ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
「咬福論」がエモいんじゃーなQooオレンジでございます。
個人的に今年1番の大ヒットです。
皆さんもよろしければ聴いてみて下さいませ。
今回からは本編15話となります。
ようやく海未さんの新型機のお披露目となります。
それでは 第15話「月華繚乱」そのいち 始まります。
筆を取りぽちぽちと塗装を進め早数日。
ついに…ついに…ついに…!
「完成です!!!」
“ケルディムガンダム”を素体として作成した私の新しいガンプラ。
それが本日…と言いますか、たった今、ようやく完成したのです!
あ♪私とした事がご挨拶がすっかり遅くなってしまいました♪
皆さん、おはようございます、こんにちわ、こんばんは♪
絶賛西木野家所有の南の島で合宿中の音ノ木坂学院ガンプラバトル部チーム“μ's”所属の園田 海未です♪
今回からの本編はご覧の通り私の一人称で進めて行きますね♪
そんなワケでようやく完成した私の新しいガンプラ。
こうして実際に自分で最初から最後まで丹精込めて塗装したりと手を加えてようやく完成した新しいガンプラを手に取ってみると、何と言いますか色々と心の中に込み上げて来る物がありますね…。
何せ素体として使用している“ケルディムガンダム”を手に入れるだけでも相当苦労しましたので…。
青空と“ケルディムガンダム”を探しに行った時には、リサイクルショップ等ではじーえぬへびーうぇぽん?とか言うよくわからないモノが付いているヤツならばたまーーーに見掛けたのですが、私的にはその様な余分な装備や武装の無いシンプルな“ケルディムガンダム”が欲しかったので、それらは全スルーしたのですよ。
まぁじーえぬへびーうぇぽん?がセットになったモノも、たまーーーに見掛けたと言ってもその全てが青空曰く定価の倍以上もする“転売価格”らしかったので、購入するつもりは微塵も無かったのですが。
そんな私の欲しかった最初期のただの“ケルディムガンダム”…青空の話ではもう随分と再販されていないレアキットとの事です。
そのレアキットになっている“ケルディムガンダム”も紆余曲折あり、最終的にガンプラバトル部の部室に無駄に五つも積まれたいたモノをにこから譲り受ける事が出来ました。
にこがどうして無駄に同じ物を五つも持っているのか物凄く疑問に思いはしましたが、その事にツッコミを入れて万が一にもにこの機嫌を損ねて折角譲り受ける事が出来た“ケルディムガンダム”を没収される…なんて事態になっては困るので、“μ's”随一のツッコミ魂を持つ私としては非常に遺憾ではあるのですがツッコミを必死に我慢して黙って“ケルディムガンダム”を受け取ったのが記憶に新しいです。
他にも塗装前にキットを洗ったり塗装の下地として“さーふぇいさー”なる謎の塗料?を散布したりと色々とありました…。
そんな感じに私が私の新しいガンプラを作成する為にここまで色々と苦労した事を思い出していると、本日の付き添いの青空が私が手にしているガンプラを見ながら何やらボソリと呟いた言葉が耳に入りました。
「………ソレ、ケルディム要素ほぼ無くね…?」
「はい?」
「イヤ、だから海未さんのソレ、ケルディム要素ほぼ無くね?」
ケルディム要素?
青空はまた随分と可笑しな事を言いますね。
「普通にありますよ?ほら?胴体とか頭部とか。ここら辺は普通に“ケルディムガンダム”ですよ?むしろ胴体と頭部が“ケルディムガンダム”なのですから青空の言うケルディム要素?なる物はこれでもか!と言う程に満載ではありませんか。」
“ケルディム要素ほぼ無くね?”と呟いた青空の言葉に対して、私は手にしている私の新しいガンプラを見せながら胴体と頭部は“ケルディムガンダム”ですよ?と説明してあげます。
青空はそんな私を何処か残念なモノを見るかのような目で見ながらさらに呟きます。
「胴体と頭部だけって…イヤ、ってか海未さんが最初作ってた頃は全部ケルディムじゃなかったっけ?」
青空は胴体と頭部だけが“ケルディムガンダム”と言う事に未だに何か言いたげではありましたが、その言葉を飲み込んで今度は私がこの新しいガンプラを作り始めた頃は“ケルディムガンダム”のままではなかったか?と聞いて来ました。
「そうですね…確かに作り始めた当初は青空の言う様にただカラーリングを青く変更しただけの“ケルディムガンダム”になる予定でした。ですが…」
「ですが?」
「気付いたらいつの間にかこの様になっていました♪てへ♪」
「あー、弄ってたらいつの間にか当初の想定とは違ったモノが出来たってヤツか。ガンプラあるある…なのか?まぁそれはそれとして…海未さんがてへ♪とかやると死ぬほどクソ可愛いんっすけど?えっ?ナニ?俺のコトを萌え殺そうととかしてる?」
も、萌え殺す?
何ですか萌え殺すって!?
って言いますか、萌え殺すよりも…可愛いって言われてしまいました!
どーしましょ!?
どーしましょったらどーしましょ!?
てへ♪とかやったら青空に急に可愛いと言われてしまいました!
どーしましょ!?
咄嗟の事で慌ててしまった私は本当ならばここでグイグイと押して押して押しまくって一気に既成事実を作ってしまわなければいけないのでしょうが、恋愛経験ゼロで恋の駆け引き等どうすればいいのかまったく微塵もわからない私は……アホ丸出しなコトにことりの真似をしてこの場を乗り切る事にしてしまいました。
「か、かわいいだなんで…そんなホントのコトを改めて面と向かって言われると…照れちゃいます♪」
「 あ、はい…(なんだろ…クソ可愛いのは確かなんだけど、ドコか受け答え方がことりさんっぽいんだよなぁ…獲物を狙う猛禽類と言うか何と言うか…ってかこの場合の獲物って俺だよな……あー、うん……。このまま海未さんに喰われるのもソレはソレでアリ寄りアリな気が…………。) 」
「えーっと、青空?どうしたのですか?何かぼんやりしているようですが?」
私がアホ丸出しな事にことりっぽく受け答えしてしまうと、今まで軽快に喋っていた青空が急に黙ってしまいました。
その急に黙ってしまった青空の態度が不安になった私は、慌てて青空へとどうしたのですか?と声を掛けます。
「あー、いや…うん。何でもねぇっす。」
「………どうして語尾に“っす”とか付けるのですか?」
「いや、まぁ何となく?」
「何となく、ですか?変な青空ですね。」
な、何とか乗り切る事が……出来ましたよね?
まぁ乗り切ったと言う事にしておきましょう。
取りあえずは今の一連のやり取りは忘れる事にしましょう。
しましょうったらそうしましょう。
それよりも今は私の新しいガンプラについてです!
そう!今はまずは…!
「この子の…“アルテミスガンダム”のお披露目が最優先です!」
“ケルディムガンダム”を素体として作成した私の新しいガンプラ“アルテミスガンダム”。
合宿前からあーだこーだと機体名を考えていたのですが、最終的には異国の狩猟の女神“アルテミス”の名前を戴く事にしました♪
「“アルテミスガンダム”…ねぇ…。」
私が本邦初公開の新しいガンプラの名前を大発表していると、再び青空が何処か微妙そうな表情をその顔に浮かべました。
も、もしかして私、またナニかヤっちゃいましたか!?
私の狼狽えた態度を察したのか、青空は自身が微妙な表情を顔に浮かべた理由を話し出してくれました。
「あー、うん“アルテミスガンダム”ってのはガンダムの公式には居ない…とは思うんだけどさ、“ガンダムアルテミス”ってのは居るんだよ。」
「はい?」
「イヤ、だから“ガンダムアルテミス”ってのがサ終しちまったガンダムのソシャゲに出てた来てたんだよ。」
「…………………マジですか?」
「マジっす。」
「マジっすか…。」
「マジなんっすよ。」
に、二番煎じ………。
「で、でもまぁほら?“ガンダムアルテミス”だとアレだけど、“アルテミスガンダム”なら大丈夫だろ?うん!大丈夫!大丈夫!それにメタい話すると青トンガリのオレンジジュース野郎がこの“ガンプライブ!”を書き始めた当初から海未さんの乗り換える機体の名前は“アルテミスガンダム”にするって決めたっぽいからさ!ほれ!“ガンプライブ!”を書き始めた頃から決めた名前なら某サ終したガンブレ・モバイルの“ガンダムアルテミス”が出るよりも先だったんだからよくわかんねぇーけど取りあえずは大丈夫だって!証拠に海未さんの誕生祭短編にも“アルテミス”って名前がチラッと出たし!だいじょーぶ!だいじょーぶ!!!」
「ほんとうに…だいじょーぶでしょうか…?」
「おうよ!だいじょーぶ!だいじょーぶ!!!たぶん…。」
「うわぁーーーーん!たぶんってそれ絶対にだいじょーぶじゃないじゃないですかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
折角の見せ場の乗り換え回なの…なんで…なんで…こんな事に!!!!!
こんなのあんまりです!あんまりです!!あんまりです!!!
私の…私の…私の……………見せ場がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!
と、言う上記のやり取りから数分。
「えーっと…海未さん?その…落ち着きました…?」
「はい…落ち着きました…。」
予想外の事態に動転して騒ぎまくった私は、青空に慰められまくった事でようやく落ち着く事が出来ました。
そして…私は開き直る事にしました。
「もう“アルテミスガンダム”に決めたのです!誰がなん言おうとももう変えません!変えませんったら変えません!!!」
二番煎じだって公式に似た名前があたって良いではないですか!
私は私!
“アルテミスガンダム”は“アルテミスガンダム”です!
「と、言うワケなのでこの子は“アルテミスガンダム”です!以降はこの子の名前に対して意見もクレームも一切合切受け付けません!悪しからず!です!!!」
「あ、はい。」
そんなワケなので皆さんこれからも私と私の“アルテミスガンダム”をよろしくお願いします♪
では早速この子の…“アルテミスガンダム”の紹介をして行きましょう♪
“アルテミスガンダム”なのでくれぐれも“ガンダムアルテミス”とは呼ばないで下さいね♪
“アルテミスガンダム”
この子は私がにこから譲り受けた“ケルディムガンダム”を素体として作成した私の人生で初めての改造?ガンプラです。
今回のお話の最初の方で青空がツッコミ入れて来ましたが、“ケルディムガンダム”が使われているのは胴体と頭部のみです。
他の部分はガンプラバトル部の部室に大量に積まれている完成品では無いガンプラの数々…“ジャンク”と呼ばれるガンプラのパーツ達の中から拝借して来ました♪
脚部は“ブルーディスティニー1号機”と言う名前のガンプラのパーツを使っています。
そして腕部は…実はよくわからないガンプラのパーツなのです。
部室の“ジャンク”の山を作り上げた張本人である青空とにこにも、この“アルテミスガンダム”の腕部に使ったガンプラのパーツが何なの物なのかわからないそうです。
ただ…青空とにこはこの正体不明の腕部パーツは、“ダブルオークアンタ”と言うガンプラの腕に良く似ている…と言っていました。
最も、“ダブルオークアンタ”に似てはいるけど微妙に違うとも言ってましたが…。
そんな“ダブルオークアンタ”に似た謎のガンプラの腕部パーツと“ブルーディスティニー1号機”の脚部パーツを“ケルディムガンダム”とミキシングした物が私の“アルテミスガンダム”です♪
メイン武装は“ケルディムガンダム”に搭載されていたGNスナイパーライフルⅡではなく、私が今まで使用していた“ジム・スナイパーⅡ(高機動パック装備)”に搭載していた大型スナイパーライフルを継続して装備させました。
右の腰部には“妖刀・嫁斬丸”。
背中のスラスターには“ケルディムガンダム”も装備していたGNピストルⅡ。
そして脚部のふくらはぎの部分にはビームサーベルの発振器が内蔵されています。
スナイパーライフルに刀に連射可能な銃器、そしてビームサーベルと、武装としては今まで使用していた“ジム・スナイパーⅡ(高機動パック装備)”とほぼ同じような感じですね。
遠距離戦では大型スナイパーライフルで狙撃。
近距離戦ではGNピストルⅡで対応。
近接戦ではビームサーベルや“妖刀・嫁斬丸”でざんざんばらばらです♪
ちなみに例の“ダブルオークアンタ”に似た謎の腕部パーツには小型のシールドのような物が取り付けられています。
籠手…と言うよりもバックラーに近い物でしょうか?
今までの“ジム・スナイパーⅡ”に装備されていたシールドに比べると大きさ的には心持たないのですが、刀を振り回す事を考えればこの小型のシールドの方が取り回しやすいので私としては都合が良いですね♪
さて♪
それでは…♪
「早速!実戦テストです!行きますよ!青空!」
「へいへい。お付き合いさせて貰いますよっと。」
ついに私の新しいガンプラ“アルテミスガンダム”の初出撃ですよ!
撃って!斬って!撃って!斬って!
大暴れしちゃいましょう!
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。
次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。
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皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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