ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
ガンプライブ!は7周年なQooオレンジでございます。
8周年、そして完結目指してこれからも感張りたいと思います。
応援よろしくお願いいたします。
今回からは再び本編となります。
それでは 第14話「烈火天焦」そのじゅうさん 始まります。
乾坤一擲の固有アビリティ“烈火装”を発動させた“紅姫”が放った必殺技“烈火天焦”の一撃によって、地球へと移動を続けていたコロニーは真っ二つになってから技の追加効果(?)の轟炎によって完全に灰になったわ。
自分でぶっ放しといてなんだけど、この“烈火天焦”って必殺技(?)…普通にヤバいわね…。
だってそうでしょ?
アレだけバカみたいに大きなコロニーを真っ二つに斬り裂いた挙げ句、遅れて発生した追加効果(?)の轟炎で残骸をぜーーーんぶ灰にしちゃったのよ?
冗談じゃなくバカみたいな威力だわ。
ただ威力って言うメリットに比例して、当然の様にデメリットもあるみたい。
“烈火天焦”を放った直後に羽生の“ベンケイ”から供給して貰った“紅姫”のエネルギーが一気に枯渇して、発動中だった固有アビリティ“烈火装”が解除されちゃったの。
あとやっぱり刀が粉々になっちゃったわ。
まぁ刀の方は炎刀化させて戦って場合も、刀の耐久値と私自身の技量の関係で簡単に折れちゃったり砕けちゃったりするんだけど。
それは取りあえず置いといて…固有アビリティを発動させて1発ドカンっ!ってスゴい威力の必殺技を放つ代わりに、機体のエネルギー残量を全部消費しちゃうって言うのはちょっとどころじゃなくヤバいわね。
コレ、“烈火天焦”をぶっ放して万が一にでも外したり耐えられたりしたら、即エネルギー切れで機体がマトモに動かなくなって負け確定になるじゃない…。
そんなエネルギー全消費な必殺技なんて使いどころが難し過ぎるわ。
よく考えて使いわないと毎回毎回エネルギー切れで動けなくなってぎゃーすって叫んでるどっかの穂乃果みたいになっちゃうもの。
それはそうと…
「コレ、なんとかなった…ってコトでいいのよね?」
コロニーは“烈火天焦”の一撃で真っ二つになってオマケ(?)の轟炎に焼き尽くされて完全に灰になった…ってコトは、勝利条件の“コロニーの地球への落下阻止”を達成したから、私たち連邦側の参加者の勝ちなのよね?
そんなコトを考えていると、エネルギーを私の“紅姫”に供給してくれたあとは後方へと下がっていた羽生の“ベンケイ”がこちらへと近付いて来たの。
そして近付いて来た“ベンケイ”から通信が入ったわ。
サブコンソールを操作して通信モニターを開くとそこには、“ベンケイ”のファイターである羽生が何故かどアップで映し出されたの。
で、開口一番…
[[マッキー!ナニよ!アレ!コロニー真っ二つにしてオマケにゴウッ!って火がぼうぼうで真っ二つになったコロニーを燃やし尽くしちゃうとかバカみたいにバカでバカスッゴいじゃない!!!]]
と、興奮気味に話し掛けて来たわ。
「うん。なんか固有アビリティの“烈火装”を発動してる時だけ使える“紅姫”の必殺技?みたい。」
[[必殺技!ほえー!スッゴいわねー!]]
羽生、さっきからスッゴいしか言ってないわね。
でもその気持ちはわからなくもないわ。
だってアレだけバカみたいに大きなコロニーをズバッ!って一撃で真っ二つよ?
普通にスッゴいじゃない。
[[サテライトキャノンとかそこら辺のヤバいヤツならコロニーを吹き飛ばしたりするコトも出来るけど、マッキーみたいに技?で似たようなコトをヤるなんてなかなかないわよ!もうマッキーの“紅姫”ってトンデモ戦法満載のモビルファイター系みたいじゃない!]]
「トンデモ戦法って…。」
イヤ、まぁ確かに炎を纏って機体性能上昇とかそこら辺からもう完全に羽生の言う様なトンデモ戦法ってヤツよね…。
[[でもね!マッキーみたいなコトをヤっちゃえるヒト!ウチの先輩にも居るわよ!なんかこー…そう!ザ!ラストブシドー!みたいな感じのモノノフ?とかそんな感じのサムライなヒト!]]
“紅姫”の“烈火装”や“烈火天焦”と似たようなコトが出来る人、普通のに居るんだ…。
私だけかも?とか一瞬だけ思っちゃったわ。
[[そのヒト!変なお爺さんに造って貰ったえんまとー?とか言うオオワザモノ?なヤバいカタナも持ってるのよ!スゴいでしょ!]]
えんまとー?オオワザモノ?
漢字で書くと炎の魔の刀で炎魔刀?
それとも…閻魔大王の刀で閻魔刀?
オオワザモノの方はたぶん大業物よね。
そう言えば海未がいつの間にかガンプラバトルで使う様になった“妖刀・嫁斬丸”とか言う珍妙な名前の刀も、ソラや希が言うには“大業物”に分類されている刀だったらしいわね。
「大業物ってガンプラバトル用の刀ならうちの先輩も一振り使ってるわよ。“妖刀・嫁斬丸”って変な名前のヤツ。あとその持ち主もやっぱり普通にリアルブシドーよ。」
[[そっちはラストじゃなくてリアルなんだ。って言うか、カタナ振り回すブシドーなヒトってそこそこ居たりするのかしら?(マッキーも十分にブシドーに分類できちゃうし。)あとその“よめきりまる”?ってカタナ?なんか変な名前ね。]]
「私も普通にそう思うわ。」
大業物の刀…か…。
それくらいスゴい刀があれば、もしかしたら炎刀化させたり“烈火天焦”を放ったりしても折れたり砕けたりしないのかしら?
[[ (ぐぬぬ…!おのれマッキー!激レア確定なブシドー先輩のコトを自慢したら逆に無自覚自慢返しされちゃったわ!でもまだ…!)あのね!あのね!ウチのチームにはスゴいヒト!まだまだいっぱい居るのよ!2つ名持ちだっていっぱい居るんだから!“無敗の女王”とか!“薔薇の天使”とか!“爆炎の陸王”とか!]]
大業物の刀に想いを馳せていたら、いつの間にか羽生が自身のチームメイトのコトをまるで自分のコトの様に語りだしていたの。
ラストブシドーが居たり2つ名持ちが複数居たりと、羽生のチームって随分とスゴいチームみたいね。
うーん…2つ名ねぇ…。
そう言えばそんなのソラとかにこちゃん、あとは絵里も持ってたわね。
なんか希辺りも2つ名持ってそうようねぇ…。
「2つ名持ち?ってヤツならうちのチームにも何人か居るわよ?“始まりの精霊使い(オリジン・エレメンタラー)”とか“無冠の女王(ノー・クラウン)”とか“鋼鉄の戦乙女”とか。あともしかしたらもう1人2つ名持ちが居るかもだけど、私はその位しか知らないわ。」
[[………マッキーのとこ、2つ名持ちそんなに居るの…?]]
「うちのトコの3年の先輩たち+2年の先輩の1人が基本的にムダに強い変人だから。」
ソラににこちゃんに絵里に希は確実にヤバい強さよね。
ソラは手加減抜きで戦えば例の“soar”や“Rrapid acceleration(ラピッドアクセラレーション)”で瞬殺確定だし、にこちゃんは手数がムダに多くてその全てが洗練されてるから勝てるビジョンが見えないし、絵里はバカみたいに硬くて気合い入れないと全然斬れないし、希は近付こうとしても超遠距離からズドン!とウソみたいな超火力の連射で鬼の様に攻めて来るし。
アイツらにどーやって勝てばいいのよ?って話よね。
あー、でも“烈火天焦”を使えばワンチャン、バカ硬い絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”はなんとか斬れるかもしれないわね…。
当たれば…だけど。
[[ (マッキー…ウソを言ってるようには見えないけど……2つ名持ちがそんなに居るチームなんてウチのチーム“A-RISE”以外には無かったハズなんだけど…?) ねぇ?マッキーのトコのチームって何て名前のチーム?羽生のトコのチームはチーム“A-RISE”よ!A!R!I!S!E!でチーム“A-RISE”!さいきょームテキの超チーム!スッゴいんだから!!!]]
羽生がドヤ顔で“A-RISE”と自身のチーム名を教えて来たんだけど…チーム“A-RISE”ねぇ…。
なんかどっかで聞いたコトがあるようなないような…?
[[(あ、あれ?なんかマッキーの反応、超薄くない!?なんで!?だって“A-RISE”よ!“A-RISE”!あのさいきょームテキで無敗で常勝のガンプライブ連覇中の“A-RISE”よ!?なんでこんなに無反応なのよ!?) そ、それで?マッキーのチームは!]]
「ん?私のトコ?私のトコは音ノ木坂学院ガンプラバトル部のチーム“μ's”よ。」
[[みゅーず…?]]
「そ。“μ's”」
[[ (…………し、知らないんだけど!音ノ木坂学院は知ってるわよ?アレでしょ?神田明神の近くにあるなんか古いガッコー!けどみゅーずなんて名前のチームは羽生、知らないんだけど!?新型コ○ナが蔓延しまくってガチでヤベーイ♪だった昨今(2021年~2023年?)のパンデミックではかなり日々の手洗いで超お世話になった薬用石鹸のミ○ーズなら知ってるけどガンプラバトルのチームでそんな薬用石鹸みたいな名前のチームなんて私!普通に知らないんだけど!?大体の強豪校のチーム名は知ってるハズだけど、みゅーず?なんて名前のチームなんてマジで知らないわよ!?) ]]
なんか羽生、目を白黒させてるわね。
さっきから表情がコロコロ変わって見ていて飽きないわ。
羽生が目を白黒させている理由はなんとなくわかるわ。
“μ's”って名前に聞き覚えがないからどう反応すればいいのかわからないってトコでしょうね。
まぁ聞き覚えがなくて当然なのよね。
だって私たちのチーム“μ's”って結成されてから1ヶ月も経ってないんじゃないの?
そんなできたてホカホカな新米?チームなんて知られていなくて当然だわ。
「うちはほんのちょっと前に結成されたチームだから、羽生が知らないのは当然よ。」
そのコトを羽生に伝えてあげると、通信モニターの向こう側の羽生は心なしかホッとしたような表情を浮かべていたわ。
[[あ、そーなんだ。マッキーのトコってまだ結成したばっかりのチームなんだ…!(って!ちょっとまてぇぇぇぇぇい!!!結成したばっかりのチームになんで2つ名持ちが複数人も居るのよ!ってか“始まりの精霊使い(オリジン・エレメンタラー)”?“無冠の女王(ノー・クラウン)”?“鋼鉄の戦乙女”?そんな2つ名聞いたコトがないわよ!イヤ、なんか実は全部どっかで聞いたコトがある気はするんだけど…思い出せないのよ!先輩たちに聞けばわかると思うんだけど…うーーー!なんか喉にサカナのホネが引っ掛かったみたいな感じでイヤだわ!) ]]
なんかまた表情がコロコロ変わりだしたわね。
やっぱりこの子、見てて飽きないわ。
羽生って“μ's”で言えば花陽と凛とにこちゃんを足して3で割ったような感じよね。
マスコットっぽい?みたいな。
[[ま、まぁいいわ!(そこら辺のコトは後で先輩たちに聞けばいいんだから!)そ!れ!よ!り!も!!!ねぇ!マッキー!羽生とフレンド登録しましょ!]]
「フレンド登録?」
[[そ!フレンド登録!GPベースのフレンド登録!あとメアドも教えて!あっ!コレ見てる人たち!初代の無印ラブライブ!だとまだL○NEみたいなメッセージアプリが主流になってない頃だからメアドの交換で間違ってないんだからね!メッセージアプリでやり取りする様になるのは無印ラブライブ!の次のラブライブ!サンシャイン!からだもん!だからガンプライブ!作中だとメールでの連絡が主流になってるからこのおっさんL○NEも知らねぇーのかよ!とか思わないであげてね!]]
「そのフレンド登録?ってヤツとメールのアドレス交換するのは別に良いんだけど…羽生、アンタ、ナニさっきからイミワカンナイことを言ってるのよ?」
[[作者のオレンジジュース野郎からのお知らせだかマッキーは気にしないで!]]
「うん。やっぱりイミワカンナイわ。」
で、そんなイミワカンナイやり取りを羽生としていると…
[[おう真姫。ちゃんと生きてたみてぇーだな。]]
いつの間にかソラの“ザク・リヴァイブ”が近付いて来ていて通信を入れて来ていたの。
「そっちこそ生きてたんだ。」
[[ハッ!誰に言ってんだよ?んなのとーぜんだろ?]]
確かにとーぜんだわね。
あのソラがこんなトコでヤられるイメージが微塵も湧かないわ。
[[マッキー?そのヒト、知り合い?]]
「あー、うん。うちのチームの先輩。」
[[へー。結構イケメンじゃないの!って!時間もう無いし!?]]
ソラが合流したから、折角だから羽生にもソラのコトを紹介してあげようかな?とか思ったんだけど、どうやらもう時間が無いみたい。
私が勝利条件を達成しちゃったから、あとほんの数秒でバトルフィールドが閉じちゃうわ。
[[マッキー!アンタが音ノ木坂に通ってるなら私の学校の近くだから今度どっかに遊びに行くわよ!あとすぐにメールしてあげるんだから!羽生からのメールなんて滅多に無いかもなんだから感謝しなさいよね!]]
「ハイハイ。」
[[むぅ!なんか投げやり!]]
「私、基本的にいつもこんな感じよ。ね?ソラ。」
[[あー、まぁ…だな。]]
[[あっ!そっちのヒトも今度よかったら一緒にバトルしましょ!約束よ!それじゃーね!マッキー!ザクのヒト!]]
「えぇ。またね、羽生。」
[[おう。またな、嬢ちゃん。]]
と、まぁそんな慌ただしさの中で今回のバトルは終わっていったわ。
またね、か…。
昨日の敵は今日の友なんてよく言うけど、私と羽生の関係ってまさにソレよね。
でもまぁそんな関係ってヤツも…
「悪くないわね。」
<<BATTLE END>>
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。
次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。
皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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