルで行ったランスチャージの中でも最速。
「うげっ!?」
そんなこのバトルでの最速のランスチャージに、ぼんやりと考え事をしていた私は一瞬だけ反応が遅れちゃったの。
思わず品の無い声をあげちゃった私は、慌ててランスチャージの軌道から逃れようと機体を反転させたわ。
これ、最悪の判断よね。
なんで私は逃げちゃったんだか。
真っ直ぐのスピードで調子を上げて来た絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”に敵うワケ無いのに。
そんなコトにすら気付けずに私は機体を反転させて全速力でランスチャージから逃れようとしたの。
けど案の定…
「やっばい!追い付かれる!?」
彼我の差はドンドンと縮んで行くばかり。
こうなれば地上の廃墟のビル群に一旦避難して…と、私はここでまた弱気なコトを考えちゃったの。
絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”は最大速度こそ速いけど、その分だけ小回りは利かない機体だわ。
私の臨時の相棒である“ザク・ブバルディア”は逆に小回りだって問題ナシ。
だから廃墟のビル群を利用して小回りの良さを上手く使ってランスチャージから逃れられれば…って考えね。
絵里のヤツなら例え障害物があろうと無かろうとお構い無しにランスチャージで突っ込んで来るんでしょうけど、流石に廃墟のビルをランスチャージでぶち抜けばその分だけ速度は落ちるわ。
だからこの方法なら行ける!と思った私は“ザク・ブバルディア”の進路を地上の廃墟のビルが密集するポイントへと向けたの。
そして高度を下げようとしたその時…
[[逃がさないわよ!にこ!ブーステッドバーン!ファーストブリッド!!!]]
後方で絵里の声と共にドカン!と大きな爆発音が聴こえて来たわ。
その音に釣られてサブモニターに表示させている後方の様子をチラリと確認すると…
「んなっ!?」
絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”が一気に加速してこちらへと迫って来ている光景が映し出されていたわ。
そうだわ!絵里のヤツには瞬間的に爆発的な加速をするアレが…ブーステッドバーンがあったんだ!
ヤバい!最近は絵里とあんまりやり合ってなかったからすっかり忘れてたわ!
メインの推進機内の圧力が一定を越えると使用出来る瞬間加速技法“ブーステッドバーン”。
爆発音が示す通り、溜まった圧力を爆発させるコトでバカみたいな加速を得るコトの出来るこれは絵里のヤツの奥の手。
絵里はこのタイミングでそれを切って来やがったのよ。
ブーステッドバーンの使用により一気に距離を詰めて来た絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”と、逃げる私の“ザク・ブバルディ”との距離は本当にあと僅か。
ここで私はようやく“逃げる”と言う手段に出た自分の迂闊さを呪ったわ。
まぁ今さらなんだけどね。
「はぁ…しゃーない!」
そもそも逃げるだなんてこれっぽっちも私らしくないわよね。
これじゃ穂乃果たちに偉そうなコトを言えないわ。
私は自嘲気味に短くため息を1つついて、“自分らしく”戦う為に…
「死なば諸とも!!!」
機体を再度反転させて、もうすぐソコまで迫って来ている絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”と対峙したの。
「かかって来いや!こんのぉ!ロシアンキツネぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」
そして気合いを入れる為に大きな声を出しながら、絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”のランスチャージを迎え撃つコトにしたのよ。
[[それでこそにこよ!!!さぁ!穿ちなさい!ヴァルキュリア!!!]]
「なんとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
迫り来るランスチャージに対して私が選択したのは左腕のシールドブレードを使っての切り払い。
ランスチャージの切っ先を切り払って、そのままシールドを使って逸らしてやろうじゃないの!
しくじればそれでおしまい。
タイミング的にはシビアなんてもんじゃないわね。
でも…
「うっしゃ!おらぁぁぁぁぁ!!!!!」
私はやってやったわ!
絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”の最速のランスチャージ。
その一撃に合わせて左腕のシールドブレードのブレード部分で切っ先を切り払って、そのままシールド部分で後方へとランスチャージを逸らしきってやったのよ!
まぁお陰でシールド部分をおもいっきり削られちゃったけど。
これじゃもう今回のバトルではシールドとしては機能しないわね。
でもシールドが使用不可になっただけで、まだ機体自体には致命的なダメージは入ってないわ。
絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”の装甲すらも切り裂けるウィングブレードも健在だしね♪
そうよ!まだまだここからよ!
機体を再び反転させて、ランスチャージで通り過ぎて行った絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”へと向き直りながら、私は改めて気合い入れてこのバトルに勝ってやる!って意気込んだわ。
そんな私の視界の端…地上の方で一瞬だけ何かが光った様な気が……
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。
次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。
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皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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