ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
劇場版SEEDを先週ようやく観に行けたQooオレンジでございます。
ライトニングバスター…キット化されたら是非に欲しいですねぇ…。
今回も本編15話となります。
それでは 第15話「月華繚乱」そのじゅう 始まります。
「一射一倒!狙った獲物は逃しませんよ!」
と気張ったのも束の間、残り二機にその数を減らしていた“ドム”はサクッと私の“アルテミスガンダム”の狙撃により撃ち抜かれました。
きっとこれが最近流行りの“ナレ死”とか言うヤツなのですね♪
えっ?違う?
そうなのですか?
まぁぶっちゃけちゃいますとどーでもいいです。
そんな感じに残り二機の“ドム”を撃ち抜いた私は、ふぅ…と軽く息を吐いて一息つきます。
私が一息ついている一方、自らを餌として敵機を集めている青空は再び獲物を求めて大森林フィールドを軽快に駆け抜けて行きました。
余談ですが、青空の“ザク・リヴァイブ”は何気にホバー移動っぽい事も出来るのですね…と、走り抜けて行く背中を見ながらそんな事を思ってしまいました。
実際、青空の“ザク・リヴァイブ”は割と多才ですよね。
最高速度は絵里の速度自慢(とガチムチ防御力も自慢)な“トールギス・ヴァルキュリア”に引けを取りませんし、今は取り外してはいますが普段は背中に背負っている大型ブースターやその他の装備品によってかなり鈍重そうな見た目をしている割には小回りも利きます。
瞬間的な最大火力こそありませんが…いえ、そう言えば確か花陽が青空の“ザク・リヴァイブ”にはヤバいモノが搭載されているとか言っていましたね。
となると、瞬間的な最大火力も確りと確保されていると言う事になります。
きっと他にも私達の知らないギミックや武装があったりするのでしょうね…。
もちろん奥の手も。
気にはなりますが…
「まずは新しい獲物をペロリ♪と平らげちゃう方が先ですね。」
私がアレコレと考えているうちに、青空の“ザク・リヴァイブ”が新しい獲物を引き連れて戻って来ちゃいました。
大型ビームスナイパーライフルのスコープ越しに青空の“ザク・リヴァイブ”を追って着ている敵機を確認すると、そこには“ジム”っぽいけど“ジム”ではない私の知らないモビルスーツが見えました。
その“ジム”っぽいけど“ジム”ではないモビルスーツは赤と白を基調としたカラーリングで、右手にはビームライフルの様な武装を、そして左腕には腕を覆う形のシールドを装着しています。
後日、花陽にこのモビルスーツは事を聞いてみたら、“ガンダムAEG”と言う作品に登場する“ジェノアス”と言う名前の量産型モビルスーツだと教えてくれました。
もちろん例の無駄に無駄な知識を大量に交えた説明で。
この時の私は“ジェノアス”については知りませんでしたが、何時までも“ジム”っぽいけど“ジム”じゃないモビルスーツと呼ぶのもアレなので、ここからは普通に“ジェノアス”と呼称する事にしますね。
さて、そんな“ジム”っぽいけど“ジム”じゃないモビルスーツ改め“ジェノアス”ですが、青空の“ザク・リヴァイブ”を追って来ている数は全部で五機と中々に多いです。
私の知らない未知のモビルスーツ…どの様な性能なのか気にはなりますが…
「取りあえずはぶち抜いてみましょうか。」
と、言うワケなので、私はサクッと照準を合わせて構えた大型ビームスナイパーライフルよトリガーを引き絞ります。
そんな取りあえずで大型ビームスナイパーライフルから放たれたビームは、私の心配を嘲笑うかの様にあっさりと一機の“ジェノアス”を貫きました。
私の知らない未知のモビルスーツなので、もしかしたらビームが効かないかも?と考えたのですが、どうやら全くの杞憂だった様ですね。
ビームが微塵も効かないモビルスーツがたまーに居たりするので、ガンダム知識がほとんど無い私としては中々に判断が難しいのが困りモノです。
まぁ今回は普通にビームが効く様なので問題は無いですね♪
ビームが有効。
一射目でそう判断した私は遠慮無く狙撃を続ける事にしました。
私の“アルテミスガンダム”が放った一射目のビームによって爆散した“ジェノアス”を目の前で見た他の“ジェノアス”立ちは、見ていて憐れになる位に慌てて大混乱になってしまっています。
こうして味方機が狙撃されて大混乱になっている様子を見ていると、先程の“ドム”に乗っていたファイター達は初撃で味方機が爆散したにもかかわらず、若干の混乱だけですぐにこちらの狙撃を警戒する様に動けていたので、中々に優秀なファイター達だった様ですね。
もしかするとあの“ジェノアス”のファイター達は狙撃されていると気付いてすらいないのでは?
謎の攻撃で味方機が突然爆散した…とか思っているのでしょうか?
まぁそれならそれで私としては一向に構いませんが。
では混乱してあるうちにサクサクと撃ち落としてしまいましょうか♪
突然の攻撃に混乱して遂には逃げ惑い始めた“ジェノアス”達を見て、ガンプラファイターにも色々な人達が居るんですねー…と思いながらも、私は構えた大型ビームスナイパーライフルのトリガーを引き続けます。
立ち続けに四射、トリガーを引き絞り放たれる黄色の閃光。
放たれた黄色の閃光達はそれぞれ逃げ惑う“ジェノアス”の胴体を貫き、大森林に四つの爆発を産み出しました。
この後も青空の“ザク・リヴァイブ”を自らをが餌として敵機を引き連れて来て、誘引された敵機を私が狙撃して撃墜する…そんな一連の流れを続けて次々と敵機を撃墜して行きました。
こうも簡単に次々と敵機を墜とせてしまうと何かの罠なのではないか?と逆に勘繰ってしまいますね。
まぁ順調なのは良い事です♪
撃墜数がそろそろ五十に届く…そんな時に…。
「ん?」
青空が一機の青を基調としたガンダムタイプのモビルスーツを引き連れてやって来ました。
その様子を見ながら私はチラリと横目でサブモニターに設定してあるバトルロイヤルの残り時間を確認します。
そこに表示させれている時間的には、そろそろバトルロイヤルも終わりの時間。
この一機で今日は終わりでしょうか?と、そんな事を考えながら私はもはや流れ作業になったしまっている照準からの狙撃を行います。
本日何十回目かになる狙撃。
大型ビームスナイパーライフルから放たれたビームは青空の“ザク・リヴァイブ”を追い掛けて来ていた青いガンダムタイプのモビルスーツを貫き……
「あっ…。」
ませんでした。
青空の“ザク・リヴァイブ”を追い掛けて来ていた青いガンダムタイプのモビルスーツは、なんと私の“アルテミスガンダム”が放った大型ビームスナイパーライフルの一撃を手にした長剣で斬り裂いたのです。
いえ、まぁ私もビームを斬り裂く程度は普通に出来ますが…。
それはそうと、狙撃を防がれたと言う事は、こちらの位置も特定されていると言う事です。
案の定、青いガンダムタイプのモビルスーツは青空の“ザク・リヴァイブ”の追撃を取り止め、私の“アルテミスガンダム”が位置している丘の上へと向かって来ていました。
青空の“ザク・リヴァイブ”が方向転換した青いガンダムタイプのモビルスーツを追いか掛け様としますが、そんな青空の“ザク・リヴァイブ”に青いガンダムタイプののモビルスーツとは別のモビルスーツが襲い掛かって来ます。
大きな斧を持った見た事も無い新手のモビルスーツと青空の“ザク・リヴァイブ”が戦闘を始める様子を横目で見ながら、私はこちらへと向かって来ている青いガンダムタイプのモビルスーツへと続け様に構えた大型ビームスナイパーライフルを放ちます…が、青いガンダムタイプのモビルスーツは再び手にした長剣を振るいビームを斬り裂いてしまいました。
むぅ。
中々にやりますね。
距離が近付くにつれて、青いガンダムタイプのモビルスーツの全貌が見えて来ました。
それは私も知っているモビルスーツ。
“ガンダムエクシア”
青いガンダムタイプのモビルスーツの正体は私の“アルテミスガンダム”の素体となった“ケルディムガンダム”と同じ“ガンダムOO”に登場したGNドライヴを搭載した近接戦闘に特化したモビルスーツでした。
もっとも、私の知っている“ガンダムエクシア”とは武装が異なっている様ですが。
“ガンダムエクシア”と言えば右腕に取り付けられているGNソードが特徴的ですが、私へと向かって来ている“ガンダムエクシア”はGNソードではなくただ一振りの長剣を携えているだけです。
ただ一振りの長剣を携えただけとは、剣の腕に余程自信がおありなのでしょうね。
このままスナイパーとして終わりたかったのですが、あちらが剣の腕に自信ありな“剣士”となれば、私も同じ“剣士”として刀を抜かなければいかないみたいですね…。
では…
「護国園田流!園田 海未!お相手致します!!!」
楽しい楽しい本気の斬り合いを始めましょう♪
ただ一振りの長剣を携えた青いガンダムタイプのモビルスーツ“ガンダムエクシア”。
このただ一振りの長剣を携えた“ガンダムエクシア”…そうですね、長剣だけしか持っていないので、ここは敬意を込めて“ソードエクシア”とでも呼びましょうか。
では改めて…“ソードエクシア”と対峙する為に私は今まで放ち続けていた大型ビームスナイパーライフルを手放して、代わりに腰の鞘からガンプラバトルにおける私の愛刀である“妖刀・嫁斬丸”を引き抜きます。
“嫁斬丸”を引き抜いた私の“アルテミスガンダム”の姿を見た“ソードエクシア”は、スピードを徐々に緩めてこちらの刀の間合いの手前で立ち止まりました。
こちらの得物を見ただけで間合いを見極めた“ソードエクシア”の剣士としての力量は中々に素晴らしいモノの様ですね。
これは久し振りに楽しめそうです♪
相手の力量の一端を知り昂る気持ちを落ち着ける為、私は笑みを浮かべながらペロリと乾いた唇を舐めます。
舌舐めずりとは実にはしたない…そうは思いますが、たまーにやってしまうのですよ。
気が昂った時とか。
そしてその昂った気を落ち着かせ様とした時とか。
さて…ではこちらの間合いを見極めた…と思っているかも知れない“ソードエクシア”のファイターにちょっとだけ悪戯を仕掛けて差し上げましょう♪
そんな悪戯心を発揮させてしまった私は、サブコンソールを素早く操作して機体からGN粒子を放出させます。
そして放出されたGN粒子を“嫁斬丸”へと纏わせ…
「護国園田流!剣衝!斬勁!!!」
一気に放ちます!
護国園田流 気闘剣技 “剣衝・斬勁”
自らの得物に纏わせた気を斬撃として飛ばす護国の気闘剣技の初歩の技です。
果たして“ソードエクシア”のファイターは知っているでしょうか?
世の中には“飛ぶ斬撃”と言うモノがある事を。
やや不意打ち気味に放たれた剣衝・斬勁の“飛ぶ斬撃”。
これに対して“ソードエクシア”は驚いたかの様に機体を一瞬震わせると、迷う事泣くバックステップで機体を後退させながら、手にした長剣を自機へと迫り来る“飛ぶ斬撃”へと叩き付けました。
長剣を叩き付けられた剣衝・斬勁の“飛ぶ斬撃”は半ばから折れる様に霧散。
“飛ぶ斬撃”を構成していたGN粒子を辺りへと撒き散らします。
そして剣衝・斬勁の無効化に成功した“ソードエクシア”は、長剣を両手で構えて大地を蹴ってこちらへて距離を詰めて来ようとしていました。
こちらの刀の間合いの外に居ても、斬撃を飛ばされて一方的に攻撃されてしまうと思っての判断なのでしょうね。
ならば近付いて剣と刀で斬り合えば良い…と思ったのでしょう。
そんな判断を下した“ソードエクシア”は両手で握った長剣を頭上に構えると一気に振り下ろして来ました。
叩き斬る為の西洋の長剣と断ち斬る為の日本の刀。
単純に打ち合えば刀が折れるのは必然です。
愛刀が折られては堪ったモノではありません。
なのでここは受け流させていただきます!
私は振り下ろされた長剣に対してこちらも上段から振り下ろしで打ち合う形で対応すると、刃と刃がぶつかり合う直前にそっと相手の刃をなぞる様にこちらの刃を剃らしていなします。
そのまま左足を一歩前へと出し、“アルテミスガンダム”を“ソードエクシア”の横側へと移動させ、踏み出した左足を軸に機体を一回転。
「背中ががら空きです!!!」
ぐるりと左足を軸に一回転しながら、遠心力を乗せた斬撃。
「護国園田流!流円刃!!!」
真っ向から打ち込まれた一撃に対して、受け流していなす事によって回避と同時に反撃の斬撃を背中へとお見舞いする護国の剣技。
そんな一撃が“ソードエクシア”の背中へと叩き付けられます。
遠心力を伴った斬撃は鋼鉄の装甲(花陽曰く、鋼鉄ではなく“いーかーぼん”なるモノらしいですね)を物ともせずに“ソードエクシア”を真っ二つに斬り裂きました。
そして上下に斬り裂かれた“ソードエクシア”が大地へと崩れ落ちると同時に…
<<BATTLE END>>
“アルテミスガンダム”のコクピットにバトルロイヤルの終了を告げるシステムアナウンスが響きました。
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。
次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。
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それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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