ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
スクスタがサ終になってどことなく寂しいQooオレンジでございます。
サービス開始時に40度の高熱を出しながら必死にリセマラしたのはいい想い出です。
今回も本編となります。
それでは 第14話「烈火天焦」そのはち 始まります。
イノシシ頭の金色“グレイズ”を倒した私は、イノシシ頭の仲間たちを相手にしていたソラと合流して、次の獲物を求めて移動を開始したわ。
そこでふとコロニーの方を見てみると、さっきまではかなり遠くにあったはずのコロニーはもうかなり近い場所まで移動をして来ていたの、
実際問題、あんな大きなモノが地球に落ちたりしちゃったらどうなるのかしら?
1番最初のガンダム“機動戦士ガンダム”だと、戦争中にコロニーがオーストラリアに落ちてシドニーの辺りが酷いコトになったって話だわ。
確かコロニーが落ちた場所が“シドニー湾”になったとかならなかったとか。
まぁあんなバカみたいに大きなモノが宇宙から地球上に落ちたら、かなりの被害が出ちゃうわよね…。
戦争、か。
ちょっと…ううん。
ちょっとなんかじゃないわね。
正直、かなり…怖いわ…。
[[おい真姫?ボーッとしてどうしたんだ?]]
アニメの中の話とは言え、コロニー落としなんてめちゃくちゃなコトを平然としちゃう戦争の恐ろしさを改めて実感していると、私の“紅姫”の隣を移動していたソラが話し掛けて来たわ。
「別に。ただちょっとコロニーなんてあんな大きなモノを地球に落として、問答無用で人を殺そうとする戦争ってスゴく怖いなって思っただけよ。」
そんなソラへと、私は今思ったコトを素直に話したのよ。
戦争って怖いなって。
[[だな。]]
私の話を聞いたソラは、普段とは違い短い言葉で返して来たわ。
ソラなら戦争が怖いなんて子供かよ!とか茶化して来るかと思ったんだけど…そんなコトはなかったわね。
ちょっと意外かも?
[[平和が1番ってヤツだな。まぁこうしてアニメ内で行われた戦争を追体験して楽しんでるヤツが言うコトじゃねぇーんだろうけどな。っと!おい!あっちからなんか来たぞ!]]
ソラが珍しく真面目(?)なコトを言っていたんだけど、そこでこちらへと近付いて来る大きな機影がメインモニターに映し出されたの。
まだちょっと遠いからハッキリは見えないけど、遠目から見る限りは真っ赤な三角形みたいな形をした大きな機体っぽいわ。
その真っ赤な大きな機体を観察していると…
「あれって…ハサミ?」
にょきっと言う擬音が聞こえて来そうな勢いで、真っ赤な大きな機体から2本のハサミ?が生えて来たわ。
[[ありゃ“ヴァル・ヴァロ”か。]]
「“ヴァル・ヴァロ”?」
真っ赤で2本の大きなハサミを持ってるザリガニみたいなヤツ。
ソラは“ヴァル・ヴァロ”って言ったけど…
「っ!ねぇ!あのザリガニ!こっち来るわよ!」
ソラに“ヴァル・ヴァロ”?って名前のザリガニみたいなヤツの詳しい説明を要求する前に、“ヴァル・ヴァロ”はこちらを捕捉したみたいで2本の大きなハサミをジャキジャキさせながらスゴいスピードで突っ込んで来たわ。
[[そう言えば真姫ってMAとやり合ったコトはまだなかったよな?]]
「モビルアーマー?それって確かモビルスーツ以外のヤツのコトよね?」
ちょうどこっちに突っ込んで来ているあのザリガニみたいなヤツ。
あんなヤツらを総称して“モビルアーマー”って言うのよね?
バカスカとバズーカぶっ放して来るデカい戦車みたいなヤツとは戦ったコトはあったけど、あの“ヴァル・ヴァロ”みたいな“モビルアーマー”とか言うヤツとは戦ったコトないハズだわ。
[[おうよ。デカくて強くて固くてオマケに速い。総じて厄介な連中だな。]]
「それがどうしたのよ?」
そのデカくて強くて固くてオマケに速いヤツが現在進行形でこちらへと突っ込んで来ているのよ。
私が“モビルアーマー”と戦ったコトがあるとかないとか、そんなコトを悠長に話してるヒマは無いような…?
[[ってコトでアレはお前が相手をしてみろよ?]]
「…………は?」
[[イヤ、だから俺は基本手を出さねぇから、真姫が1人であの“ヴァル・ヴァロ”の相手をしてみろって言ったんだよ。]]
私1人で…
「あのザリガニと戦うの!?」
[[おう。がんばれー。]]
「なんか応援の仕方が適当だし!?」
[[そうか?気のせいじゃねぇか?]]
「絶対に気のせいじゃないわよ!!!」
それはそうと…
「アレの相手を私1人でしろって本気で言ってるの!?」
ソラ曰くデカくて強くて固くてオマケに速いとか言う確実にヤバいヤツの相手を私1人でヤらないとダメって…なんでよ!?
[[あの“ヴァル・ヴァロ”…多分NPC操作の機体だろ?ならまだモビルアーマーとやり合ったコトがねぇ真姫にとっては、アレは戦闘経験を積む相手には丁度良いってワケだ。]]
戦闘経験…ねぇ…。
[[それにこのステージで出て来るモビルアーマーでもあの“ヴァル・ヴァロ”はまだ弱い方だぞ?それともお前、いきなり対モビルアーマー戦の処女を“ノイエ・ジール”とか無茶苦茶な相手で捨てるか?]]
「女の子相手に処女を捨てるか?とか言わないでよね!デリカシー無さ過ぎ!!!」
そもそも“ノイエ・ジール”?って誰よ!!!
[[ほれ。何でもいいからさっさと行ってこいって。真姫が戦うにしろ戦わねぇーにしろ、もうあの“ヴァル・ヴァロ”にお前の“紅姫”と俺のリヴァイブはターゲット認定されちまってるんだ。で、だ。俺のリヴァイブなら“ヴァル・ヴァロ”相手でもスピード勝負で十二分に逃げ切れるだろーけど、お前の“紅姫”じゃまぁ普通にムリだろ?仮に俺が逃げたらどっちにしてもお前がアレの相手をしなきゃダメなんだ。そんなワケだから諦めて叩き切ってこい。]]
「叩き斬ってこいとか簡単に言って…!」
けどココで臆して逃げ出すなんてしたら、護国の剣士としては失格どころの騒ぎじゃないわよね…。
ココで逃げ出したコトが海未にバレたりしたら確実に修正されちゃうわ。
それにあのデカいザリガニを私が斬れるのかどうかもちょっと気になるし。
なら…
「ヤるしかないってコトよね!」
私は意を決して、こちらへと物凄いスピードで突っ込んで来ている真っ赤なザリガニ“ヴァル・ヴァロ”の相手をするコトにしたわ。
[[おう、その意気だ。気張って行ってこい!んじゃ俺はそこら辺の敵機を適当に間引いてくるからな。]]
ソラは呑気にそこら辺の敵機を間引くとか言ってるけど、それなら…
「ならこっちに他の敵機を近付けさせないで。」
私とあのデカいザリガニ“ヴァル・ヴァロ”のバトルの邪魔をさせないで欲しいわ。
ソラならそれくらいは余裕でしょ?
[[ん。そこら辺は任せとけって。]]
ソラはそう言うと、“ザク・リヴァイブ”を反転させて私の“紅姫”から離れて行ったわ。
そう言えば…
「ソラにあの“ヴァル・ヴァロ”とか言うヤツの特徴とか聞いてなかったわ!?」
これじゃ予備知識ゼロで戦わないとダメじゃないの!?
ま、まぁ実戦でいつもいつも都合良く相手の情報がわかるってワケじゃないから、仕方ないって言ったら仕方ないんだけど…。
そうこうしているうちに、例のデカい真っ赤なザリガニ“ヴァル・ヴァロ”の射程内に入っちゃったみたいで、機首?の部分がぱかっと開いて、ソコからややごんぶとのビームを“紅姫”へとぶっ放して来たわ。
あれ、きっとメガ粒子砲ってヤツね。
それくらいは私にだってわかるわよ♪
って!そうじゃなくて!
「回避っ!!!」
私は“紅姫”のスラスターを噴かして、こちらへと放たれたメガ粒子砲を回避。
そのまま“紅姫”のスラスターを再度噴射させて、“ヴァル・ヴァロ”へ向かって手にした刀を握りなおして突撃したの。
対する“ヴァル・ヴァロ”は接近して来る私の“紅姫”へと2本の大きなハサミ?をジャキジャキとさせながらスピードを上げて突っ込んで来たわ。
交差の瞬間。
「せぇーのっ!!!」
私は“紅姫”に迫り来る大きなハサミを姿勢制御スラスターを細かく噴射させるコトで掻い潜り、そのハサミの根元?付け根?へと刀を叩き付けたの。
もちろん叩き付けたって言っても、文字通りただ刀をこん棒みたいに叩き付けたワケじゃないわよ?
ちゃんと斬撃の基本に乗っ取って刀を引いて斬り付けてやったわ。
その結果、どうなったか?と言うと…
「まずは1本!!!」
無事に“ヴァル・ヴァロ”のハサミを1本ぶった斬ってやったわ♪
お互いにかなりスピードが出ていたから、交差の瞬間にハサミを叩き斬れるかどうかちょっと微妙な感じだったけど、なんとか無事にハサミの1本を斬れて良かったわ。
そんなコトを思いながらスピードを殺さないようにスラスターとバーニアを駆使して機体を反転。
機体を反転させてると“ヴァル・ヴァロ”も私と同じように機体を反転させてこちらへと再び突撃して来ようとしていたわ。
ふんっ!そっちがその気ならまた交差の瞬間に斬撃を叩き付けてやるわ!
とか思ったんだけど…
「う"ぇえ!?」
“ヴァル・ヴァロ”は今度は突撃して来ながらミサイルとビームをこれでもか!って感じでぶっ放して来たの。
ってか“ヴァル・ヴァロ”の射撃武装ってさっきの機首部分からぶっ放して来たメガ粒子砲だけじゃなかったの!?
あー!もう!やっぱりソラのおバカにあの“ヴァル・ヴァロ”ったザリガニのコトをちゃんと説明させておけば良かった!
ソラへと怨嗟の声を内心で盛大に漏らしつつも、大量のミサイルとやっぱり大量のビームの嵐に襲われた私は大慌て。
それでも…
「このっ!」
すぐに私は“紅姫”の頭部に設置されているバルカン砲を起動させてミサイルを迎撃。
同時に“紅姫”へと当たりそうなビームは刀を振るって弾いてやったわ。
上手い具合にミサイルとビームをさばいたと思ったら、今度はそのミサイルとビームをぶっ放して来やがった“ヴァル・ヴァロ”本体が残ったもう1本のハサミを振り上げて襲い掛かって来たのよ。
「そっちから近付いて来るなら好都合よ!!!」
さっきみたいに交差の瞬間に真っ二つにしてやろうと刀を構えて迎え撃とうとしたその時…
[[そこの赤い“百式”!援護してあげるわっ!!!]]
と、突然“紅姫”のコクピットにちょっと高圧的な感じの女の子の声が響いて来たの。
その声が“紅姫”のコクピットに響いた直後…
[[ヤるわよ!“ベンケイ”!ありったけ!!!もってけぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!]]
“ヴァル・ヴァロ”へと大量の砲弾とミサイルが降り注いだの。
直前の通信からすると誰かが私と“紅姫”を援護してくれたってコト?
別に私1人でもなんとかなりそうだったのに…!
けど…
「チャンスには違いないわ!!!」
この好機を逃す手はないわ!
これでもか!ってくらいに大量の砲弾とミサイルに襲われた“ヴァル・ヴァロ”はその体勢を大きく崩してスキだらけ。
私はそのスキだらけな“ヴァル・ヴァロ”へと一気に“紅姫”を加速させて接近して…
「貰ったわ!えぇーーーい!!!」
刀を一閃。
“ヴァル・ヴァロ”を真っ二つに叩き斬ってやったわ♪
真っ二つになった“ヴァル・ヴァロ”はあちこちから火を噴いてやがて大爆発。
私はその爆発に巻き込まれないように“紅姫”のスラスターを噴かして素早く待避。
爆発から待避していると、メインモニターにさっき私と“紅姫”を援護してくれた機体が映し出されたの。
ソレは一言で言えば“戦車のオバケ”。
普通のモビルスーツよりも二回りくらい大きな機体だったの。
うん。
って言うかアレ…見たことあるわね。
そう。
私を援護してくれたのはちょっと前(※第5話「START:DASH!!」そのきゅう てんご)にバトルロイヤルで戦った“デカブツ”だったの。
その姿を確認した瞬間、私は手にした刀を構え直してバックパックのスラスターを全力で不審者。
“デカブツ”へ向けて突撃を開始したわ。
そんな渡しと“紅姫”の行動を見た(?)“デカブツ”のファイターは…
[[はぁ!?ちょっとアンタ!なんで友軍に刀持って凸って来てるワケ!?バカじゃないの!?]]
とか言いながらその鈍重そうな大きな機体を後退させ始めたの。
その後退速度は私が思っていたよりも全然速いんだけど、それよりも私の“紅姫”の方が速いわ!
友軍だろうがなんだろうがココで会ったが百年目ってヤツよ!
あの時は穂乃果や凛に花陽の協力がなかったら倒せなかったヤツだけど!
今の私なら1人でもイケるハズだわ!!!
[[待ちなさいって!このおバカ!!!アンタ!ちゃんと敵味方識別確認しなさいよね!]]
「うるさい!友軍だろうが問答無用めぶった斬ってやるわ!!!!!」
[[友軍って言ってるでしよ!問答も無用もしなさい!!!]]
「だからうるさいわよ!アンタは友軍でもなんでもあの時の穂乃果と凛の仇!ここで2人の無念を晴らしてやるや!!!」
そもそも友軍ってナニよ!友軍って!
ん?友軍?
友軍って…
「友の軍って書いて友軍?」
[[さっきからそうだって言ってるでしょ!!!]]
友の軍と書いて友軍。
友軍。
つまりは…
「えーっと…味方…?」
[[そうよ!友軍だから味方よ!味方よ!敵味方の識別を確認しなさい!!!]]
“デカブツ”のファイターは取りあえず速度を落とした私の“紅姫”に対して、“敵味方識別を確認しろ!”ってそう言ってきたのよ。
仕方なくその言葉に従ってレーダー上の識別判定を確認してみると…
「ホントに味方機になってる…。」
“デカブツ”のファイターが言う通り、目の前の“デカブツ”はレーダー上では青い光点…つまりは味方機ってコトになっていたわ。
[[アンタ!人がせっかく援護してやったのに敵味方の識別を確認もしないでいきなり斬り殺そうとしてくるとかどんだけバーサーカーなのよ!!!]]
あー、うん。
“デカブツ”のファイターがなんか色々と言ってるわね。
取りあえず。
「ねぇ?」
[[ナニよ!!!バーサーカー!!!]]
「私たち…囲まれてるわよ?」
[[ほへ?囲まれて…げっ!?]]
グダグダしている間に囲まれちゃったこの状況をなんとかしないとヤバいわよね?
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。
次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。
皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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