ガンプライブ! ~School Gunpla Project~   作:Qooオレンジ

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皆様。本日もご覧いただきありがとうございます。

お盆休みに何も出来なかったQooオレンジでございます。
少しだけでも書き溜めておきたかったのですが…。













今回も閑話となります。












それでは 閑話「音ノ木坂の三馬鹿烏⑪」 始まります。




















閑話「音ノ木坂の三馬鹿烏⑪」

“クワイエットガンダム・ゼロ”

 

唐突に変形しやがって暴れ出したかつての巨大要塞(?)を遠目で見ながら、俺はなんて言うか、そう…宇宙ネコ?っぽい感じでボケーっとしちまっていた。

 

イヤ、だってそうだろ?

 

目の前で攻略寸前だったバカデカい宇宙要塞(?)がいきなりガシャーン!シャキーン!って謎の変形をして気付けばいつの間にかなんかガンダムっぽくなっちまってたんだぞ?

 

今まで“ハイ・モック”のクセにクソデカい図体してやがる“ギガ・モック”とか、やっぱりクソデカい某宇宙戦争の映画に出て来やがる超ド級機動要塞とか、そこら辺のとにかくクソデカい系のアホなヤツと戦ったコトは何度もあるが、要塞(?)が変形してガンダムっぽくなったなんてトンデモな事態は何気に初めてなんだよな。

 

ガンプラバトルの運営って多忙過ぎるせいか割に狂ってる連中が多いから、アホな事態に遭遇するのは慣れているつもりだったんだけど………まだまだ認識が甘かったなーと思っちまったよ。

 

兎にも角にも…あのクソデカいデカブツ…“クワイエットガンダム・ゼロ”?だっけか?

 

どーしましょ?って感じだなぁ…。

 

アレ、機体名(機体?)の最後に“ゼロ”って入ってるから、“ゼロシステム”とか搭載されていたり。

 

イヤ、まぁ例え“ゼロシステム”が搭載されていたとしても、多分アレってAI制御のNPCだよな?

 

なら未来予知的な演算をされたとしても……あ、やっぱりウソ。

 

脳が破壊されないからAI制御のNPCの方が“ゼロシステム”を使いこなせそうな…?

 

こっちのアレコレを演算して完全回避やら後の先を取られて必中で反撃やら…とか平然とやって来そうだな。

 

〈マスター。アホ面晒して思案中に誠に申し訳ありませんが、あの巨体相手に勇猛果敢に攻撃するにしても恥も外聞もなく惨めに尻尾を巻いて泣きながら逃げ出すにしても、とりまさっさとアレに対する行動方針を決めてはいただけませんか?〉

 

未だに無限湧きして来やがっている“ハイ・モック”をビームバチルサンで片手間に適当に蹂躙しながら“イヤもうアレどーすんべ?”と謎の方言を交えながら思考を巡らせていると、アイリのヤツがさっさとアレをどーするのか行動方針を示せって言って来やがった。

 

ってか恥も外聞もなく惨めに尻尾を巻いて泣きながら逃げ出すとか言われちまったら、こりゃもう撤退するなんて選択肢は取れねぇーよなぁ…。

 

もちろんアイリのヤツの言葉はあのデカブツ相手にちょっとだけ気後れしそうになっていた俺に対しての挑発を交えた発破なんだろうけど。

 

そんなアイリのヤツのあきらかな挑発混じりの発破に対して、俺は当然だが乗ってやるコトにしてやった。

 

だってそうだろ?

 

相棒にここまで言われちまったら、アレを放置して撤退するだなんてコトは出来やしねぇ。

 

それにあのデカブツ…“クワイエットガンダム・ゼロ”の中にはまだ俺のダチが居やがる。

 

ダチを置いて俺だけ撤退するだなんて、んなダセェ事はしたくはねぇーし出来ねぇーってワケだ。

 

だから…

 

「あのデカブツを徹底的にぶっ壊すぞ!相棒!!!」

 

〈実に結構な返答です。それでこそ我が敬愛するクソマスターです。それでは…メインターゲットを敵超大型機動兵器“クワイエットガンダム・ゼロ”に設定します。〉

 

「おうよ!!!」

 

ヤッてやろうじゃねぇーかってんだよ!

 

当然、アイリに尻尾を巻いて逃げ出しますか?と煽られた俺が取るべき選択肢はあのデカブツをぶっ壊す。

 

それ以外でもそれ以下でもねぇ。

 

問題があるとするならば、今の手持ちの武装がビームバチルサン1本だけってトコか。

 

ビームバチルサンが1本だけであのクソデカい“クワイエットガンダム・ゼロ”をぶっ壊すってのは、果物ナイフでクソバカデカいクジラを仕留めろって感じだろ。

 

まぁとは言え、さっきも言ったがこの状況で尻尾を巻いて逃げるなんてクソダセェ事はしたくはねぇーから、唯一の手持ちのビームバチルサンで何とかするしかねぇーか。

 

あー、そう言えば“ディランザーク(高機動型)”の胸部に一応はビームバルカンが内蔵されていたな。

 

一応は搭載されているってだけでアレだけクソデカいデカブツが相手だと、ビームバルカン程度じゃ焼け石に水だけど。

 

「そう言えば…」

 

アレの…元“クワイエット・ゼロ”で現“クワイエットガンダム・ゼロ”の中に突入したモブ太とシチローの2人はどーなったんだろ?

 

ミッションが更新されたってコトは多分だが、あの2人が“クワイエット・ゼロ”の内部に突入して中心部をぶっ壊したり何かしらのアクションを起こしたってコトだろーけど。

 

うーん…ワンチャン、アレの中に居る2人と通信出来ねぇーもんかな?

 

古今東西のデカブツ退治の定番としては一寸法師的に内部からの破壊がテッパンだから、アレの中に居るであろうダチ2人と連絡が取れれば攻略も案外と簡単に行けそうな気がするんだが…。

 

“クワイエットガンダム・ゼロ”の内部に居るであろうダチ2人と何とか通信出来ねぇーかな?と、やっぱり無限湧き状態の“ハイ・モック”を相変わらず片手間に片付けながら考えていると、変形が完了してからずっとただ静かに佇んでいるだけだったデカブツに動き出す気配が見られたんだ。

 

ぬぼーっとただ棒立ち(宇宙なのに棒立ちとはこれ如何に?)だった“クワイエットガンダム・ゼロ”は、機体のあちこちのスラスターを噴射させながらゆっくりとこちらへとそのバカデカい身体を向けて…

 

〈敵超大型機動兵器内部に高エネルギー反応を確認。この数値は…割とヤバめな感じですね。〉

 

その巨大な頭部に見るからに剣呑な光を宿し始がった。

 

「おいまでアイリ!割とヤバめってなんだよ!割とヤバめって!お前!電子精霊なら電子精霊らしくもっとこうわかりやすく言いやがれってんだ!!!」

 

アイリのヤツ!電子精霊のクセに割とヤバめとか微妙な表現の報告ぶっ込みやがって!!!

 

〈もっとわかりやすくですか?その必要があるのか甚だ疑問なのですが?そもそもアレだけの巨体のヤバめな高エネルギー反応と言う時点で、こちらが当たれば確定で撃墜になるのは考えるまでもないのですが。〉

 

「イヤ、まぁそりゃそうなんだろうけどよ…。」

 

〈それにこんなくだらないやり取りをしているヒマがあると我がクソマスターはお思いですか?私が割とヤバめな感じですと報告している時点で割とヤバめなのです。さっさと退避行動に移行して下さい。〉

 

「チッ!あー!ハイハイハイハイ!わかってるっての!!!」

 

なんだかんだまたアイリのヤツに言い包められる感じで会話を終えた俺は、フットペダルを踏み込んで推力全開のマシマシでアレから離れるべく“ディランザーク(高機動型)”を移動させ始めた。

 

「ってかそもそもアレって何なんだよ!水星系で頭部からぶっ放す系のヤツってなんかあったか!?」

未だに頭部にヤバめな光を宿し続けている“クワイエットガンダム・ゼロ”の姿を見ながら、俺は“水星の魔女”に登場した機体や兵器の中で頭部からぶっ放す系の武装を持ったヤツが居たか?と思考を巡らす。

 

思考を巡らすと同時に思わず口にでた愚痴っぽい言葉に対して、律儀にもアイリのヤツが返答してくれやがった。

 

〈頭部に何かしらの兵装が搭載された機体は“水星の魔女”には登場しなかったと思いますが?〉

 

「だよな!だよな!いねぇーよな!いなかったよな!!!」

 

アイリの言うように“水星の魔女”には頭部に何かしらの兵装が搭載された機体は居なかったハズだ。

 

となると…アレは“水星の魔女”以外の作品から移植(?)された武装ってコトになりやがる。

 

“水星の魔女”のガンプラ限定大会のクセに運営の方が“水星の魔女”以外の作品からヤバめな兵器を引っ張っ来たって、ぶっちゃけるとそれって何だかなぁ…って感じだよな。

 

それはさておき。

 

まだ“クワイエットガンダム・ゼロ”の頭部にはヤバめな光が継続して集束され続けていやがる。

発射までまだ少し時間が掛かるっぽいな。

 

“ディランザーク(高機動型)”をかっ飛ばしながらまだ余裕が少しはあるコトを確認した俺は、ここで“クワイエットガンダム・ゼロ”の頭部に搭載されているであろう“水星の魔女”以外の作品から持って来られた武装について考察するコトにした。

 

考察って言っちゃいるが、ぶっちゃけそこまでは崇高なモンじゃねぇーけどな。

 

それで、だ。

 

全てのガンダム作品の中で頭部に搭載されている武装で一番有名なヤツ言えば、後にも先にもやっぱり“ZZガンダム”の“ハイ・メガ・キャノン”だろうな。

 

“ZZガンダム”の代名詞とも言えるこのヤバい威力のメガ粒子砲って、確かコロニーレーザーの20%位の威力があるとか無いとか…。

 

コロニーレーザーの20%位の威力って普通にヤベェよな…。

 

“ZZガンダム”の“ハイ・メガ・キャノン”以外で頭部に搭載されている系の武装って言えば、最近(2024年8月頃)だとやっぱりアレしかねぇーよな。

 

核ミサイルが平然と空と宇宙を飛び交い、条約禁止兵器を“ナニソレ美味しいの?”とばかりに使いまくる民度最悪の世紀末修羅世界“コズミック・イラ”で爆誕しやがった最新(2024年8月頃)にして最悪の超兵器…“マイティ・ストライクフリダームガンダム”の“ディスラプター”。

 

“ZZガンダム”の“ハイ・メガ・キャノン”もコロニーレーザーの20%位の威力ってかなりヤバい威力だが、世紀末の修羅世界で爆誕しやがった“マイティス・トライクフリダームガンダム”の“ディスラプター”はさらにその上を行きやがるクソヤバい威力を持ってやがる。

 

何せ作中の設定では“フェイズシフト装甲”を始めとした“コズミック・イラ”に存在する全ての防御システムを無視して、当たれば文字通りに必殺なクソヤベェ超兵器だからな。

 

ちょっと前に話した“ブックナイト・スコード”系列の機体に搭載されているビーム無効の“フェムテク装甲”ですらぶち抜けるとかクソチート過ぎるってんだよ。

 

ガンプラバトルだと流石に全防御アビリティ完全無視とかぶっちぎりのクソチート性能ではねぇーけど、それでもほとんどの防御アビリティを貫通、もしくは軽減値を緩和して確実にダメージを与えられる程度にはクソチート性能だったりしてやがる。

 

これ以上のチート性能を持つ武装って言えば、あとは“Gセルフ(パーフェクトパック)”の“フォトントルピード”くらいしか思い付かねぇーよ。

 

“ZZガンダム”の“ハイ・メガ・キャノン”。

 

“マイティ・ストライクフリーダムガンダム”の“ディスラプター”。

 

この2つがガンダム作品での中でもぶっちぎりで有名でやっぱりぶっちぎりでヤバい威力を持ってやがる頭部搭載の超兵器ってトコだな。

 

重箱の隅をつつく感じで細かいトコまで網羅すると切りがねぇーから、ザクIIIの頭部(口?)に搭載されているビーム砲とかのそこら辺のヤツはハブいとくから悪しからず。

 

ってか…

 

「“ハイ・メガ・キャノン”でも“ディスラプター”でも!どっちにしろアレだけクソデカいヤツからぶっ放されたらクソヤバいコトにはクソ変わりねぇーじゃねぇーが!!!チクショー!!!」

 

大は小を兼ねるとは良く言うけど、デカければデカいだけ威力は上がるんだよなぁ…。

 

俺が改めてヤバい状況に慄きながら全速力で退避しまくっていると、アイリのヤツが追加で報告をあげて来やがったんだ。

 

〈ご報告いたします。解析の結果、幸いなコトに今から発射されようとしている敵超大型機動兵器“クワイエットガンダム・ゼロ”の頭部のアレはどうやらただのヤバい威力のビーム砲のようですね。良かったですね。“ディスラプター”ではなくて。〉

 

「イヤ、ほんっとソレだな!“ディスラプター”じゃなくてマジで良かった…ってオイ!待て!ただのヤバい威力のビーム砲ってそれってつまりは“ハイ・メガ・キャノン”と変わらねぇーってコトじゃねぇーか!!!」

 

だってほら、“ZZガンダム”の“ハイ・メガ・キャノン”って基本的にはヤバい威力のメガ粒子砲だし。

 

ヤバい威力のメガ粒子砲ってコトはヤバい威力のビームってコトだろ?

 

ならヤバい威力ってコトには変わりねぇーじゃねぇーか!!!

 

って!そもそもの話!

 

“ハイ・メガ・キャノン”だろーが“ディスラプター”だろーが、アレだけのデカさのクソデカブツのヤバい感じの高エネルギー反応からぶっ放されたらそれだけでヤベェーんだっての!!!

 

とにかく!!!

 

「今はさっさと退避だ!退避!!!」

 

〈肯定です。ですが少し遅かったかもしれません。敵超大型機動兵器の頭部よりクソヤバい粒子砲が発射されました。頑張って逃げて下さいね、マスター。〉

 

「ぬがぁぁぁ!!!クソがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。


プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。




次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。



皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。

それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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