ガンプライブ! ~School Gunpla Project~   作:Qooオレンジ

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皆様。本日もご覧いただきありがとうございます。

コロナの熱は下がりましたが未だにダルさと喉の痛みと咳が取れないQooオレンジでございます。
これ、どうやら1ヶ月は続くとかなんとか…。
コロナ、マジで怖い。












今回も閑話となります。












それでは 閑話「音ノ木坂の三馬鹿烏⑭」 始まります。





















閑話「音ノ木坂の三馬鹿烏⑭」

超大型機動兵器“クワイエットガンダム・ゼロ”の内部で戦っていたモブ太とシチローの2人と通信が繋がったコトで、ようやくこのデカブツを攻略する算段がついた前回。

 

どうやら大方の予想通り、内側のボス機体“エアリアル・モック”と外側のボスデカブツ機体“クワイエットガンダム・ゼロ”を同時に破壊すればこのデカブツを攻略したコトになるっぽい。

 

内と外で同時に撃破って手法は、この手のデカいヤツを倒す方法としては古くから使い倒された定番って感じだな。

 

けど変に捻くれた条件を指定されるよりはよっぽど楽で良い。

 

何せナニも考えずに同時に撃破するだけで良いんだからよ。

 

〈前方より“ハイ・モック”接近。数は5。また後方からも“ハイ・モック”が接近中です。こちらは合計16機程になります。〉

 

「チッ!取りあえず後ろは放置だ!早々こっちに追い付るハズがねぇ!進路上の“ハイ・モック”を優先して片付けるぞ!」

 

〈了解しました。〉

 

デカブツ…“クワイエットガンダム・ゼロ”を倒すために移動を続ける俺の“ディランザーク(高機動型)”目掛けて、この戦闘宙域に入ってからずっと無限湧き状態の“ハイ・モック”たちが殺到して来やがる。

 

相変わらず1機1機はただのクソザコで相手にするのもクソめんどいだけなんだが、それでもその圧倒的な数だけは無視出来ねぇ。

 

いざトドメだ!って時に大量に迫られたりしたら堪ったもんじゃねぇーっての。

 

だから取りあえずは最低限の進路上“ハイ・モック”を排除しつつ、俺は目標ポイントへ向かって“ディランザーク(高機動型)”をかっ飛ばす。

 

あぁ…そう言えば目標ポイントのコトを説明しちゃいなかったな。

 

俺が目指してるポイント、それはこデカブツ“クワイエットガンダム・ゼロ”の頭部。

 

そう、あのごんぶとビームをぶっ放しやがったこのデカブツの頭を目指して突き進んでいるんだよ。

 

ここまで説明すりゃ勘の良いヤツはもう俺がどーやってこのデカブツ“クワイエットガンダム・ゼロ”をぶっ倒そうとしてるかわかっちまったよな?

 

一応は説明しておくと、このデカブツにごんぶとビームをわざと撃たせて、ごんぶとビームが発射する瞬間を狙ってビームバチルサンをぶっ刺して溜まりに溜まった高エネルギーを暴発させるって方法を使うつもりだ。

 

コレも古くから使い倒された定番の戦法ってヤツだな。

 

定番過ぎて面白くもねぇー方法だが、定番ってコトは逆にそれだけ実績があるってコトだ。

 

下手に奇を衒って失敗するよりは全然良い。

 

〈マスター。前方より新手が接近中です。数は20。内1機は外見から判断して特殊個体と推定されます。〉

 

「あ?特殊個体?」

 

〈はい。サブモニターに該当機体の拡大画像を表示しますのでご確認を。〉

 

「おう。」

 

アイリのヤツがサブモニターに表示させた件の“特殊個体”の拡大画像。

 

それは…

 

「ん?ありゃエアリアル…それも初期型の方か?」

 

“ガンダムエアリアル”っぽい改造が施された“ハイ・モック”だった。

 

こりゃあれか?

 

モブ太とシチローのヤツがデカブツの中で戦ってるって言う“エアリアル・モック”ってヤツと同型機ってヤツか?

 

ってコトは…

 

「使いまわしかよ。」

 

〈使いまわしですね。〉

 

どーせなら“ガンダム・シュバルゼッテ”っぽい“シュバルゼッテ・モック(モック・シュバルゼッテ?)”とかエアリアルはエアリアルでも“ガンダムエアリアル改修型”の方の“エアリアル・モック(改修型)”とか、使いまわしじゃなくて新規の“ハイ・モック”にしてくれりゃ良かったモノを。

 

まぁ今回、俺たちが参加しているこの大会は非公式大会で使える予算もそこまで多くは無かったから、“エアリアル・モック”以外の新手のボス機体を用意出来なかったってオチだろーな。

 

ってか予算のほとんどはあのデカブツ…“クワイエットガンダム・ゼロ”に使っちまったんじゃねぇーのか?

 

“クワイエットガンダム・ゼロ”って何って言うか見るからに派手だもんなぁ…。

 

んなかなりどーでもいいコトを考えていると、前方から接近して来ていた“ハイ・モック”の集団は手にしたモックライフルをこちらへと構えて一斉にぶっ放し始めて来やがった。

 

そして“ハイ・モック”たちの攻撃に合わせる形で“ハイ・モック”を率いていた“エアリアル・モック”も攻撃を開始。

 

“エアリアル・モック”はビームライフルを撃ちながら、機体各部に取り付けてある小型のピットを切り離してこちらへ向けて差し向けて来やがった。

 

小型のビット…エアリアルのアレは確か“エスカッシャン”だったか?は、取り巻きの“ハイ・モック”がぶっ放し続けるモックライフルの弾丸の雨の中を縫うようにしてこちらへとヌルヌルと近付いて来やがる。

 

確かあの“エスカッシャン”の1基1基にエリクトのクローン?リブリチャイルド?の意識が宿っているって設定だったか。

 

宇宙世紀も結構非人道的な技術を使っていたが、水星の魔女も負けず劣らずな酷い技術を使ってやがるよな。

 

っと。

 

んなコトよりも今はこっちに迫って来てやがる“エスカッシャン”をどーにかしねぇーとな。

 

俺は“ハイ・モック”の集団のモックライフルの射撃を蛇行するように突き進みながら回避し、こちらへと迫り来る“エスカッシャン”の1基へと胸部のビームバルカンの標準を合わせる。

 

先頭の“エスカッシャン”に照準が合わさった瞬間にトリガー。

 

胸部から放たれたビームバルカンは“エスカッシャン”へと襲い掛かって行ったが、連続で発射されたビーム弾は“エスカッシャン”が展開した防御フィールドによって阻まれちまった。

 

「まぁ当然こーなるよな!」

 

防がれるコトは予め予想していた俺は、慌てるコトなくビームバルカンをぶっ放しながらスラスターを噴射させて機体を加速。

 

「けどなぁ!!!」

 

防御フィールドを展開させてビームバルカンを防いでいる“エスカッシャン”へと一気に近付き、ビームバチルサンを一閃。

 

ビームバルカンを防いでいた防御フィールド諸共、“エスカッシャン”の1基を切り裂いてやったんだ。

 

残り10基となった“エスカッシャン”は設定上なら姉妹がヤラれちまってちょっとは動揺してその動きを鈍らせようなモンなのに、んなコト関係ねぇーとばかりに一切動揺を見せずにこちらを取り囲む位置へと移動すると、一斉にビームをぶっ放して来やがった。

 

「んなモンなんかに当たってやれるかよってんだ!!!」

 

四方八方から放たれる“エスカッシャン”のビームを身を捻り紙一重で回避。

 

その際に無防備に近付いて来ていやがった“ハイ・モック”の1機の両腕をビームバチルサンを振るって切断してからその首根っこを掴んで確保。

 

そのまま首根っこを掴んだ“ハイ・モック”を“エスカッシャン”へと放り投げてビームに対する盾代わりにしてやる。

 

“エスカッシャン”は放り投げられた“ハイ・モック”に対して容赦なくビームを放ち続け、直ぐ様スクラップにしちまった。

 

せっかくの盾代わりが一瞬でスクラップにされちまったが、一瞬とは言え“ハイ・モック”は“エスカッシャン”のビームの弾幕を防いでくれた。

 

無惨に散って行った“ハイ・モック”には感謝だな。

 

盾代わりになってくれた“ハイ・モック”のお陰で一瞬だけ緩んだ弾幕。

 

そのスキを突いて俺は“ディランザーク(高機動型)”を加速させて、周囲を取り囲む“エスカッシャン”を無視して一気に“エアリアル・モック”へと駆け抜けた。

 

いちいち“エスカッシャン”を叩きながら進まなくても、大本である“エアリアル・モック”を叩けばその子機である“エスカッシャン”は止まる。

 

だから!

 

「本体を直接叩かせて貰う!!!」

 

普段乱発している“soar”の超加速とまでは行かないが、それなりな急加速で一気に“エアリアル・モック”へと肉薄した俺の“ディランザーク(高機動型)”は、スピードに乗ったまま手にしたビームバチルサンを胴体へと突き刺してやった。

 

胴体を貫かれた“エアリアル・モック”はビクリと震えるように身動ぎしたが、それも一瞬のコトですぐにぐったりと動かなくなった。

 

“エアリアル・モック”が動かなくなったと同時に、こちらを取り囲んでビームをぶっ放し続けていやがった“エスカッシャン”もその機能を停止。

 

〈タイマー、残り2分です。〉

 

別段苦戦もせずに“エアリアル・モック”を撃墜すると、そこでアイリのヤツがすかさず残り時間が2分だと通告して来やがった。

 

「おうよ!んじゃちょいと急ぐぞ!!!」

 

3分もありゃいくらデカいって言っても、“クワイエットガンダム・ゼロ”の頭部まで十分間に合う。

 

“エアリアル・モック”の取り巻きだった“ハイ・モック”の残りを適当にあしらいながら、俺は一路“ディランザーク(高機動型)”を“クワイエットガンダム・ゼロ”の頭部へと走らせる。

 

〈残り1分です。〉

 

ちょうどクソデカい“クワイエットガンダム・ゼロ”の顔面の前に出た…といったタイミングで、再びアイリのヤツが残り時間を告げて来やがった。

 

アイリの言葉と同時に、“クワイエットガンダム・ゼロ”のデカいツインアイが鋭く光りやがる。

 

そのツインアイが光ったのを合図にするように、額のクソデカい砲口にも光が灯り始める。

 

デカブツ野郎はこっちの思惑通りにごんぶとビームをぶっ放素つもりだな。

 

あとはタイミングを合わせて暴発させりゃこっちのモンだ。

 

〈残り10秒。〉

 

そうこうしている内に、タイマーは残り10秒になっていやがった。

 

〈9、8、7、6、5、4、3、2、1…〉

 

アイリのカウントダウンがゼロになる瞬間に合わせて、俺はごんぶとビーム発射のためにエネルギーを集束させていた“クワイエットガンダム・ゼロ”の額の砲口へてビームバチルサンを思いっきり投擲。

 

〈ゼロ。〉

 

ぶん投げたビームバチルサンはカウントダウンがゼロになると同時に“クワイエットガンダム・ゼロ”の砲口へとぶっ刺さった。

 

瞬間。

 

溜まりまくった高出力エネルギーは暴発し、瞬く間に内部を喰い散らかして一気に爆発。

 

「っしゃ!オラァ!どーだ!ボケが!!!」

 

あちこちから爆発を起こして崩壊する“クワイエットガンダム・ゼロ”を見ながら声をあげていると…

 

《ミッション“クワイエットガンダム・ゼロ討伐”がクリアされました。》

 

と無機質なアナウンスがコクピットに響いて来やがった。

 

ミッションがクリアされたってコトは、どうやらモブ太とシチローの2人はこっちと同時に中の“エアリアル・モック”を撃墜出来たみてぇーだな。

 

そこでふと、俺は爆発しまくっている“クワイエットガンダム・ゼロ”を見てあるコトに気付いちまった。

 

「この爆発じゃ中にいるモブ太とシチローのヤツもヤベェーんじゃ…?」

 

〈まぁ普通に脱出は無理でしょうね。〉

 

「だよなー…。」

 

うん。

 

なんかその…ごめん。

 

爆発し続ける“クワイエットガンダム・ゼロ”を見つめながら内心で誰にでもなくごめんと一言。

 

その内心の謝罪と同時に…

 

 

《BATTLE END》

 

 

再び無機質なアナウンスがコクピットに響き渡り、バトルの終了を告げる。

 

こうしてダチ2人との始めての非公式大会は幕を閉じた。

 

なんか微妙なオチを残して…。

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに結果は当然の如く俺たちがぶっちぎりで優勝だったよ。

 

いや、だって“クワイエットガンダム・ゼロ”の撃墜で1万ポイントって法外なポイントが入ったからからさ。

 

“ハイ・モック”1機が1ポイントって考えると、1万ポイントってマジで法外なポイントだったよなぁ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おわり?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。


プライベートで割とゴタゴタしておりまして、申し訳ございませんが次回更新は未定でございます。
可能な限りは週一更新を継続させたいとは思っております。
何卒応援の程、よろしくお願いいたします。




次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィで執筆中でございます。



皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。

それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のお気に入り登録、ご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。
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