ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
今回の古戦場はボーダー低くて楽だったQooオレンジでございます。
とは言え結局はいつも通りに走ってるのですが…。
現在(2025年6月現在)星龜さまがコラボ小説を更新中でございます。
まだご覧になっておられない方はぜひぜひ一度ご覧になって下さいませ。
今回もにこちゃん視点での閑話となります。
今回は久しぶりにガンプラ画像があります。
確か十年くらい前に作ったやつでしょうか…?
それでは 閑話「水着だよ全員集合!③」 始まります。
「まぁめんどいから普通に私も“ズゴック”でいいわね。」
結局、私もそらと海未とおんなじHGUCの“量産型ズゴック”にしたわ。
このHGUCの“ズゴック”ってガンプラ、同じくHGUCの“ジム”と一緒で、相当にオーパーツレベルな良キットなのよねぇ…。
しかもちょっと以前までは“ズゴック”のお値段はなんと驚異の770円とか頭イカれてるんじゃないの?って感じに極安だったのよ。
今は残念ながら昨今の物価高で値段改定があって、770円から1100円に値上げになっちゃったけどね。
それでもまだ他のガンプラに比べたらかなり安いんだからホント驚異的よね。
そんなジオン驚異のメカニズム的にオーパーツな“ズゴック”を選んだ理由なんだけど、別にめんどいからって理由でテキトーに選んだワケじゃないのよ?
「確か例の水中戦の非公認オンライン大会って午後からだったよな?なら…行けるか?」
「そうね…だいたい5時間くらいは時間あるから十分に行けるわね。」
私(と多分そらも)が“量産型ズゴック”を選んだ一番の理由…それは値段相応にパーツ数が少ないから、強行軍でギリギリ塗装が間に合うかも?って感じなのよ。
せっかくのジオン系量産機なんだし、ここは自分専用機カラーにしたいじゃない?
そんなワケで私とそらは“量産型ズゴック”の塗装するパーツをランナーから切り離して、別荘の中の工作室でそのパーツの塗装をサクッと済ませたわ。
臭いはキツいけどかわりに乾燥しやすいラッカー系の塗料を使ったから、30分くらいで塗装した表面部分は乾いてくれるハズだわ。
ホントは完全に乾燥するまで丸1日は時間が欲しいけど…まぁ今回はあくまでも趣味の範囲での塗装だから、そこまで厳密に乾燥させなくても多分大丈夫でしょ。
表面が乾いたらあとはつや消しクリアを吹いて簡単フィニッシュで諸々誤魔化しちゃえば問題無しよ♪
ちなみに今回はパーツの洗浄も省略しちゃったわ。
ガンプラとかのバ○ダイ系のプラモデルは、出荷前に剥離剤をちゃんと落としてくれてるっぽいから、実は何気に塗装前の洗浄は必ず必要ってワケじゃないのよね。
ぶっちゃけガンプラなら瓶のラッカー塗料に直接筆を突っ込んで塗料付けてパーツに塗りたくって塗装しても良かったりするのよねー。
かなり邪道な塗装方法だけど他の方法に比べて圧倒的に簡単だからみんなも試してみてね♪とか言っちゃうけど、コレを試す場合はみんな自己責任でお願いね♪
塗料を薄めないから塗装した時に気泡とかバリバリできちゃうわよー♪
そんなこんなで割と強行軍な塗装を終えて、パーツ状態の塗装済み“ズゴック”を持って私がそらと一緒に元の部屋に戻って来たら、海未と真姫はもうそれぞれ“ズゴック”を作成し終えていたわ。
海未の“ズゴック”は普通に何の変哲もない“量産型ズゴック”の素組で、真姫の“ズゴック”もやっぱり何の変哲もない普通の“シャア専用ズゴック”の素組だわ。
無事に“ズゴック”を組み立てた海未と真姫の一方で、“アッガイ”を選んだ凛なんだけど…
「にゃにゃ!?なんでみんなもう作り終えてやがるにゃ!?」
まだ半分も組み立てていなかったわ。
まぁ海未と真姫の作った“ズゴック”よりも、凛の“アッガイ”はパーツ数が少し多いから仕方ないわね………なんて言うと思ったか!
“ズゴック”も“アッガイ”もあんまり作成難易度は変わらないでしょ!
そりゃ確かに“アッガイ”の方が“ズゴック”よりもちょっと面倒だけど、それだって“ちょっと”ってレベルよ!
「おるぅらぁ!このラーメン狂いのネコ娘!ぬわぁぁぁぁぁにぃ!チンタラやってやがんのよ!“アッガイ”くらいサクッと作っちゃいなさいよ!」
「ネコは手がニクキューだからサクッとなんて作れないにゃ!」
「どこが肉球じゃ!どこが!ちゃんと手あんだろ!手が!!!ってか手が肉球だとアンタの大好きなラーメン食えないでしょーが!」
「そこは気合いで食うにゃ!」
「気合いでネコがラーメン食えるか!!!」
「おーい凛。にこちゃんと遊んでねぇーでさっさと作っちまえよ。」
「ちょっ!別に遊んでるワケじゃないわよ!」
私と凛がぎゃーぎゃー騒いでいると、そらが酷く面倒そうに“さっさと作ってしまえ”って言って来やがったわ。
コイツ…バカそらのクセにナマイキね!
「青空とにこはもう塗装をしてしまったのですね。乾燥とか大丈夫なんですか?」
「あー…まぁこの南の島って空気が結構乾いてるから大丈夫だろ。ラッカー系の塗料使ったし。」
そらのバカは私の殺気を軽く無視して、海未と呑気に話していやがるわ。
私がそんなそらのバカに文句を言ってやろうと思って、そらの方へと行こうとしたら、凛のヤツが私の腕を掴んで来たわ。
「あ"?ナニよ?」
「うにゃ…にこちゃん…凛のことちょっと手伝って欲しいにゃ…」
何の用かと思ったら、凛は情けない声で“手伝って”と言ってきたのよ。
「はぁ…ったく、仕方ないわね…。わかったわよ!ほら!にこにーサマが手伝ってあげるからサクッと終わらせるわよ!」
捨てられたネコみたいに情けない声で“手伝って”なんて言われたら断れるワケないじゃないの。
だから超絶優しいにこにーサマは凛が“アッガイ”を作るの手伝ってあげることにしたの。
「凛、私も手伝うわよ。」
そんな私の様子を見ていた真姫も凛と私が座るテーブルへと近付いて来て、凛のガンプラ作成を手伝ってくれたわ。
まぁぶっちゃけ初期のHGUCの“アッガイ”なんて、作成難易度的には下の下だからすぐに終わっちゃうんだけどね。
私と真姫はニッパーでランナーからパーツを切り出して、凛に手渡して組み立てさせたわ。
流石の凛も次に使うパーツをランナーから切り出して渡してやれば迷うことなくサクサクと組み立てられているわ。
「にゃ!説明書ちゃんと読まないで作れるのは楽チ○ポだにゃ!」
「女の子が軽々しくチ○ポとかいうな!このバカ凛!」
「にこちゃんも言ってるわよ…。」
あーだこーだと騒ぎながらも、私と真姫に手伝われて凛は“アッガイ”を無事に組み立てたわ。
「にゃ。なんか茶色くてあんまり可愛くねぇーにゃ。」
無事に完成した“アッガイ”を手にマジマジと見ていた凛は“あんまり可愛くない…”となんだか残念そうにしていたわ。
「まぁ“ベアッガイ”や“ベアッガイⅢ”は女の子向けにデザインされたって感じのガンプラだからね。それに比べて“アッガイ”は女の子向けとか知んわよ!って感じにデザインされていから、可愛くないのは仕方ないわよ。」
そもそも初代の“機動戦士ガンダム”が放送されていた頃って、ロボットアニメは基本的には男の子向けのモノだったから、それに登場するロボット…モビルスーツが可愛くデザインされているワケは無いのよね。
「かよちんが作ってくれた凛の“ベニャッガイ”はめっちゃプリチーだったにゃ…」
「なら今度はその“アッガイ”をアンタが満足するくらいに可愛く改造してあげなさい。」
私はしょんぼりしている凛の頭を軽く撫でてあげながらそう言ったわ。
「アンタももうガンプラビルダーなんだから、欲しい物があるなら自分で作る…それがガンプラビルダーの基本よ。自分だけで無理だと思うなら、花陽や希に手伝って貰いなさい。」
「にゃ…わかったにゃ…」
やれやれ…ね。
「さて、それじゃ渡しはお昼ご飯作ってくるわ。海未、真姫、凛。アンタたちは3人で軽く新しい機体を慣らしておきなさい。水中用のモビルスーツはいつもの機体とは勝手がかなり違うわよ。」
今の“Gケット・シー”に乗り換えるまで、“ベアッガイⅢ”をベースにした改造機体“ベニャッガイ”を使っていた凛ならそこまで使用感に戸惑う事は無いかもね。
けど海未と真姫はそうもいかないわ。
海未の“アルテミスガンダム”や真姫の“紅姫”と、“ズゴック”は機体の構造そのものから違うから、慣れるまでちょっと大変だと思うわ。
「ま、がんばりなさい♪行くわよ♪そら♪」
私は海未たちにそう言い残して、バカそらを伴ってキッチンへと向かうわ。
さて…お昼ご飯はナニにしようかしら?
お昼ご飯を終えた私たちは、再びそれぞれのチームに分かれて水中戦限定非公認オンライン大会への準備を進めていたわ。
ちなみにお昼ご飯はお手軽に素麺にしたわ。
アレ、基本的に乾麺を茹でて水で締めるだけだから楽なのよねー。
麺つゆも既製品でも十分に美味しいし♪
南の島はまだ5月でも夏みたいに暑いから、みんなただの素麺でも喜んで食べてくれたわ♪
もっとも…花陽だけは不満そうだったけどね。
あの子はやっぱり白米出さなきゃダメみたいね…。
流石は米キ◯ガイってトコね。
そんな感じでお昼ご飯を終えた私たちは、Aチーム用にした部屋へと戻ってきていたわ。
「さてさて♪それじゃ私とそらは塗装した“ズゴック”を仕上げちゃうから、アンタたちはテキトーにしていなさい。」
私は海未たちにそう言うと、そらと一緒にそれぞれ塗装した“ズゴック”のパーツを組み立て始めるわ。
まぁ“ズゴック”の組み立て自体は簡単だから何の問題もないわね♪
そらの“ズゴック”はダークグリーンをベースに塗装されているわ。
まぁそらの場合はいつものカラーリングね。
量産型ザクのカラーリングって言えばわかりやすいかしら?
実際にはアレよりももう少し暗めの色合いなんだけどね。
で、この私、大銀河宇宙No.1超絶天才美少女スクールファイターのにこにーサマのオリジナルカラーの“ズゴック”なんだけど、白と淡いピンクと薄めの紫のトリコロールカラーよ♪
普段は黒をベースにした“ガンダムアストレイ・ダークフレーム禍にこ”を使っているから、これだけ明るいカラーリングのガンプラを使うのはにこにーサマ的にはちょっと珍しいかしら?
私とそらの塗装した“ズゴック”の説明をしているうちに、私たちの“ズゴック”の組み立てはあっさりと終わっていたわ。
「これで準備オッケーって感じか?」
組み立て終わった“ズゴック”にどこが不具合がないかを確認し終えたそらが私たちにそう語りかけたわ、
「はい。私は問題ありません。本当は私も真姫も刀を持ち込みたいのですが…」
「腰に3ミリ穴開けりゃ取り付け自体はできるけど…“ズゴック”じゃそもそも刀を振り回すのはムリだろ?」
「はい…そうなのです…。“ズゴック”の3本の爪では刀を上手く握れせんでした…」
そりゃそうよね。
そもそも、“ズゴック”は基本的には内蔵武装で戦うタイプのモビルスーツだもの。
“ズゴック”に刀を持たせたかったら、アイアンネイルを取り外して普通のモビルスーツのマニュピレーターを取り付けなきゃムリだわ。
“ズゴック”じゃ刀が使えなくて残念そうな海未と真姫の一方で、“アッガイ”をブンドドしてにゃーにゃー言いながら遊んでいる凛は特に問題はないみたいね。
「そう言えばよぉ…なんとなく、なんとなくだぞ?5人編成で機体カラーが赤、青、緑、ピンクだと、なんか…ニ○アサの戦隊モノっぽいよな…」
完成したそれぞれの手にしていたガンプラを見たそらは、ボソッとそう言ったわ。
「あー…言われてみればそうね…。あとは…黄色とかそこら辺の色があればマジでニ○アサの戦隊モノの配色になったわね。」
もし凛が機体色が黄色の“ベニャッガイ”を使っていたら水泳部戦隊ジオンジャーとか名乗れたわねー。
ちなみに…私とそらのこの会話に海未と真姫は“コイツらナニ言ってんの?”って感じで見ていたわ。
2人ともニ○アサとか知らないでしょうからね。
しゃーないわ。
凛は凛で未だに“アッガイ”でブンドドして遊んでるし。
ってか激しく遊び過ぎて壊さないでよね?
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
次回、にこちゃんが選んだ機体は?
何も無ければ次回はいつも通り月曜日の12時12分に更新予定です。
感想とかいただければ確定で更新しますので、ぜひぜひ。
それでは次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィでございます。
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皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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