ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
ようやくHGエアリアルを手に入れたQooオレンジでございます。
今回も本編13話となります。
それでは 第13話「空飛ぶイタズラ猫妖精」そのよん 始まります。
上から下からワラワラとやって来た敵の増援さんたち。
その数はさっき殲滅した部隊なんか目じゃないくらいにいっぱいだったにゃ。
その数を見てヤベーにゃ!ってなっていると、ソラくんがフォローはするからとにかく片っぱしからやっつけろ!って言って来やがったにゃ。
もちろん黙ってヤられるのは凛だってイヤだから、ソラくんがフォローしてくれるって言葉を信じて突撃するコトにしたんだ。
そんなワケで凛は“Gケット・シー”のメインウェポンの“ハロハンマー”を、そこら辺にいっぱい居るモビルスーツにぶっ叩き続けてるのが今の状況だよ。
赤や緑、白に紺色と、バリエーション豊かなカラーリングのモビルスーツをぐしゃっと叩き潰しまくっていると、金色のモビルスーツが凛の視界の端っこに入って来たにゃ。
あの派手な金色のモビルスーツ…ドコかで見たような見ないような……うーん…ドコで見たんだっけかなぁ……あっ!思い出した!
アレって真姫ちゃん使ってる“百式”ってモビルスーツだよ!
うにゃ?
ならアレって真姫ちゃんなのかな?
「ソラくん!ソラくん!なんか真姫ちゃんが居るよ!」
[[あ?真姫だぁ?なんで真姫がココに…って、あぁ。そう言うコトか。]]
バトルフィールドに真姫ちゃんが使っているド派手な金色のモビルスーツ“百式”の姿を見つけた凛は、思わずといった感じでソラくんに“真姫ちゃんが居るよ!”って声を掛けちゃった。
するとソラくんは最初は不思議そうに“なんで真姫がココに…?”って言ってたんだけど、すぐにナニか思い付いたように“そう言うコトか”って1人で納得しちゃったんだ。
ナニがそーゆーコトなんだろ?
「1人で納得してないで説明ぷりーず!」
[[説明って言われてもなぁ…あー、うん。アレ、真姫のヤツの“百式”じゃなくて、このステージに出て来るクワトロ・バジーナの擬似AIが操作してるNPCの“百式”…って言っても凛にゃ多分わかんねぇだろうなぁ…。]]
「うん!わかんかい!」
[[普通は今の説明でわかるモンなのに自信満々にわかんねぇーって言いやがったよ、このアホネコ…。]]
「アホネコじゃねぇーにゃ!あとソラくん!説明ヘタくそ!」
[[説明ヘタで悪かったな!]]
「うむ!ならお詫びに凛はあとでラーメンをよーきゅーするよ!」
[[なんでそんな話しになんだよ…へいへい。わかりましたよー、合宿が終わったらラーメン食いに行こーなー…っと、おい凛!奴さん!こっちに気付いたぞ!]]
「ほへ?やっこさん?」
[[あの“百式”のコトだよ!チッ!来るぞ!]]
「にゃにゃ!?」
ド派手な金色のモビルスーツ“百式”。
その“百式”についてソラくんとあーだこーだと言い合っていると、ソラくんが“やっこさん”?とかよくわかんないコトを言った直後に、“百式”がこっちへ向けてビームライフルをぶっ放して来やがったにゃ!
「そんなモン!当たらないよ!」
“百式”の放ったビームライフルのビームを軽く回避した凛だったんだけど…。
[[凛!]]
「ほへ?っ!?わっ!?」
“百式”の放ったビームライフルのビームを回避したちょうどその先に、もう1発ビームが放たれていやがったにゃ!
目の前に迫るビームを見て、凛はもう1回回避を…って思ったんだけど、もうすぐ目の前まで迫っているビームを今から回避してもこれは間に合わない…って咄嗟に判断した凛は…
「ならっ!!!」
左腕に取り付けてあるシールドを“Gケット・シー”の機体前面に突き出して、直撃コース確定のビームを防いだにゃ!
シールドでビームを受け止め時にその衝撃でちょっとフラッとしちゃったけど、ダメージ自体はなっしんだよ!
[[おい!凛!大丈夫か!]]
「ん!だいじょーぶ!」
ちょっとだけフラッとしちゃった凛を心配したソラくんが、“ザク・リヴァイブ”を“百式”から凛の“Gケット・シー”をかばうようかな位置に動かしながら声を掛けて来たよ。
“だいじょーぶか?”って言葉にすぐに“だいじょーぶ!”って返事を返しながら、凛はソラくんの“ザク・リヴァイブ”の肩越しにド派手な金色のモビルスーツ“百式”へと目を向けたんだ。
そうしてよく見てみればあの“百式”…真姫ちゃんの“百式”とちょっと違ってるコトに気づいたんだ。
真姫ちゃんの“百式”は腰に日本刀を装備してるけど、凛たちの目の前にいるあの“百式”にはそれが無い。
つまりは…
「あれ、真姫ちゃんじゃねぇーにゃ!」
ってコトだね!
[[おい!待て!このアホネコ!今さらかよっ!]]
「にゃ?」
今さらかよって言われても凛はさっきのソラくんの説明がよくわかんなかったんだもん。
仕方ないよね♪
[[まぁいい…んなコトよりもささっとあのグラサン大尉殿を片付けるぞ!]]
「にゃ!がってんしょーちだにゃ!」
[[うっし!俺が弾幕を張る!凛はその弾幕に紛れて突っ込め!]]
「らじゃ!」
だんまく?って何のコトかわかんないけど、とりま突っ込めばおっけーだよね?
[[アイリ!]]
《ターゲットロック。ハイマニューバ・ミサイル、セット。》
[[ぶちまけろ!!!]]
《発射します。》
ソラくんが“電子精霊”のアイリちゃんと掛け合いをしながら、“ザク・リヴァイブ”の肩のおっきなスラスターからちっちゃいミサイルをいっぱいぶっ放したにゃ!
[[んっ!“Gケット・シー”!トッカン!だにゃ!!!]]
なんとなーく、このちっちゃいミサイルがソラくんの言っていた“だんまく”?ってヤツなんじゃねぇーのかな?って理解した凛は、手の中で“ハロハンマー”の柄をくるっと回して持ち直すと、かよちん特製のバックパックブースターを全開で噴射させてちっちゃいミサイルのあとを着いていくような形で突撃して行ったにゃ!
平べったい飛行機?みたいなヤツに乗って飛んでいる“百式”は、ビームライフルでソラくんのぶっ放したちっちゃいミサイルを撃ち落としながら後退して行ってるにゃ。
ビームライフルのビームに貫かれたちっちゃいミサイルが爆発して、爆炎が空を覆うにゃ。
凛はその爆炎を突っ切って一気に“百式”へと突っ込んだにゃ!
そして…
「ちぇすとーーー!!!!!」
爆炎を突き抜けた先に居る“百式”へと、“ハロハンマー”をおもいっきり振り抜いてやったにゃ!
振り抜いてやったんだけど…
「うにゃ!?」
“ハロハンマー”を叩き付けたハズだった“百式”は、“ハロハンマー”が直撃しようとしたその瞬間に足場にしていた平べったい飛行機?を蹴って跳びやがったにゃ!
結果、“ハロハンマー”は平べったい飛行機?とジャンプした“百式”とのなんにもない空間をむなしく薙いだだけになったにゃ。
おっふ。
残念無念だにゃ。
って!それどころじゃねぇーにゃ!
凛の“Gケット・シー”の“ハロハンマー”をジャンプして避けやがった“百式”は、“Gケット・シー”を見下ろしながら手に持ったビームライフルの銃口をこっちに向けていやがるにゃ!
あ、これはヤベーにゃ。
絶対にヤベーにゃ。
“ハロハンマー”をおもいっきり振り抜いた直後だから、凛の“Gケット・シー”は今から回避行動なんてそんなのはもうムリ!
つまりは…
(ヤられるちゃう…!?)
ってコトだよね?
せっかくの“Gケット・シー”の“ういじん”?なのに、こんな所でヤられちゃうなんて…。
“Gケット・シー”に突き付けられたビームライフルの銃口が光だす光景を見上げながら、凛はここでヤられちゃうコトを受け入れてしまっていたんだ。
けど…
[[ったく!手の焼けるアホネコだ!]]
諦めちゃっていた凛の耳に、ソラくんの声が届いたんだ。
そして…
《Are you ready?》
[[おうよ!“Rrapid acceleration(ラピッドアクセラレーション)”!!!]]
ドンッ!っていう爆発音に似た音がお空に響き渡ったにゃ。
そのドンッ!っていう爆発音はそのあとも連続してお空に鳴り響いて…
「うわっ!」
直後、凛の“Gケット・シー”を見下ろす形でビームライフルの銃口を突き付けていた“百式”が文字通り一瞬でバラバラになったにゃ。
“Rrapid acceleration(ラピッドアクセラレーション)”
スッゴく速く移動する“soar(ソア)”ってヤツを連続して発動させて、すり抜け様に切りつけまくるソラくんの必殺技(?)。
その“Rrapid acceleration”が“百式”に炸裂したにゃ!
ソラくんの“ザク・リヴァイブ”の“Rrapid acceleration”でバラバラに切り裂かれた“百式”はドッカーン!って派手に爆発して、機体の残骸が地上へと散らばって降って行ったんだ。
[[ま、ざっとこんなモンだろ。]]
“百式”をバラバラに切り裂き終えたソラくんの“ザク・リヴァイブ”は、両手にそれぞれ持ったビームブレードの濃い緑色のビーム刃を消して、そのビームブレードの柄を左右の脚のふくらはぎの外側の辺りに収納すると、今度は武器を仮想空間へと収納しておくガンプラバトルシミュレーター独自のシステム“武装領域(ウェポン・ストレージ)”からさっきまで使っていた大型ビームマシンガンを取り出して右手に持たせていたにゃ。
「ん?ってかソラくんだけでやっつけた方が早かったんじゃねぇーのかにゃ?」
[[…………気のせいだろ?]]
「その間がみょーーーに気になるんだけど?」
[[…………気のせいだって。多分。]]
気のせい…なのかなぁ…?
まぁいいや。
「にゃ!とりままだまだいっぱい居るからドンドン行っくにゃー!着いてきやがれ!ソラにとーへー!」
[[ってかなんで俺が二等兵なんだよ…まぁどうでもいいけど。]]
「どーでもいいなら文句言わない!」
[[へいへい。]]
金色のド派手なモビルスーツ“百式”を撃墜した凛たちは、次の獲物を求めて再びお空を駆け出したにゃ。
相変わらずお空にも地上にもモブいモビルスーツがいっぱい居るから、凛たちはそれをプチプチと撃墜しながら進んで行くにゃ。
背中のスラスターを全開で噴射させて一気に加速。
そのスピードを殺さずにそこら辺にいた緑色の1つ目のモビルスーツ(あとでソラくんに効いたら“ハイザック”って名前なんだって)に接近して、ソイツの頭を“ハロハンマー”でぶっ叩いて粉砕。
緑色の1つ目のモビルスーツを粉砕すると、そのスキをつくような形で赤い1つ目のモビルスーツ(あとで以下略“マラサイ”同以下略)がビームサーベルを振りかざして突っ込んで来たにゃ。
その突っ込んで来やがった赤い1つ目のモビルスーツは、凛の“Gケット・シー”にたどり着く前に凛の後ろの方からパラパラとぶっ放されたビーム弾に穴だらけにされて地上に落っこちて行ったにゃ。
[[敵機を撃墜した直後は気を付けろよ!アホネコ!]]
「そんなの知ってるにゃ!けどさっきソラくんがフォローするって言ってたから作戦をガンガン行こうぜ!で行ってるだけだにゃ!」
[[ガンガン行こうぜ!ってドラクエかよ…。]]
赤い1つ目のモビルスーツをハチの巣にしたのは、もちろん凛の“Gケット・シー”の後方からやって来ていたソラくんの“ザク・リヴァイブ”。
ソラくんは敵を撃墜した直後が1番危ないぞーって言ってるけど、ソラくんが一緒ならそんなの気にしなくてもだいじょーぶ!
ソラくんなら絶対に凛のコトを助けてくれるもん!
さっきの“百式”の時だって助けてくらたし♪
だから今日の凛は全力全開で目の前のお邪魔なヤツらを“ハロハンマー”で粉砕しまくるだけだよ!
「信頼してるよ♪ソーラくん♪」
[[……ったく…ホント、お前は…。しゃーねぇー!後輩の信頼には応えてヤらねぇーとなぁ!]]
凛の言葉にソラくんはちょっと苦笑い気味に笑うと、途端にその表情をニヤリと不敵な笑みに一変させて目をギラつかせたんだ。
その不敵な笑みを浮かべたソラくんのお顔を見た凛は、どうしてか胸の辺りがキュンとするような感覚に襲われたんだよね。
なんだろ…このキュンとする変な感じ。
胸の辺り…心臓が苦しい…とは違う…心臓じゃなく……ココロ…が……
[[オラッ!凛!!!ボサッとしてんな!!!]]
「っ!う、うんっ!」
突然襲ってきた変な感覚。
その変な感覚に気を取られていると、再びソラくんが凛に声を掛けて来たよ。
凛は変な感覚に気を取られてボーッとしていたけど、ソラくんの声でとりあえずは気を取り直すコトにしたんだ。
すると不思議と胸のキュンとした変な感じはいつの間にかきれいサッパリ消えちゃったんだ。
うん…。
さっきのキュンとした変な感じ…なんだったんだろ…。
きれいサッパリ消えちゃって悲しいような…さみしいような…。
凛はもっとキュンとしていたかった…?
[[オイ!凛!どうしたんだよ!大丈夫なのか!!!]]
「あ、うん!だいじょーぶ!行ける!行ける!!!」
今は忘れよう。
絶対に忘れちゃダメな感覚な気もするけど、今はとりあえずは忘れよう。
そう…今だけは………。
ソラくんと一緒に、2人きりで大空を駆け回れるこの瞬間だけは…。
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。
次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。
皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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