ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
シールが多いのがあまり好きではないのでライジングフリーダム買わなかったからシール貼らなくても十分に見栄えが良い仕上がりになるっぽいので今度買いにいこうかな?と思っているQooオレンジでございます。
青い部分をピンクに塗装してライジングにこフリーダムにでもしようかなぁ…と。
買えなくても最悪来月再販して時にでも…。
今回も本編15話となります。
それでは 第15話「月華繚乱」そのはち 始まります。
頭上から降って来た蜘蛛の様な下半身にモビルスーツの上半身が取り付けられている真っ赤なモビルアーマー(?)を見るなり、いきなり“ところがぎっちょん”とか真姫的に言えばイミワカンナイ事を言い出した青空を見た私は、穂乃果の穂乃果(アホ)が感染して発症してしまったのでは?と心配しながらも実は私にも穂乃果の穂乃果(アホ)が感染してしまっているのでは?と慌てていると…
[[海未さん!来るぞ!気を付けろ!!!]]
青空が大声でそう警告して来ました。
その声に私は穂乃果の穂乃果(アホ)がー!とグダりかけていた気を引き締めて前方の蜘蛛の様な真っ赤なモビルアーマーを見据えます。
蜘蛛の様な真っ赤なモビルアーマーはその特徴的な下半身をワキワキと動かしながら、私達の方へと向き直りました。
そして私達の方へと向き直り終えると、蜘蛛のような下半身の腹(?)の部分がパカリと開き、その展開した腹部の中から砲身が伸びて来たのです。
[[“アグリッサ”のプラズマキャノンだ!当たると痛ぇじゃすまねぇーぞ!!!]]
青空に“アグリッサ”と呼ばれた蜘蛛のような真っ赤なモビルアーマー。
その展開した腹部の中から延びてきた砲身を見た青空は、再び私に警告の声を発します。
青空の警告の声が終わるか終わらないかのタイミングで、青空から“アグリッサ”と呼ばれたモビルアーマーの腹部から伸びた砲身に危うい光が灯り出しました。
青空はプラズマキャノンとか言ってましたね…当たると痛いじゃすまないとも。
ならば!
「ここは回避一択です!」
私が“アルテミスガンダム”をその場から動かして回避行動に移ると、“アグリッサ”の腹部から伸びた砲身から眩い光線が放たれました。
プラズマキャノンと言うだけあって、これはビーム兵器では無いのでしょうか?等と、私は“アグリッサ”の腹部の砲身から放たれた真っ白な光線を回避しながら呑気にもそんな事を考えてしまいました。
実際問題、このプラズマキャノンはビーム兵器なのかそうではないのか。
仮にこのプラズマキャノンがビーム兵器ならば、その気になれば“嫁斬丸”で断ち斬る事も可能な筈です。
ですがプラズマの名が示す通りにコレがプラズマに関する兵器ならば、下手に金属製の刀で斬ろうとしたら感電してしまうかもしれません。
ぶっちゃけちゃいますとプラズマとかよく知りませんが、なんだかプラズマって触るとビリビリしそうではありませんか。
私の中ではプラズマなるモノは電気みたいなモノなのかな?と思っていたりします。
お祖父様を始めとした熟練の剣士達ならば空から降り注ぐ雷すらも簡単に断ち斬る事が出来ると言いますが、残念ながら私はまだそこまでの極致に到ってはおりません。
なのでビリビリしそうな名前のプラズマキャノンがビーム兵器ではなかったら回避するしか手はないのです。
そんな割とどうでもいい事を考えながらも“アグリッサ”が放ったプラズマキャノンを回避します。
プラズマキャノン自体はただの直射型の光線なので回避する分には問題ありませんね♪と思っていると、“アグリッサ”は人型になっている上半身が手に持っているライフルを回避直後の“アルテミスガンダム”へと発射して来ました。
バシュ!と言う音を鳴らしながら立て続けに放たれる弾丸を、私は機体の半身を剃らす様にして回避します。
“アグリッサ”から放たれたライフルを回避し続けていると、再び蜘蛛のような下半身から伸びる砲身が輝き始めました。
ライフルの連射による牽制でこちらの動きを制限して、その隙にまたプラズマキャノンをぶっ放すつもりなのですね。
牽制して動きを押えてからのトドメの一撃。
定石ですね。
定石ではありますが、それはあくまでも相手が一人…この場合は一機ならばです。
“アグリッサ”のファイターは一つ失念しています。
私は一人ではないと言う事を。
[[うぉい!クソクモ野郎が!こっちにも居るってコト!忘れてんじゃねぇーぞ!]]
“アグリッサ”のファイターの意識が私の“アルテミスガンダム”に向いている隙に、青空の“ザク・リヴァイブ”がいつの間にか左手にビームブレードを引き抜いて“アグリッサ”へと肉薄していました。
[[おらぁ!!!]]
相も変わらずのチンピラ丸出しの叫び声と共に振るわれた“ザク・リヴァイブ”のビームブレードの一閃。
その一閃は“アグリッサ”の蜘蛛の様な下半身から伸びる六本の脚の内の一本を断ち斬りました。
青空の“ザク・リヴァイブ”の一撃によって脚の一本を断ち斬られたので、私は“アグリッサ”が体勢を崩すかな?と思ったのですが、残念ながら“アグリッサ”は残り五本の脚で大地をしっかりと踏み締めて体勢を崩す様子は微塵もありません。
それどころか“アグリッサ”は蜘蛛のような脚の一本を振り上げると、自身の足下に居る青空の“ザク・リヴァイブ”へと一気に振り下ろして攻撃して来たのです。
[[っと!ケッ!んなノロマな攻撃に当たるかってんだ!!!]]
“アグリッサ”の脚部による振り下ろし攻撃を軽快なステップで回避した青空はお返しだ!とばかりに、“ザク・リヴァイブ”の右手側に持たせていたビームマシンガンの銃口を“アグリッサ”の蜘蛛型の腹部へ向けました。
“アグリッサ”はビームマシンガンの銃口が向けらるや否や、脚部を一斉に曲げると今度は逆に一斉に伸ばして屈伸の要領で大地を蹴り上げて跳躍します。
跳躍した“アグリッサ”から一拍遅れて、青空の“ザク・リヴァイブ”が構えたビームマシンガンが火を吹きます…が、時既に遅し。
ビームマシンガンから放たれたビーム弾は無情にも先程まで“アグリッサ”が居た空間を貫くだけに終わりました。
そして飛び上がる事で“ザク・リヴァイブ”のビームマシンガンの攻撃から逃れた“アグリッサ”は、跳躍する時に伸ばした脚部を再び折り畳み、飛び上がった“アグリッサ”を見上げていた私の“アルテミスガンダム”目掛けて落下して来ました。
モビルアーマー特有の圧倒的な質量で私の“アルテミスガンダム”を押し潰すつもりですね!
「そうはさせません!!!」
私は抜き放っていた“嫁斬丸”を脇構えに構え、サブコンソールを操作して“アルテミスガンダム”の動力部からGN粒子を放出させます。
サブコンソールを操作すると同時に“アルテミスガンダム”から緑色の綺麗な粒子が放出され始めました。
真姫の新しいガンプラ“紅姫”がエネルギー粒子なる謎の粒子を利用して、ガンプラバトルでも護国の気闘術を再現したと聞きました。
GN粒子もきっとエネルギー粒子なる謎の粒子と同じ様なモノな筈です。
ならば!
「私の“アルテミスガンダム”でも出来る筈です!!!」
私は放出されたGN粒子を“嫁斬丸”の刀身に纏わせる様に強くイメージします。
機体の操縦に医療用ナノマシンが発する固有の電気信号を応用したイメージ・フィードバック・システムを使用しているガンプラバトルでは、何事にも強いイメージが大切です。
イメージするは常に最強の自分…とまでは行きませんが、慣れ親しんだ護国の剣技をイメージする程度は造作もありません。
なのでイメージするのは護国の気闘術を行使する時と同じく、身体から放出させた“気”を操り刀身へと導くイメージです。
“アルテミスガンダム”から放出されるGN粒子はそんな私のイメージに従って“嫁斬丸”へと集います。
朧気ながらもその感覚を感じ取った私は、GN粒子でも真姫の様に護国の剣技をガンプラバトルで再現させる事が出来ると確信しました。
「行きますよ!“嫁斬丸”!!!」
刀身に集うGN粒子。
次にイメージするは渦巻く旋風。
「護国園田流!剣衝!“旋(つむじ)”!!!」
十二分に技のイメージを固めて脇構えの構えから構えた“嫁斬丸”を一気に振り上げると、私のイメージ通りに“嫁斬丸”から放たれた剣気の衝撃波がつむじ風となって巻き上がります。
巻き上がった衝撃波の旋風は脚を折り畳んで落下して来ていた“アグリッサ”の下部へと直撃し…
「吹き飛びなさい!!!」
私の烈迫と共にその巨体を吹き飛ばしたのでした。
渦巻く衝撃波に巻き込まれた“アグリッサ”のコクピットの中はきっと大変な事になっているでしょうね。
言うなれば竜巻に巻き込まれて上下左右にぐるぐると大回転している状態ですからね♪とか呑気な事を考えている暇はありませんでしたね。
それでは“アグリッサ”にトドメと参りましょうか♪
ワタシは再び護国の剣技を放とうと“嫁斬丸”に意識を向けます…が、そこで“嫁斬丸”に纏わせていたGN粒子がもうほとんど残っていない事に気付きました。
落下して来た“アグリッサ”を吹き飛ばす為に放った“剣衝・旋”で、放出して“嫁斬丸”に纏わせたGN粒子をほとんど使用してしまったのですね。
初めての試みだったので加減がわからなかったせいですね。
むぅ。
これは失敗してしまいましたね。
仕方ありません。
再びGN粒子を放出して護国の剣技を…と、私が思った矢先…。
[[海未さん!]]
青空の声が“アルテミスガンダム”のコクピットに響きました。
その声に反応して私が横目でチラリと青空の“ザク・リヴァイブ”の方を見てみると…。
[[受け取れ!!!]]
青空の“ザク・リヴァイブ”が連邦軍っぼいジオン軍との戦闘中に私が手放した大型ビームスナイパーライフルをいつの間にか拾って来ており、それをこちらへと放り投げてくれました。
使え、と言う事なのでしょうね。
青空の意図を理解した私は、“アルテミスガンダム”が手にしていた“嫁斬丸”を地面へと突き刺します。
そして青空の“ザク・リヴァイブ”が放り投げた大型ビームスナイパーライフルをキャッチしました。
[[ナイスキャッチ!っしゃ!ヤっちまえ!!!]]
青空のその声を背にしながら、私は手にした大型ビームスナイパーライフルを吹き飛ばした“アグリッサ”へと構えます。
大型ビームスナイパーライフルを構えた瞬間、“アルテミスガンダム”のサポートAIが気を利かせて狙撃システムを立ち上げてくれました。
私は心の中でサポートAIに感謝しながら、メインモニターに表示されたターゲットサイトに“アグリッサ”を捉えます。
ターゲットサイトの中央に未だに旋風に巻き込まれている“アグリッサ”を捉え…
「一射一倒!狙った獲物は外しません!!!」
大型ビームスナイパーライフルの引き金を引きます!
引き金を引いた瞬間、上空に構えた大型ビームスナイパーライフルの銃口から黄色の閃光が放たれました。
大型ビームスナイパーライフルの銃口から放たれた黄色の閃光は瞬く間に“アグリッサ”へと到達し、狙った通りにその真っ赤な蜘蛛のような胴体を貫きました。
蜘蛛のような胴体を貫かれ“アグリッサ”は空中で盛大に爆発して、機体を構成する部品を地上へと撒き散らします。
終わりましたね…と思ったその時、爆炎の中にナニか動くモノが見えたような気がしました。
ゾクリ…と、悪寒が走ります。
私は走った悪寒に従う様に、手にしていた大型ビームスナイパーライフルを再び手放し、地面に突き刺していた“嫁斬丸”を引き抜きました。
そして…
「破っ!!!」
引き抜いた“嫁斬丸”を上空へと一閃させました。
本来ならばただ空を斬るだけに終わるはずだった“嫁斬丸”の一閃は、ガキン!と言う金属同士がぶつかり合う音を響かせてナニかに受け止められました。
“嫁斬丸”の一閃を受け止めたナニか。
それは…
「“アグリッサ”の上半身!?」
真っ赤なモビルスーツが手にした青白く輝く細長い剣。
よく見るとその真っ赤なモビルスーツは、先程貫いたはずの蜘蛛型モビルアーマー“アグリッサ”の上半身になっていた細長い手足のモビルスーツ部分でした。
アレって分離出来るモノだったんですか!?
予想外の事態に慌てる私を尻目に、“アグリッサ”の上半身だったモビルスーツはその手にした青白く輝く剣を押し込もうと力を込めて来ます。
ギチギチと嫌な音を鳴らして鍔迫り合いをする“嫁斬丸”と青白く輝く剣。
この予想外の事態に慌ててしまった私の誰がどう見てもハッキリとわかる程度には対応が遅れてしまいました。
後から思えば機体自体のパワーならば“アルテミスガンダム”の方が上だったと思うのですが、予想外の事態に慌ててしまっている私にはその事に思い到る余裕がありません。
力ずくで押し返してしまえば良かったのでしょうが…。
そんな感じで予想外の事態に慌てた私は後手に回ってしまい、“アグリッサ”の上半身だったモビルスーツに少しずつ押し込まれてしまっていました。
これは不味いですね…と思ったその時…。
[[“Accel”!!!]]
青空の声が再びコクピットに響きました。
と、同時に、私を押し込もうと鍔迫り合いを続けていた“アグリッサ”の上半身だったモビルスーツが、私の目の前で両断されたのです。
[[油断大敵ってヤツだな。]]
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。
次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。
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