ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
夏が暑くて苦手なQooオレンジでございます。
昔の夏はこんなに暑くなかったような…?
今回も閑話となります。
それでは 閑話「音ノ木坂の三馬鹿烏④」 始まります。
ムダに敵機に囲まれまくってムダに謎の回避能力を見せているダチを助ける為に、俺は取りあえずは1番ヤバそうな金メッキ塗装の“キュベレイ”を片付けようと仕掛けるコトにしたんだが…
<ビームが弾かれましたね。>
「チッ!ビームコートってヤツかよ!クソ面倒クセェ!」
金メッキ塗装の“キュベレイ”へ向けて手持ちのビームライフルを1発ぶっ放してみたんだが、直撃したにも関わらずあっさりとビームは弾かれちまった。
“ディランザーク”のビームライフルはそこそこの威力があるんだが、それをあぁもあっさりと弾いてしまうってのはクソ面倒クセェったらありゃしねぇーな。
ってか金メッキ塗装でビームコートの防御アビリティが発現してるって、原理としては“百式”の金ピカ塗装がビームコートだからってコトなのか?
なら他の金メッキ系のガンプラもビームコートの防御アビリティが発現しても可笑しくはねぇーよなぁ…。
“アカツキ”とか“デルタガンダム”とか。
あそこら辺はキット自体が金メッキでコーティングされているからよ。
まぁ“アカツキ”にはチート級の防御アビリティの“ヤタノカガミ”があるから、ある意味下位互換のビームコートは必要ねぇーんだろーけど。
アレ、劇場版SEEDで“レクイエム”を跳ね返してたもんなぁ…。
コロニーレーザーとかもワンチャン跳ね返せるんじゃねぇーのか?
つーかちょっと待てよ?
そもそもの話、“キュベレイ”って普通にビームコートが装甲表面に施されている…って設定だったんじゃなかったけか?
ならさっきビームを弾いたのは金ピカ金メッキとか別に関係無かった…ってコトだよなぁ…。
いやー、思い出してマジで良かったわー。
“キュベレイ”のビームコート云々の設定を思い出してなかったら、金メッキでビームコートの防御アビリティが発現する!ドヤッ!とか言ったままでガンヲタに“キュベレイ”には最初からビームコートあるんですぅ♪とかクソ叩かれまくって涙目まっしぐらだったって話だわー。
んなアホなコトを考えていると、1発ぶちかましてやった金メッキ塗装の“キュベレイ”が、モブ太の“ガンダムエアリアル”から離れてこちらへと反転して向かって来やがった。
さっきまで相手をしていた連中みてぇーにビームライフル1発で撃墜…とは行かなかったが、それでも1番ヤバそうなあの金メッキ塗装の“キュベレイ”をモブ太の“ガンダムエアリアル”からは引き離せたから、取りあえずは僥倖ってコトにしとくか。
そんなワケで大立ち回りしながら逃げまくってるモブ太の“ガンダムエアリアル”から離れた金メッキ塗装の“キュベレイ”は、俺の“ディランザーク”に向かって来ながら両手(やっぱり金ピカ)を突き出して…。
<敵機の両手にエネルギー反応。端的に言いまして攻撃が来ます。>
「んなコト!言われなくてもわかってるってんだよ!」
突き出した両手の掌からバカスカとビームをぶっ放して来やがった。
射撃の狙いも中々に正確で、俺の“ディランザーク”を確りと捉えていやがる。
そんな金メッキ塗装の“キュベレイ”がぶっ放した中々に正確な射撃に対して、俺は“ディランザーク”の両脚をやや前方へと向けて足裏のスラスターを噴射。
足裏のスラスターを噴射するコトで機体に軽く制動を掛けて速度を落とし、速度が落ちた頃合いを見計らって今度は機体上部のスラスターを細かく噴射させてバカスカとぶっ放されたビームを回避。
ぶっ放されたビームを全て回避し終える直前に…
「ダメージが入らなくても牽制程度にはなれってんだよ!!!」
“ディランザーク”の右手に持ったビームライフルを連射。
牽制目的でノーダメージ覚悟でぶっ放したビームライフルだったが、金メッキ塗装の“キュベレイ”は俺のぶっ放したその牽制目的のビームを避ける素振りすら見せずに強引に突っ込んで来やがった。
「チッ!」
ノーダメージ覚悟でぶっ放した牽制射撃のビームライフルだったが、ソレが牽制にすらならなかったコトに俺は思わず舌打ちを1つ。
ってか今日は舌打ちが多いな。
こんなんだから穂乃果たちに毎回毎回“チンピラ”だなんて言われちまうんだろな。
そんなコトを考えているうちに、金メッキ塗装の“キュベレイ”は“ディランザーク”に向けてさらに接近して来やがっていた。
そしてある程度の距離…レンジ的にはミドルレンジってトコか?…まで近付いて来ると、まるでカマキリの腹みてぇーに独特なフォルムの尻尾?から、無数のファンネルを射出して来やがった。
“キュベレイ”って言ったらやっぱりファンネルだよな。
周囲の戦闘光をキラキラと反射させ、まるで輝きながら金メッキ塗装の“キュベレイ”の周囲へと展開されて行くファンネルたち。
つーかご丁寧にファンネルまで金メッキ塗装かよ。
随分と手の込んだ作り込みだな。
ファンネルまで金ピカ金メッキ塗装ってコトはとーぜん…
<また弾かれましたね。>
「だな。」
ファンネルにもビームコートが施されているってワケだな。
金メッキ塗装の“キュベレイ”から展開された金ピカファンネルへとビームライフルぶっ放してみたが、金ピカファンネルに直撃したビームは普通に弾かれちまった。
やっぱりクソ面倒クセェ。
こうなると実弾や実体剣系の物理攻撃が出来る武装を積んで来ておけば良かったって思ってちまうな。
“ディランザーク”の素体になってる“ディランザ”系で言えば、“ラウダ専用ディランザ”の持っていたクソバカデケェ斧でも積んで来れば良かったって感じか?
アレならビームコートなんか関係無く物理耐性系の防御アビリティがねぇヤツなら、1発盛大にぶちかましてやれば大抵はぶっ壊せるだろうからよ。
うん。
今度コイツで…“ディランザーク”で出撃する時はあのクソバカデケェ斧を“武装領域(ウェポン・ストレージ)”の中にぶち込んでおくとするか。
けどまぁ残念ながら今日はそんなクソバカデケェ斧みてぇーな質量攻撃出来る武装は積んでねぇ。
なら…
「組み付いてバキバキに折り畳んでやるだけだ!!!」
いわゆるサブミッションってヤツだな。
たぶん。
いや、ぶっちゃけサブミッションとか良く知らねぇーけど。
<組み付いてバキバキに折り畳むなんて、実にマスターらしい原始的でチンピラ的な判断ですね。>
「うっさいわ!ボケ!!!」
そもそも組み付いてバキバキに折り畳んでやるのが原始的でチンピラ的なら、格闘戦主体にしてる連中は全員が原始的でチンピラ的になっちまうだろ。
格闘戦前提のモビルファイター系は特に。
アイツらは殴る蹴るは当たり前で、関節技やら投げ技やらも石破ラブラブ天驚拳やら平然と使って来やがるからな。
肘打ち!裏拳!正拳突きぃぃぃ!とか言いながら蹴りをぶちかまして来やがるし。
いや、ソコは殴れよ。
「まぁいいさ。うっし!接近して格闘戦を仕掛けるぞ!」
<ならば“soar”を使いますか?単発ならば本機でも使用可能ですので。>
「おうよ!一気に懐に潜り込んでバキバキにしてやるぞ!」
<了解しました。>
この“ディランザーク”でもスラスターを駆使して発動させる単発の“soar”なら普通に使える。
脚周りの強度は上げてあるから、無茶な連続発動さえしなければ問題はねぇーハズだ。
流石に“soar”を連発する“Rrapid acceleration(ラピッドアクセラレーション)”は脚部に負担が掛かり過ぎて使えねぇーけど。
一応は脚がぶっ壊れる前提なら“Rrapid acceleration”も使えなくもないんだけどな。
まぁ、んなワケだから…
「“Accel”!!!」
“soar”で一気にぶっ飛んで格闘戦と洒落込むとしますか!
足裏のスラスターを数度最大噴射。
合わせて背中のバーニアも最大噴射。
ドン!と言う爆発音にも似たような音が辺りに鳴り響くと同時に、視界が一気に加速して行きやがる。
“soar”の超加速が始まったってコトだな。
そんな“soar”の超加速が始まったのも束の間、あっという間に俺の“ディランザーク”は金メッキ塗装の“キュベレイ”へと肉薄していた。
「この距離なら!!!」
<拳の出番ですね。>
「オラァァァァァ!!!」
“soar”の超加速が終わり金メッキ塗装の“キュベレイ”の眼前にたどり着いた俺は、右手に持っていたビームライフルを手放して拳を握ると、そのまま目の前の金メッキ塗装の“キュベレイ”の顔面へと叩き付けてやったんだ。
グシャ、っと顔面が潰れるのがメインモニターに映し出され、ようやくビームが弾かれてまくって鬱屈としていた気分が晴れて行きやがる。
潰れた顔面を見るに、どうやらこの金メッキ塗装の“キュベレイ”はビームに対する耐性が高い代わりに物理耐性は低いみてぇーだな。
なら…!
「折り畳むのは止めだ!代わりにボコボコにしてやんよ!!!」
殴って!蹴って!撲殺してやんよ!!!
続けざまに拳を潰れた顔面へと1発。
さらに脇腹の辺りに蹴りを1発。
金メッキ塗装の“キュベレイ”は、2発目の顔面へと拳で顔面は完全に潰れ、脇腹への蹴りで胴体が“く”の字に折れ曲がっちまった。
“ディランザーク”の脚は普通のMSに比べてかなり太い。
そんな太い脚から繰り出された蹴りは物理耐性の低い金メッキ塗装の“キュベレイ”には随分と良いダメージが入っちまったみてぇーだな。
この様子ならあともう1発殴れば墜とせるな。
そう思った矢先、ボロボロになって瀕死の金メッキ塗装の“キュベレイ”が反撃して来やがった。
<ご覧の通り敵機のオールレンジ兵装に囲まれました。私としては回避を強く推奨します。>
「チッ!」
金メッキ塗装の“キュベレイ”はボロボロの瀕死のクセに、さっき“soar”で接近する前に展開させていたファンネルを呼び戻して、俺の“ディランザーク”の周辺に配置させやがった。
2発のパンチと1発の蹴りで金メッキ塗装の“キュベレイ”はもうマトモに動かねぇーだろうが、子機であるファンネルは別ってコトだな。
このままなら“ディランザーク”の周囲に配置された金ピカファンネルの一斉射でフルボッコってワケだ。
アイリの言うように、この状況ならさっさと回避行動に移った方が良いんだろうが…
「ヤられる前にヤっちまえってなぁ!!!」
俺はあえてアイリの推奨する回避を選ばなかった。
「“Accel”!!!」
回避の代わりに俺が選んだ選択は“soar”での突撃。
金ピカファンネルがビームをぶっ放すよりも先に、大元である金メッキ塗装の“キュベレイ”を叩き潰してヤるって塩梅だ。
“soar”の発動と共に俺は“ディランザーク”の右肩側の円形シールドを前方へと向けて体当たりの体制を取る。
そのまま“soar”の超加速で金メッキ塗装の“キュベレイ”へと突撃。
いつも使ってる本来の相棒の“ザク・リヴァイブ”なら、機体の強度的に“soar”を発動させての体当たりなんてやらねぇーんだが、今回使ってる臨時相棒の“ディランザーク”ならば“soar”での体当たりをぶちかましても強度的には問題ねぇ。
んなワケだから…!
「ぶち壊れちまえってんだ!!!」
全速力を越えた“soar”の超加速での全身全霊の体当たり!
コイツでぶっ壊す!!!
“soar”の超加速そのままに右肩側の円形シールドから突っ込んだ俺の“ディランザーク”は、一瞬で金メッキ塗装の“キュベレイ”へとたどり着き勢いそのままに体当たりを敢行。
こちらの超加速に金メッキ塗装の“キュベレイ”はこれっぽっち対応出来ちゃいねぇ。
まぁ“soar”の超加速に対応出来るヤツは早々いねぇーから仕方ねぇーよな。
中には直感やら野生の感やら長年の経験やらで“soar”に対応しちまう連中もいるのが怖いっちゃ怖いんだよな。
それは取りあえず置いといて。
そんな“soar”からの体当たりに対応出来ねぇーでマトモにぶちかましを喰らっちまった金メッキ塗装の“キュベレイ”は、ぐしゃりと機体全身を潰されてその動きを止めてやがった。
同時に俺の“ディランザーク”を取り囲んで今にもビームを発射させようとしていた金ピカファンネルも、その動きを止めて宇宙空間を漂っていやがる。
有効打を狙える武装が無かったから相性的には良くはなかったが、無ければ無いでなんとかなるってモンだな。
ちなみに“soar”からの体当たりをぶちかましたにも関わらず、“ディランザーク”には装甲に多少傷が付いてる程度で目立った損傷はねぇーみてぇーだ。
流石はジェターク社の重MSってワケだな。
さて…1番厄介そうなヤツはぶちのめした。
さっさと残りのモブ太に群がってる他の連中を片付けるとしますかってな。
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。
次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。
皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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