ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
暑が夏いQooオレンジでございます。
地球が持たん時が来ているのだよ…です。
今回もにこちゃん視点での閑話となります。
強敵(?)襲来です。
それでは 閑話「水着だよ全員集合!⑥」 始まります。
次から次に襲い来る敵機をなんだかんだとぶち倒し続ける私たちは、運営の中間発表だと現在第2位って感じみたい。
結構な敵機をしばき倒していたんだけど、それでも2位なんだなー…と思っちゃったわ。
〚やはり“マリン・モック”は点数が低いのでしょうか?一応は“マリン・モック”以外の有人機もそれなりに倒していたのですが…?〛
海未も現在順位の中間発表を見たみたいで、少し訝しげにそう言って来たわ。
「まぁ所詮は十把ひとからげの“マリン・モック”だからスコアがクソ低いのは仕方ないわよ。」
下手すりゃアイツら、倒しても1ポイントとかド○クエ序盤のスライム並のスコアしか貰えらない時もあるのよね。
それでも塵も積もれはなんとやらで、倒せるなら倒しておきたいってのもあるから困るのよねー。
〚青空達は随分と先に先行してしまったようですが…。大丈夫でしょうか?〛
「そら“は”大丈夫なんじゃない?そら“は”。」
〚その青空はって言うのが地味に不安なのですが…。〛
「しゃーないでしょ!真姫はともかく、凛のヤツはナニするかわかんないだもん!あのアホネコ!平気で味方巻き込んで自爆とかするヤツなのよ!確実に“大丈夫よ!”だなんて死んでも言えるワケないでしょーが!」
〚それは…まぁ…凛ですから…。〛
凛のヤツ、花陽の作った謎ギミック満載のネタ機体の“ベニャッガイ”から、自分で作った高機動型の“Gケット・シー”に乗り換えてからは、自爆機能がなくなって自爆はしなくなってくれたけど…。
それでもあのアホネコはナニをするのかわからないから厄介なのよね…。
「そんなに心配なら先行組と合流してみる?」
実際にどーなってるかを見てみてれば、海未のヤツも安心するでしょ?と思って、私はそう提案してみたわ。
〚そうですね…そろそろ残り時間も少なくなって来ていますので、それもいいかもしれませんね。〛
今回のバトルの残り時間はあと10分くらいって感じね。
そろそろバトルも終盤戦って感じだもんね。
この辺りの時間まで残ってる連中ってそれなりに手練れか、もしくはかなり運の良いや思いっきり逃げまくっていたヤツってトコなのよね。
後者の場合は倒してもそこまでスコア的には美味しくないけど、手練れだった場合はここまでに他の連中を撃墜しまくっているだろうからたっぷりとスコアも溜め込んでるわ。
ソイツらを倒せばその分スコアも上乗せされて美味しのよね♪
「よっし!そうと決まれば先行組と合流してスコアを荒稼ぎしまくるわよ!」
〚はい!〛
こんな感じで私と海未は先行しているそら、真姫、凛の3人と合流するために移動を始めたわ。
この時はまだ“こんなマイナーな非公認大会なんて余裕よ!余裕!”とか思っていたのよねー。
実際にはこれっぽっちも余裕なんて無かったんだけど…。
私と海未が散発的に襲って来る“マリン・モック”を適当にあしらいながら海中を進んでいると、前方で派手な戦闘が繰り広げられているのが見えて来たわ。
って言うか…ナニかバカでかい魚?みたいなヤツが見えるんだけど…?
ガンプラバトルでバカでかい魚?なんて…気のせいよね…?
バカでかい魚?が見えるなんて、もしかして目が悪くなったのかしら?
コレって合宿終わったら眼科に相談に行ったほうが良いわよね?
バカでかい魚?が目の錯覚的なヤツだと思ってそんな事を考えていたら…
〚えーっと…アレ、なんでしょうか?〛
海未のヤツにもあのバカでかい魚?が見えていたみたい…。
あー、ならアレって錯覚とか幻とかじゃないワケね。
うん。
眼科には行かなくてもいいみたい。
〚ガンダム作品にはあのような大きな魚?のようなモビルスーツも居るのですか?〛
「居なかった…とは思うけど…?」
ガンダム系の作品ってたま~に突拍子もない機体が出て来るから、一概に“居ない!”とは断言出来ないのよねー。
「ってかあのサイズで魚?ならモビルスーツって言うよりもモビルアーマーなんじゃない?」
〚さぁ?そこら辺の区別は私にはまだ判断出来ませんのでよくわかりません。〛
「あー、確かにモビルスーツとモビルアーマーって判断に困る時あるもんねー。」
“サイコガンダム”とか人型に変形するのに、アレって何故か分類上はモビルアーマーなのよね。
基本形態がホンコンシティで最初に出て来た時の三角形(?)みたいな方だからかしら?
〚あのー?〛
モビルスーツとモビルアーマーの仕分け方についてあれこれと思考を巡らせていると、海未がおずおずと尋ねてきたわ。
「ん?なによ?」
〚いえ…やっぱり私たちもアレの狩り?に参加しなければいけないのでしょうか?と思いまして…。〛
「………ぶっちゃけ慣れない塗装しただけの素組の機体でアレと戦うのはイヤよね……。」
〚はい…。嫌ですね…。〛
あの魚?、アレだけの大きさだもん…ただ単純に体当たりしただけでも、簡単に粉々にされちゃうわ。
巨大な質量はそれだけで凶悪な武器になっちゃうのよねー。
そんなデカいヤツとはあんまり戦いたくはないわー…。
でも…
「そんなコト言ってらんないわよね!」
臨時愛機の“にこ専用ズゴック”のメインモニターには、バカでかい魚?と戦っているそら、真姫、凛の姿が映し出されていたわ。
そらはともかく、真姫と凛の2人もがんばってあのバカでかい魚?と戦ってるのに、私が尻込みして傍観してるってワケには行かないわ。
「海未!首くくりなさい!行くわよ!」
〚えーっと…恐らくは覚悟を決めろと言う意味ですよね?その場合は“首を縊る”ではなく、“腹を括る”ですよ?〛
「腹なんてくくってどーすんのよ!くくるなら普通は首でしょ!首!!!」
〚首を縊ったら普通は死んでしまうと思うのですが?〛
「首くくるつもりで死ぬ気で行くわよって意味よ!」
〚いえ、だから首を縊っては普通に死んでしまいますよ?〛
「うっさい!首でも腹でもぶっちゃけどっちでもいいわよ!いいから行くわよ!!!」
〚はぁ、とりあえず了解です。〛
そんな割とグダグダなやり取りをしながら、私と海未は謎のバカでかい魚?が大暴れしている海域へと向かったわ。
遠目でもかなりデカいって思っていたけど、実際にこうして近づいてみるとマジでデカいわね…。
近づいてわかったんだけど、このバカでかい魚?の装甲にはウロコみたいなヤツが大量に張り付けられていたの。
あれ?装甲みたいなウロコ?
それともウロコみたいな装甲?
いや、まぁどっちでもおんなじか…
それにしてもあのバカでかい魚?のウロコ…まるで鎧みたいね…。
見るからに硬そうだわ。
そんな硬そうなウロコの装甲(装甲のウロコ?)を持つバカでかい魚?に対して、真姫と凛が果敢に接近戦を仕掛けていたわ。
真姫の“シャア専用ズゴック”はアイアンネイルで貫こうと、その鋼鉄の爪を突き出したけど…
〚っ!やっぱり硬い!〛
アイアンネイルはウロコの装甲には1ミリも刺さらずに、ガキン!って硬質な音を響かせてあっさりと弾かれちゃっていたわ。
〚なら撲殺してやんにゃ!!!うにゃにゃにゃにゃにゃにゃ!!!!!!〛
真姫の“シャア専用ズゴック”のアイアンネイルがはじかれた横では、凛の“アッガイ”が両腕を素早く何度も突き出してジョジョっぽい感じでいわゆるオラオララッシュをしていたけど…まぁアイアンネイルが刺さらなかった時点で結果はお察しって感じね。
凛の“アッガイ”のオラオララッシュはガツン!ガツン!ガツン!と硬いウロコを何度も何度も殴りつけたけど、破壊するどころか傷の1つすらも付けれなかったわ。
真姫の“シャア専用ズゴック”と凛の“アッガイ”に攻撃されたバカでかい魚?のモビルアーマー?は、反撃に身を捩らせてやっぱりデカい尻尾を近接戦闘を仕掛けた2機に叩きつけようとしたの。
唸りをあげて真姫の“シャア専用ズゴック”と凛の“アッガイ”へと叩きつけられるバカでかい魚?の尻尾。
あんなバカでかい尻尾が勢いよく叩きつけられたら、いくら比較的装甲の暑い装甲を持つ水陸両用モビルスーツでもヤバいわ。
〚真姫!凛!危ない!!!〛
大ピンチの真姫と凛。
私の隣に居る海未が思わず悲鳴を上げてしまったわ。
けどまだ少し距離が離れているここからじゃ、素組の“ズゴック”なんかじゃでナニをどうしたって間に合わないわ。
あー、うん。
でも…海未の謎技なら結構余裕で間に合ったりしそうよね…。
アレ、マジでどんな理論でぶっ放しているのかしら?
真姫と凛の生存をほぼ諦めていた私がそんな事を思っていると、深海にバカそらの怒声が響き渡ったの。
〚させるかってんだよ!こなクソがぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!〛
今にも真姫と凛へと叩きつけられようとしていたデカい尻尾へと、バカそらの“量産型ズゴック(そら機)”は物凄いスピードで突撃して行ったの。
バカそらの“量産型ズゴック(そら機)”はデカい尻尾を下からすくい上げるようにしてアイアンネイルでカチ上げたわ。
ちょうど昇龍拳みたいな感じね。
“量産型ズゴック(そら機)”のガチ上げ昇龍拳は、デカい尻尾の軌道を僅かにズラす事に成功したわ。
その結果、デカい尻尾は真姫と凛の2人に叩きつけられるずに空振ったの。
九死に一生ってトコね。
〚真姫!凛!さっさと下がれ!〛
カチ上げ昇龍拳をぶちキメたそらは素早くバカでかい魚?のモビルアーマー?から距離を取りつつ、真姫と凛の2人へと指示を飛ばすわ。
〚言われなくても!〛
〚わぁーてるにゃ!!!〛
2人は素直にバカでかい魚?のモビルアーマーから距離を取るわ。
〚このっ!!!〛
距離を取りながらも真姫の“シャア専用ズゴック”は、片手をバカでかい魚?のモビルアーマー?へと向けて、メガ粒子砲をぶっ放していたわ。
水中だからかなり威力が減衰しちゃっていたメガ粒子砲だったけど、それでも普通のモビルスーツ程度なら十分にぶち抜けるくらいの威力はあるわ。
けどバカでかい魚?のモビルアーマー?は、メガ粒子砲が直撃してもビクともしなかったの。
〚やっぱ効いてねぇーにゃ!〛
〚わかっててやったんだからいいのよ!〛
真姫と凛は姦しく騒ぎながら、バカでかい魚?のモビルアーマー?から無事に距離を取ったわ。
そんなバカでかい魚?のモビルアーマー?から距離を取った真姫と凛の2人に私と海未は合流したの。
「ちょっと!ナニよ!あのバカでかい魚?は!」
私は合流してすぐに真姫と凛にあのバカでかい魚?のモビルアーマー?の事を問い詰めたわ。
〚ナニよって言われてもわかんないわよ!ほんっとにイミワカンナイ!〛
〚にゃ。凛たちが集まって来たうぞーむぞーをちぎっては投げ、投げてはちぎってって感じで大暴れしていたら、にゃんかウネウネ泳いでやって来やがったにゃ。〛
〚あとはあのデカい身体で暴れまくって私たち以外のファイターは皆殺しってワケよ。〛
真姫と凛にもあのバカでかい魚?モビルアーマー?の正体はわかんないって感じね。
そんなやり取りをしている間も、例のバカでかい魚?モビルアーマー?はそらの“量産型ズゴック(そら機)”を相手に、その巨大をうねらせながら大暴れしていたわ。
そらは臨時愛機の“量産型ズゴック(そら機)”を巧みに操り、バカでかい魚?のモビルアーマー?の体当たりを器用に回避しまくっているわ。
体当たりを器用に回避しなが、そらは“量産型ズゴック(そら機)”の腕を突き出してメガ粒子砲をぶっ放しているけど、さっきの真姫の攻撃とおんなじで虚しくウロコに弾かれてしまっていたわ。
〚チッ!クソめんどくせぇ!〛
そらは悪態をつきながらもバカでかい魚?のモビルアーマー?との攻防を続けるわ。
そんな時だったわ。
〚しぃぃぃぃぃらぁ♪かんすっ♪〛
深海に何ともマヌケな鳴き声(?)が響いたの。
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
次回もバトル回続行です。
次回はVS深海の王者戦開始?
何も無ければ次回はいつも通り月曜日の12時12分に更新予定です。
感想とかいただければ確定で更新しますので、ぜひぜひ。
それでは次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィでございます。
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それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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