ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
ようやく真姫ちゃんのガンプラを作り始めたQooオレンジでございます。
今回も本編となります。
それでは 第14話「烈火天焦」そのろく 始まります。
本日2本目の刀を粉々に砕いたジオン側(残党軍らしいわ)のモブ機体たちとの戦闘。
時間はその戦闘からちょっとだけ経過して…
「見えた!アレが例の落下中ってコロニーね!」
私とソラはようやく地球へと落下しようとしているコロニーが視認出来るところまでやって来ていたわ。
あの円筒形の構造物の内部で大勢の人たちが生活していたって言うだけあって、地球へと落下し続けているそのコロニーはスッゴく大きなモノだったの。
アレの落下を止めるって…ホントにできるのかしら?
[[チッ…ここまで来るのに思っていたよりも時間食っちまったな…。]]
「仕方ないじゃない。邪魔なヤツらが次から次に襲って来たんだもん。」
[[だな。]]
そう。
2本目の刀を砕いちゃったあの戦闘の後も、私とソラの前には次々に今回のジオン側のモブ機体である“F2ザク”や“リック・ドムⅡ”や“ゲルググM”、それから“ドラッツェ”とか言う脚の無い変な形の青いモビルスーツとかが襲い掛かって来て大変だったの。
その次から次に襲い掛かって来たジオン側のモブ機体たちとの戦闘の中でも、私は予備の刀を“武装領域(ウェポン・ストレージ)”から取り出して炎を纏って炎刀化させて戦ったわ。
結果、炎刀化しての戦闘の犠牲として合計5本の刀を砕くコトになっちゃったのよ…。
今回のバトルで“武装領域(ウェポン・ストレージ)”の中に入れて来た予備の刀は全部で10本。
ここまでの戦闘で持ち込んだ刀の半分が粉々よ…。
ちょっとどころじゃなくコスパ悪すぎじゃない?
しかも…
「エネルギーもバカみたいにガンガン消費してくし…。」
エネルギー粒子を発生させて刀に纏わせ、そのエネルギー粒子を炎に変換する。
この作業?工程?がものすごーーーーくエネルギーを使うのよ。
湯水のようにって言うのはきっとこんな感じに目に見えてゴリゴリと減って行くってコトを意味してるんでしょうね。
そんなエネルギーがゴリゴリと減って行く炎刀化を使い続けたお陰で、私の“紅姫”のエネルギー残量はもう半分を切っちゃってるわ。
刀の消費とエネルギーの消費。
この二重の消費が私に重くのし掛かってるのよ。
それでも…炎を纏った刀を振るうのってスゴくかっこいいのよねぇ…♪
ただのモブ機体相手に炎刀化を行って戦ってバカみたいに消耗しちゃうのが戦略的にも戦術的にも無意味だってコトは重々承知はしているんだけど、そのコトを差し引いても炎を纏った刀を振るうコトのカッコ良さがカッコ良すぎてカッコ良いのよ!
わかってるわよ!
今の私が穂乃果や凛やにこちゃんたちおバカトリオみたいにおバカ丸出しでおバカしてるってコトは!
わかっているけど…わかっていても…わかっているからこそ…止められないのよ!!!!!
もう!我がコトながらほんっっっっっっっっとっ!イミワカンナイ!!!
私が内心で炎刀化を使うコトについて葛藤していると…
[[さて、と。取りあえずはここまで来たのはいいけど、問題はこっからどう動くか…だな。]]
ソラがそんなコトを私に話し掛けて来たわ。
ここからどう動くもナニも…
「あのコロニーの落下を止めればいいんでしょ?」
今回の特殊仕様のバトルロイヤル。
私とソラはバトルロイヤル参加者たちが2つに分けられたチームで連邦軍側に属していたわ。
そして私たちが属している連邦軍側の勝利条件は“コロニーの地球へと落下阻止”。
つまりはどうするもこうするも、私たちがこのバトルで勝つためには、あのコロニーを止めなきゃダメってコトよ。
それなのにどう動くかって…
「イミワカンナイ」
[[はい、イミワカンナイいただきましたー。]]
「もうっ!茶化さないでよね!」
[[へいへい。そいつはわるーござんした。]]
「ナニよ!そのわるーござんしたって!」
やっぱりこれっぽっちもイミワカンナイわ!
「それで!どう動くってどう言う意味なのよ!ちゃんとガンプラバトル初心者の私にもわかるように説明しなさいよね!」
[[ガンプラバトル初心者って…炎刀化させた刀をぶん回して大暴れしてるヤツが今さら初心者かよ…。]]
「ナニ!文句あるの!文句あるって言うなら斬るわよ!リアルの方で!」
[[ア、ハイ。スイマセン。]]
その返し、なんか頭に来るわね…しかもさっき(前回)もそれ言ってたし。
やっぱり斬ってやろうかしら。
「まぁ斬るのはいつでも出来るわね…。」
[[ (いつでも斬れるって…なんか考え方が海未さんみてぇーな暴力で訴える的な脳筋一直線っぽいのは気のせいか…?) ]]
「…………ねぇ。なんか言った?」
[[……………なんも言ってねぇーです。]]
「あ、そう。ならいいわ。特別に見逃してあげる。」
今回だけは…ね。
「それで?どう動くってどう言う意味なのよ?」
これ以上はいつものグダグダになっちゃうから、私はソラのおバカを促して話を先に進めるコトにしてあげたわ。
ソラのおバカには咽(むせ)び泣いて五体投地で土下寝して感謝して欲しいわね。
そうしたら特別に靴でも舐めさせてあげるわよ?
まぁ冗談だけど♪
[[オイオイ。セレブのお姫様の靴舐めプレイとか…ソレはソレでアリじゃねぇーか。]]
「ちょっと!人の地の文を!しかも冗談で言ったコトに対して変な反応しないでよね!!!」
[[ムリだな。]]
「即答!?ってかなんでムリなのよ!?」
[[そりゃお前、地の文だろーとセリフだろーとソコにエロス成分が微塵でも含まれていれば己の性的欲望に超絶正直な健全な男子高生としては即売に反応しなきゃ淑女の皆々様方に対してクソ失礼だろーが。あ、ここで言う反応ってのはもちろんセリフに対するリアクションと下半身が 「それは言わなくてもいいわよ!!!」 あ、そーっすか。]]
もうっ!下半身がとかナニを言い出すのよ!このヘンタイは!!!
度しがたいにも程があるわっ!
「取りあえず!靴舐めプレイとかバカ丸出しのコトしたいなら後でにこちゃんにでも頼みなさい!そんなコトよりも今はこれからどうするかよ!!!」
そもそもまだ処女の私と性的なコトをしたいって言うなら、まずは普通に普通の性交からでしょ!
その普通に普通の性交をすっ飛ばしていきなり靴舐めプレイとかマニアックなプレイを要求するとかどーなってるのよ!!!
靴舐めプレイとかしたいなら普通に普通の性交をしてからよ!!!
って!私もナニをバカなコトを考えてるのよ!
普通に普通の性交をしてから靴舐めプレイとか、それじゃまるで私がソラと普通に普通の性交はシテもイイって言ってるようなモノじゃないの!?
しないわよ!
絶対にしないんだからね!
けど…でも…
「ど、どーしてもって言うなら…………まぁちょっとだけなら考えてあげなくもないわ…よ。」
[[へ?ナニが?]]
「そ、そこは地の文を読んで対応しなさいよね!!!」
[[いや、だってお前。さっき地の文読むなって言ってただろーが?]]
「それでもよ!!!もうっ!地の文だけじゃなくて空気も読みなさいよね!この朴念仁のドヘンタイ!あとやっぱり地の文読むのは禁止!!!わかった!わかったら返事!」
[[ア、ハイ。]]
もう!もう!もう!もう!もう!!!
ほんっっっっっっっっとっに!もうっ!
「ほら!早く説明!!!ホントにぶった斬るわよ!!!」
[[ソイツは勘弁。]]
あ、そのセリフ。
なんだか久しぶりに聞いたわね。
昔、リアル時間だと数年前…って言っても作中だと数週間前だけど…だと割りと言ってたセリフよね。
主にソラのおバカか海未にセクハラ発言をして、そのセクハラ発言に対して海未が股間をもぎ取るとか物騒な返し方をした時に。
[[どう動くかってのはコロニーを防衛しているであろう部隊なりファイター達を倒しに行くか、それともコロニーに取り付いて推進装置をぶっ壊しに行くかってコトだよ。戦ってるのは俺達2人だけじゃねぇーからな。]]
ソラは色々とおバカなやり取りをしつつも、ようやく“どう動くか?”について説明してくれたわ。
コロニーを守ってるNPC部隊やジオン側に組み込まれたファイターたちを倒しに行くか。
コロニーを直接狙って落下を止めるか。
どう動くか?ってそう言う意味だったのね。
うーん…そうねぇ…。
私個人としての意見だけど、今日のバトルロイヤルは“紅姫”の試運転と炎刀の試し斬りが目的だから、落下中のコロニーを直接狙うよりも、コロニーを守ってるNPC部隊やジオン側に組み込まれたファイターたちを相手にしたいわ。
だってその方がより多くの敵と戦えそうじゃない?
だから…
「どちらかと言えば私は防衛してるNPC部隊とジオン側に組み込まれたファイターたちを倒しに行きたいわ。」
私の返答を待っているソラへとそう答えたの。
[[おう。んじゃそうするか。]]
私の返事を聞いたソラは、軽いノリでそう返して来たわ。
「ソラはそれでいいの?」
[[今日は真姫の付き添いのつもりで出て来たからな。真姫の好きな方で良いんだよ。]]
「ふーん…。」
ソラがいいなら別に良いけど。
[[んなコトよりも炎刀化を使い続けるならエネルギー残量には気を配れよ?見りゃわかると思うが炎刀化させればバカみねぇーにエネルギー喰うからな。]]
「ん。わかってるわ。」
カッコいいけど炎刀化させるとエネルギーの消費量もだけど刀の消費量もスゴいから。
長丁場の戦闘だと真面目にそこら辺を考えて戦わないとかなりヤバいわね。
地球に落下し続けているコロニーを“紅姫”のメインモニターに捉えながら、そんなコトをソラと話していると…
《レンジ内に反応。こちらへ5機程向かって来ています。》
[[視認した。この動き方なら有人機…ファイターが乗り込んでる機体だろーな。]]
私たちの方へ5機のモビルスーツが向かって来るのが見えたのよ。
[[えーっと…見た目は素組っぽい“バーザム”に同じく素組っぽい“エクシアリペアⅡ”と“キュベレイ”。あとは微妙に弄ってるっぽい“デルタプラス”にブレード2本持ちの見るからに近接特化に改造しましたった感じの“グレイズ”か。]]
ソラが言うには相手の機体は“バーザム”、“エクシアリペアⅡ”、“キュベレイ”、“デルタプラス”、“グレイズ”の改造機。
この5機の中で一際目立ってるのはやっぱり2振りの剣を携えている“グレイズ”の改造機ね。
この“グレイズ”の改造機は何故か頭部にイノシシみたいな意匠を施してるわ。
なんでイノシシ…?
[[真姫的にはあのイノシシ“グレイズ”の相手をしたいんじゃねぇーのか?]]
2振りの剣を持ったイノシシっぽい頭部の“グレイズ”を見ながら、“なんでイノシシ?”とか思っていると、ソラが私はあのイノシシと戦いたいんじゃないのか?とか言ってきたわ。
別に私はそんなコトを考えてはいなかったけど、まぁ確かにあの5機の中なら、2振りの剣をこれでもかって感じで持っている見るからに近接特化タイプのイノシシ“グレイズ”と戦いたいわね。
だって剣士が相手なら、やっぱり剣士が相手をするのが礼儀ってモノじゃない?
だから…
「ん。そうね…それじゃちょっとイノシシ狩りに行ってくるわ♪残りはソラにお願いしても大丈夫?」
あのイノシシ“グレイズ”は私が相手をするコトに決めたわ♪
[[おうよ。残りは俺がキッチリと片付けておいてやるから任せとけってんだ。剣士同士って言うのか?まぁそこら辺は俺にはよくわかんねぇーけど、お前は存分にあのイノシシとサシの勝負を楽しんでこい。]]
サブモニターの通信画面の向こう側に映るソラは、ニヤリと笑いながら私へそう言い返して来たの。
うん♪うん♪
剣士同士でサシの勝負を楽しんでこいとか、ソラもなかなかわかってるじゃない♪
やっぱり剣士同士の斬り合いならサシの勝負よね♪
方針は決まったわ。
それじゃ楽しんで斬り合いましょうか♪って思ったその時…
[[おーっほほほほ!!!ワタクシ様こそは今回限りのモブファイター!その人名もズバリ!猪頭 猪々子!ワタクシ様とワタクシ様の“グレイズ・グリンブルスティ”のお相手をしてくださるのはだーーーれぇ!ですの!]]
とか、確実に頭の悪い通信が問答無用の全周波通信で送りつけられて来たわ。
そしてこの問答無用の全周波通信を聞いた私は、“猪頭(いのかしら)”って名字だからイノシシ頭なんだって妙に納得しちゃったのよ。
って言うか、自分から今回限りのモブファイターって言っちゃうんだ。
うん。
メタいわね。
まぁどーでもいいけど。
そんなメタい名乗りを上げた自称今回限りのモブファイターのイノシシさんに対して…
「護国園田流!西木野 真姫!私と私の“紅姫”がアンタの相手をしてあげるわ!!!」
私も負けじと、やっぱり全周波通信で名乗り返してあげたわ♪
名乗りにはちゃんと名乗りで返してあげないとね♪
[[まぁ!まぁまぁまぁまぁ!真っ赤な“百式”なんて!ぬわぁーーーーんてぇ!派手なんでしょ!イイですわ!ニシキノマキさん!その派手さに免じて特別にこのワタクシ様がお相手して差し上げますわ!!!]]
なんで上から目線?
別にいいけど。
それじゃ…
「いざ尋常に…!」
[[勝負!ですわ!!!]]
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。
次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。
皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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