ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
古戦場本戦1日目なQooオレンジでございます。
極星器…なかなか落ちませんねぇ…。
今回も本編15話となります。
それでは 第15話「月華繚乱」そのご 始まります。
例のアホ丸出しな見え見えな落とし穴から飛び出して来た両手にドリルが取り付けられた合計五機の“アッガイ”。
両手にトリルを…といちいち言うのは面倒なので、取りあえずは略して“ドリルアッガイ”とでも呼びましょうか。
その五機の“ドリルアッガイ”の内、真っ先にアホ丸出しな以下略の落とし穴から飛び出して私の“アルテミスガンダム”へと襲い掛かって来た一機は、私の愛刀“妖刀・嫁斬丸”でさっくり♪と真っ二つに両断して差し上げました♪
これで“ドリルアッガイ”は残り四機。
最初に襲い掛かって来た一機を斬り捨てる為に大型ビームスナイパーライフルを手放し“嫁斬丸”を抜き放った私は、バックアタックを仕掛けて来た残り四機の“ドリルアッガイ”へと近接戦闘を仕掛ける為に前衛へと出る事にしました。
これにより、前衛へと出る事になった私の代わりに、今まで前衛位置に居た青空が今度は後衛になる事に。
“ドリルアッガイ”達が私達の後方から襲い掛かって来たので、ちょうど私と青空の前衛後衛の位置が逆になる形ですね。
そんなわけでバックアタックを仕掛けて来た“ドリルアッガイ”達に対して、私が前衛へと出る事になりました。
“ドリルアッガイ”達は完全に死角の地中から奇襲を仕掛けたにも関わらず、私に仲間を一刀両断された事でこちらを警戒しているのか、何処か攻めあぐねたかの様に間合いを計りつつこちらの様子を伺っています。
このままでは埒が明かないので、あちらから攻めて来ないのであればこちらから攻める事にしましょうか?と、私が一歩“ドリルアッガイ”達へと踏み出そうとすると、それよりも先に後方に位置していた青空の“ザク・リヴァイブ”が行動を開始しました。
[[くたばれってんでよ!このクソモグラモドキが!]]
“モグラモドキ”?
地面から飛び出して来たので“モグラモドキ”なのでしょうか?
ですが地中で生活しているモグラは基本的には余り地面から飛び出しては来ない(実はそれなりには地上に出ては来てるらしいです。)ので、あの様に地中から飛び出して来て襲い掛かって来た連中をモグラモドキと言うのは適切では無い気が…?
それはそうと、青空は“モグラモドキ”と大声で言い放ちながら、“ザク・リヴァイブ”の右手に持たせていたビームマシンガンを一番手前に位置していた“ドリルアッガイ”へとぶっ放しました。
“ザク・リヴァイブ”が前方へと構えたビームマシンガンから絶え間なく放たれる黄色のビーム弾は、青空が狙った一番手前の“ドリルアッガイ”へと殺到して行きます。
青空に狙われた一番手前の“ドリルアッガイ”はこの攻撃に対して回避行動を取らずに、代わりに両腕を機体の前面にクロスさせる様に差し出して防御の体勢を取りました。
この行動に私はシールドを機体前面に構えて防御するなら兎も角、ただ腕をクロスさせただけの防御体勢だなんて無駄な事を…と思ったのですが…。
[[弾いた!?チッ!ビームコーティングかよ!!!]]
青空の“ザク・リヴァイブ”が乱射したビームマシンガンの黄色のビーム弾は、“ドリルアッガイ”に着弾すると同時に弾かれた様に霧消してしまったのです。
ビームコーティング…確かビーム攻撃に対する防御手段の一つでしたでしょうか?
ビーム攻撃に対する絶対的な防御力を誇るIフィールドとは違い通常のビームコーティング程度ならば、私の使用している大型ビームスナイパーライフル等の高出力ビーム攻撃で多少軽減される程度でダメージを与える事も可能なはずです。
まぁ今の私はもう刀の間合いであ近接戦闘の距離に入っているので、先程手放した大型ビームスナイパーライフルを拾って来て使用する…だなんて迂遠な事はしませんが。
何せある程度歩み寄って刀を振るえば斬れる距離に相手がいるのです。
ただただざっくり♪と斬れば良いだけ…ですね♪
兎も角、あの“ドリルアッガイ”達にはビームコーティングが施されていて、通常のビーム攻撃は鬼門みたいです。
そんなビーム攻撃を防いだ先頭の“ドリルアッガイ”は青空の“ザク・リヴァイブ”からのビームマシンガンの連射が止むと、クロスさせていた両腕を解き前方の“ザク・リヴァイブ”へ突き出しました。
“ドリルアッガイ”が両腕を前方へと突き出すと同時に、その両腕の先端に取り付けられているドリルがまるで花の蕾が開くかの様に展開されて、その中から円形に配置された五つの銃口が飛び出して来たのです。
あれって恐らくはガトリングガン…ですよ?
私は刀を振るう事を生業とする家柄的に刀剣類には多少の知識があるのですが、銃器類に関してはそこまで詳しくはないのであれがガトリングガンかどうかは判断しかねます…。
取りあえずはガトリングガンと仮称しておきましょう。
“ドリルアッガイ”はそんなドリルの中から突き出した五連ガトリングガンを、青空の“ザク・リヴァイブ”へ向けて放ち始めました。
“ザク・リヴァイブ”へと放たれた五連ガトリングガンを見て、私はあの武装がガトリングガンではなかった事を理解しました。
ではアレが何なのか?と言いますと、ビームガトリングガンですね。
ガトリングガンとビームガトリングガン。
皆さんはイヤイヤイヤ!それってほとんど変わらないじゃないか!とお思いになるかもしれませんが、肝心の撃ち出される弾丸の種類が違うのでここは誠実に謝罪して訂正させていただきますね♪
そんな事を内心で考えている最中にも、先頭の“ドリルアッガイ”の五連ビームガトリングガンから放たれた大量のビーム弾は青空の“ザク・リヴァイブ”へと押し寄せて行っていました。
ちょうど先程の攻防とは真逆の光景ですね。
この五連ビームガトリングガンの攻撃に対して、青空がどうしたかと言いますと…。
[[はっ!んな豆鉄砲が効くかってんだよ!!!]]
“ザク・リヴァイブ”の両腕に装着されている大型のシールドを機体前面にに構えて、“ランドセル”と呼ばれるザク特有の背中のスラスターを盛大に噴射させながらビーム弾を掻き分ける様に突っ込んで行ったのです。
奇しくも青空が選択した行動も先程の“ドリルアッガイ”と同じく回避ではなく防御でした。
違いがあるとするならば“ドリルアッガイ”は立ち止まっての防御で、青空の“ザク・リヴァイブ”は移動(突撃)しながらの防御。
そのくらいでしょうか。
大型シールドを機体前面に構えて青空の“ザク・リヴァイブ”は“ドリルアッガイ”が放ち続ける五連ビームガトリングガンのビーム弾を物ともせずに突き進み続けて…
[[“Accel”!!!]]
地面を蹴る様に“soar”を発動させ一気に距離を詰めて行きました。
そして“ザク・リヴァイブ”は“soar”の超加速によって一気に“ドリルアッガイ”の懐へと入り込むと、右腕側の大型シールドを“ドリルアッガイ”へと突き付けて…
《圧縮エネルギーカートリッジロード。ピアッシングシールド、アクティブ。》
[[おうよ!ぶち抜け!バンカー!!!]]
大型シールドの先端部分から細く鋭いビームの針?を撃ち出して“ドリルアッガイ”を貫いたのでした。
ピアッシングシールド。
青空の“ザク・リヴァイブ”の持つ大型シールドの先端部分に仕掛けられた必殺攻撃(?)ですね。
必殺…つまりは“必ず殺す”のその名が示す通り、青空の“ザク・リヴァイブ”が放ったビームニードルはビームコーティングもその厚そうな装甲すらも物ともせずに“ドリルアッガイ”の胴体部分…恐らくはコクピット部分を貫通しました。
この青空の“ザク・リヴァイブ”と先頭に居た“ドリルアッガイ”の一連の攻防が終わると同時に、三機にその数を減らした残りの“ドリルアッガイ”達が意を決したかの様に一斉に動き出して来たのです。
残り三機に数を減らした“ドリルアッガイ”達は私の“アルテミスガンダム”を中心に散開したかと思うと、タイミングを合わせて三方向から一斉に襲い掛かって来ました。
三機が三機共、その腕の先端に取り付けられているドリルを激しく回転させながら私の“アルテミスガンダム”を貫く為に突進して来ます。
さて、この三方向からの同時突進攻撃…どの様に対処しましょうか?
私がそう考えたのは一瞬。
その一瞬の思考で私が選択し実行した行動は…
「護国園田流!円舞!“散り神楽”!!!」
自身…今回の場合は自機である“アルテミスガンダム”を中心にぐるぐると回転しながら、円陣の斬撃結界の範囲内に侵入した対象を斬り刻む護国の剣技の一つ“円舞・散り神楽”と言う技でした。
三機の内の二機の“ドリルアッガイ”はこの円陣の斬撃結界を恐れずに突っ込んで来ます。
結果、果敢にも突っ込んで来た二機の“ドリルアッガイ”は“散り神楽”による斬撃結界によってその身を散り散りに斬り刻まれて、無惨にも大森林の大地へと骸を晒す事になりました。
これで“ドリルアッガイ”は残り一機。
その残り一機の“ドリルアッガイ”は無惨にも散った仲間達の様子を見て、近接戦闘を仕掛けるのは危険だと判断した様で、両腕のドリルの回転を止めてバックステップで私の“アルテミスガンダム”から距離を取りました。
バックステップで私の“アルテミスガンダム”から距離を取った“ドリルアッガイ”は、回転の止まったドリル腕をこちらへと突き出します。
その姿は先程、青空の“ザク・リヴァイブ”と交戦していた“ドリルアッガイ”と同じ様な姿でした。
となると当然、“アルテミスガンダム”から距離を取った“ドリルアッガイ”が取る行動は…。
「両腕のビームガトリングガンでの中距離射撃ですね!!!」
ドリルの内部に仕込まれたビームガトリングガンによる射撃攻撃。
そんな私の読み通りに“ドリルアッガイ”は両腕のドリルを花が開くかの様に展開させて、中から現れたビームガトリングガンを私の“アルテミスガンダム”へと向けて来ました。
そしてドリル腕内部のビームガトリングガンが現れるとほぼ同時に始まるビーム弾の連射。
“アルテミスガンダム”を蜂の巣にするべく襲い掛かって来る無数のビーム弾に対して、私は機体を右手側に生えている巨木の影へと移動させました。
“アルテミスガンダム”が巨木の影に入った瞬間、“ドリルアッガイ”が放ち続けているビームガトリングガンのビーム弾が巨木を容赦なく穿ち出します。
ですが流石はモビルスーツの全長よりも遥かに高い立派な巨木。
絶え間無く放たれ続けるビーム弾を受け止めて見事に“アルテミスガンダム”を脅威から守ってくれました。
それでも巨木とは言えいつまでもこのままではいずれはビーム弾によってズタボロにされてしまいます。
素早く次の行動へと移らなければいけません。
私は右手に握っていた“嫁斬丸”を左腰の鞘へと納刀し、背中のスラスターの外側にそれぞれ取り付けられている二丁のGNビームガンⅡを取り出しまして。
“アルテミスガンダム”の両手にそれぞれ握らせたGNビームガンⅡの感触を確かめつつ…
「いざ!参ります!!!」
一気に盾代わりにしていた巨木の影から飛び出します!
巨木の影から飛び出した私は右手に握らせたGNビームガンⅡの銃口を“ドリルアッガイ”へ向けて、照準も適当なままに引き金を引き絞りました。
パッパッパッパッパッ!っとGNビームガンⅡからは私が想像していたよりもずっと軽快にビーム弾が断続的に放たれます。
このGNビームガンⅡよる攻撃に対して、“ドリルアッガイ”は防御する素振りすら見せずにゆっくりとした動作でこちらを向いただけで、それ以外の反応は何もありませんでした。
恐らくは…いえ、確実に、自機である“ドリルアッガイ”にはビーム攻撃に対して高い防御力を持つビームコーティングが施されているので、この程度のビーム攻撃には焦る必要も無いと思っているのでしょうね。
まぁ実際、私もビームコーティングが施されている機体相手にこのGNビームガンⅡでの攻撃が通用するとは思ってはいませんが。
私は“ドリルアッガイ”に攻撃を続けながら、左手に握らせたもう一丁のGNビームガンⅡを頭上へと向けて放ちます。
左手のGNビームガンⅡで狙うのは先程の“ドリルアッガイ”のビームガトリングガンの攻撃から盾代わりとなって私の“アルテミスガンダム”を守ってくれた巨木…から伸びる枝。
枝と言えどもただの枝ではありません。
なんと言ってもモビルスーツの全長を遥かに越える大きさを持つ巨木の枝です。
その枝も当然ながら非常に大きな物になります。
そんなとても大きな枝を狙って放ったGNビームガンⅡのビーム弾は、次々と巨木の枝を貫いて巨木から切り離して行きます。
巨木から切り離された枝達は重力に従って落下して行き…
ドシンっ!
と大きな音を立てながら地面へと降り注ぎました。
憐れにもそんな巨木の枝の落下に巻き込まれてしまったのは先程まで悠然とGNビームガンⅡの攻撃を受け止めていた“ドリルアッガイ”。
“ドリルアッガイ”は次々と降り注ぐ巨木の枝に押し潰されてぺしゃんこになってしまいました♪
そう♪私の狙いは巨木の枝によって“ドリルアッガイ”をぺしゃんこにしちゃいましょう♪と言うモノだったのです♪
まぁぶっちゃけちゃいますと、別に策を弄せずとも近付いて“嫁斬丸”で斬り殺しちゃえば良かったんですけどね♪
ですが今日のバトルは一応“アルテミスガンダム”の初陣兼実戦テストでもあるので、出来るだけ全ての武装の使用感を確認しておきたかったのです。
なので最後まで残った“ドリルアッガイ”にはGNビームガンⅡの使用感を確かめる為の犠牲になって貰っちゃいました♪
ともあれ…
「これで“ドリルアッガイ”の殲滅は完了ですね♪」
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。
次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。
皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のお気に入り登録、ご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。