ガンプライブ! ~School Gunpla Project~   作:Qooオレンジ

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皆様。本日もご覧いただきありがとうございます。

夏で暑いQooオレンジでございます。
暑いのは苦手です…。












今回も閑話となります。












それでは 閑話「音ノ木坂の三馬鹿烏⑨」 始まります。





















閑話「音ノ木坂の三馬鹿烏⑨」

あーだこーだと騒ぎながらも次の獲物を求めて移動するコト数分。

 

「おーおー。こりゃまた随分と派手にやってやがるなぁ。」

 

派手な戦闘光に引き寄せられて行ってみると、ソコには今回のバトルに参加している連中が無限に湧いて来てるんじゃね?って思えるくらいには大量に湧いて来ていやがっている“ハイ・モック”を相手に大暴れしていやがった。

 

〚これだけ色とりどりのガンプラが居ると、まさに水星の魔女に登場したMSの見本市と言った具合でござるなぁ。〛

 

「だな。けどこうして見るとやっぱりエアリアル系の機体が多いな。」

 

移動中に速度差のせいでやや遅れちまったモブ太が追い付くのを待っている間、俺とシチローは2人で戦闘宙域から少し離れた地点で今回のバトルに参加している連中が使用している機体をなんとなく眺めていたんだ。

 

水星の魔女に登場したMSでガンプラになっているヤツは、宇宙世紀系のモノ…いわゆるHGUC(最近の宇宙世紀系キットだとただ単にHG表記なんだよな)に比べたらどうしても数は少なくはなっているが、それでもそれなりには数がある。

 

そんな水星の魔女のキットの中でもやっぱりと言うべきか当然と言うべきか、主役機だった“ガンダムエアリアル”(改修型含む)が1番人気っぽいみてぇーで、参加者たちの使用率がダントツで高いみてぇーだな。

 

まぁ“ガンダムエアリアル”はクソ転売ヤーも驚く程度には再販頻度が高かったから入手機会が多かった…ってのもあるんだけろーけど。

 

そんな“ガンダムエアリアル”の次点で使用率が高いのは、物語の最終盤で主人公のスレッタが搭乗した“ガンダムキャリバーン”や、一時期はグエルの乗機になるんじゃね?って思われていた“ガンダムシュバルゼッテ”辺りの使用率がそこそこ高いっぽい。

 

逆(?)に使用率が低いのは“ミカエリス”辺りか?

 

“ミカエリス”は本編での活躍もなんか微妙だったからなぁ…。

 

あとは現状で棚の守護者になっちまっている“デミバーディング”もあんまり使われてねぇーな。

 

個人的には“ミカエリス”はともかく、“デミバーディング”はゴツめでマッシブな上半身がカッコいいと思うんだけどなぁ…。

 

“デミバーディング”は下半身さえもう少しゴツけりゃ俺的好みのど真ん中って感じだったんだよな。

 

まぁそこら辺はミキシングやカスタム次第ってトコか。

 

後でヒマな時にでも“デミバーディング”を弄ってみようかな?

 

“デミバーディング”の下半身をミキシングするとしたら…そうだな…。

 

“ガンダムルブリス・ウル”とかゴツくて合いそうかも?

 

ちなみに俺が今回臨時愛機として使っている“ディランザーク(重装型)”のベース機である“ディランザ”や、シチローの“ダリルバイン”のベース機である“ダリルバルデ”の使用率もそこそこ高かったりしていやがる。

 

やっぱりアレだな。

 

“ディランザ”や“ダリルバルデ”は水星の魔女本編で主人公のスレッタよりも主人公ムーブしまくって、いつの間にか屈指の人気キャラになったグエル・ジェタークが使った機体ってコトで人気が割と高いんだろーな。

 

まぁ単純に良デザインってのもあるんだろーけど。

 

〚それで?どーするんだ?あの大◯闘スマッシュブラザーズ的にくんずほぐれずの大乱闘してるトコに突撃するのか?〛

 

呑気に色々な水星機体が大暴れしている戦闘宙域をやや離れた場所から見ていたら、ようやくおら追い付いて来たモブ太のヤツが突撃するのか?って俺とシチローに聞いて来やがった。

 

「うーん…そうだなぁ…。」

 

あの大乱闘宙域に突撃しても俺としては問題はねぇーけど、モブ太のヤツにはアレだけくんずほぐれず大乱闘してる戦闘宙域に突撃するってのはちょいと厳しいかもしれねぇ。

 

〚モブ太殿はあの大乱闘真っ最中の宙域に突撃するのは流石に不味いのではござらんか?回避は問題はないでござろうが、知覚外からの攻撃や流れ弾に当たって…とかで何となくでアッサリと墜ちそうでござるよ?〛

 

シチローのヤツも俺と同じコトを思ったらしく、モブ太には厳しくねぇーか?って言ってきた。

 

〚イヤイヤイヤ!大丈夫だし!俺なら無双確定だし!何なら俺1人アソコの連中を全滅させれるし!!!〛

 

「ソレは流石にムリだろ。」

〚ソレは流石にムリでござるよ。〛

 

モブ太の言葉に俺とシチローはほぼ同じタイミングで“ソレは流石にムリ”と揃って言っちまった。

 

普通に考えてほぼ素人のモブ太が一人でもアソコの連中を全滅させるなんてムリってもんだよな?

 

〚ムリじゃねぇーし!イケるイケるって!よゆーしょ!!!〛

 

俺とシチローの言葉に対してモブ太のヤツはそう言うが、実際には奇跡に奇跡が重なりでもしねぇーとまぁムリだろーな。

 

ニュータイプに覚醒するとかXラウンダーに覚醒するとかイノベイターに覚醒するとか実はスーパーコーディネイターだったとか実はアコードだったとかすればワンチャン?ってトコか?

 

そもそもコイツ、練習でビームライフルとビームサーベルは使えようにはなったけど、何でか知らねぇがエアリアルの最大の武装であるガンビット(エスカッシャン?)が使えねぇーし。

 

いや、正確にはモブ太のヤツも一応はガンビットを使えはするんだよ。

 

使えはするんだけど、モブ太のヤツは何故か自分が展開したガンビットがぶっ放したビームに自分から当たりに行くんだよ。

 

ここで少しガンプラバトルのビット系武装について触れておくと、基本的にはビットやファンネル系の武装は機体本体から射出して周囲に展開させると、以降はサポートAIが制御してターゲットに対してオートで攻撃してくれるんだ。

 

もちろんマニュアル操作も使う言葉も出来るが、ビット系の武装のマニュアル操作ってヤツは超が付く程度にはクソめんどいんだよ。

 

だから一部の変態を除けば、ほとんどのヤツがビット系武装はオートで使っている。

 

で、元の話に戻るが、そんなオート攻撃のビット系武装なんだが、モブ太のヤツはそのサポートAIが制御するオート攻撃の射線上に自分から突っ込んで行っちまうんだ。

 

サポートAIも当然無能じゃねぇーから、自機に当たらねぇーように自機の機動を予測してビット系武装で敵機に攻撃してるんだが、モブ太のヤツはそのサポートAIの予測を超えて射線上に出ちまう。

 

それも毎回、ほぼ必ず。

 

モブ太のヤツのこの習性(?)をアレコレと検証していた時に、ここまで徹底して自機のビットの攻撃に当たりに行けるってのはなんって言うが逆に特技って言っても良いレベルだよなぁ…って思っちまったな。

 

そんなワケでガンビットが使えねぇーから“ガンダムエアリアル”の性能を100%引き出せねぇモブ太じゃ、アレだけ大乱闘している宙域に突撃…なんてコトをしちまったらヤベェってコトだな。

 

せめてモブ太のヤツが多少なりともマトモにガンビットを使えりゃなぁ…。

 

〚あの大乱闘宙域のポイントは非常に惜しいでござるが、そのポイント欲しさにここで無理を通して突撃してモブ太殿がヤラれてしまっては元も子もないでござるよ。〛

 

〚だから大丈夫だって言ってるだろー!〛

 

〚確実に大丈夫ではないでござろう…。ルカミ殿もそう思うでござるよな?〛

 

「あー、うん。だな。」

 

シチローの言うように敵機を倒してポイントを稼ぐ形式のバトルで、敵機が密集して大乱闘してるトコを見逃すってのはちょいとどころじゃなく痛ぇーけど、無理を通して突撃して味方がヤラれちまっちゃ本末転倒ってヤツだ。

 

そうなるとあの大乱闘宙域の連中を全滅させた時よりも多くのポイントを稼ぐ方法を探さなきゃならねぇ。

 

この手のポイントマッチで敵機を倒す以外の方法でポイントを稼ぐ方法は一つ。

 

バトル毎に事前に指定されているミッションを達成する…ってヤツだ。

 

例えば◯◯を撃墜するとかの特定の敵機を倒す…とか。

 

中にはミッションを達成すると一気に大量のポイントが手に入る一発逆転的なミッションもあるんだ。

 

今回の場合、その一発逆転的に一気に大量のポイントが稼げるミッションは…

 

「“クワイエット・ゼロ”の攻略。」

 

だな。

 

今回のバトルのモデル(?)になっているのは、水星の魔女の物語最終盤の“クワイエット・ゼロ攻略戦”。

 

ってコトは“クワイエット・ゼロ”を攻略するってのがこの水星の最終盤を模したバトルでの最終目標ってヤツだな。

 

その最終目標である“クワイエット・ゼロ”を攻略しちまうってのがこのバトルでの一発逆転ミッションで、ミッション達成で一気にトップに躍り出れる程度には大量のポイントが手に入る。

 

〚“クワイエット・ゼロ”を攻略するって…そっちの方がムリそうじゃね?要塞(?)攻略とか超ムズそうなんだけど?〛

 

「んにゃ。そーでもねぇーぞ?“クワイエット・ゼロ”の攻略なら最悪モブ太がヤラれても、ぶっちゃけ俺とシチローの2人でなんとか出来るからな。」

 

数を倒さなきゃならねぇ敵機の撃墜でチマチマとポイントを稼ぐ場合なら当然味方は1機でも多い方が良いが、“クワイエット・ゼロ”のような要塞を攻略するには少数でも問題はねぇ。

 

内部に入って中枢部をぶっ壊せばいいだけだからな。

 

〚俺がヤラれてもって…いやいやいや!だから俺!ヤラれねーから!!!〛

 

〚とか言いながらこの前は園田殿の超長距離狙撃であっけなくあぽーんされたクセにでござるよ。〛

 

〚あんな狙撃を対処出来るかよ!!!〛

 

ソコはちょいと同意しちまうな。

 

海未さんのアレはちょっと…んにゃ、かなりヤベェーからな。

 

まさに針の穴を通す狙撃ってヤツだからよ。

 

それはともかく。

 

「ここでただグダグダしてるってのも時間がクソ勿体ねぇ。オラ!覚悟キメてさっさと行くぞ!」

 

〚りょ!でござるよ。〛

〚うぇーい…。〛

 

こうして俺たちは一発逆転的に大量のポイントを求めて“クワイエット・ゼロ”を攻略するコトにしたんだ。

 

はてさて…どーなるコトやら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の大会に参加している参加者とモブの“ハイ・モック”が大◯闘スマッシュブラザーズ的な大乱闘を繰り広げる戦闘宙域をまるっと無視して移動するコト数分…ってなんか今回の冒頭と同じ流れだな…まぁいいや。

 

俺たちは“ハイ・モック”との遭遇戦を何回か繰り返して、ようやく遠目に“クワイエット・ゼロ”が見える宙域までやって来たんだ。

 

〚で、デケェな…。〛

 

「そりゃ要塞だからな。デカくなくてどーすんだ?って話だ。」

 

要塞って言ったけど、あの“クワイエット・ゼロ”って要塞でいいのか?

 

まぁ便宜上、取りあえずは要塞って言っておくか。

 

〚デカくなくてどーすんだ?って言うけどよぉ……〛

 

「なんだ?怖気付いたのか?」

 

〚お、怖気付いてなんてねぇーし!!!〛

 

「はいはい。」

 

まぁ確かにあのデカさだ。

 

ガンプラバトルほぼ初心者のモブ太のヤツが怖気付いたってしゃーねぇーよな。

 

けど“クワイエット・ゼロ”はガチ戦闘用の要塞じゃねぇーだけまだマシではあるんだけどな。

 

〚それで?あのデカブツをどーやって墜とすんだよ?核爆弾みてーなヤベェーヤツを使うのか?〛

 

〚オーラバ◯ラーの“ダリルバイン”にはそんな環境に悪い兵器は搭載しておらんでござる。〛

 

「超火力のロマン武装はキライじゃねぇーけど核なんてヤベェーモンは積んでねぇーなぁ。」

核なんて物騒なモンを積んでるのは“試作2号機”くらいだろ。

 

∀もワンチャン積んでるか?

 

〚ならどーやってあのデカいのを墜とすんだよ…。〛

 

やっぱりモブ太のヤツ、あのデカさにビビってやがるな。

 

下手に突っ込むのもアレだから、ここは突っ込まねぇーでおいてやるか。

 

〚デカいならデカいなりにやりようがござろう。そうでござるよな?ナルカミ殿?〛

 

「おうよ。一寸法師的にな。」

 

〚一寸法師…?〛

 

「おう。一寸法師だ。」

 

流石にモブ太でも一寸法師は知ってるよな?

 

ネグレクト上等!で育児放置された挙げ句に棄てられた俺でも知ってるんだ。

 

普通の家庭で普通に育てられたコイツなら一寸法師くらい知ってて当然だろ。

 

いや、でも穂乃果みてぇーに頭穂乃果なアホ乃果だったら、一寸法師ってなーに?おいしいの?って展開もワンチャン…。

 

〚一寸法師…一寸法師…一寸法師………あっ!そーゆーコトか!!!〛

 

俺が何となーくコイツが頭穂乃果だったらどーしよ?って思っていると、モブ太のヤツは一寸法師と繰り返し呟いてようやく俺の一寸法師的なって発言の意図を理解してくれたみてぇーだ。

 

〚外側からがダメなら内側から!そーゆーコトだよな!!!〛

 

「おう。正解だ。」

 

古今東西、デケェヤツをどーにかするのには内側から攻めるに限るってワケだ。

 

「モブ太も理解してくれたみてぇーだから、サクサクと行くとしますか。」

 

〚ござるござる♪〛

 

〚よっしゃー!やってやるぜー!!!〛

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。


プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。




次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。



皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。

それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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どうかお気軽にお声掛け下さい。
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