ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
ようやく30msのスク水ボディパーツを入手出来たQooオレンジでございます。
30ms…もう少し再販スケジュールを何とか…
今回も本編第12話となります。
それでは 第12話「騎翔天結」そのなな 始まります。
[[にこちゃん…腕が…!]]
ロシアンキツネこと絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”のランスチャージから穂乃果の“ソルストライクガンダム”を助けた代償。
それは“ザク・ブバルディア”の左腕だったわ。
穂乃果の“ソルストライクガンダに突っ込んで押し倒す様に”絵里のヤツのランスチャージから何とか助けてやったんだけど、その時に“トールギス・ヴァルキュリ”の突撃槍が左肩にぶっ刺さってゴリっと抉られちゃったのよ。
左肩の半分くらい抉られちゃったかしら?
左肩と胴体が何とか繋がってるって状況ね。
そんなワケで“ザク・ブバルディア”の左腕は完全に逝っちゃってぷらーんとしちゃってるわ。
[[にこちゃん……。]]
「はんっ!ぬぅわぁーーーに湿気たツラしてんのよ!このアホ乃果は!」
[[うぅ…。]]
「ナニ?どーしたのよ?いつもみたいに反論しないの?“アホ乃果じゃないもーん!”って?」
[[だって…]]
サブモニターに映し出されている穂乃果の顔は今にも泣きそうな顔で、そんな穂乃果を見ていられなくて発破をかけるためにわざと明るく“アホ乃果”と言ってみたんだけど、目の前のアホの娘はいつもの様にこっちに食って掛かって来る事もなくしょんぼりしていたわ。
自分を助けるために私が無茶して、それで“ザク・ブバルディア”の左腕がイカれたのがよっぽど堪えたのね。
ぶっちゃけると穂乃果が気にするコトなんてこれっぽっちも無いんだけどね。
だって私が色々と迂闊なコトをした挙げ句がこの結果なんだもん。
[[にこちゃん…ごめんなさい…。]]
はぁ…。
「…ったく!このっ!アホ乃果!謝んな!ウザい!くよくよすんな!」
[[でも…]]
「でもじゃない!ほら!アホ乃果!いつもみたいに言い返して来なさい!アホ乃果じゃないもーん!穂乃果だもーん!って!それにね!こんなたかが左腕の1本くらい!ツバでも付けときゃすぐ治んのよ!」
[[…ガンプラにツバ付けても治らないとおもうんだけど…?って言うか唾付けるとか汚いよ?]]
「はぁ?ぬぅわぁーーーに言ってんのよ!このにこにーサマのツバが汚いですってぇー!いーい!よーーーく聞きなさいい!にこにーサマみたいな超絶美少女のツバなんて小匙1杯5億円で売れるわよ!ちょー貴重品よ!全銀河のにこにーサマファンが命を賭けてでも手に入れたい至高の1品よ!!!」
[[そーなの?]]
「そーなのよ!」
いやまぁぶっちゃけ、んなワケ微塵も無いけどねー。
ツバが小匙1杯5億円なら今頃私は大金持ちだわ。
でも…
[[あのね?穂乃果、やっぱりツバでガンプラが治るとか変だなーって思うんだけど?穂乃果の気のせいかな?]]
穂乃果のヤツは私の妄言でだんだんと普段の調子を取り戻して行ったわ。
てか…
「突っ込み入れんのそっちかい!」
にこにーサマ的にはにこにーサマのツバが小匙1杯で5億円ってトコに突っ込んで欲しかったんだけどね。
まぁいいわ。
「穂乃果。」
[[なーに?にこちゃん?]]
「アンタ、まだ戦えるわね?」
[[……(穂乃果?大丈夫…?ムリなら…)…ん。大丈夫!!!]]
「そ。なら良いわ。」
どうやらこの様子なら大丈夫そうね。
元気だけが取り柄のアホの娘が怖じ気付いて戦えない…とかにならなくてよかったわ。
さて…と。
穂乃果の方はもう大丈夫そうだけど、問題はこの状況からどうやって巻き返すか…よね。
さっき補助翼代わりのシールドバインダーをパージしちゃったから、私のブバルディアはもう飛べないわ。
厳密には飛べないってワケじゃないけど、絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”相手に空戦をするにはシールドバインダー無しの今の状況じゃ役不足も良いトコなのよね。
ほんと、どーしようかしら?
そう思っているとメインモニターに周囲を警戒している穂乃果の“ソルストライクガンダム”の背中が映し出されたの。
その“ソルストライクガンダム”の背中を見た時、不意に私の脳内にニュータイプ的なピキピキピキーン!って感じに素晴らしいアイディアがひらめいたのよ。
穂乃果の“ソルストライクガンダム”の背中にあるのは昨今すっかりとスタンダードになった2穴タイプの接続ジョイント。
そして私の“ザク・ブバルディア”が飛行する為に使っているバックパック“キャバリエールパック”の接続方式は、これまたやっぱり昨今すっかりスタンダードになった2穴タイプの接続ジョイント。
そう!“ソルストライクガンダム”の背中の接続ジョイントも“キャバリエールパック”の接続ジョイントも、どっちも2穴タイプの接続ジョイントなのよ!
つまりどーゆーコトかと言うと…
「穂乃果!アンタが飛びなさい!!!」
ってコトよ!!!!!
[[へっ?穂乃果が…飛ぶ?]]
「そう!アンタが飛ぶのよ!」
[[と、飛ぶって…穂乃果のソルストライクは飛べないよ?]]
「そーね!今のアンタの“ソルストライクガンダム”じゃ飛べないわ!でもね…このにこにーサマが力を貸してあげればアンタも飛べるわ!」
[[にこちゃんが穂乃果に力を貸すの?]]
穂乃果が訝しげながらそう言ったその時、上空で旋回を続けていた絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”が突撃槍と大型シールドを構えて再びこちらへ向かって突撃を仕掛けようとしているのが見えたわ。
「チッ!ロシアンキツネ!ちょっとは空気読みなさいよね!詳しく説明してる暇もありゃしないわ!」
[[うぇぇぇ!?ありゃしないって説明してくれないの!?]]
「しないわよ!ってかアンタに説明してもどーせわかんないでしょ!だってアホの穂乃果でアホ乃果だものね!」
[[むうっ!にこちゃん!またアホ乃果って言った!穂乃果!アホ乃果じゃないもん!!!穂乃果だもん!!!]]
「ふん!調子戻って来たじゃない!その様子なら大丈夫そうね!」
しょんぼりしたままならせっかく空を飛んでもすぐに絵里のヤツの餌食になるだけだけど、この様子ならきっと大丈夫!
だから…
「つべこべ言わずとにかく走りなさい!穂乃果!」
私がアンタをあの大空へと羽ばたかせてあげるわ!
[[走るって言われても…「いいから!走れ!」 (穂乃果?とりあえずここはにこちゃんの言う通りにした方が良いと思うよ?) …ん。わかった!]]
まだグダグダと反論するかと思えた穂乃果だったけど、思っていたよりもあっさりと私の言うコトを聞いて“ソルストライクガンダム”を操りがしょんがしょんと走り出したわ。
そうして次第に走るスピードが上がって来たタイミングを見計らって…
「おもいっきり!跳びなさい!!!」
私は穂乃果に跳ぶ様に指示を出したの。
[[ん!行くよ!ソルストライク!おもいっきり!じゃーーーーーーんぷ!!!!!!!!!]]
穂乃果は私の指示通り、おもいっきり大地を踏み締めて跳び上がったわ!
そのタイミングに合わせて私は…
「頼むわよ…キャバリエール…!」
“ザク・ブバルディア”の背中のバックパック“キャバリエールパック”のスラスターを噴射させながら機体から切り離して…
「受け取りなさい!穂乃果!!!」
大きく跳び上がった穂乃果の“ソルストライクガンダム”目掛けて射出したの!
「私の…ブバルディアの翼を!アンタに貸してヤるわ!!!」
“ザク・ブバルディア”から分離した“キャバリエールパック”は真っ直ぐに穂乃果の“ソルストライクガンダム”目掛けて飛んで行ったわ。
そして…
「さぁ!大空はアンタのモノよ!いつまでもどこまでも!全力全開で飛んで行きなさい!!!穂乃果!!!!!!!」
私の“ザク・ブバルディア”から切り離されて飛んで行った“キャバリエールパック”は、穂乃果の“ソルストライクガンダム”の背中の2穴ジョイントにドッキングしたのよ。
[[んぎゃ!?えっ?背中になんか合体した!?ってかナニコレ!?あっ!サブモニターになんか説明書っぽいのが出てる…けどよくわかんない!ホノカー!(あー、ハイハイ。えーっとナニナニ…“キャバリエール”?キャバリエとエールでキャバリエールってトコなのかな?騎士の翼ねぇ…それでそれで?コレ、ストライカーパック…ではないみたいだけど…でも…この推力があれば…うん!ホノカたちのソルストライクでも飛べるっぽいよ!空を!穂乃果!) ん!なら…いっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!]]
“ソルストライクガンダム”の背中の2つ穴ジョイントに接続された“キャバリエールパック”は、その有り余る推力を惜しみなく発揮させて“ソルストライクガンダム”を大空へと導いて行ったわ。
ぶっつけ本番の割には上手く行ったわね♪
さっすがは大銀河宇宙No.1超絶天才美少女スクールファイターのにこにーサマだわ♪
「そっちは頼んだわよ!穂乃果!」
フィールドギミックの通信妨害のせいで通信が届くか届かないかギリギリのトコだけど、この声はきっと穂乃果に届くと信じて私は大空へと羽ばたいていった穂乃果へと声を張り上げてやったわ。
「お膳立てはしてあげたわ。せいぜい上手くヤりなさいよね、穂乃果。」
“ザク・ブバルディア”の“キャバリエールパック”を装着した今の穂乃果の“ソルストライクガンダム”は“キャバリエール・ソルストライクガンダム”ってトコかしら?
うん。
“キャバリエール・ソルストライクガンダム”って長いわね…。
「でもまぁ…“キャバリエール・ソルストライクガンダム”って語感的には悪く無いんじゃない?ねぇ?アンタもそう思うでしょ?真姫?」
私は刀を抜き放ちこちらへと近付いて来ていた真姫へとそう問い掛けたわ。
[[なにそれ?イミワカンナイ。]]
相変わらずこの子は辛辣よねぇー。
[[で?どうでもいいけど私の相手はにこちゃんがしてくれるの?]]
「そ。穂乃果は見ての通り空へ行っちゃったからね。」
そう言いながら、私は無事な右手で穂乃果が飛んで行った空を指差してやったわ。
[[ふーん。別に穂乃果が相手でもにこちゃんが相手でも私としてはどっちでもいいんだけど…でもにこちゃん、そんなボロボロの状態で私の相手なんて出来るの?]]
「は?そんなの余裕でしょ?ってかようやく初心者を卒業した程度のアンタにはちょーど良いハンデなんじゃない?」
[[ちょうど良いハンデ、ねぇ…………へぇ……随分と言ってくれるわねぇ…!]]
「悔しかったらいつまでもぺちゃくちゃと囀ずってないでさっさと掛かって来なさい。それとも………アンタが持ってるその御大層な刀はお飾りなのかしらん♪おじょーさまぁん♪チャンバラごっこはたのちぃでちゅかー?」
[[っ!上等よっ…!ぐうの音も出ないくらいに徹底的に斬り刻んで!護国の剣士に舐めた口を利いたコト!後悔させてあげるわ!!!!!]]
真姫のヤツはそうどっかのリアルブシドー娘の様に言い放つと、手にした刀を振りかざして私の“ザク・ブバルディア”へと襲い掛かって来たわ。
穂乃果は穂乃果で格上の絵里を相手に頑張ってる(ハズ…)んだから、私は私で頑張らなくっちゃね。
「ハッ!ヤれるもんならヤってみなさいってのよ!!!!!」
さぁ!第2ラウンドの始まりよ!!!
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。
次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。
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それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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