ガンプライブ! ~School Gunpla Project~   作:Qooオレンジ

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皆様。本日もご覧いただきありがとうございます。

古戦場(予選)中なQooオレンジでございます。










今回も本編となります。









それでは 第14話「烈火天焦」そのじゅう 始まります。















第14話「烈火天焦」そのじゅう

行方不明(?)のソラをどうしようか迷ったり、羽生の“ベンケイ”が容赦なくモブNPC(たまに有人機)を轢き殺す様をのんびりと見たりしていると…

 

[[マッキー!着いたわよっ!!!]]

 

モブNPC(たまに有人機)を容赦なく轢き殺しまくっていた羽生が“ベンケイ”を停めて、“ベンケイ”の後ろに掴まっていた私へとそう言い放って来たわ。

 

その言葉に改めて前を向くと、ソコには高層ビルとかの普段よく目にする巨大な建物なんかとは比べ物にならいくらいに物凄く大きな円筒形の建造物が、ゆっくりと地球方面へ向けて移動していたの。

 

「大きい…。」

 

私がそのあまりの大きさに呆然と呟くと…

 

[[そりゃそうよ!だってコロニーってスッゴい人数の人が住んでる場所なのよ!そんなの大きくて当たり前じゃない!マッキーはもしかしなくてもおバカさん?]]

 

と、羽生が私の呟きに対して返事を返して来たの。

 

“マッキーはおバカさん?”って一言が余計だけど、私はその羽生の言葉を聞いてこの目の前の大きな円筒形の建造物は大勢の人が住んでいるモノだったってコトを思い出したわ。

 

こんな大きなモノが地球になんか落ちたりしたら…

 

「ヤバいを通り越してスゴくヤバい…わよね?」

 

[[そりゃもう!ヤバヤバのヤバヤバよ!!!人がいっぱいいっぱいいーーーーーっぱい!死んじゃうわ!]]

 

またも私の呟きに律儀に返事を返してくる羽生。

 

でも羽生の言うように、このコロニーが地球に落ちちゃったらヤバヤバのヤバヤバだわ。

 

「止めなきゃ…!」

 

人がいっぱい死ぬ。

 

そんなのは絶対にダメ!

 

今さらだけど私はパパみたいな人をいっぱい助けられるお医者さんになるのが夢なのよ。

 

お医者さんになるのは人を助ける為。

 

人を助けたいなら今の私がやるべきコト。

 

それは!

 

「コロニーの落下をなんて絶対に阻止してみせるわ!!!」

 

[[おぉ!なんかマッキーが燃えてる!!!]]

 

「うっさいわね!どーでもいいでしょ!」

 

人の…それも物凄く大勢の人の生き死にが関わってるのよ!

 

ふざけてる場合じゃないわ!

 

「羽生!あのコロニーを止めるには私はどうすればいいの!教えて!」

 

[[ (マッキー、なんでこんなに必死なんだろ?コロニーの落下阻止してバトルに勝てればそりゃ嬉しいけど…) まぁいいけど…取りあえずはコロニーの後ろ方に取り付けられてある核パルスエンジンをぶっ壊せばいいわ!]]

 

私の“コロニーを止めるにはどうすればいいのか?”と言う質問に、羽生は通信画面の向こう側で何故か一瞬だけ不可解そうな顔をしたけど、すぐに気を取り直した様にコロニー落下阻止のための方法を教えてくれたわ。

 

その方法はコロニーの後部に設置されているらしい“核パルスエンジン”と謂うモノを破壊するってモノだったわ。

 

“核パルスエンジン”ってたぶん何らかの推進機よね?

 

前に進むためのその推進機をぶっ壊せばあのコロニーを止めるコトが出来るってコトのね!

 

「ぶっ壊せばいいのね!わかったわ!」

 

“核パルスエンジン”って言う推進機をぶっ壊せばいいのはわかったけど、問題はその“核パルスエンジン”ってヤツがどれくらいの強度を持ってるか…よね。

 

何発か適当に攻撃を当てれば壊れる…ってモノでもないでしょうし…。

 

わかんないけど…やるしかないわ!

 

「羽生!私と“紅姫”が前衛に出るからアンタは援護して!」

 

[[オッケー!任せて!!!]]

 

「任せるわ!けど…調子に乗って私のコトを撃ったりしないでよ!」

 

[[あっはは!そんなのだいじょーーーぶににまってるじゃない! (うん、たぶん。) ]]

 

朗らかに笑いながら“大丈夫”って請け負う羽生だったけど、最後の方になんか“たぶん”とか聴こえたのは私の気のせい…よね?

 

私は羽生の言葉の最後の方にボソリと聴こえた一言に若干不安になりつつも、“紅姫”の左腰の鞘から刀を引き抜いて…

 

「“Awake”!」

 

そのまま左手の甲に取り付けたクリアパーツ部分に刀身を這わせ、キーワードと共にエネルギー粒子を解き放ったわ。

 

溢れ出てくる白く淡いエネルギー粒子。

 

そのエネルギー粒子を十分に刀身に纏わせ…

 

「“Blaze”!!!」

 

一気に発火!

 

[[えっ!ナニソレ!カタナ燃えてるんだけど!なんかクソカッコいいじゃないの!]]

 

炎刀化のプロセスを完了させて、炎を纏った刀の具合を確かめるためにその刀を軽く振るっていると、羽生が興奮した様子で話し掛けて来たの。

 

うんうん。

 

この炎刀がカッコいいってすぐにわかるなんて羽生は色々とわかってるわね!

 

ホントならこの炎刀について花陽並の長台詞で延々と語りたいトコなんだけど、それよりもまずはコロニーを止めないと!

 

人がいっぱい死んじゃうなんて絶対に許せないわ!!!

 

「ボサッとしてないでさっさと行くわよ!」

 

[[ちょ!マッキー!待ちなさいよ!]]

 

炎刀を構えて“紅姫”のバックパックのスラスターを全開で噴射!

 

私は機体を一気に加速させてコロニー後方にあると言う例の“核パルスエンジン”目指して移動を開始したわ。

 

加速を始めた私の“紅姫”に追従する形で、羽生と羽生の“ベンケイ”も移動を開始したの。

 

そんな移動を開始した私たちの前に、早速とばかりに数機の機影が襲い掛かって来たわ。

 

手にマシンガンを持った深緑色の1つ目のモビルスーツ“F2ザク”が3機と、大きなバズーカを構えた紫色のやっぱり1つ目のモビルスーツ“リック・ドムⅡ”が4機。

 

さらにその後方にはこれまたやっぱり1つ目の“ゲルググM”が3機。

 

合計10機のこのステージのモブ機たちがコロニーの後方へと向かう私の“紅姫”と羽生の“ベンケイ”に襲い掛かって来たのよ。

 

そんな接敵した合計10機のモブ機たちへと先制で攻撃を仕掛けたのは…

 

[[ジオン残党のクソモブが!邪魔なのよ!消し飛んでぶっ飛べ!!!!!]]

 

私の“紅姫”の後方に位置していた羽生の“ベンケイ”だったわ。

 

羽生の“ベンケイ”はその大きな機体の後部に設置されているミサイルランチャーを起動させて、ソコから盛大に大量のミサイルをばらまくように前方のモブ機たちへとぶっ放したの。

 

そしてミサイルの一斉射と同時に、“ベンケイ”の両手に取り付けられているバズーカをズドン!ズドン!と立て続けに発射。

 

雨あられのように盛大に発射されたミサイルとバズーカの弾頭は、接敵した敵機たちの前衛として私たちの前に立ちふさがった“F2ザク”たちへと襲い掛かって行ったわ。

 

これに対して3機の“F2ザク”は足を止めて手にしたマシンガンを前方のミサイルへと放って迎撃。

 

“ベンケイ”から大量に放たれたミサイルの何発かは“F2ザク”のマシンガンの弾丸に貫かれて爆発しちゃったけど、その程度のヤワな迎撃で抑えられるほど羽生の“ベンケイ”の攻撃はぬるくはなかったのよね。

 

敵部隊の前衛に出て来た3機の“F2ザク”たちは、迎撃が間に合わなかったミサイルと、そのミサイルから遅れる形で飛来したバズーカの弾頭によって次々に爆散して行ったわ。

 

羽生と羽生の“ベンケイ”は相変わらず戦い方が派手よねぇ…。

 

[[フンっだ!クソモブがでしゃばるからよ!!!]]

 

そんな羽生の得意気な声を背に、私も負けじと“紅姫”を加速させて爆散した3機の“F2ザク”の後ろから飛び出て来た4機の“リック・ドムⅡ”へと炎刀を振るったわ。

 

「1つ!」

 

1番手前の1機目の“リック・ドムⅡ”を横薙ぎの斬撃で両断。

 

「2つ!!」

 

続けて牽制のバルカン砲を放ちながら2機目の“リック・ドムⅡ”へと一気に肉薄して、その胴体の中央部分…コクピット部分へと炎刀を突き刺して撃墜。

 

「3つ!!!」

 

2機目の“リック・ドムⅡ”のコクピットを貫いた炎刀を引き抜き、2機目の“リック・ドムⅡ”のすぐ後ろから迫っていた3機目の“リック・ドムⅡ”へと、撃墜したばかりの“リック・ドムⅡ”を蹴って押し付け、その押し付けた2機目の“リック・ドムⅡ”共々3機目の“リック・ドムⅡ”を斜めに両断。

 

「4つ!!!!」

 

最後にバズーカ大きなバズーカを放り投げて、背中からヒートサーベルを引き抜いて襲い掛かって来た4機目の“リック・ドムⅡ”の大振りの攻撃を掻い潜り、その背後へと回り込んで背中から炎刀を一閃させて両断。

 

さらに…

 

「護国園田流!剣衝術!火ノ行!“緋燕”!!!」

 

炎刀を振るってやや離れた位置に居る3機の“ゲルググM”へと緋色の燕を放ったのよ。

 

炎刀から放たれた緋色の燕はその燃え盛る炎の翼を大きく広げて3機の“ゲルググM”へと突撃していったの。

 

そんな“緋燕”を“ゲルググM”たちはそれぞれ手にしたマシンガンやビームライフルで打ち落とそうと必死に迎撃しているけど、その全てを“緋燕”は飲み込みモノともせずに真っ直ぐ突き進んで行ったわ。

 

その様子を見た“ゲルググM”たちは“緋燕”の迎撃を諦めたのか、3機のうちの1機がシールドを構えて前へと出て来たの。

 

そして構えたシールドで突っ込んで行った“緋燕”を受け止めたのよ。

 

その瞬間に“緋燕”は炎を撒き散らしながら爆発。

 

シールドで受け止めようとしていた“ゲルググM”を一瞬で灰塵へと変えちゃったの。

 

うーん。

 

私としては“緋燕”で3機まとめて焼き殺す予定だったんだけど、1機が自ら犠牲になるコトで他の2機を生き残らせちゃったわね。

 

まぁいいわ。

 

だって…

 

[[マッキーのトンデモ攻撃で大人しくぶっ死んどけってんだよ!!!クソモブが!!!!!]]

 

私、1人じゃないし。

 

そんなワケで羽生がまるでソラみたいにチンピラ全開のコトを叫びながら、“ベンケイ”を猛スピードで生き残った2機の“ゲルググM”へ向かって突っ込ませて行ったの。

 

そしてそのまま生き残った2機の“ゲルググM”の胴体へと両手に取り付けてあるバズーカをゴツン!と突き付けて…

 

[[く!た!ば!れ!このクソモブ!!!]]

 

ドスン!ドスン!とそれぞれ零距離で1発ずつ発射。

 

木っ端微塵に2機の“ゲルググM”を粉砕しちゃったわ。

 

[[ざまぁみやがれってのよ!クソモブ共が!!!この羽生サマの邪魔するからこーなるのよ!まぁ邪魔しなくてもクソモブはぶち殺すんだけどね!あっはははははは!!!]]

 

やっぱりこの娘、テンションがムダに高いわね。

 

戦闘になるとテンションが高くなるってパターンの娘なのかしら?

 

思ったよりも時間が掛かっちゃったけど、取りあえずはこれで接敵した計10機のモブ機は倒したわ。

 

早くコロニーを止めるために先に進まなきゃ!

 

「羽生!バカ笑いしてないで先に進むわよ!」

 

私は未だにあははーとバカ笑いをしている羽生に一声掛けると、“紅姫”のスラスターを噴射させて目的地であるコロニー後方へと移動を再開したわ。

 

[[バカ笑いって!マッキーのクセに酷い!!!って!待ってよ!置いていかないでーーーーー!!!]]

 

後方で騒ぎながら羽生の“ベンケイ”が動き出す気配を感じながら私はチラリと“紅姫”が握っている炎刀状態の刀を見てみると、幸いなコトに短い戦闘だったためかまだ折れずに普通に使えそうに見えたわ。

 

良かった…。

 

ただのモブ機との戦闘で残り少ない貴重な刀が折れちゃったりしたらどうしようって思ったから、まだ問題なく使えそうでホントに良かったわ。

 

そんな感じで移動を再開した私と羽生の2人は散発的に襲い掛かって来るモブ機をあしらいながら、“核パルスエンジン”ってヤツが取り付けられてあるらしいコロニー後方部分へと向かったの。

 

移動の途中で接敵したモブ機との戦闘で炎刀させた刀が折れちゃうかも?とも思ったけど、モブ機との戦闘はほとんど羽生の“ベンケイ”が出会い頭にバズーカをぶっ放して粉砕していたので大丈夫だったわ。

 

節約?できたて良かったわ。

 

羽生サマサマってヤツね。

 

そうこうしていると…

 

[[見て!マッキー!アレが“核パルスエンジン”よ!たぶん!]]

 

“紅姫”の隣を進んでいた“ベンケイ”から通信が入り、羽生が“核パルスエンジン”はアレよって教えてくれたの。

 

羽生が指し示したソレは真っ白な推進光を灯しながらコロニーを地球へ向けて押し出していたわ。

 

[[アレをぶっ壊せばコロニーは止まるわ!たぶん!]]

 

またたぶんなのね。

 

でも今はあの“核パルスエンジン”ってヤツを壊すしか方法はないんだからヤるしかないわ。

 

[[アレをぶっ壊すのは羽生に任せて!私!壊すのは大得意だから!]]

 

うん。

 

ぶっ壊すのが大得意とか、羽生の“ベンケイ”の過剰なまでの武装を見ればなんとなくわかるわ。

 

でも実際問題、私の“紅姫”が攻撃力が上昇する炎刀状態とはいえ刀1本であの“核パルスエンジン”とか言う大きなモノを壊すのには時間が掛かり過ぎちゃうから、過剰火力の羽生の“ベンケイ”に破壊を任せるってのは適材適所でアリよね。

 

なら…

 

「露払いは私の役目ね。」

 

そう呟くと“核パルスエンジン”を守る様に展開していた多数のモビルスーツたちがちょうどこちらへと向かって移動を開始しようとしていたわ。

 

その中には確実にガンプラファイターが乗る有人機が操るであろう機体も混ざっていたのよ。

 

ガンプラ&ガンダム初心者の私がなんでそんなコトがわかるのかって?

 

そりゃわかるわよ。

 

だってジオン系の機体で構成されているこのステージのモブ機たちの中に、見るからにガンダムってわかる見た目の機体が混ざっているんだもん。

 

初心者の私にだってアレが有人機だってコトが簡単にわかっちゃうわよ。

 

そんな有人機込みの守備部隊(?)を前に、私は“紅姫”が右手握る炎刀状態の刀を構え直したわ。

 

そしてすぅーっと1つ息を吸い込んで…

 

「護国園田流!西木野真姫!いざ!推して参る!!!」

 

“紅姫”を加速させて突撃!!!

 

私たちの邪魔をするヤツはみんなまとめて薙ぎ払ってヤるんだから!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。


プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。




次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。



皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。

それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のお気に入り登録、ご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。
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