ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
ハーメルンが落ちており更新出来ないかも?と心配だったQooオレンジでございます。
このサイトを攻撃していた人はナニがしたかったのでしょうか…。
今回も閑話となります。
それでは 閑話「音ノ木坂の三馬鹿烏②」 始まります。
「やって来たぜ!アミュセン!イン!俺!アンド!俺のエアリアル!」
「はいはい。他のお客さんにクソ迷惑だからクソ静かになー。」
「でござるな。」
モブ太があーでもないこーでもないと説明書とにらめっこしながらエアリアルを作るコト約1時間。
無事に“ガンダムエアリアル”を完成させたモブ太を連れて俺たちは近所…って言うかいつも放課後に穂乃果たちと行ってるアミューズメントセンター音ノ木坂店へとやって来た。
ちなみにその途中でシチローは自分の家に戻って自分のガンプラを持って来ていたりする。
「ナルカミ!シチロー!早くやろうぜ!ガンプラバトル!俺のエアリアルでババーン!ってズババーン!って暴れてやるぜぇ!」
「なんだよ、そのババーンとかズババーンって。」
「ブ○イバーンでござるかな?」
「あー…そう言えばあったな。ブレイバ○ンでそんなセリフ?フレーズ?が。」
「ブレイブズババーン!ってヤツでござるな。」
「なんだ?そのブレ○バーンって?」
そんなどーでもいいコトを話しながら、俺たちは自動ドアを潜ってアミュセンの店内へと入店。
それぞれのガンプラとGPベースを用意して、手持ちのガンプラをスキャンするためにGPスキャナーへと向かったんだ。
「そう言やぁお前らは何のガンプラ使うんだ?ルブリスか?ウルか?ソーンか?シュバルゼッテか?ファラクトか?」
「なんでガンダム限定なんだよ。しかも水星系の。」
「なんでって言われてもそんなのガンダムのプラモデルでガンプラでバトルするガンプラバトルなんだからガンダム使うのは当たり前だろ?あと男ならやっぱりガンダムに乗んなきゃダメだろ?なんてったってガンダムだからな!」
「男ならやっぱりガンダムとかナニその偏見に満ちた意見。」
人の趣向なんか、んなモンは人それぞれ。
世の中は“ガンダム”に乗りたいヤツだけじゃねぇーんだよ。
その証拠?に、俺は“ガンダム”よりもただの量産機…特に“ザク”の方が好きだし。
それを言ってもモブ太には理解出来ねぇだろうから言わねぇけど。
「取りあえず俺が今日使うガンプラはコイツだ。」
俺は話を変えるためにモブ太に俺が今日使うために持って来たガンプラを見せてやるコトにしたんだ。
「それって“ディランザ”か?」
「んにゃ。“ディランザーク”だ。」
「いやいやいや!なんだよ!その“ディランザーク”って!どー見てもそれ“ディランザ”だろ!」
「モブ太殿、モブ太殿。頭部をよーく見るでござるよ。」
「頭?どれどれ…ん?あれ?なんか“ディランザ”の頭…ってか目?となんか違くね?」
「おう。コイツは頭部のメインカメラを“ザク”みてぇにモノアイ化してあるんだ。」
「は?なんで?」
「んなモン決まってんだろ?“ザク”っぽくするためだよ。」
「いや、だからなんで?」
「好きだからに決まってんだろ?」
「えっ?好きなの?“ザク”?」
「おうよ。」
「 (へ、へんなのー…) へぇー。」
コイツ、なんかすげぇー失礼なコト考えてやんがな…。
まぁいいさ。
「ってかコレ…“ディランザーク”だっけ?なんか色も普通の“ディランザ”と違わねぇーか?」
「そりゃ簡単に塗装してあるからな。メインに使ってる塗料はMr.カラーの70番のダークグリーンで、他の細かいトコに使ってるのは同じくMr.カラーの116番のブラックグレーだな。」
「うん。Mr.カラーとか言われても俺には何のコトかさっぱりわからん!けど頭を1つ目にしたりとか何気に手間掛けたんだなー。」
あー、まぁガンプラにそこまで興味がねぇヤツにはMr.カラーとか言っても真姫的に言えばイミワカンナイってヤツだよな。
ちなみにMr.カラーはダークグリーン1つ取っても数種類あるから、塗装とか興味ねぇって人も模型屋とかで塗料コーナーを眺めてみると楽しいかもしれねぇぞ。
案外と調色しねぇでも自分好みの色があったりするから便利な世の中になったよな。
「手間掛かってるって言うけど、そこまでじゃねぇーぞ?手を加えたのはモノアイ化と塗装だけだからよ。」
さて、ここで少し今日の相棒になるこの“ディランザーク”について説明しとくとしますか。
MD-0032Z“量産型ディランザーク”
水星の魔女に登場するジェターク社の量産型MS“量産型ディランザ”をベースに、頭部のメインカメラ部分にシルバーで裏打ちしたHアイズを取り付けてモノアイ化したガンプラで、それ以外には特に手は加えてねぇ手抜きカスタム機。
機体のメインカラーはさっきも言ったMr.カラーの70番のダークグリーン。
あとはメインカメラと白いパーツ、スラスターとかの細かい部分の塗装には116番のブラックグレーを使用。
手持ちの武装としてビームライフル。
そしてビームサーベル…ではなく“ディランザ”系列の機体だとビームトーチだったな。
両肩にはラウダ機用の丸型のシールドを搭載。
あとはベース機になってる“ディランザ”同様に胸部にビームバルカンが搭載。
そんな良くも悪くも量産機って感じの武装だな。
ここら辺の武装周りはもう少し手を加えても良かったかも?と思わなくもねぇーだけど、“ディランザ”が発売された時に暇潰しで弄ったガンプラだから適当になってるのは仕方ねぇーわな。
俺の愛機は“ザク・リヴァイブ”だし。
取りあえず今度もう少し弄ってみるか。
バックパックを大型のモノに取り換えて、あとは大型のガトリングでも積んでみるかな?
あぁ、そうそう。
この“量産型ディランザーク”のモノアイなんだが、作成当時によく“ザク”のモノアイをクリア化する時に使われるHアイズのピンクのヤツが手持ちの在庫に無くて、買いに行くのも面倒だったから手持ちの在庫のあったグリーンのヤツを使ってたりする。
ここら辺もそのうちピンクのHアイズに取り換えねぇーとなぁ…。
「なんつーか…色味も含めてすげー地味だな。」
「あのなぁ…量産機なんだから地味なのは当たり前だっての。」
「実際、派手な量産機とかなんじゃそりゃ?でござるからなぁ。」
一応は量産機でもエース用の専用機とかはパーソナルカラーで塗装された結構派手なヤツも多いけどな。
有名なヤツだとアレだな、“シャア専用ザクⅡ”とか。
「んなワケで今日はこの“量産型ディランザーク”を使うからよろしく。」
別に“ザク・リヴァイブ”を使っても良かったんだが、今回みたいなダチとの軽い遊びでの野良バトルでガチ仕様の“ザク・リヴァイブ”を使うのは流石に過剰戦力になっちまうからなぁ…。
それにこの“量産型ディランザーク”一応は膝関節に最低限の補強は施してあるから、単発の“soar”位なら使えるんで問題はないと……思いたい。
「ナルカミのガンプラはわかった。で?シチローのはガンプラは?」
モブ太は俺の今回の相棒になる“量産型ディランザーク”を眺め終えると、今度はシチローに“お前のガンプラはなんだ?”って聞いたんだ。
その問い掛けが対してシチローは俺と同じようにガンプラを持ち運ぶためのケースから1つのガンプラを取り出してモブ太へと見せた。
「拙者のガンプラはこの“ダリルバイン”でござるよ。」
そう言いながらシチローが俺たちに見せてくれたガンプラはパッと見は水色に近い青で塗装された“ダリルバルデ”だった。
ただこの水色の“ダリルバルデ”、よくよく見ればあちこちが地味に弄られていた。
1番大きな弄りポイントは背中に薄いクリアパーツが虫の羽根のように取り付けられているってトコかな。
まぁなんと言うか、この“ダリルバルデ”…じゃなくて“ダリルバイン”?だったか?は…
「聖戦士だな。」
“ダン○イン”をモチーフに改造された“ダリルバルデ”って感じだな。
「むむ?流石はナルカミ殿でござるな!一目で拙者の“ダリルバイン”が“ダン○イン”をモチーフにして改造された機体だと気付くとは!」
「武装はオーラソードに両腕のオーラショットって感じか?」
「イエス!でござるよ!ちなみに現在はショットクローも搭載しようと試行錯誤してる最中でござる!」
「ショットクローだとリード線を手の中に仕込まねぇとダメだから面倒だろ?」
「そーなんでござるよ!細かい作業過ぎて中々に骨が複雑骨折しまくりなんでござる!」
骨が複雑骨折しまくりってなんだよ?
そこは普通に骨が折れるでいいだろ…ってツッコミは無粋だよな。
「なぁ…その“ダン○イン”?ってなんだよ?」
俺とシチローがシチローのガンプラ“ダリルバイン”についてあーだこーだと話していると、そこにモブ太が“ダン○イン”ってなんだ?って言って来やがった。
ったく…コイツは“ダン○イン”の1つも知らねぇのかよ…。
取りあえずモブ太の質問についてはこう答えるしかねぇーよな?
“ダン○イン”…それは…
「聖戦士だな。」
「聖戦士でござるな。」
「いや!ワケわかんねぇーし!?」
俺とシチローがドヤ顔気味に“ダン○イン”とは“聖戦士”だ!って答えてやったのに、モブ太のヤツはワケわかんねーとかぬかしやがったよ。
コイツ、どーしてくれようか?
まぁいいか。
「シチロー、お前の“ダリルバイン”は基本的には近接型って感じで良いんだよな?」
「イエスでござるよ。近接戦闘ならば拙者と“ダリルバイン”に任せて欲しいでござる!」
「おう。んじゃ前衛は任せるわ。」
俺の“量産型ディランザーク”は近・中距離型ってトコだから、前衛を任せられる機体が居るのは助かるな。
そうこうしている内に…
「おい!お前ら!ガンプラのスキャン終わったぞ!」
モブ太の“エアリアル”のスキャンが終わったっぽい。
「おう。んじゃさっさと出撃登録してバトルロイヤルにカチコミと行きますか。」
スキャンを完了させた後に無事に出撃登録を終えた俺たちは、それぞれが指定されたガンプラバトルシミュレーターの筐体へと乗り込んだ。
GPベースを筐体中央の指定位置に設置してシステムを起動させると…
<システム起動を確認。ごきげんよう、マスター。>
相棒の電子精霊“アイリ”が声を掛けて来た。
「おう。早速で悪ぃけど初期設定を頼むわ。」
<了解しました。おや?今日は“ザク・リヴァイブ”では無いのですね。どれどれ…“量産型ディランザーク”ですか。マスターにしては随分とまぁオーソドックスな機体ですね。>
「最低限の装備はあるから大丈夫だろ。」
「ぶっちゃけマスターの場合はビームサーベル1つあればどうとでもなりますからね。」
「いや、流石に射撃武器は欲しいっての。」
「そこら辺に落ちているであろう石ころでもぶん投げれば良いのでは?」
「石ころぶん投げるって…いや、でも“ガンキャノン”は岩を放り投げて攻撃していたから無くはねぇーのか…。」
問題があるすれば石ころぶん投げ攻撃だと“フェイズシスフト装甲”持ちの連中が相手だとマトモにダメージを与えられねぇーってトコかな?
まぁそこら辺は組み付いて関節バキバキにへし折ってやれば良いだけか。
後は折った関節から手を突っ込んで中身を引きずり出せば…とか考えていると…
<ナニやらくだらない事を思案中に失礼します。出撃準備が完了しました。マザーシステム等と名乗っているあのクソババアより出撃許可が下り次第出撃可能です。>
アイリが出撃準備が完了したコトを告げて来た。
「クソババアって…お前なぁ…。」
この相棒…ムダに口が悪ぃんだよなぁ…。
一体誰に似たやら。
<クソババアはクソババアです。>
「マザーシステムに対してクソババアとか言えんの、絶対にお前だけだよな…。」
<当然です。何せ私は完璧で究極の電子精霊なので。>
完璧で究極ってドコのゲッター…もといアイドルだよ。
そんなコトをアイリと駄弁りながら出撃許可を待っていると、メインモニターにふよふよと浮かぶように映し出されていたアイリのアバターがナニかに気付いたような表情をその愛らしい顔に浮かべた。
<ご報告いたします。たった今、マザーシステム等と名乗っているクソババアより出撃許可が下りました。本機は何時でも出撃可能です。>
「ん。りょーかいだ。」
ちなみに、かなり今さらだがアイリが主に使用しているアバターは何処となく海未さんに似ていたりするんだよな。
海未さん+真姫+にこちゃんを3で割ったとかそんな感じかな?
良く言えば切れ長か目…悪く言えばやる気の無さげな半目。
腰まである長い黒髪と透き通るような白い肌。
何気におしゃれで衣装は毎回コロコロと変わるんだよな、コイツ。
リアルに居たらさぞかしモテたんだろーなってコトが簡単に想像出来る程度には美少女だな。
っと、んなコトは今はどうでもいいか。
「出るぞ。」
<了解です。>
もう7年にもなる付き合いの相棒の見た目について思うコトを切り上げた俺は、短く“出るぞ”とアイリに告げる。
すると相棒も短く“了解”と返事を返してくれた。
ここら辺は長年連れ添ったからこその阿吽の呼吸ってヤツだな。
さて…それじゃ…
「鳴神 青空!“ディランザーク”!行くぞ!ゴルゥラァァァァァァァァ!!!!!」
今日も楽しくガンプラバトルと洒落込みますか!
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。
次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。
皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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