ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
古戦場中なQooオレンジでございます。
風古戦場の土ボスは2回連続でクソボスなので今から200hellが不安です…。
今回も本編第12話となります。
それでは 第12話「騎翔天結」そのはち 始まります。
穂乃果の“ソルストライクガンダム”に“キャバリエールパック”を渡して大空はへと飛び立たせてあげた私は、その穂乃果がさっきまで戦っていた真姫を相手に戦闘を始めようとしていたわ。
相対する私の“ザク・ブバルディア”と真姫の“百式”。
左肩を大きく抉られて左腕が動かない私の“ザク・ブバルディア”に対して、真姫の“百式”は五体満足。
しかも真姫の“百式”はほぼノーダメージ。
穂乃果のヤツがもう少しダメージを与えてくれていればちょっとは楽だったのにねー。
お陰で…
[[はぁぁぁぁ!!!]]
元気が有り余ってる新品同然の真姫と戦う事になっちゃったわ。
真姫は世界有数の大金持ちなセレブのお嬢様は絶対にあげない様な気合い満々の掛け声と共に大地を大きく蹴りあげて機体を一気に加速させると、両手持ちで振りかざしている刀を私の“ザク・ブバルディア”目掛けて振り下ろして来たわ。
真姫の乗機の“百式”がほほ素組の“百式”だって思うと、この踏み込みの速度はかなりのモノよ。
踏み込むタイミングとスラスターを噴射させるタイミングがバッチリ合ってるからこその速度ってトコなんでしょうね。
でも…
「悪いけど!ただの振り下ろしなんかメじゃないってのよ!!!」
いくら踏み込みのスピードが速いって言っても、そんなただ刀を振り下ろしただけの単純な攻撃なんて、百戦錬磨のベテランファイターなこの矢澤にこにーサマには屁でもないわ!
あ、ちょっと待って。
屁でもないわとか今の無し。
いや、だって乙女として屁でもないわとか言っちゃうのはもうなんかダメよね?
だから今のは発言は聞かなかった事にしてね♪
にこにーからのお願いだぞ☆ミ
って!そこ!キモいとか言うな!ぶっ殺すわよ!!!
と、まぁそんな真姫の“百式”の振り下ろし攻撃を華麗なステップで機体を反らして躱した私は、刀を振り下ろした体勢でスキだらけの真姫の“百式”に反撃として右腕をおもいっきり叩き付ける様にグーパンをお見舞いしてやろうとしたのよ。
頭をもぎ取るつもりで真姫の“百式”の顔面目掛けて殴り掛かったんだけど…
[[そんなただのパンチ!当たるワケないじゃない!!!]]
なんかさっき私が言ったセリフと似た様なコトを言われながら避けられちゃったわ。
セリフ被りはNGよねー。
で、私は真姫のさっきの攻撃が空振りに終わってスキだらけだと思ったんだけど、どうやらそのスキ自体が真姫の誘いだったみたいね。
その証拠に…
[[護国園田流!地烈脚!!!]]
こっちのグーパンをくるりと回転する事で避けた際の回転を利用して蹴りをぶっ放して来やがったのよ。
真姫の“百式”は私の“ザク・ブバルディア”のグーパンをくるりと回避してからそのまま身を屈めて体勢を低くした状態で、まるでスライディングの様な蹴りを放って来たの。
流れる様に放たれたその蹴りは私の“ザク・ブバルディア”の足もとを狙って来やがったわ。
なんか大昔の大人気格闘ゲームの某キャラのしゃがみ強キックみたいな蹴りねー、と内心で呑気に思いながら、私は“ザク・ブバルディア”のランドセルと脚部ののバーニアを同時に噴射させて、機体を浮かせる事でこの蹴りを回避。
私はそのままバーニアを噴かし続けて、機体を1度後退させて真姫の“百式”から距離を取る事にしたのよ。
[[逃げるのっ!!!]]
「逃げないわよ!!!」
まったく!逃げるだなんて失礼しちゃうわね!
ってか何で距離を取っただけで逃げる事になるのよ!
えっ?なに?真姫的にはあのままクロスレンジでどちらかがぶっ倒れるまでヤり合わなきゃ気が済まないの?
華麗で素敵なにこにーサマとしてはそんな泥臭い戦い方なんてゴメンだってのよ。
いや、殴り掛かっておいて泥臭い戦いカはゴメンとかそれはそれでどーなのよ?って感じだけどね。
でも使える武器は穂乃果を助ける時に飛行のデッドウェイトになるからって全部捨てて来ちゃったんだからしょーがないじゃない。
こんな事になるならせめてヒートホークくらいは残しておいた方が良かったわね。
うーん…。
「このまま武器が無いってのは決め手に掛けちゃうわねぇ…。」
真姫の“百式”は腰のサイドアーマー部分にハードポイントを設けて、そこに刀を取り付けただけのほぼ素組のガンプラだから、何発かぶん殴ってヤればそのうち墜とせるとは思うんだけど…
「近接格闘戦だと結構ヤるのよね、あの娘。」
問題はそこなのよね。
海未のヤツが真姫に剣術?ってヤツを教えているらしいけど、あのリアルブシドー娘はまったく余計なコトをしてくれちゃって…って、あれ?でも今は練習として真姫とは戦っているけど、そもそも真姫って私と同じチームなのよね?
なら真姫が強くなるのはチームとしては普通にアリよね…?
………………ま、まぁその事は今はどーでもいいわっ!
それよりも今は近接格闘戦が得意になって来ちゃってる真姫を相手に、マトモな武器も無いこの状況でその真姫の得意な近接格闘戦でどうやって勝つかよ!
さっきも言ったけど、せめてヒートホークだけでもあればほぼ素組の“百式”くらいなら当たれば一撃で終わらせられるんだけどねー…。
うーん…武器…武器…武器…武器…かぁ…。
いっそのことそこら辺のビルの柱でもひっこ抜いてこん棒にでもしようかしら?
結構ナイスアイデアだとは想うけど、ビルの柱をこん棒として使うと威力はあるけどサイズがデカ過ぎて扱い難いわよね…。
なんかこう…適度な大きさでこん棒代わりの鈍器になるモノでもあれば良いんだけど……ん?
あっ。
あったわ、適度な大きさでこん棒代わりになりそうなモノ。
私は武器の代わりにビルの柱をこん棒の代わりにして使おうとか色々と考えていんだけど、その時ふとぶらぶらと揺れる“ザク・ブバルディア”の左腕が視界に入ったの。
適度な大きさ。
こん棒の代わりになる鈍器。
あー、うん。
にこにー♪見付けちゃった♪
適度な大きさでこん棒代わりになる鈍器を♪♪♪
うっふふふふ♪♪♪
私がナイスで天才的なアイディアを思い付いて、内心でほくそ笑んでいると…
[[今度こそぶっ斬ってあげるわ!!!]]
“百式”のスラスターを噴かして真姫がこっちへと向かって来たの。
もちろん右手には刀を持ってね。
ん。
それじゃ私も早速さっき見付けちゃった“武器”を…それもとっておきのヤツを使っちゃおっかしらっ♪
砂煙をあげてこちらへと向かって来る真姫の“百式”を見据えながら、私はとっておきの武器へとそっと手を添えたわ。
私が見付けちゃったとっておきの武器…それはあのロシアンキツネに左肩を抉られたお陰で動かなくなっちゃった“ザク・ブバルディア”の左腕!
そう!私は天才的なひらめきで動かない左腕をこん棒代わりの鈍器に使おうって考えたのよん♪
えっ?左腕なんてどーやってこん棒代わりの鈍器にするんだ?ですって?
そんなの簡単よん♪
こーやって…
「ふんぬっ!!!」
無理矢理引っこ抜けば良いのよ♪♪♪
私は右手を左手に握手させる様な感じ(左右で握手出来ないけどそんな感じって想ってね♪)で握らせると、そこから力一杯左腕を引っ張って引っこ抜いこうとしたのよ。
未だに繋がったままだった無事なコードなんかがブチブチと引きちぎれる嫌な音がちょっとだけ耳障りだったけど、そんな音はまるっと無視してそのまま力をさらに入れて、無事に左腕を本体から引き抜いて右手にこん棒代わりの鈍器としてぶら下げる事に成功したわ。
そんな私の様子をこちらへと向かって来ながら見ていた真姫がボソリと…
[[なにそれ、イミワカンナイ。]]
と、いつもの口癖(?)を呟いていたのを私は聞き逃さなかったわ。
イミワカンナイかぁー、そっかぁ…うん♪
「安心しなさい!意味なんてすぐにわからせてあげるわ!」
それも実地でね!
私は右手に持った引き抜いたばかりの左腕を1度軽く振ってその“武器”としての塩梅を確かめながら、こちらへと向かって来ている真姫の“百式”へと“ザク・ブバルディア”を操り駆け出したわ。
こん棒代わりの鈍器として引き抜いた左腕を軽く振るってみた感じ、肘の関節部分が結構良い具合にしなるのよね。
ちょっとだけムチみたいって言えばわかりやすいかしら?
コレ、なんか私が思っていたよりも使いやすそうだわ。
左手の部分を右手で握ってるんだけど、上手く使いこなして二の腕の辺りをおもいっきり叩きつけてヤればかなり大ダメージを与えられそうよね♪
我ながら自分の思い付きに感動しちゃうわ♪
流石は天下無敵の大銀河宇宙No.1超絶天才美少女スクールファイターのにこにーサマよね♪♪♪
そうこうしているうちに、真姫の“百式”との距離はかなり縮まっていたわ。
あとちょっとってお互い攻撃圏内…ってトコね。
とりあえずは…
「コイツでおもいっきりっ!ぶん殴る!!!!!」
真姫の“百式”がその体勢を屈めて刀を横薙ぎに振り抜こうとしているのに対して、私は機体に1度軽く制動を掛けてから右手に握った左腕こん棒(仮)を下から掬い上げる様に振り上げたわ。
真姫は私があのまま突っ込んで来ると思っていたみたいで、私が1度制動を掛けた事で攻撃のタイミングがずれちゃったみたい。
横薙ぎに振り抜こうとしていた刀が中途半端な所で止まっちゃったわ。
私の掬い上げる様に振り上げた左腕こん棒(仮)は、その中途半端な所で止まっちゃった真姫の“百式”の刀を丁度カチ上げる様な形で直撃したの。
真姫の“百式”の刀の腹の部分にぶち当たった左腕こん棒(仮)は、その刀の刀身を半ばから粉砕しちゃったわ。
[[う"ぇえ!?]]
「っしゃ!!!」
真姫は最悪のタイミングで刀を止めちゃったわねー。
こんな結果になるなら振り抜いていた方がマシだったんじゃないの?
でもまぁそうなったら振り上げた左腕こん棒(仮)は、真姫の“百式”のアゴの当たりにアッパー気味にぶち当たってたでしょうけど。
あ、そうそう。
ちなみになんだけど…
「まだにこにーサマの攻撃は終わってないわよ!!!」
なのよねー♪
私は1歩だけ前へと足を踏み出しながら、振り上げた左腕こん棒(仮)を今度はさっきとは逆におもいっきり振り下ろしたわ。
狙いは真姫の“百式”の脳天!
文字通り脳天カチ割ってやろーじゃないの!ってワケね♪
そんな私の脳天カチ割り攻撃に対して真姫はと言うと…
[[このっ!!!]]
反復横跳びの要領で機体を大きく左側へと移動させて、こちらの攻撃を避けようとしたわ。
その結果、私の脳天カチ割りを狙った攻撃は僅かに真姫の“百式”の右肩の部分をかすっただけに終わっちゃったの。
空振りに終わった左腕こん棒(仮)はビシンッ!ともドシンッ!とも聴こえる音を辺り一面に響かせて、コンクリートの大地を大きく陥没させるだけに留まったわ。
右手に握った刀を左腕こん棒(仮)の一撃で刀身の半ばから粉砕させれちゃった真姫は、バックステップで機体を後退させてこちらから距離を取って離れて行ったわ。
そして、真姫はある程度こちらから距離を取ると折れた刀を放り捨てて、“武装領域(ウェポン・ストレージ)”を開いて中から新しい刀を取り出してそれを鞘から引き抜いていたわ。
真姫は鞘を地面に投げ捨てながら…
[[自分の腕を鈍器に使うなんてどんな野蛮人よ!!!マジでイミワカンナイわ!!!]]
とか行っているわ。
負け惜しみよねー♪
「ふんっ!野蛮人だろーがなんだろーが!勝てば良いのよ!勝てばっ!!!」
[[その言い草!大銀河宇宙No.1超絶天才美少女が聞いて呆れるわ!!!]]
「大銀河宇宙No.1超絶天才美少女じゃなくて大銀河宇宙No.1超絶天才美少女スクールファイターよ!そこんとこ!間違えんな!!!」
[[そんなのどっちでも変わらないでしょ!!!]]
「拘りがあんのよ!拘りが!!!」
[[ムダな拘りよね!それ!あー!もう!!!ほんっと!イミワカンナイ!!!]]
はい♪またまたイミワカンナイいただきましたー♪
こんな端から見たら一見アホなやり取りをしながらも、私と真姫はお互い再び距離を詰めつつそれぞれ間合いを計って睨み合っていたわ。
どうして一気に踏み込まないかって?
そりゃあれよ、あれ。
真姫のヤツ、リアルブシドーな海未ほどではないけどあれでいて刀を振るう速度は割りと速いのよ。
だから迂闊に踏み込んだりしたらヤバいから、こうして間合いを計りつつ相手のスキを伺ってるってワケ。
真姫のヤツもきっと私と同じでしょうね。
さっき私に迂闊に近付いて来て攻撃しようとして、持ってた刀を粉砕されちゃったから。
警戒してとーぜんよね。
ってかあれだけ手痛い反撃を喰らって警戒しなかったらどんだけアホなのよって話だわ。
さて、と。
なんだか嫌な具合に膠着しちゃったわね。
ここからどーしたモノやら…。
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。
次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。
皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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