ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
冷やし中華が美味しいQooオレンジでございます。
今回は珍しくソラがメインとなる幕間となります。
それでは 幕間「ソロモンの悪夢②」 始まります。
合宿○日目。
真姫の新しいガンプラ“紅姫”の実戦テストの為に出撃したバトルロイヤル。
その日の戦場はバトルロイヤルでも稀にあるイベント形式のモノで、今回のモノは0083のラストステージ“駆け抜ける嵐”を基にして参加ファイターが連邦・ジオン(厳密にはテラーズフリート)双方に振り分けられて、それぞれの陣営で勝利条件達成を目指すちょいと特殊な仕様のバトルロイヤルだったんだ。
[[ならこっちに他の敵機を近付けさせないで!]]
「ん。そこら辺は任せてとけって。」
そんなちょっと変わった形式のバトルロイヤルの最中に出会ったのは真っ赤なザリガニっぽいMA“ヴァル・ヴァロ”。
0083のラストのコロニー落としに“ヴァル・ヴァロ”ってのも良い具合(?)に原作ブレイクしてるよなーとか思いながらも、俺は“ヴァル・ヴァロ”の相手を真姫へと押し付け…ゲフンゲフン、もとい任せて、他の敵機を真姫の方へと近付かせない様にする為に、愛機である“ザク・リヴァイ”を駆って周辺のザコ掃除&歯応えのある相手を求めて移動を始めたんだ。
今回の連邦かジオンのどちらからに振り分けられる形式のバトルロイヤルで俺は真姫と一緒に連邦サイドに振り分けられているんで、相手にするザコモブは個人的にはイチオシのMSな“F2ザク”に、見た目では普通の“リック・ドム”とほぼ区別がつかねぇ“リック・ドムⅡ”。
あとは“ゲルググ”の海兵隊仕様の“ゲルググM(マリーネ)”。
あぁ…そう言えばオマケ?でMSかMAかよくわかんねぇ“ドラッツェ”も居たな。
そこら辺のモブ機はただ黙々と狩るだけだから別に良いとして、問題は参加してる有人機…普通のガンプラファイターが乗り込んでるタイプの連中なんだよな。
ぶっちゃけ歯応えが無さ過ぎる。
そりゃ中にはムダに金ピカでムダにイノシシ頭のヤツみたいな“お?”と思える様なカスタムを施した機体も居たが、そんなのは極々少数。
その極々少数の優良なカスタム機を駆るファイターの相手は実戦経験の経験値になって貰う為に真姫に回しちまったから、俺はザコモブとばかり戦ってフラストレーションが溜まりまくってるんだよな。
しかも狩る相手が俺の好きなジオン系のMSばかりだからなおのコトにフラストレーションが溜まる誰得仕様と来やがった。
《マスター、良いのですか?すっかり囲まれてしまいましたよ?》
「この程度、なんの問題ねぇだろ。」
《まぁ確かに超絶有能で可憐で完璧過ぎる電子精霊である私と人間としては最低限の知性しか持ち合わせていないとは言え暴れる事だけは得意なチンパンジーよりは多少はマシな親愛なるクソマスターなら、この程度のザコの100や200に囲まれたとしても何の問題もありませんが。》
「お前のその言い様…もうどっから突っ込めば良いのかわかんねぇーよ…。」
《なら別に突っ込まなくてもよろしいのでは?》
「はいはい。そうですねーっと。」
歯応えのある相手が居ないなら歯応えのある状況を。
そんなワケで取りあえずは大量のモブ機を引き寄せて囲まれてみました…って状況で、俺は相棒の電子精霊“アイリ”と毎度お馴染みなやり取りをしながら、周囲を囲んだ大量のモブ機達からの攻撃を捌いているってが今の現状だな。
アイリのやる気の無いサポートを受けながら、スラスターを細かく刻む感じで噴射させてモブ機からの射撃攻撃を回避。
ヒートホークやらヒートサーベル、ビームサーベルで近接戦闘を仕掛けた勇敢な連中には、ご褒美として“ザク・リヴァイブ”の左右それぞれに握らせたビームブレードの斬撃をプレゼント。
そんな舐めプ?縛りプレイ?染みた事をしていてもイマイチ燃えねぇ。
こりゃ今日は不完全燃焼もいいトコだな。
「飽きたな。」
《飽きましたね。》
モブ機狩りを続けながらポツリと呟いた俺の“飽きた”って言葉にアイリも同意して来やがった。
なら…
「終わらせるか。」
《ですね。では…Are you ready?》
「おうよ!“Rrapid acceleration(ラピッドアクセラレーション)”!!!」
“soar”を連続で発動させ続け手当たり次第に周囲のモブ機共を斬りまくる高速戦術機動“Rrapid acceleration”。
超高速の斬撃を辺り一面にばら撒き続けて…
《本機の周囲に敵影無し。殲滅完了です。》
俺は寄せ集めたモブ機を全て斬り倒したんだよ。
「おう。んじゃモニターを望遠モードに変更して…っと。さて、真姫のヤツはどうなったかな。」
アイリの“敵影無し”の報告を聞きながらも一応は周辺に残存している機体が無いかを目視とレーダーの双方で確認し終えて、俺は“ザク・リヴァイブ”のモニターを望遠モードに切り替えて真姫と“ヴァル・ヴァロ”の戦いがどうなっているのか見てみる事したんだ。
にこちゃんや絵里さんみたいな格上のファイターとのバトルを毎日の様に繰り返している今の真姫なら、万が一にでもNPCの“ヴァル・ヴァロ”相手に負けるってコトはねぇと思うけどな。
そんなコトを考えなら望遠モードのメインモニターに映し出された真姫が“ヴァル・ヴァロ”と戦っているであろう宙域。
ソコには“百式”を紅く塗装してエネルギー粒子発生機構を取り入れてちょいと手を加えた真姫の新しい機体“紅姫”と、ムダにゴツい魔改造が施されて両腕にバカデカいバズーカを取り付けたバケモノみてぇなヤツが連携しながら“ヴァル・ヴァロ”と戦っていたんだ。
あのデカいヤツ…キャタピラー付きみてぇだから単純に“ガンタンク”の魔改造機…だよな?
ワンチャン“ロト”の魔改造機って可能性も無くはねぇか?
まぁ仮定魔改造“ガンタンク”ってコトにしとくか。
で、そのデカい魔改造“ガンタンク”はどうやら俺や真姫意外の連邦側の参加ファイターってコトみてぇだな。
真姫が“ヴァル・ヴァロ”を倒したら合流しようかって考えたが、たまには“μ's”意外のファイターとの共闘も真姫には良い経験になるかもな。
そう思った俺は真姫と魔改造“ガンタンク”の共闘をこのまましばらく見守るコトにしたんだ。
そうこうしているうちに、真姫と魔改造“ガンタンク”のファイターは見事に“ヴァル・ヴァロ”を撃墜
こうして客観的に見ていると、近接戦闘に特化させた真姫の“紅姫”と、ある程度は近接戦闘も出来るようだが基本的には射撃戦がメインっぽい魔改造“ガンタンク”の相性は結構イイみてぇだな…と思ったのも束の間。
真姫のヤツが何故かいきなり魔改造“ガンタンク”に斬り掛かって行きやがったんだよ!?
は?ちょっと待て!
援護しに来てくれた友軍機に向かっていきなり斬り掛かって行くとかアイツはマジでナニやってんだよ!?
真姫のヤツ!海未さんに怪しい剣術を習った影響で“μ's”意外はみんな斬り殺すべき敵認定とかそんな世紀末的なラストブシドー思想(意味不明)に染まっちまったとかそんなんじゃねぇーだろーなぁ!オイ!
コレ…やっぱり俺が止めに行った方がいいのか?と、一瞬思ったんだが…
《別にこのまま放っておいても問題無いのではないでしょうか?。ただ単に子猫同士がおもしろ楽しくじゃれ合っているだけでしょうから。》
アイリがやや呆れを滲ませた声色でそんなコトを言って来やがったんだ。
「味方機に斬り掛かってるのをどう見たら子猫同士でおもしろ楽しくじゃれ合っている様に見えるんだよ…。お前、視力悪ぃならメガネでも使うか?電子精霊のアバター用のメガネのデータとか組むぞ?」
アホなコトを言い出すアイリに俺も思わずそんなアホな返事を返したんだが…
《そしてマスターはメガネをかけて超絶美少女メガネっ娘になったこの私に下品な笑みを浮かべながら顔面射精、略して顔射を華麗にキメ込むつもりなのですね。契約下にある電子精霊に無理矢理メガネを装着させてその様な破廉恥な行為を行うだなんてもうこれは控えめに言っても変態確定ですね。》
と、アイリのヤツはこれまたアホな返事を返して来やがったんだ。
「うぉい!待てやボケ!んなコト誰がするかってんだよ!そもそもお前!顔射される様なリアルボディなんざねぇーだろーが!」
《おや?その言い方では仮に私にリアルボディがあったら顔面射精、略して顔射をキメたいぜ!ぐふふ!とか気持ち悪いコトを妄想しているのですね。やれやれ。これだから変態は…。アレですか?マスターがお望みならばお手軽に美少女プラモを改造して私のリアルボディを作って無理矢理アレなコトをしちゃいますか?変態とは言えマスターはマスター。契約してしまった都合上、残念ながらマスターの命令は絶対ですので嫌々ですが命令ならば従いますよ?確かマスターのお部屋にバ○ダイ製の美少女プラモシリーズである30MSがいくつか積んでありましたよね?アレらを使って適当にこの超絶完全美少女電子精霊に似合う様なリアルボディをお願いしますね。》
「美プラ作って顔射キメ込むってガチの変態じゃねぇーか!ってか30MSは最近(2023年8月)じゃそれなりに模型屋で見る様にはなったけどそれでもまだまだレアなキットなんだぞ!美プラに顔射キメ込むなんてクソ変態行為の為だけに組んでしかも改造までするかってんだよ!!!」
《そうですか。まぁマスターの場合はニコでもにメガネを装着させてお手軽にメガネっ娘にしてお口でご奉仕させた後にメガネを汚しながら顔射すれば簡単に欲望を吐き出せますからね。ニコには後で私からマスターがメガネっ娘に顔面射精、略して顔射をキメたいとバトル中にも関わらず妄想垂れ流しにしていたので対処をお願いしますと伝えておきますね。と、言いますかもうマスターの端末からニコにメールしておきましたので悪しからず。流石はデキる電子精霊な私ですね。マスターは全身から血反吐を垂れ流して私への感謝の言葉を三日三晩唱え続ける儀式をお願いします。それはそうとマスターは割と真面目に美プラを作って私の現実世界用のリアルボディを作ってくれても良いのですが?それとマキと謎の助っ人がいつの間にか敵機に囲まれているようですが?》
「なぁおい!アイリ!お前な!さっきからマジでどっから突っ込めばいいんだよ!ってか勝手に人の端末からにこちゃんにアホなメールすんなし!アホなコト言って機嫌悪ぃとにこちゃんアレしてる時にアレをガチ噛みして来るんだからな!噛まれると痛ぇーんだからな!!!あとお前がリアルボディ欲しいんってんならちゃんと用意してやるからそんな作りたかったら作れば?的なツンデレ乙っぽいニュアンスで遠回しに要求すんな!それと…あとは…アレ?なんだっけ?」
《マキと例の謎の助っ人が敵機に囲まれています…ですね。まぁこれは別段どうでもいい事案ですが。》
「あぁそうそう。ソレだソレ…って!別段どうでもいい事案って今はソコが1番最重要なコトじゃねぇーのか!?」
《囲まれていると言ってもモブ機ばかりなのでウミに師事しリアルブシドーまっしぐらなマキならば特に問題は無いのでは?》
「問題無いのでは?ってなぁ!真姫はリアルブシドーまっしぐらでもまだガンプラバトルは初心者をちょいと卒業したばかりなんだぞ!問題ねぇワケねぇーだろ!」
《そうでしょうか?ですが実際問題、もうマキと例の謎の助っ人を囲んでいた敵機はお二人によって殲滅された様ですよ?》
「は?えっ…マジで?」
《はい。マジです。と言いますか、メインモニターはまだ望遠モードのままなので私に確認するよりもご自身でモニターを見た方が早いのではないですか?それともアレですか?モニターが見えない程に目が悪いとか?ならメガネでも使いますか?もっと私はマスターがメガネを装着しても別段これと言って特に欲情して顔面射精、略して顔射をキメ込みたいだなんてそんな変態待った無しな行為をしようだなんて微塵も思ったりはしませんが。》
「もうメガネだ顔射云々はイイっての!!!」
《やれやれ…マスターは相変わらずワガママさんですね。》
「誰がワガママさんだ!誰が!!!」
コイツはホント…!
もういっそのこと擬似人格型のサポートAIも積むか?
いや、なんかそうしたらそうしたで最終的にアイリに似た性格に成長しそうだな…。
アイリも昔はこんなんじゃなかったんだがなぁ…。
まぁいいさ。
それよりも今はモブ機に囲まれちまった真姫のヤツを助けに…と思ったその瞬間。
《マスター。》
アイリのヤツが今までとは違う若干真面目な声色で俺を呼んで来やがったんだ。
「ん。わかってる!!!」
アイリの俺を呼ぶ声がコクピットに響いた直後、俺は“ザク・リヴァイブ”を反転。
機体を反転させ終えると眼前には黄緑色のデカいビーム刃が迫っていやがったんだ。
俺は直ぐに迫り来る黄緑色のデカいビーム刃を“ザク・リヴァイブ”の右手に持たせてあったビームブレードで受け止めて…
「ノイエ・ジール…!」
そこでようやく、俺に攻撃を仕掛けて来やがった相手の姿を確認したんだよ。
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。
次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。
皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のお気に入り登録、ご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。