ガンプライブ! ~School Gunpla Project~   作:Qooオレンジ

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皆様。本日もご覧いただきありがとうございます。

5月なのに暑くて嫌になるQooオレンジでございます。
寒いほうがマシです…。


現在(2025年5月現在)星龜さまがコラボ小説を更新中でございます。
まだご覧になっておられない方はぜひぜひ一度ご覧になって下さいませ。


今回も絵里ちゃん視点での本編となります。













それでは 第16話「第1回μ’s選択ドラフト会議」そのじゅうきゅう 始まります。






















第16話「第1回μ’s選択ドラフト会議」そのじゅうきゅう

“デビルガンダム”へと必殺のランスチャージで再び突撃した私だったけど、“デビルガンダム”本体へとあと少しでたどり着く……と行った辺りで…

 

〚絵里!右っ!!!〛

 

真姫の警戒を促す大きな声と共に、“トールギス・ヴァルキュリア”の真横から強い衝撃が襲い掛かって来たわ。

 

私の“トールギス・ヴァルキュリア”の真横から突っ込んで来たのは、緑色の蛇のような胴体(?)の先端に“ガンダム”タイプの頭を取り付けたような見た目のガンダムヘッドと呼ばれる“デビルガンダム”の眷属?みたいなものだったわ。

 

「っ!?このっ!邪魔よ!!!」

 

“デビルガンダム”へとトドメを刺すべく行われた必殺のランスチャージを邪魔された私は、真横から奇襲して来たガンダムヘッドに向かって大型シールドを振り抜くように叩きつけて払い除けたわ。

 

ランスチャージに意識を割きすぎて完全な奇襲となったガンダムヘッドの一撃だったけど、幸いなことに“トールギス・ヴァルキュリア”自体にはほとんどダメージはなかったの。

 

伊達や酔狂で防御特化の突撃機なんてドが付くマイナーなジャンルの機体に乗っているワケじゃないわ♪

 

けどガンダムヘッドの奇襲でランスチャージを止められてしまったのは痛いわね。

 

現に、ガンダムヘッドの奇襲によりランスチャージのバランスを崩してしまって、完全に足を止めてしまった私の“トールギス・ヴァルキュリア”へと、大量のガンダムヘッドが群がって来たの。

 

次々からへと襲い掛かって来るガンダムヘッドへと、私は大型ランスと大型シールドを振るって片っ端から薙ぎ払うわ。

 

このままじゃ再度ランスチャージを…って言うのは難しいわね…。

 

次々と襲い掛かって来るガンダムヘッドを捌きながら、これからどうしようかしら?と考えていると、真姫の“紅姫”が炎刀を振るってガンダムヘッドを薙ぎ払いながらこちらへと近付いて来たわ。

 

〚ナニやってんのよ!このおバカ!〛

私の“トールギス・ヴァルキュリア”へと合流した真姫は開口一番、いきなり私のことを馬鹿呼ばわりしてきたわ。

 

心外ね。

 

私、これでも成績はいい方なのよ?

 

ちょっとだけ古文とか苦手だけど…。

 

〚あんな見え見えの奇襲を喰らうなんて!ホント!イミワカンナイ!〛

 

「あ♪イミワカンナイいただきましたー♪」

 

〚ナニふざけてんのよ!〛

 

「えっ?だって、真姫がイミワカンナイって言ったらこう言えって、花陽と凛が言ってたから…?」

 

〚アイツら!あとで焼き米と焼き猫にしてやる!って!そんなことよりも!どーすんのよ!この状況!〛

 

この状況…つまりはガンダムヘッドに群がられてる状況ってコトよね?

 

「どうするも何も、片っ端から捌いて行くしかないんじゃないの?」

 

私はそう真姫に返事を返しながらも、次々と襲い掛かって来るガンダムヘッドをあしらうわ。

 

〚それじゃいつまで経っても終わらないじゃない!〛

 

「そうねぇ…けど、このままガンダムヘッドを適当にあしらっでいれば、そのうちにこが来てくれるわ。反撃はそれからでもいいんじゃないのかしら?」

 

大量に湧いてきた“デスアーミー”の相手をしているにこが合流してから、再度“デビルガンダム”を倒す方が無理のない戦術だと思うわ。

 

私はそう思ったんだけど、真姫の考えはそうじゃなかったみたい。

 

〚冗談じゃないわよ!にこちゃんがこっちに来るまでここで手をこまねいていたら、にこちゃんが合流した時にナニを言われるかわかったモンじゃないわ!にこちゃん!絶対にネタにして弄ってくるわよ!?〛

 

「あー…それは……あるわね。」

 

にこならたかがAI操作のNPC“デビルガンダム”相手に苦戦している私たちを見て、平気で弄ってきそうよね。

 

ううん…確実にニヤニヤしながらこちらを弄って来るわ。

 

〚そんなの絶対にイヤ!だからさっさとアレを倒しちゃうのよ!〛

 

「倒すって言っても…この大量のガンダムヘッドをどうするのよ?」

 

私の“トールギス・ヴァルキュリア”には広域攻撃用の武装なんて搭載されていないわ。

 

って言うよりも、搭載している武装は大型ランス1本だけだわ。

 

ビームライフルとかそこら辺のマトモな射撃兵器すら一つも搭載されていないの。

 

そもそも、射撃兵器を使っても私のおかしな特殊体質のせいで絶対に当たらないし。

 

そして射撃兵器が搭載されていないのは真姫の“紅姫”も同じだわ。

 

「残念どけど、これだけガンダムヘッドに群がられたら、広域攻撃用の武装でもない限りは離脱することは難しいわよ?」

 

大型ランス1本だけの私の“トールギス・ヴァルキュリア”。

 

射撃兵器の代わりに大量の日本刀を搭載しているだけの真姫の“紅姫”。

 

私たちだけだと、大群相手にはトコトン相性が悪いわね…。

 

そう思っていたんだけど…。

 

〚そのくらい私がなんとかしてみせるわよ!〛

 

真姫がこの状況をなんとかすると宣言したの。

 

「なんとかって…できるの?」

 

〚出来なくてもヤるの!〛

 

「出来なくともヤるって…精神論だけじゃどうにもならないわよ?」

 

〚やれるったらやれるわよ!見てなさい!!!〛

 

真姫はそう言うと、“紅姫”の手に持たせた炎刀を激しく燃え上がらせて構えたわ。

 

〚一気に薙ぎ払ってやるんだから!護国園田流!剣衝炎舞!“鬼炎陣”!!!〛

 

そして炎刀をぐるりと振り抜いて、周囲へと炎の衝撃波を放ったの。

 

あぁ…そう言えば真姫も海未と同じで、ガンプラバトルで謎の剣技を使うようになっていたんだったわね。

 

真姫の“紅姫”を起点に円形に広がって行く炎の衝撃波は、私たちへと群がっていたガンダムヘッドを次々と焼き払って行ったわ。

 

炎の衝撃波がその効力を失い消える頃には、私たちの周囲には1匹のガンダムヘッドもいなくなっていたわ。

 

「真姫♪やるじゃない♪」

 

〚とーぜんよ!って!呑気にぼんやりしてないで、さっさと行きなさいよね!アンタ!槍を構えて突撃するしか能がないんだから!!!〛

 

「あ、はい。」

 

真姫の鮮やかな手並みを褒めていたら、ぼんやりしてないで突撃しろ!って怒られちゃったわ♪

 

〚オマケよ!あのデカブツまでの道も作ってあげるわ!“剣衝・炎破”!!!〛

 

真姫はさらにそう言い放つと、再び炎刀を上段に構えて一気に振り下ろしたわ。

 

炎刀から放たれるのは直線上の炎を纏った衝撃波。

 

それはまっすぐ“デビルガンダム”へと突き進んで行き、その進路上のガンダムヘッドを問答無用で薙ぎ払って行ったわ。

 

〚ほら!さっさとと突っ込みなさい!!!〛

 

後輩にここまでお膳立てして貰ったら、もう失敗することは許されないわね♪

 

なら…やるしかないわ!

 

「全力で行くわよ!ヴァルキュリア!!!」

 

私は気合いを入れ直すと、サブコンソールをポチポチと操作して、“トールギス・ヴァルキュリア”の切り札を切るわ。

 

「ブーステッドバーン!ファーストブリット!!!」

 

スーパーバーニアに溜まった内圧を一気に解放しての急加速!

 

ソラの得意としている“soar”にも劣らない急加速で一気に駆け抜け始める私の“トールギス・ヴァルキュリア”は、一直線に“デビルガンダム”へ向けた突撃して行くわ!

 

「神でも悪魔でも!問答無用で穿ち貫いてみせるわ!シュトゥールム!!!!!」

 

必殺のランスチャージ。

 

当たれば大抵の機体は一撃で粉砕出来るだけの威力を持つ私の必殺の突撃は、今度こそ“デビルガンダム”を貫くべく宇宙を駆け抜けたわ!

 

そして…

 

〚やっちゃいなさい!絵里!!!〛

 

眼前に構えた大型ランスの切っ先は、今度こそ“デビルガンダム”のコア部分を貫いたの!

 

私の“トールギス・ヴァルキュリア”は“デビルガンダム”を貫いて、そのまま一気に突き抜けたわ!

 

生体コアのあるコクピット部分を貫いたんだからこれで…!

 

そう想いながらランスチャージの体制を解いて機体を反転させてみると…

 

「わぁーお…。」

 

そこには“デビルガンダム”が破壊されたコクピット部分をツタのような緑色の触手(?)で再生している姿があったわ。

 

「生体コアをのあるコクピット部分をぶち抜いたのよ?それなのになんでまだ再生しているのよ…。」

 

これはちょっと手間がかかりそうね…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私と真姫が“デビルガンダム”を相手に地味に苦戦しているその時、“BiBi”の最後のメンバーであるにこはたった一人で大量に押し寄せて来た“デスアーミー”の相手をしていたわ。

 

〚死ね死ね死ね死ね死ね死ねぇぇぇぇぇぇ!!!!中身ゾンビ兵なんだから大人しく死んでもう1回死んでまた死んであの世で詫びを入れ続けなさい!!!!!〛

 

大量の“デスアーミー”を相手に大立ち回りをしているにこは、なんと言えばいいのか判断に困るようなコトを言いながら、片っ端から“デスアーミー”を蹂躙しまくっていたわ。

 

死んでもう1回死んでまた死んでからあの世で詫びを入れ続けるって…うん。

 

聞かなかったコトにしておきましょ♪

 

それにしても…にこは最近、バトル中の悪態がだんだんとソラに似てきてるような気がするのは気のせいかしら?

 

〚ソコ!ザコのクセに迂闊に近付き過ぎてんじゃないわよ!!!〛

 

……ほらね?

 

まぁ味方として見ればにこは心強いから、多少チンピラ風味が強くなって来たとしても別に構わないんだけど。

 

にこはこんな感じで悪態をつきながら、“ガンダムアストレイ・ダークフレーム禍にこ”の右腕に装着されている多目的兵装ユニット“トリケロス改Ⅱ”からビームサーベルを展開させて、片っ端から“デスアーミー”を切り捨てまくっていたわ。

 

距離が離れている“デスアーミー”相手には“トリケロス改Ⅱ”からビームライフルを放ち、“ガンダムアストレイ・ダークフレーム禍にこ”の背後から攻めてくる“デスアーミー”には多目的ビット“ヤサカニノマガタマ”で迎撃。

 

八面六臂の大活躍をしていたわ。

 

“デスアーミー”ははっきり言って、“ハイ・モック”とタメを張れる程度にはザコなのよね。

 

そんなザコに私たち“μ’s”の中でもトップクラスの実力者のにこをどうこう出来るワケはなかったわね♪

 

ただどんなに所詮はザコと言っても、“デスアーミー”は恐ろしい程の数で攻めて来ているから、単機のにこは手こずっているみたい。

 

私と真姫も大量のガンダムヘッドを相手に苦戦しちゃったけど、この“デスアーミー”みたいな感じで数で攻めてくるタイプの敵相手には、広域殲滅兵器が無いと面倒なのよね…。

 

“μ’s”で言うと、この手の数で攻めてくる相手は希の“ドム・ハーミット”やことりの“ウイングガンダム・リトルバード”辺りが得意だわ。

 

〚あぁ!もう!うっざい!!!ウズメ!一気に薙ぎ払うからサポートしなさい!〛

 

《かしこまりました。“ヤサカニノマガタマ”1番から3番までを本体の護衛に回します。同4番から6番を機体前面に展開。ブーステッドシフトへ移行。》

 

〚うっしゃ!おらぁ!!!全部まとめてぶっ飛びなさい!!!〛

 

数で攻めてくる“デスアーミー”にいい加減に嫌気が差したにこは、自身の擬似人格サポートAI“ウズメ”へと指示(かなり適当な…)を出して、一気に“デスアーミー”を殲滅しようとしていたわ。

 

多目的ビット“ヤサカニノマガタマ”を周囲に展開して、半分を自機の護衛として配備、残り半分を機体前面へと展開して増幅フィールドを発生。

 

〚“クサナギノツルギ”!〛

 

続けでにこはバックパックの“トリニティストライカー”から、“ランチャーストライクガンダム”のアグニみたいな大きなエネルギー砲“クサナギノツルギ”を展開。

 

そしてエネルギーチャージを終えると…

 

〚おーじょー!せぇーやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!〛

 

盛大にぶっ放したわ!

 

“クサナギノツルギ”から放たれた高出力ビームは機体前面に展開された増幅フィールドへと突き進んで行き、増幅フィールドを通過。

 

ただでさえごんぶとだった“クサナギノツルギ”の高出力ビームは、増幅フィールドの効果でその威力をマシマシにして“デスアーミー”の集団へと襲い掛かって行ったわ。

 

“ヤサカニノマガタマ”の増幅フィールドの効果で増幅された、“クサナギノツルギ”の威力マシマシ高出力ビームは、“デスアーミー”の集団を次から次に薙ぎ払っていったの。

 

“クサナギノツルギ”から放たれる高出力ビームが途切れる頃には、にこの“ガンダムアストレイ・ダークフレーム禍にこ”へと襲い掛かっていたほとんどの“デスアーミー”は消し飛ばされていたわ。

 

〚ざまぁないってのよ!ウズメ!このまま残りを片付けて絵里と真姫のどこに行くわよ!〛

 

《了解しました。》

 

にこは多少は手こずったみたいだけど、無事に“デスアーミー”の掃討を終えられそうね♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。



次回、続々デビルガンダム戦。
次回で終わるかなぁ…と制作中です。

何も無ければ次回はいつも通り月曜日の12時12分に更新予定です。
感想とかいただければ確定で更新しますので、ぜひぜひ。



それでは次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィでございます。



皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。

それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のお気に入り登録、ご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。
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