ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
花粉のせいか目が痛い&痒いQooオレンジでございます。
今回も本編15話となります。
それでは 第15話「月華繚乱」そのじゅうろく 始まります。
殺風景な荒野のバトルフィールド(昼)で行われている穂乃果&凛の二人との再戦。
まず先制して仕掛けて来たのは再戦だー!と元気一杯に騒ぎまくっていた穂乃果と凛の二人でした。
[[合体攻撃だーーー!!!!!]]
[[合体攻撃だにゃーーー!!!!!]]
それぞれがそれぞれの乗機を操り、空を飛翔しながら突撃して来た穂乃果と凛の二人は、息もぴったりに“合体攻撃だー(にゃー)”と叫びながら突撃して来てます。
“狙撃禁止!”とかふざけたルールがなければ、あのようにアホ丸出しで真っ正面から無防備に空を飛んで突っ込んで来ているだけなら即撃ち落としてあげるのですが…今回は残念ながら先ほども言った通りに“狙撃禁止!”なのでそれは出来ません。
なので今回は自然と受け身での迎撃が基本的な戦法になってしまいます。
[[なんか“合体攻撃”とか言ってるけど、“合体攻撃”ってナニソレ?]]
未だに遠くの上空を二機で飛翔しながら接近して来ている穂乃果の“キャバリエール・ソルストライクガンダム”と凛の“Gケット・シー”を見上げながら、私の隣で刀を握る真姫が“ナニソレ?”と問い掛けて来ました。
そこは“ナニソレ?”ではなく、いつもの“イミワカンナイ”が欲しかったですねー♪とか若干自分でもイミワカンナイ♪事を思いながらも、私は真姫の問い掛けに対して応えます。
「アレですね。二人、もしくはもっと多くの人数で連携して攻撃するコンビネーション攻撃?とでも言うべきモノです…たぶん。」
[[たぶんなんだ。]]
「はい。たぶんです。」
[[ (それって実は海未も“合体攻撃”とか言うヤツのコトを良くわかってないんじゃ…って言ったら海未のコトだからムキになってスゴい勢いで反論して来そうよね…) ]]
ナニか真姫が地味に失礼なコトを考えている気配がしますね。
まぁいいです。
「あとはアレですね。コンビネーション攻撃の他にも互いの技と技を合わせて放つ“合体攻撃”もあるのです。」
[[護国の剣技で言うと“剣衝・双波”とかあんなヤツ?]]
「えぇ。」
ちなみに真姫の言った“剣衝・双波”とは二人でそれぞれ衝撃波を目標へと放ち、同時に双方向から衝撃波をぶつける事で直撃した部分の威力を倍増させると言うモノです。
護国園田流では“合体攻撃”ではなく“合わせ技”とか言ってますね。
[[ふーん…まぁ良いわ。取りあえずは穂乃果と凛の2人の場合はコンビネーション攻撃の方よね。]]
「でしょうね。穂乃果と凛の機体には私達の機体の様に“技”を放つような仕掛けはありませんから。」
月が出ていれば穂乃果の“キャバリエール・ソルストライクガンダム”ならば例の圧倒的な威力を誇る極光球(仮)を放てますが、残念(?)ながら今回は昼のバトルフィールドで月は出てはいません。
なので今回はあの必殺技は使用不可です。
凛の“Gケット・シー”は…どうなのでしょう?
先ほどは“技を放つ仕掛けは無い”と言いましたが、実は私はまだ凛の“Gケット・シー”に必殺技的なモノがあるのかどうかよくは知らなかったりしています。
凛が“まだヒミツだにゃー!”って教えてくれないんですよ。
まったく!仲間なんだからちょっとくらい教えてくれてもいいじゃないですか!と“まだヒミツだにゃー!”って言われた時は憤慨したモノです。
そんなワケなので恐らくは穂乃果と凛の“合体攻撃”は必然的にコンビネーション攻撃になるかと思っています。
[[穂乃果と凛のコンビネーション攻撃…ねぇ…。それって大丈夫なの?コンビネーション攻撃って言うからにはタイミングとかそう言うのをちゃんと合わせないとダメよね?ヤるコト成すコトがぜーーーんぶ適当なあの2人にそんな器用なコトができるのかしら?]]
「さぁ?」
[[さぁ?って…ずいぶんと無責任ね。穂乃果って一応は海未の幼馴染みでしょ?もうちょっと責任持ってたら?]]
幼馴染みだから責任持てとか言われても普通に困りますね。
お馴染みなだけで普段からアレな言動が多い穂乃果に対して責任を持たなければいけないとかどんな罰ゲームですか。
ですがここで責任云々に対して否定的な事を言ってしまっては何かと面倒な事になりそうですね…取りあえずは適当にお茶を濁しておきましょう。
「そうですね…それでは後日、後ろ向きに善処しますね♪」
[[善処はするけど後ろ向きになんだ…しかも後日だし。それって善処する気は無いってコトじゃないの?まぁ私としてはどうでもいいけど。]]
もちろん真姫の言う通りに善処する気は微塵もありません♪
だってぶっちゃけ面倒ですから。
そこら辺はことりの方にお任せしましょう♪とかここまでの流れを全否定するようで申し訳ないのですが、ことりに丸投げしてもどうせ最後は結局私が穂乃果の面倒を見るはめになるのでしょうね…。
ガンダム的に言えば“認めたくないものだな…”でしたでしょうか?
[[で?話をふった私が言うのも何だけど、そろそろ真面目に迎撃準備しとかないとダメなんじゃない?]]
真姫のその言葉に上空を見上げると、先ほどまでは随分と遠くを飛んでいた穂乃果の“キャバリエール・ソルストライクガンダム”と凛の“Gケット・シー”の二機が、かなりこちらへと近付いて来ていました。
あの様子ではあと少しで通常のビームライフルの射程内に入る…と言った所ですね。
「そうですね…取りあえずは斬撃でも飛ばしておきますか?」
[[取りあえずで斬撃飛ばすってなんかスゴい言葉よね。普通は斬撃って飛ばないモノよ?]]
「そうは言いますが、真姫だって普通に斬撃飛ばすくらいは出来ますよね?」
何せ真姫も今では立派な護国の剣士の一人ですから♪
斬撃の一つや二つ、簡単に飛ばせるようでなければいけません♪
[[…………飛ばせるわね。普通に。]]
「ね?普通に飛ばせますよね?斬撃くらい♪」
[[ (普通は斬撃なんて飛ばせないモノなのに、私ってもう普通に斬撃飛ばしてる…ってコトは、私って実はもうかなり普通じゃないってコト……?) うん。考えないコトにしとこ。]]
そうこうしているうちに、穂乃果の“キャバリエール・ソルストライクガンダム”と凛の“Gケット・シー”の二機はかなり接近して来ちゃっていました。
接近して来た二機はそれぞれ右手にビームライフルを握っているのが見えます。
ビームライフルを握っている…と言う事は当然…。
[[おちろ!かとんぼ!だにゃ!!!!!]]
[[みだれうちだー!!!!!]]
二機はそれぞれが持っているビームライフルの射程内に入ると同時に一斉にぶっ放しまくって来ました。
[[海未!撃って来たわよ!]]
「えぇ。」
撃って来ましたね。
ですが…
「あの位置から射撃では早々当たる物ではありません。」
使用している得物がスナイパー仕様のビームライフル等の射撃補正マシマシなモノならば多少は警戒しなければいけませんが、二人の使用しているビームライフルは到って普通のビームライフルです。
それに加えて撃ちまくれば当たるかも?を地で行く穂乃果と凛の二人の文字通りの乱射では、もっと近付いて来なければ問題はないハズです。
そんな私の予想通りに…
[[………ビーム。1発もこっちに来ないわね。]]
「ですね。」
穂乃果と凛の乱射しているビームはただの一発もこちらへと飛んで来ませんでした。
「牽制目的だとしてももう少し目標へと寄せなければダメダメですね。」
[[ならあとで海未が指導してあげなさいよ。“μ's”で1番射撃が上手いのって海未でしょ?]]
「………あの二人の指導はにこにでもお願いしましょう♪」
にこは射撃も格闘もその他諸々もある程度以上の高い水準で何でも出来ちゃうハイスペックなオールラウンダーさんですから♪
射撃一辺倒の私よりも適任かハズです♪
[[なんで当たんないのー!?]]
[[どちくしょー!にゃんかしょーじゅんが狂ってやがるにゃ!]]
[[こうなったら!]]
[[近付いてぶん殴る!だにゃ!!!!!]]
ビームライフルの乱射が一発も当たらない事に業を煮やした穂乃果と凛の二人は、それぞれほぼ同時に手にしているビームライフルを放り投げました。
そして穂乃果の“キャバリエール・ソルストライクガンダム”は腰からビームサーベルを。
凛の“Gケット・シー”は“武装領域(ウェポン・ストレージ)”を開いて中から“ハロハンマー”を。
それぞれ取り出して構えながら機体をさらに加速して来ます。
[[ウィングブレード!展開!!!]]
[[ラケテーンブースター!点火だにゃ!!!]]
穂乃果の“キャバリエール・ソルストライクガンダム”は背中のバックパックの翼をひろげ、凛の“Gケット・シー”は背中のロケットブースターを点火させて、それぞれこちらへ向かって突っ込んで来ました。
[[凛ちゃん!打ち合わせどーりに!!!]]
[[おっけー!凛にまるっと任せるにゃ!!!]]
どうやらここからが例の“合体攻撃”とやらのようですね。
あの二人がナニをするかわかりませんが、警戒度を一つ上げておいた方が良いかもしれません。
何せ穂乃果は時折、奇跡的な事を平然と成してしまう事がありますので。
凛も凛であの独特な野生の勘は侮れません。
警戒度を一つ上げた私は“アルテミスガンダム”の右手に持たせてあるGN粒子を纏わせた愛刀の“嫁斬丸”を、何時でも振るえる様に握り直します。
隣では真姫の“紅姫”も同じ様に手にした刀を握り直していました。
さて…鬼が出るか蛇が出るか…と思ったのですが。
[[あいんす!!!って!?うぇぇ!?ぎゃーす!?]]
[[あいんす!!!って!?みにゃ!?ぎにゃーす!?]]
二人は“あいんす!”と同時に叫んだかと思ったら、何故か急にそれぞれの軌道を交差させて激突してしまいました。
かなり高速で突撃して来ていた二機です。
高機動中同士の機体が激突してしまったらどうなるか?と言いますと…。
[[お、落ちちゃうーーーーー!?]]
[[ダレカタスケテだにゃー!!!!]]
当然、激突した二機はコントロールを失って縺れるように落下してしまうワケです。
[[あの2人…ナニがしたかったのかしら…。]]
「さぁ?」
まぁ恐らくですが、二人とも自分が進むべき方向を同時に間違ったのでしょう。
本来ならば右を飛行していた穂乃果の“キャバリエール・ソルストライクガンダム”は右へ。
左を飛行していた凛の“Gケット・シー”は左へ。
それぞれこちらを挟み込む形で移動するハズだったのではないでしょうか?
そしてそのまま左右から高機動攻撃を仕掛ける…それが穂乃果と凛の自称“合体攻撃”と言う名のコンビネーション攻撃だったのではないかと私は思います。
それがナニを思ったのか二人とも同時に進むべき方向を間違った挙げ句にあのように空中衝突…と言った所でしょう。
二人の会話から察するに、アレでも一応は事前に打ち合わせはしていたようですが…とか思っている間に…。
[[ぎゃーす!!!]]
[[みぎゃーす!!!]]
空中衝突した穂乃果の“キャバリエール・ソルストライクガンダム”と凛の“Gケット・シー”は見事(?)に墜落し、地面へと激突してしまいました。
空中衝突と墜落の衝撃で二機は翼が折れていたり脚や腕がもげていたりと、あちこち破損しまくっています。
あの様子では飛行はおろか、もう戦闘も続行不能でしょうね。
[[ちょっと凛ちゃん!なんでこっちに来ちゃうの!穂乃果!凛ちゃんは反対側に行ってって言ってたよね!!!]]
[[そりゃこっちのセリフだにゃ!穂乃果ちゃんこそそっちに行かないとダメなヤツだったハズだにゃ!!!]]
墜落して悶えている二人はあーだこーだと何やら言い合っているようですね。
まぁ先ほども言いましたが、恐らくは二人とも当初の予定とは間違った方向に突撃してしまったのでしょう。
[[ねぇ。アレ、どうする?]]
「どうする?と言われても…ねぇ真姫?ここは何処ですか?戦場ですよね?そしてあの二人は私達の敵ですよ?護国の剣士として、戦場で敵対した相手はどうするのでしたか?」
[[………二度と歯向かわないように徹底的にぶち殺す…よね?]]
「はい♪その通りです♪では問答無用でヤっちゃいましょう♪」
[[ん。りょーかい。]]
サクサク♪とヤっちゃいましょう♪と言おうとした瞬間、私はちょっとイイ事を思い付いてしまいました♪
そ♪れ♪は♪
「真姫!真姫!私達も“合体攻撃”を仕掛けましょう!」
と、言う事なのです♪
“合体攻撃”を仕掛けようとした相手に同じくこちらも“合体攻撃”で仕掛ける…実に“粋”な対応ですよね♪
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。
次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。
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皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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