ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
そろそろOO系のガンプラも再販して欲しいQooオレンジでございます。
今回で第14話は終わりとなります。
次回からは閑話を数話はさんで、海未さんの新型機乗り換え話となる予定です。
それまでにはガンプラの方も完成させたいです…。
それでは 第14話「烈火天焦」そのじゅうよん 始まります。
“紅姫”の初陣となった特殊仕様のバトルロイヤルも無事に終わり、ガンプラバトルシミュレーターの筐体から出た私を待っていたのは…
「う"ぇえ…羽生からもうメール来てるし…しかも大量に…。」
さっきまでの特殊仕様のバトルロイヤルでコロニー落下を阻止する為に共に戦った、バカみたいに大きな“ガンタンク”の魔改造機“ベンケイ”のファイターである羽生からの大量のメールだったわ。
「うげっ!?またメール来たし!?」
大量に届いていたメールに私がドン引きしている最中にも羽生からのメール着信は続いていて、ドン引き中の私をさらにドン引きさせていたわ。
「と、取りあえずは最初の1通だけでも開いてみないと…。」
私はそう思い羽生から届いた大量のメールの1通目をまず開いてみるコトにしたわ。
開いてみたまでは良かったんだけど…
「ねぇ羽生…本文が“メールしてあげたわよ!”だけってどーなのよ?」
昨今(2023年)当たり前になってるL○NEとかのメッセージアプリみたいなチャットに近いヤツでなら、こんな感じの短い文面でもいいんでしょうけど、メールならもうちょっと長く書いた方がいいんじゃないの?って思っちゃうのは私だけなのかしら?
そんなコトを考えつつ、羽生から届き続けてる大量のメールを順場に開いてみたんだけど、その内容はほぼ全て意味のない短文のメールだったわ。
中には“あ”とたった一言だけ本文に書かれたまったくもって意味不明なモノも何通かあったのよ。
コレ、たぶん1文字だけ入力して間違って送信しちゃったヤツよね?
そうじゃなかったら1文字だけのメールとかイミワカンナイ過ぎだわ。
「はぁ…ホント、イミワカンナイわ。」
「その割りには真姫、お前なんか嬉しそうだぞ?」
「う"ぇえ!?そ、ソラ!?ちょ!アンタ!いつからソコに居たのよ!?」
羽生から送られ続けているメールを順に見ながら私が思わず“イミワカンナイ”って呟いたその時、後ろから急に声を掛けられてビックリしちゃったのよ。
私の後ろから声を掛けて来たのは、さっきまでの特殊仕様のバトルロイヤルに一緒に出撃していたソラ。
そのソラは私に“なんか嬉しそうだぞ”ってこれまたイミワカンナイことを言い出しやがったのよ。
「ちょっと!私のドコが嬉しそうなのよ!」
「イヤ、だってお前、さっき口元がニヤついてたぞ?」
「ウソっ!?」
「んにゃ、マジで。」
うわぁ…最悪だわ…。
羽生からのストーカー並に大量に届いたメールを見ながらニヤついてたとか…。
しかもソレをソラのバカに見られて指摘されるとか…。
私史上5本の指に入る位の黒歴史だわ…。
「ほれ。んなコトよりもさっさと返信してやれよ。そのアホみてぇーに着信し続けてるメールって、さっきの“ガンタンク”のバケモノみてぇーなヤツに乗ってた嬢ちゃんからだろ?」
「そうだけど…なんでわかんのよ?」
「ん。何となく?」
「何となくって…まぁいいわ。それじゃ返信しちゃうからちょっと待ってて。」
「おうよ。」
さて、と。
返信するのはいいんだけど、なんて返せばいいかしら?
羽生からは“今すぐに遊びに行くわよ!”って感じのメールが届き続けているから、取りあえずは南の島で合宿中だから今すぐはムリって返せばいいかしら?
ん。
あとは…遊ぶのは帰ってから…っと、コレでいいわね。
あぁそうそう。
合宿中だから返信は纏めてあとで送るってコトも書かないとダメね。
送信…っと。
「お待たせ。」
「おう。ってかいいのか?まだメール来まくってるみてぇーだけど?」
「いいわよ。あとで確認して纏めて返信するから。羽生にもそうメールしたし。」
羽生からのメールは取りあえずはそこら辺に置いといて、ソレよりも今は…
「ねぇソラ。“紅姫”に少しだけ手を加えたいから手伝って。」
“紅姫”の改良(?)が先よ。
「“紅姫”に手を加える?」
「そ。実際に使ってみて改善したいトコがあったから。」
1番改善したいのは折れまくりの粉々になりまくりだった刀の強度を何とかしたいってトコなんだけど、ソレは海未が使ってる“妖刀・嫁斬丸”みたいな立派(?)な刀を手に入れないと根本的な解決にはならないから今は後回しよ。
今すぐに折れない砕けない刀が手に入らないなら、今やるべきコトは折れても砕けても大丈夫な刀をいっぱい用意するコト。
それしかないわ。
だから私が今やるべきコト、それは…
「刀の数を増やしたいの。」
スバリ、“紅姫”の刀の数を増やすコトよ!
「あー…炎刀化させた途端にお前の使ってた刀、折れまくりで砕けまくりだったもんな。」
「うん。結局は予備として10振りも持ち込んだ刀が全部折れたり砕けたりしちゃったのよ。だから予備の刀をもっと大量に用意して、折れても砕けても大丈夫なようにしたいの。」
「ほぼ使い捨てだな、そりゃ…それで、具体的にはどう弄るつもりなんだ?」
具体的には、ねぇ。
そうね…。
「まずはビームライフルとクレイバズーカは外すわ。頭のバルカン砲は取り外せないけど、その他の射撃武器は取り外しちゃって少しでも“武装領域(ウェポン・ストレージ)”の容量を増やしたいの。」
今回の“紅姫”の初陣だ結局はビームライフルもクレイバズーカも使わなかったから、“武装領域”の容量稼ぎの為に外しちゃおうと思うの。
遠距離攻撃が必要なら斬撃を飛ばせばいいし。
えっ?遠距離攻撃が必要なら斬撃を飛ばせばいいって考え方がおかしい?
そうかしら?
アナタの気のせいじゃないの?
「ん。で、ビームライフルとクレイバズーカを外して容量増やした“武装領域”の中に予備の刀をさらに詰め込む…って感じか?」
「うん。あとは最初から外付けにして持ち込む刀の数も増やしたいわ。もちろん動きの邪魔にならない程度にだけど。」
今の“紅姫”は刀を左の腰に1振りだけしか持たないで出撃するから、それをもっと増やしたいのよ。
「動きの邪魔にならない程度ってコトは…左右のサイドアーマーにそれぞれ2本ずつってトコか?」
「うーん…たぶんその位が動きの邪魔にならない限界になるのかしら?」
自分で動きの邪魔にならないようにって言ったけど、実際にどれくらい刀を腰に差したら動きの邪魔になるのか?ってわからないわ。
「まぁ取りあえずは左右2本ずつの計4本でやってみようや。ダメならダメで取り外せばいいし、もっとイケそうならさらに盛ればいいし。」
「そうね。それじゃソラの言うように、まずは左右2振りずつの合計4振りで行ってみるわ。」
腰のサイドアーマーに左右2振りずつの合計4振り。
ビームライフルとクレイバズーカを外して容量を増やした“武装領域”の中に予備の刀を追加。
合計20振り位は刀を持ち込みたいわね。
さっきの特殊仕様のバトルロイヤルの時に持ち込んだ刀の数は、腰の1振りに“武装領域”の中に9振りの合計10振り。
全部合わせて合計20振りも持ち込めば刀の数は倍よ!倍!
これなら絶対に大丈夫…なハズよね?
「うっし!なら弄る準備するとしますか!」
「うん!ソラはパパのパーツ部屋から市販の刀のプラモデルを持って来てちょうだい!」
「おう!ってかお前の使ってる刀って確かコト○キヤのM○Gシリーズの日本刀だったよな?で、今は10本はあるから、残り10本分持って来ればいいな?」
私の“紅姫”が使っている刀はソラの言うように、コト○キヤってプラモデルの会社から発売されているM○Gシリーズの日本刀の大小2振りある方の小さい方の刀なの。
このM○Gシリーズってガンプラの1/144サイズよりも若干大きく作られているから、大きい方の刀は大太刀サイズみたいになって、私じゃ扱いづらいのよね。
小さい方の刀はちょうど良いサイズだから私はそっちしか使わない…ってか使えないの。
ぶっちゃけ大きいサイズの刀がムダになってもったいないんだけど、もったいないで無理やりに装備して使いこなせなくてヤられちゃったりしたら本末転倒だから仕方ないわ。
「えぇ、お願いね。」
「おうよ。」
ソラはいつものように“おうよ”と返事を返すと、早速パパのパーツ保管部屋へと向かって行ったわ。
えっ?勝手にパパの部屋からパーツを持ってきて使っちゃってもいいのか?
問題無いよ?
だってパパからは合宿中は保管部屋のモノは好きに使っていいって言われてるもん。
ね?何の問題も無いでしょ?
さて、それじゃ私も作成室の方に移動して予め色々と用意しておかなきゃね♪
あ、そうだわ!
刀を折角いっぱい差すんだから、鞘や刀の柄、鍔も塗装しちゃおうかしら?
鞘は素組状態だと灰色のベース色のままだから、ちょっと地味なのよね。
うん。
やっぱり鞘も塗装しちった方がいいわね。
色は…私的には赤がいいわね。
でも…
「機体色も赤だから、鞘まで赤にしちゃったら赤過ぎてなんかアレになっちゃいそうよね…。」
なら…
「無難に黒でいいかしら?」
赤と黒って色の相性もいいもんね。
“紅姫”の機体色も赤ベースに胸の部分とかは黒だし。
「そうなると刀の柄は赤でも問題無いかも?」
柄まで黒にしちゃうと刀が真っ黒だからね。
あとは刀の鍔の部分ね。
うーん…金とか?
赤と黒で統一された機体色の中にワンポイントで金の鍔。
映えそうね。
うん!
刀の鍔は金色にしましょ!
刀の鞘、柄、鍔のそれぞれのカラーリングを考えているうちに、私はいつの間にか私とソラが今回使用している作成室へとたどり着いていたわ。
作成室のドアを開けて中に入るとソラはまだ来ていないみたいで、作成室の中には誰も居なかったわ。
「ソラはまだ来ていないみたいね。」
ん。
それならソラが来る前に塗装の準備をしちゃいましょ♪
そう思った私は作成室の壁面に設置されたありとあらゆるメーカーの模型用瓶入り塗料が並べられた棚へと向かったわ。
その棚を見ながら、私は模型用の瓶入り塗料ってホントいっぱい種類があるなーってぼんやりと思っちゃったの。
それにこの大量にある種類を掛け合わせて、オリジナルの色を調色したりもできちゃうんだから、真面目に無限にカラーパターンがあるんじゃないかしら?
もっとも、まだプラモデル塗装の初心者の私は調色しないでベースカラーのままで使ってるんだけどね。
うん。
いつかは私も色んな色を混ぜて、自分だけの色を調色してみたいわ。
そのためにも今はまず基本的な塗装をがんばルビィったヤツね。
ってかがんばルビィって何なのよ?
たまに花陽とか使ってるけどイミワカンナイわ。
そんなどうでもいいコトを考えながら、私は模型用の瓶入り塗料が並べられま棚からMr.○ラーの赤と黒を取り出したわ。
あとは金色ね。
金色は…うん。
Mr.○ラーだけでも何種類かあるわね…。
どれにすればいいかしら?
うーん…迷った時は直感で選んじゃおっと♪
私が使う金色は…これ!
直感で私が選らんだ金色はMr.○ラー(正確にはMr.メタリック○ラー)のGXラフゴールド。
直感だから何となくで選んだんだけどね。
メタリック系の色って初めて使うけど大丈夫かしら…?
まぁそこら辺はソラのヤツに聞けば問題ないわよね?
あと塗装に必要なモノは…溶剤に筆に塗料皿ってトコね。
足りないモノがあったらソラに準備してもらいましょ♪
そんな感じで塗装に必要なモノを棚から取り出してテーブルへと運んでいると、作成室のドアが開いてソラが部屋の中へと入って来たわ。
「おう、待たせたな。頼まれたモノ、持って来たぞ。」
「ん。ありがと。」
コレで必要なモノは揃ったわ!
さぁ!全部まとめてサクッ♪と刀の塗装をしちゃいましょ!
と、そんな感じで塗装シーンはバッサリとカットしちゃってなんやかんやで刀の鞘、柄、鍔のそれぞれの塗装をは完了したわ。
そして私は塗装の完了した4振りの刀を“紅姫”の腰に左右それぞれ2振りずつ装着させたの。
「うん!コレで完成だわ!」
腰に左右それぞれ2振りずつで合計4振りの刀を差した私の“紅姫”は、シンプルながらも中々のデキじゃない?って思える程度には私好みの機体に仕上がったわ。
まぁ塗料を塗る時に気泡が入ったり色にムラがあったりと粗を探せばいっぱいだけど、それでも私は大満足よ。
「これで取りあえずは完成って感じか?」
「えぇ。」
「手持ちの射撃武装を全部取り外すとか、なんつーか…段々と海未さんみてぇーになって来てるよな…。」
「失礼ね。私はまだあそこまでブシドーしてないわよ。それに海未は近接戦闘も出来るスナイパーでしょ?私は狙撃なんて出来ないわよ?」
「そりゃそうだ…(まぁ海未さんみてぇーなヤバいのが早々簡単に出来上がっちゃ堪ったもんじゃねぇーっての…) 」
ソラのヤツ…絶対にナニがバカなコトを考えてるわね。
まぁいいわ。
今回は見逃してあげる。
ソラのヤツを見逃してあげるコトにした私は、微改良が終わったばかりの“紅姫”を手に取ったわ。
これから先、この子と一緒にどんな強敵たちと戦えるのか…うん!
スッゴく楽しみ!
だから…
「“紅姫”!改めてこれからよろしくね!」
次のバトルでも斬って斬って斬りまくってやるんだから!!!
おわり?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。
次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。
皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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