ガンプライブ! ~School Gunpla Project~   作:Qooオレンジ

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皆様。本日もご覧いただきありがとうございます。

スクフェスが終わると聞いて何気にショックなQooオレンジでございます。
最近は加齢による反射神経の低下であまりプレイしていませんでしたが、一時期はそりゃもう熱心にプレイしておりましたので…。
とりあえずは未だに読めずにいたμ'sの方のエピソードの最終話を、スクフェスがサ終する前に閲覧して参ります…。






今回で今回の閑話はおしまいとなります。









それでは 閑話「試してバッテン⑨」 始まります。














閑話「試してバッテン⑨」

バトル中に凛の“ベニャッガイ”がいきなり自爆(誤爆?)して、その爆発に巻き込まれてしまった私。

 

1度は自爆を思い止まった凛がどうして自爆したのかとかを考察しながら、再出撃しようとコンソールを操作していると、スウェットのポケットに入れていたスマホに1通のメールが届いたの。

 

メールの差出人は花陽。

 

そして肝心のメールの内容は“リ・ジェ”のテストの終了。

 

どうして?と疑問に思いながらも、私はとりあえず再出撃を取り止めて再びコンソールを操作して、バトル終了を選択したわ。

 

今回のバトルの戦績がメインモニターに表示されるのを横目でチラリと見ながら、私はガンプラバトルシミュレーターにセットされていたGPベースを取り外して、筐体のドアの開閉ボタンをポチリ。

 

ブシュと言う空気の漏れるような音と共に開いた筐体のドアをくぐり抜けて外へと出たの。

 

「あ、真姫ちゃん。お疲れにゃ。」

 

「ん。お疲れ。」

 

ガンプラバトルシミュレーターの筐体の外へと出た私を迎えてくれたのは、私よりも先に外へと出ていた凛だったわ。

 

「ねぇ凛?アンタ、最後になんで自爆したのよ?」

 

互いに“お疲れ”と言葉を交わし終えると、私は凛に最後にどうして自爆したのか問い質すコトにしたわ。

 

何らかのアクシデントで誤爆したって考察はしたけど、一応は本人の口から理由を聞こうと思ったの。

 

「は?え?マジか?ソレ、真姫ちゃんが言うかにゃ?」

 

「私が言うかってどう言うコトよ?」

 

なんだか今の凛の言い方だと、凛の“ベニャッガイ”が自爆(誤爆?)したのは私のせいみたいに聞こえるわね?

 

もう…私が一体ナニをしたって言うのよ?

 

「どー言うコトはもこー言うコトも、真姫ちゃんが突っ込み代わりにぶん投げて来たポントーが凛の“ベニャッガイ”の頭にぶっ刺さって、それがにゃんかのひょーしに奥までグイグイっと入って行って“ファイナル・ベニャッガイ”の起爆トリガーになったポイにゃ。はい。ここで真姫ちゃん可愛いかきくけこでかしこかわいい(笑)な真姫ちゃんにクエスチョンですだにゃ。凛の“ベニャッガイ”の頭にぶっ刺さったポントーをおもいっきりぶん投げて来たのはどこの誰でしょーか?」

 

「…………………………私。」

 

「はい。正解だにゃ。では続けて第2問。どうして凛の“ベニャッガイ”は爆発したでしょーか?」

 

「…………………………刀が頭に刺さって誤爆したから…。」

 

「はい。正解だにゃ。ではでは続けて第3問。凛の“ベニャッガイ”の頭にポントーがぶっ刺さってそれが原因で“ファイナル・ベニャッガイ”が発動しちゃったのは最終的には誰のせいでしょーか?」

 

「……………………………私のせい。」

 

「はい。正解だにゃ。で?真姫ちゃんはナニか凛に言うコトは?」

 

「………………ゴメンナサイ…。」

 

「にゃ。以後、気をつけるよーに。だにゃ。」

 

「………………ハイ…。」

 

頭に刀が突き刺さったくらいで誤爆する自爆装置を搭載してる方が悪いのよ…とか思わなくもないけど、ここでそれを言ったら泥沼の責任の擦り合いになっちゃうわよね。

 

釈然としないけどおとなしくゴメンナサイしておいた方が無難だわ。

 

実際、自爆を止めるなら刀を投げつける以外の方法でもよかったんだし。

 

手っ取り早いからってなんでも暴力で解決しようとしちゃダメよね。

 

そんな感じに凛の“ベニャッガイ”の自爆(誤爆?)のあれやこれやを話していると、プシュと言う音と共にガンプラバトルシミュレーターの筐体のドアが開いて、ソコから薄い黄緑色のGPベースを手に持った花陽が出て来たわ。

 

「あれ?花陽が最後ですか?」

 

「にゃ。かよちんびりっけつだにゃ。」

 

「お疲れ、花陽。」

 

「あ、はひ。お疲れさまでっす。」

 

「にゃ。お疲れだにゃ。」

 

軽く言葉を交わしながらガンプラバトルシミュレーターの筐体から出て来た花陽は、どこか疲れたような顔をしていたわ。

 

そのどこか疲れたような顔が気になった私は、ナニかあったのかも?と感じて、そのコトを花陽に聴いてみるコトにしたの。

 

「ねぇ、なんか疲れたような顔してるけどナニかあったの?」

 

「あー、はひ。まぁあったと言えばありますし、無かったと言えば無かったですねー。」

 

「うにゃ?あるのかねぇーのかどっちなんだにゃ?」

 

「うーん…それじゃ一応はあったの方で。」

 

なんだか煮え切らない言い方ね。

 

ホント、ナニがあったのかしら?

 

今さらだけど聴いちゃダメな感じだった…とか?

 

「ほいでほいで?ナニがあったんだにゃ?」

 

そこら辺の配慮や些事を一切合切無視して、凛が花陽にナニがあたっのかを問い質したわ。

 

ここでためらいも無く聴けちゃうのは、幼馴染み故の気安さか、凛がデリカシーが無いからなのか…どっちかしら?

 

私的には凛がデリカシーが無いからの方に1票ね。

 

私がやや半目になって、ためらい無く質問しちゃえる凛を見ていると、花陽が凛の質問に答えるために口を開いたの。

 

「“リ・ジェ”の機体性能が花陽が思っていた以上にハイスペック過ぎたんですよねー。」

 

「機体性能が?」

 

「思っていた以上にハイスペックにゃ?」

 

「はひ。思っていた以上にハイスペック過ぎです。」

 

機体性能が思っていた以上ハイスペックだったんなら、別に悪いコトじゃないんじゃないの?

 

想定以下なら困っちゃうけど、その逆…想定以上にハイスペックならなんの問題も無いように思うんだけど…?

 

「それって別に悪いコトじゃねぇーんじゃねぇーのかにゃ?」

 

花陽の言葉を聞いた凛も私と同じように思ったみたいで、そのコトでなんの問題があるのか?と花陽に続けて質問したわ。

 

「悪いコトでは無いですよ。無いけど…」

 

「無いけど?」

「にゃいけど?」

 

「ハイスペック過ぎる“リ・ジェ”に対して、花陽自身の操縦技術ともろもろの制御をするOS面がこれっぽっちも追い付いて無いんですよねー。」

 

「追い付いてない?」

 

「はひ。」

 

操縦技術が追い付いて無いって言うのはなんとなくわかるわ。

 

“リ・ジェ”の機体性能が高過ぎて花陽が扱い切れて無いってコトよね?

 

でもOS面でって言うのはよくわからないわね。

 

「にゃ。ワケワカメだにゃ。誰か凛にコンセツテーネーに説明して欲しいにゃ。」

 

OS面でってところは私も懇切丁寧に説明して欲しいかも?

 

「うーん…操縦技術云々の方は簡単に言っちゃえば花陽が車の運転がへっぽこで、しかもオートマ車限定の免許しか持ってないのに、超高性能なフェラーリとかF1とかのなんだかスッゴい車を手に入れて乗ってるって感じかな?発進する時にエンストしまくり的な?」

 

「うにゃ…わかるよーでわかんねぇーにゃ。」

 

あー、うん。

 

確かに今のはわかるようでわからない例えね。

 

「それで?OS面でって方は?」

 

私としては操縦技術云々よりも、そっちの方がよくわからないわ。

 

「OS面の方は操縦技術が足りないよりももっと簡単です。そのまんまOS…機体を制御するシステムが“リ・ジェ”のスペックに追い付いて無いんですよ。」

 

機体を制御するシステム?

 

「機体を制御するシステムってサポートAIシステムのコトよね?あれ?でも…確か花陽ってサポートAIシステムじゃなくて電子精霊が機体制御とかの官制システムを担当(?)してるのよね?」

 

「はひ。さーちゃんとうーちゃんとのーちゃんとしーちゃんです。」

 

あ。

 

花陽の電子精霊の名前ってそんな名前だったんだ。

 

なんて言うか…さーちゃんとかうーちゃんとかかなり適当な名前の付けたなような…?

 

案外と名前に拘る花陽のコトだから、ナニか元ネタがあるのかしら?

 

そう言えば穂乃果も電子精霊持ちだけど、その穂乃果の電子精霊もポチとかってかなり適当な名前だったわね。

 

穂乃果の電子精霊のポチってアバターが犬型らしいけど…。

 

いや、でもいくら犬型アバターっていっても今どき実際の犬にもポチなんて安直過ぎる名前付けたりしないわ。

 

まぁ穂乃果だからしょうがないんでしょうけど。

 

あと身内で電子精霊持ちはソラね。

 

名前は確かアイリだったかしら?

 

アイリって名前がナニから取った名前なのかしらないけど、ソラの電子精霊は花陽や穂乃果に比べたらマトモな名前よね。

 

今度ソラにアイリの名前の由来聴いてみようかしら?

 

それはさておき。

 

「サポートAIシステムよりも遥かに高性能な電子精霊が官制システムを担当しているのに機体の制御が追い付いてないの?」

 

花陽の電子精霊って下位とは言え正真正銘の電子精霊よね?

 

しかも通常は1体持ちが普通なのに、花陽の場合は4体。

 

私が使ってるようなサポートAIシステム以上に高性能な官制システム(×4)なのに、それで制御が追い付いてないって相当ヤバいんじゃないの?

 

「はひ。真姫ちゃんと凛ちゃんが“ベニャッガイ”の誤爆であぽーんして1人になっちゃったから、“リ・ジェ”に搭載されているサブとメインの合わせて3つのジェネレーターをフルドライブさせてみたんですよ。で、全力全開でぶん回してみたらもうこれっぽっちも制御が追い付きませんでしたねー。スラスターを噴かして進めば真っ直ぐ爆走するし、ビーム系のエネルギー消費型火器を使えばごんぶとビームぶっぱーしまくりだし、“Iフィールド・ビームドライブ”の制御も最終的には追い付かなくなっちゃうし…。唯一マトモに動いたのは既存の技術を使ってるサブアームに持たせたアクティブシールドくらいでした。あ、バルカンポットもちゃんと普通に使えましたね。」

 

「3つのジェネレーターをフルドライブしたらって、私たちと一緒に戦っていた時ってフルドライブじゃなかったの?」

 

「真姫ちゃんたちと一緒に“ハイ・モック”と戦っていた時は、メインジェネレーターもサブジェネレーターの2つもクォータードライブでしたよ?」

 

クォータードライブ…つまりはアレだけ高出力を叩き出していたのに1/4しか作動させてなかったってコト?

 

「にゃ。あのでっかいビームバズーカで凛たちを消し飛ばした時はどうだったんだにゃ?」

 

「あの時はメインジェネレーターだけはハーフドライブまで上げてましたねー。」

 

「あれでハーフドライブ…つまりはジェネレーターの作動状況が1/2…。」

 

あれでハーフドライブならフルドライブならどんだけの出力を出せるのよ…。

 

「はひ。と、言うワケで凛ちゃんと真姫ちゃんにはせっかくテストに付き合って貰ったんだけど、このままじゃ花陽の“リ・ジェ”は使い物になんないのでしばらくは封印です。」

 

「まぁ使えないなら仕方ないわよね。」

 

「にゃ。シングルバトルでなら暴走しても問題なっしんだけど、タッグバトルにとかのチームを組んでのバトルだと、ちょいヤベーにゃ。」

 

花陽自身の操縦技術を伸ばせばワンチャン…とか思わなくもないけど、話を聞いた限りじゃちょっとやそっと操縦技術を向上させても使いこなせそうにはないわね。

 

「いやー、高性能過ぎてダメってパターンは考えてなかったですねー。」

 

「それで?どうするつもりなのよ?」

 

せっかくの超高性能機をこのままお蔵入りだなんてもったいないわよね。

 

「はひ。とりまうちの子たち…電子精霊たちを補助するOSを組んでみようかな?って考えてます。機体にリミッターを組み込んで無理矢理にスペックダウンさせるってコトも考えたんですけど、せっかくこれだけ高性能な機体に仕上がったんだから、それはなんだかなーって思って。幸い、システム周りのあれこれはそら君も希ちゃんも得意ですし。あと一応はにこちゃんも何気に得意なんですよねー。」

 

まぁ妥当な判断ね。

 

システム周りのコトならソラと希が何とかしてくれるでしょ。

 

にこちゃんも頭の中身が穂乃果よりは多少はマシなレベルでアレだけど、こんな時は心強い助っ人よね。

 

うちの…“μ's”のベテラン組はホント、頼りになるわ。

 

あれ?そう言えば…ベテラン組と言えば…

 

「絵里は?」

 

絵里もソラたちとおんなじでベテラン組よね?

 

なら絵里にも手伝って貰えばイインジャないの?

 

「あー、絵里ちゃんはそこら辺、ダメっぽいってワケじゃないけど、あんまり得意ではないみたいですねー。まぁぶっちゃけると苦手っぽいです。代わりに装甲材やフレーム素材とかの材料関係にはツテ含めてむちゃくちゃ強いんですけど。」

 

「ふーん。なんか絵里って“出来る女”ってイメージが強いから意外ね。」

 

まぁ最近は“ポンコツ”ってイメージもかなり強くなっては来てるけど。

 

ちょっと前…それこそ数日前までは“ミトメラレナイワ”とか言ってたのにね。

 

「はひ。と、言うワケで“リ・ジェ”はとりま封印です。で、システム周りを再調整&要改修するコトにしまっす!2人にはせっかく夜遅くまでテストに付き合って貰ったのにほんとーーーにゴメンナサイです。」

 

「別に良いわよ。ね、凛?」

 

「にゃ。問題なっしんだにゃ。」

 

「はひ!感謝感激雨あられです!」

 

そんなこんなで花陽の新型機“リ・ジェ”は当面の間は使用中止になっちゃったわ。

 

諸々の調整と改良が終わって実戦投入されるのはいつになるやら…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それはそう遠くない未来のお話…。

 

“μ's”の危機に封印されていた花陽と“リ・ジェ”は立ち向かい、そして花陽の4体の電子精霊たちの決意が“花の女神”を産み出す。

 

“精霊姫(エレメンタル・プリンセス)”。

 

花陽に与えられた2つ名と共に、“リ・ジェ”の真の力が解き放たれる。

 

そう…それは遠くない未来のお話…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おわり?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。


プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。




次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。



皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。

それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のお気に入り登録、ご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。
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