ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
ゲゲゲの謎を観た何とも言えない悲しさに襲われたQooオレンジでございます。
面白かったですが、いろいろと報われないのが…。
今回もにこちゃん視点での閑話となります。
海未さん無双です。
それでは 閑話「水着だよ全員集合!⑤」 始まります。
接敵した水中バトルフィールド用のザコ敵の“マリン・モック”を3機撃墜したそらたち先行組3人。
真姫と凛は水中戦が初めてっぽいからちょっと心配だったけど、今ところは大丈夫そうね。
〚真姫!凛!気を付けろよ!今の戦闘音で他の連中が寄ってくるぞ!〛
“マリン・モック”を撃墜し終えたそらは、一緒に先行組として行動している真姫と凛の2人に、戦闘音を聞きつけて周辺の敵機が寄ってくるから気を付けろって警戒を促すように声を掛けていたわ。
〚にゃ!エモノのほーから寄ってくるなら寄ってくるでむしろバッチコーイって感じだにゃ!〛
〚そうね。いちいち敵を探さなくていいから、凛の言う通りに寄って来てくれた方が楽なんじゃない?〛
凛と真姫は敵が寄ってくるならそれはそれで良いんじゃない?ってスタンスみたいね。
〚あ?あー…なら良いけどよぉ…。お前ら、今日は慣れねぇ機体に慣れねぇバトルフィールドだろ?本当に大丈夫か?〛
そらは“バッチコーイ!”な2人に、本当に大丈夫か?って再度確認しているわ。
真姫も凛もまだガンプラバトルの初心者を卒業したばかりの素人に毛が生えた程度の戦歴だもんね。
そんな2人がいきなりいつもとは違う機体で初めてのバトルフィールドってなれば、そりゃそらじゃなくても心配しちゃいたくなるわ。
ってかそらってアレで案外と心配性なのよね。
基本的にチンピラでエロのクセに心配性ってまったくダレトクよって感じだわ。
〚そこら辺は思っていたよりも大丈夫そうだわ。強いて言えば水中だと少し機体が動かし辛いかな?ってくらいかしら?凛の方は?〛
〚にゃ!“アッガイ”は所詮は“ベニャッガイ”とおんなじだにゃ!凛も問題なっしんぐー!だにゃ!〛
案外と心配性なそらの心配を他所に、真姫と凛の2人は結構余裕そうね。
まぁ真姫はバトルのセンスが抜群で適応力もアホみたいに高い才能全振りな天才型のファイターだし、凛は凛で土壇場での火事場のバカ力的にピンチになればピンチになったでムダに異能生存体っぽくしぶとく生き残るから放置していても大丈夫でしょ。
〚おう!問題ねぇーならこのまま3人で先行してポイント稼ぎまくるぞ!付いて来い!真姫!凛!〛
〚了解よ。〛
〚にゃ!凛もまるっとりょーかいだにゃ!〛
そら、真姫、凛の3人は再び私と海未から少し先行して敵を探し始めたわ。
その一方、私と海未はそらたち先行組を追って海の中を進んでいたの。
海未は最初、水中での機体の挙動に戸惑っていたみたいだけど、それもしばらくすると慣れたみたいで普通に行動をしていたわ。
「海未。そろそろ行ける?」
〚はい、大丈夫そうです。機体の可動域が“アルテミスガンダム”や以前使っていた“ジム・スナイパーⅡ”とはかなり違うので少しだけ戸惑いましたが、可動域の確認も完了したので問題無く行けそうです。〛
「そ。なら私たちも前に出るわよ!」
〚はい!〛
海未も真姫と凛同様に水中戦でも大丈夫そうね。
ほんと、うちのガンプラバトル初心者組(なお最近初心者卒業)はムダに適応力が高くて、いろいろと教える手間が省けて楽チンだわ。
そんな事を水中機動が安定した海未の“量産型ズゴック”を見ながら思っていると、真っ暗な深海に4つのピンク色の光がこちらへ向かって来ているのが確認出来たの。
4つのピンク色の光が徐々に近づいて来て、その正体が何なのかわかったわ。
ぶっちゃけ正体とか勿体ぶったコトを言っといて申し訳ないんだけど、4機が4機ともザコ的な“マリン・モック”なのよね。
「あのバカそら…ザコを4機も通したの?」
4機の“マリン・モック”の姿を見た私は、サブモニターに表示させているレーダーをチラリと見たわ。
チラ見したレーダー上では、そらたち先行組3機がそれなりの数の赤い光点…敵機に囲まれているのが確認出来たわ。
そらたち先行組を囲んでいる敵機を示す赤い光点は秒単位で減って行ってるけどね。
この感じだとザコ敵の“マリン・モック”の大群にでも出会って、3人で大暴れしている真っ最中って感じなんでしょうね。
そんなそらたち先行組を襲撃している“マリン・モック”のうちの何機か…と言うか4機が、そらたちの攻撃を掻い潜ってこちらへと来ちゃったみたい。
性能がほぼ“ハイ・モック”な水中バトルフィールド用のザコ敵な“マリン・モック”が4機なら、水中戦初体験の海未の肩慣らしには丁度いい感じかしら?
と、言うワケで…♪
「海未!あの“マリン・モック”4機はアンタに任せるわ!サクッと片付けちゃいなさい!」
ザコ敵4機の“マリン・モック”はまるっと海未のヤツに丸投げよ♪
〚えぇ!?いきなり4機を相手にするのですか!?〛
「大丈夫♪大丈夫♪海未なら余裕よ♪」
〚また適当な事を言って…はぁ…。仕方ありません…。〛
私は今回の臨時愛機である“にこ専用ズゴック”を減速させて、ゆっくりと海未の“量産型ズゴック”の後方へと移動させたわ。
その私の様子を見た海未はため息をつきながら、私が戦うつもりがないってコトをわかってくれたみたい。
ため息をつきながら仕方ありませんと小さく呟くと、今回の乗機である“量産型ズゴック”のアイアンネイルの感覚を確かめるように開いたり閉じたりしながら、ゆっくりと“量産型ズゴック”を“マリン・モック”たちの方へと移動させ始めたわ。
〚あんなにも愛らしい“マリン・モック”をこの手で海の藻屑としなければいけないだなんて…人生は無情極まりないですね…。ですが!私はこんな所でやられるわけには行きません!〛
なんか“マリン・モック”が愛らしいとか一般人の感覚としては微塵も理解し難い事を言いながら、海未は“量産型ズゴック”を加速させ始めたわ。
〚推して参ります!!!〛
加速を始めた海未の“量産型ズゴック”へと、“マリン・モック”たちは手に持っていた水中用モックライフルで攻撃を仕掛けるわ。
海未は“量産型ズゴック”を巧みに操り、4機の“マリン・モック”から放たれた水中用モックライフルの弾丸を掻い潜って突き進んで行ったの。
そして4機編成の“マリン・モック”のうち、先頭の1機へと肉薄すると…
〚まずは1機!!!〛
アイアンネイルをすぼめて胴体部分へと突き刺したわ。
アイアンネイルで胴体を貫かれ“マリン・モック”は、1つ目から光が消えてあっさりと沈黙。
海未は沈黙した“マリン・モック”から突き刺したアイアンネイルを素早く引き抜くと、ムダに気合の入った声と共に、次の“マリン・モック”へと“量産型ズゴック”の右手のアイアンネイルを突き出したの。
〚穿ちなさい!護国園田流!拳衝!渦蓮(かれん)!!!〛
次の“マリン・モック”とはまだ距離が離れていて、アイアンネイルを突き出しても確実にぶっ刺さらないんじゃないの?って思ったんだけど………ところがぎっちょん♪
海未の“量産型ズゴック”が勢いよくアイアンネイルを突き出すと、いきなり水がうねるように渦を巻いて“マリン・モック”へと襲い掛かって行ったのよ。
あー…はいはい。
アレね、アレ。
海未お得意のなんとかりゅーとか言う謎剣術。
今回の場合はアイアンネイルでぶっ放したから剣術じゃなくて拳術かしら?
ん?あれ?アイアンネイルって爪だから爪術になるの?
いや、まぁぶっちゃけ一般人の私には剣術でも拳術でも爪術でも理解不能な技だから、何がなんでもどーでもいいって言ったらどーでもいいんだけど…。
そんな剣術なのか拳術なのか爪術なのかよくわかんない謎の技?は、最終的には渦巻く水の槍みたいになって深海を突き進んで行き“マリン・モック”の胴体をぶち抜いたの。
うん、いろいろと突っ込みたいからとりあえずはお願いだからちょっと待って。
海未の“アルテミスガンダム”は“ケルディムガンダム”がベースで、確かOO系特有のGN粒子を使って例の突っ込み満載なヘンテコ技を再現してぶっ放しているのよね?
ヘンテコな技を“再現”してるとかそれってリアルでもおんなじ技が使えるってコトよね!?とか、そこら辺の事も含めて一般人のにこにーサマ的にはわかりたく無いけど、理論的(理論ってなんだろ…?)にはなんとなくはわかるわ。
ぶっちゃけわかりたくも無いけど…。
それはそれとして…海未が今使った水の渦の槍はなんなのよ!?
“量産型ズゴック”にGN粒子なんて無いわよ!?
今のヤツ!ナニをどーやって“量産型ズゴック”でガンプラバトルで再現したのよ!?
あまりの非常識な出来事に一般人の感覚的について行けなくて私がパニクっていると、海未は続け様にまた謎技をぶっ放していたわ。
今度は“量産型ズゴック”のアイアンネイルを開いて、ソレを横に振り抜くような動きをしたの。
〚噛み砕きなさい!護国園田流!剣衝!水槌(ミヅチ)!!!〛
今度はなんか水が渦巻いたと思ったら、その渦巻いた水が集まって最終的には水の龍が出て来たわー…。
あー、うん。
なんじゃそりゃ…。
そのなんじゃそりゃな水の龍は、海中を凄い勢いで進んで行くと、“マリン・モック”に喰らいついて噛み砕いちゃったわ。
うん。
水の龍が噛み砕くって表現、一体全体なんのファンタジーなのよ!?
そろそろにこにーサマの脳ミソがあまりの非常識で破裂しちゃいそうよ!?
脳ミソが破裂しそうで大ピンチ!なにこにーサマにお構い無しに、海未の謎技無双は続いたわ。
〚最後の1機です!行きますよ!護国園田流!旋水掌!!!〛
海未の“量産型ズゴック”は腕をぐるりと回転させると、残り1機の“マリン・モック”へと向けて腕を突き付けたわ。
その瞬間、海水がまたまた渦を巻いて、今度は竜巻のようになって“マリン・モック”へと突き進んで行ったの。
“マリン・モック”は海未の“量産型ズゴック”が放った水の竜巻から逃れようと機体を反転したんだけど、その時にはもう遅かったわ。
水の竜巻はあっという間に“マリン・モック”を飲み込んじゃったの。
水の竜巻に飲み込まれた“マリン・モック”は脱出しようと必死にもがいているみたいだけど、多少もがいた程度じゃどうにもならないわ。
海未は水の竜巻に囚われた“マリン・モック”へと向かって一気に接近して…
〚トドメです!拳聖初伝!千鬼万貫!!!〛
拳(アイアンネイル)で貫いたの。
海未の“量産型ズゴック”が貫いた“マリン・モック”は突然爆散。
オマケ(?)とばかりに海未の“量産型ズゴック”が貫いた“マリン・モック”の背後には、ものすごい衝撃波がぶっ飛んで行ったわ。
うん。
ぶっちゃけ“せんきばんかん”ってナニー!?って感じよねー…。
ってか“マリン・モック”なんてわざわざ謎技の水の竜巻で拘束してからなんか派手な攻撃ぶち込まなくても、普通にアイアンネイルでぶち抜けばそれで終わりよね…。
〚ふぅ…。可動域が普通の人型とは少し違うので多少は戸惑いましたが、やはり基本的には人体と同じ作りなので問題ありませんでしたね。〛
「いやいやいやいやいや!ちょっと待てそこのリアルラストブシドー!謎技ぶっ放すのは10000歩譲って全くこれっぽっちも良くはないけど話が進まないからとりあえずは良いとして!“ズゴック”のどこが基本的には人体とおんなじ作りなのよ!?人体とおんなじっていうか大昔の初代ウル○ラマンに出て来た怪獣みたいな体型よね!?“ズゴック”って頭(?)から腕がはえてるのよ!?普通の人体は肩から腕がはえてるもんよ!?どこをどう見たら人体とおんなじ作りなんて言ってるのよ!?」
〚えーっと…そうでしょうか?〛
サブモニターに表示させてある通信モニター越しに、海未は可愛らしくコテンと小首を傾げながらそう言い返して来たの。
そんな海未の反応はまるで“この人はナニを言っているんでしょうか?”とでも言いたげな様子だったわ。
「うぉい!?なんでそんな反応すんのよ!?ナニ!?私の感性の方がおかしいの!?海未の感性の方が正しいの!?って!んなワケあるかい!!!絶対に確実に確定的ににこにーサマの方が一般的な感性よね!?謎技を平然とぶっ放す方がおかしいわよね!?」
〚あ!にこ!見て下さい!また愛らしい“マリン・モック”がこちらへと向かって来ていますよ!〛
「話をそらすんじゃないわよ!!!」
〚あの…話をそらすそらさないではなく、敵が来ているのですが…?〛
「見りゃわかるわよ!あー!もう!ザコい“ハイ・モック”のクセににこにーサマの邪魔しやかって!万死に値するから死に腐れやがれってんのよ!!!」
〚にこ?あれは“ハイ・モック”ではなく“マリン・モック”ですよ?〛
「ザコには変わりないんだからなんでもいいわよ!!!」
この後、こちらへと向かって来た“マリン・モック”にめちゃくちゃ八つ当たりしてやったわ!
みーーーんなまとめてスクラップにしてやったわよ!!!
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
次回もバトル回続行です。
次回は深海の王者(?)が襲来(予定)して…?
何も無ければ次回はいつも通り月曜日の12時12分に更新予定です。
感想とかいただければ確定で更新しますので、ぜひぜひ。
それでは次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィでございます。
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それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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