ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
グラブルの10周年がなんか10周年なのに微妙だったなぁ…と思ってしまったQooオレンジでございます。
今回も本編15話となります。
それでは 第15話「月華繚乱」そのじゅうさん 始まります。
[[“烈火装”!起動!!!行くわよ!“紅姫”!!!]]
“サテライトチャージ”によって強化されているであろう穂乃果の“キャバリエール・ソルストライクガンダム”。
その穂乃果の“キャバリエール・ソルストライクガンダム”を迎え撃つ為に真姫が発動させた“紅姫”の奥の手“烈火装”。
機体全身から炎気を噴き上げながら悠然と刀を構える真姫とその愛機“紅姫”の姿に私は頼もしさを感じて、自然と自分の顔に笑みが浮かぶのを実感してしまいました。
ついこの前まで刀の握り方も知らなかったあの真姫が…と、これはガンプラバトルとは関係ありませんね。
[[来たわね!穂乃果!!!]]
真姫が対穂乃果用に“紅姫”の奥の手である“烈火装”を発動させ終えると、ちょうどその迎え撃つ相手である穂乃果の“キャバリエール・ソルストライクガンダム”がこちらの視界の中へと入って来る所でした。
メインモニターに映し出された穂乃果の“キャバリエール・ソルストライクガンダム”は、機体の各所から淡い緑色の粒子を放出させながら物凄いスピードでこちらへ向かって突き進んで来ています。
ちなみに私はこの時点で自機である“アルテミスガンダム”を少し離れた場所にちょうど良くあった大きな岩?隕石?の影へと移動させてあります。
真姫が穂乃果を抑え込んでいる間にズドン♪っと一発お見舞いしてあげちゃいましょう♪と言う算段です♪
私としては奥の手発動中の真姫が穂乃果を倒してくれちゃっても構わないのですが…流石にそう簡単には行ってはくれないでしょうね。
[[真姫ちゃん!みーーーつけた!!!]]
“サテライトチャージ”で機体を超強化させ物凄いスピードで突き進んで来ていた穂乃果は、ようやく真姫の“紅姫”を見付けたようです。
さて、穂乃果は奥の手発動中の真姫を相手にどう戦うつもりなのでしょうか…。
そして真姫も“サテライトチャージ”だ超強化中の穂乃果を相手にどう戦うのか…。
“サテライトチャージ”で超強化中の穂乃果の“キャバリエール・ソルストライクガンダム”。
“烈火装”で同じく強化中の真姫の“紅姫”。
互いにそれぞれ強化状態にある穂乃果と真姫。
先に動いたのはやはりと言うべきか、当然と言うべきか、考え無しに行動する事には定評のある穂乃果でした。
[[一気に決めちゃうんだから!!!ポチ!必殺技だよ!!!]]
《らいこーきゅーかっこかりー。》
[[ぜーーーーーーーーんぶ!ふっとべぇぇぇーーーーーー!!!!!!]]
穂乃果はスピードを緩める事無く突っ込んで来ると、右手に持っていたビームライフルを投げ捨てて真姫の“紅姫”へと掌を突き出しました。
吹っ飛べ。
穂乃果のその一言が終わるか終わらないかの刹那、突き出された“キャバリエール・ソルストライクガンダム”の掌からバチリと雷光が弾ける様に輝きました。
そして…
[[必殺!えーっと…ほ、穂乃果の必殺技!!!]]
穂乃果的には一応は必殺技の名前を叫びたかったのでしょうが、どうやらまだその肝心の必殺技の名前が決まっていないようで、結果的にご覧の通りにグダグダになってしまっています。
ですが、“必殺技”と言うだけはあります。
穂乃果が放った“必殺技”は、“必殺技”の名が示す通りに“必ず殺す技”でありした。
“キャバリエール・ソルストライクガンダム”の掌から放たれたのは眩い光の球。
極光とでも言うべきその光の球はぐんぐん大きくなり、真姫の“紅姫”へと襲い掛かって行きます。
対する真姫はと言うと…
[[最初っから全開で必殺技とかほんっと!穂乃果って穂乃果よね!ならこっちも最初っから全開でぶっ放すだけよ!!!私と“紅姫”のありったけ!持って行きなさい!!!]]
手にした刀を下段に構え、一拍の後に振り上げました。
[[天をも焦がし!全てを断ち斬る一刀と成せ!“烈火天焦”!!!]]
真姫の“紅姫”が振り上げた刀から放たれたのは炎を纏った真紅の斬撃。
天をも焦がし全てを断ち斬る。
“烈火天焦”
これが真姫の必殺技なのですね…。
穂乃果の“キャバリエール・ソルストライクガンダム”が放った極光の破壊球。
真姫の“紅姫”が放った真紅の斬撃。
それぞれの必殺技はちょうど二機の真ん中辺りでぶつかり合いました。
極光の破壊球に真紅の斬撃がぶつかった瞬間、真紅の斬撃に遅れて発生した炎の嵐が追撃として極光の破壊球へと殺到します。
穂乃果と真姫の必殺技対決は当初は炎の嵐の追撃を受けた真紅の斬撃が極光の破壊球をじわじわと押して行く…と言う展開になりました。
このまま真姫の“紅姫”が放った真紅の斬撃が、穂乃果の“キャバリエール・ソルストライクガンダム”が放った極光の破壊球を押し返すのか?と思ったのですが…。
[[っ!あー!もう!肝心な時にエネルギー切れになるって!燃費悪過ぎでしょ!!!]]
真紅の斬撃の勢いが目に見えて衰えて来ました。
真姫の言葉によると、この勢いの衰えはどうやら“紅姫”のエネルギー切れによるモノのようですね。
対する穂乃果の“キャバリエール・ソルストライクガンダム”はまだエネルギー切れを起こす様子はありません。
これは真姫の“紅姫”が自機のエネルギーだけで全てを賄っているのに対して、穂乃果の“キャバリエール・ソルストライクガンダム”は外部…月のマイクロウェーブ送信施設から供給された大量のエネルギーを使用して行動しているからなのでしょうね。
例えるなら10しかエネルギー総量が無い真姫の“紅姫”と、10に10が足されてエネルギー総量が20になった穂乃果の“キャバリエール・ソルストライクガンダム”。
手加減抜きで全力勝負になった際に、どちらが先にエネルギー切れを起こしてしまうのかは一目瞭然です。
このままならばもうエネルギー切れを起こし始めている真姫の“紅姫”が、穂乃果の“キャバリエール・ソルストライクガンダム”に押し負けてしまうのは時間の問題ですね。
ですが真姫の目的は穂乃果を単身で倒す事ではありません。
そう…真姫の目的、それは…
[[海未!早くヤっちゃってちょうだい!!!]]
“サテライトチャージ”で超強化されている穂乃果の“キャバリエール・ソルストライクガンダム”を押さえる事。
穂乃果の“キャバリエール・ソルストライクガンダム”を超強化状態で自由に大暴れされてしまっては、残念ながら今の私達では勝てるモノも勝てません。
故に真姫による穂乃果の抑え込みです。
当初の予定通りに真姫の“紅姫”は奥の手を使って、見事に超強化状態にある穂乃果の“キャバリエール・ソルストライクガンダム”を抑え込んでくれました。
後は私の仕事です。
私は真姫の声に応える為に隠れていた巨大な岩?隕石?の影から飛び出します。
そして飛び出すと同時に大型ビームスナイパーライフルを構え、穂乃果の“キャバリエール・ソルストライクガンダム”へと照準を合わせます。
数瞬の間を置いて“キャバリエール・ソルストライクガンダム”へと照準を合わせ…
「墜ちなさい!!!」
トリガー。
[[う、海未ちゃん!?うわっ!?そうだった!真姫ちゃんだけじゃなく海未ちゃんもいたんだー!!!]]
“アルテミスガンダム”が構えた大型ビームスナイパーライフルから放たれた一条のビームは、真っ直ぐに“キャバリエール・ソルストライクガンダム”へと向かって行き…
[[ちょ!?た、たんまー!ぎゃーーーーーすぅ!!!]]
聞き慣れた穂乃果の情けない断末魔の叫びと共にコクピット部分を貫きました。
って言いますか穂乃果…貴女は私が居る事を忘れていただなんて…なんと言いますか…やはり穂乃果は何処まで行っても穂乃果なんだなぁ…と思わずにはいられません。
コクピットを貫かれて盛大に爆散して行く幼馴染みの残念な方を見送りながら、私はしみじみとそんな事を思ってしまいました。
ちなみにことりはお馴染みの凶悪な方で私こと園田さん家の海未ちゃんは穂乃果&ことりからは幼馴染みの物騒な方と認識されています…って!誰がお馴染みの物騒な方ですか!誰が!
包丁を振り回して暴れ回ることりだって十二分に物騒ではありませんか!!!
全くもう…!
まぁ何はともあれ…。
「まずは一機ですね。」
穂乃果を撃墜完了です♪
次の標的は…
「凛ですね。」
アホ猫でお馴染みの凛です。
今の戦闘…穂乃果の“キャバリエール・ソルストライクガンダム”が放った極光の破壊球と真姫の“紅姫”が放った真紅の斬撃は相当に派手なモノでしたので、当然ですが凛にも見えていたハズです。
そしてその後に私の一撃によって貫かれて盛大に爆散した穂乃果の“キャバリエール・ソルストライクガンダム”の姿も見ていた事でしょう。
そうなると、いくら頭の中身が穂乃果に匹敵する程度にはアレでアレな凛でも、こちらを警戒して早々簡単には何時もの様にアホ丸出しで突っ込んでは…
[[ねぇ…凛、突っ込んで来たみたいよ。]]
来ないでしょうね………と言おうとしたのですが、普通に来ましたね………。
奥の手の発動&必殺技を放ったせいで乗機がエネルギー切れでろくに動けないでいる真姫からの報告を聞いて、私はなんとなくがっくりとしてしまいました。
いえ、凛は今回は敵だから今みたいな短絡的な行動をしてくれる分には私としては何の問題も無いのですよ?
何の問題も無いのですが………凛は本来ならば同じチーム…つまりは味方なのですよね…。
その味方がこれ程までに短絡的な行動をしてしまうと言うのは問題大有りな気がするのはきっと気のせいですよ…気のせいって事にしておきましょう…おきましょうと言うか気のせいって事にしてしまいましょう…その方が精神衛生的に良いに決まっています。
決まっていますったら決まっています!!!
そう!決まっているのです!!!!!
[[それじゃ海未。悪いけどこっちはエネルギー切れで動けないから、凛の相手はヨロシクね。]]
私が内心で凛の短絡的な行動に対して断固たる決意で気のせいです!お思う事にしようと必死になっていると、エネルギー切れで動けない真姫から凛はお願いね♪と頼まれてしまいました。
まぁ当初から作戦では真姫が穂乃果の相手をしてエネルギー切れになる事が予想されていたので、凛の相手は私が引き受ける…と言う事でしたので、真姫のこの発言については何の問題もありません。
問題があるのは本来ならば味方である凛の短絡的な行動です!!!って!だーかーらー!凛の事は気のせいって事にしてしまいましょう!って決めたではありませんか!!!
私も何でまた蒸し返してしまうのでしょうか…。
はぁ…気持ちを切り替えましょう。
今はまず、短絡的な行動をした実に頭穂乃果な凛を懲らしめる事に注力しましょう!
そうでなければ堂々巡りになって無限ループから抜けれなくなってしまいそうなので…。
さて♪では早速♪
「真姫には凛の事を煽りに煽って挑発して貰いましょう♪」
実に頭穂乃果な凛ならば、簡単な挑発しました引っ掛かって標的を真姫に定めるハズです。
しかも真姫は今はエネルギー切れで動けないと言う絶好のシチュエーション♪
言いたい放題言われた相手が動けない…そんな絶好のシチュエーションをあの頭穂乃果な凛が逃すハズはありません!
ありませんったらありません!!!
断言出来てしまうのがチームメイトとして、そして味方として考えると非常に残念極まりないのですが…。
それはそれ。
これはこれです。
今の凛はチームメイトでも味方でもありません。
今の凛は倒すべき敵なのです!
敵は倒す!
それがこの世の絶対にして唯一の真理!
なので弱点である頭の弱さを全力全開で狙わせていただきます♪
「なので真姫には全力全開でそりゃもう芽生えたばかりの友情が木っ端微塵に吹き飛ぶ位に凄惨に挑発して貰いますのでそこら辺の事を色々とよろしくお願いしますね♪」
[[ナニが“なので”なのかさっぱりイミワカンナイけど、取りあえずは凛の事を挑発して誘き寄せればいいんでしょ?]]
「はい♪大事な事なのでもう一度言いますが友情を木っ端微塵に吹き飛ぶす位にお願いしますね♪」
[[ソコ!わざとムシしたのに何で強調するのよ!ってか友情を木っ端微塵に吹き飛ぶす位に挑発するとか普通にイヤよ!]]
「嫌なのですか?」
[[イヤに決まってるでしょ!!!]]
「はぁ…仕方ありません。では友情が木っ端微塵に吹き飛ばない程度に…そうですね、二人の友情が斬々ばらばらに斬り裂かれて二度と修復出来なくなる程度に凛の事を挑発して下さい。」
[[絶対に!イ!ヤ!そもそも凛が相手なら普通に挑発するだけで十分でしょ!!!海未ははどんだけ私と凛を仲違いさせたいのよ!ほんっと!イミワカンナイ!!!]]
「はい♪無事に真姫からイミワカンナイもいただきました♪」
凛も近付いて来た様なので…
「真姫に凛を挑発しまくって貰って二人の友情を木っ端微塵に吹き飛ばす作戦の開始ですよ!」
[[だから木っ端微塵とか吹き飛ばすとかからいい加減に離れなさいよ!普通に挑発する!それだけったらそれだけよ!!!]]
「まぁそれでもいいですよ、それでも。」
[[なんでそんな残念そうなのよ…ほんっと、イミワカンナイわ…。]]
それでは次回ガンプライブ第15話「月華繚乱」そのじゅうよん♪
VS凛&“Gケット・シー”戦の開幕ですよ♪
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。
次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。
皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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