ガンプライブ! ~School Gunpla Project~   作:Qooオレンジ

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皆様。本日もご覧いただきありがとうございます。

ソシャゲのガチャのピックアップが全く仕事をしていないQooオレンジでございます。
天井まで引いてピックアップ0とか…確率操作を疑うレベルです…。









今回も本編16話となります。
まだまだグダグダ会話回です。














それでは 第16話「頂へと挑む」そのに 始まります。




















第16話「頂へと挑む」そのに

「そら!いいトコに来たわね!アンタ!今日は“本気”で私たちとバトりなさい!」

 

キッチンで皿洗いを終えてエプロンの裾で濡れた手を拭きながら私達の居る食堂へと戻って来た青空。

 

そんな青空ににこは“本気”で戦うように何故か無駄に上から目線で虚しい胸部装甲を張りながら言い放ったのですが…。

 

「は?普通に嫌なんだけど?」

 

青空は“コイツ、ナニ言ってんだ?”的な感じであっさりとにこへと“嫌だ”と返答を返していました。

 

「ちょっ!?ぬわぁんでよ!!!」

 

「あのなぁ…ぬわぁんでもなんも、にこちゃんの言う俺の“本気”ってコトは、当然“アレ”も使えってコトだろ?俺が“アレ”を使えばどーなるのかにこちゃんだって知ってんだろ?」

 

「そ、それは…まぁ知ってるけど…。」

 

青空の言葉ににこが珍しく言い淀んでいます。

 

青空とにこが言う青空の“本気”とか“アレ”とか、一体なんの事なのでしょう?

 

「はぁ…とりあえず!アンタたちは先にバトルの準備しといて!絵理!希!そっちは頼んだわよ!」

 

短くため息をひとつついたにこはこちらに振り向くと、“先にバトルの準備をしとおいて”と告げて、絵理と希に引率を頼み退室を促しました。

 

「仕方ないわね。けどにこ、あんまりソラに無理はさせないでね?」

 

「そやね。せっかくの合宿最終日なんやから、無理させ過ぎてグロッキーなんて可哀想やもん。」

 

「わかってるわよ…けど、必要なコトだってのはアンタたちにもわかってるでしょ。」

 

「えぇ。わかっているわ。私たち…と言うか、穂乃果たちにとってはね。」

 

「あとはソラっちにとっても、やね?」

 

にこと絵理と希は、三人でナニか訳あり的な会話をしていましたが、話し終えると絵理と希が穂乃果たちへと食堂からの退出を促し始めました。

 

「ほらみんな!バトルの準備しに行くわよ!」

 

「今日はみんなガチ仕様に準備しとかなアカンよー?」

 

絵理と希に促されるままに、穂乃果たちはワイワイガヤガヤと食堂から退出して行きます。

 

私は食堂に残された青空とにこの二人が気になり、そっと気配を消して食堂の端に身を潜めました。

 

食堂から出て行く絵理がチラリと気配を消して潜んだ私をしばらくじっと見ていましたが、やがて“仕方ないわね”と言った感じに嘆息すると、振り返って穂乃果たちを追って行きました。

 

あの様子だと、どうやら絵理には私の隠行がバレてしまっていたようですね。

 

絵理に隠行を見抜かれるなんて、私もまだまだ未熟者ですね。

 

食堂から穂乃果や絵理たちが退出し終えると、誰も居なくなった事を確認したにこが青空へと話し掛け始めました。

 

先ほど絵理には私の隠行がバレていましたが、武術に関しては素人のにこと青空の二人には、私が室内に気配を消して潜んでいるのはバレてはいないようです。

 

良かったです。

 

これでにこと青空にも私の隠行がバレていた…なんて情けない事になってしまったら、また1から修行をし直さないといけませんでしたからね。

私が内心で安堵していると、食堂に二人きり(+潜んでいる私)になった事を確認したにこが青空へと話し掛けました。

 

「ねぇ青空…ホントにダメ?新しいガンプラに乗り換えた穂乃果たちには、この辺りでナニをしても勝てないヤツが居るってコトを教えておきたいのよ。挫折させるなら早いほうがいいでしょ?」

 

「挫折ってなぁ…。悪ぃけど、どっちにしろ今の穂乃果たちじゃ“アレ”を使わなくても、俺には勝てないだろ?今はそれで十分なんじゃねぇーのか?」

 

「それはそうだけど…でもアンタ、まだあの娘たちに“本気”見せてないでしょ?」

 

二人は何やらずっと話し込んでいますが、にこや青空が言っている“アレ”とはなんの事なのでしょうか?

 

話の内容から、青空が“本気”を出すための前提条件のようですが…?

 

「ね?お願い!“アレ”使ってアンタがグロッキーになったら、にこにーサマが特別に膝枕してあげるから!ね?ね?ね?」

 

「……………頭も撫でろ…。」

 

「っ!もちろんいいわよ!膝枕しながら頭ハゲるくらいに撫でまくってやるわ!」

 

「そこまでしなくてもいいっての…ったく…はぁ……面倒くせぇ…。」

 

そんなこんなしているうちに話は進み、どうやら青空が折れて件の“アレ”とやらを使う事を了承したようです。

 

ところで…“アレ”とやらを使う決め手になったのは“にこの膝枕”…ではないですよね?

 

膝枕くらいなら言ってくれれば私だっていくらでもしてあげるのですが…?

 

むしろ今流行り(?)の膝枕しての授乳手◯キだってしてあげますよ?

 

妊娠しているワケでも特殊体質なワケでもないので、流石に実際に授乳出来るワケではありませんが…。

 

まぁあぁ言うプレイは実際に母乳が出るかとか云々よりも雰囲気なので問題はありませんよね?

 

私が授乳手◯キプレイの妄想に耽っていると、嬉しそうなにことそれと対比してあきらかにイヤイヤと言った感じの青空が、二人で食堂をあとにしました。

 

私は食堂から出て行く二人を身を潜めながら見送ると、そっと隠行を解いて、穂乃果たちへと合流するべく歩を速めます。

 

結局、青空やにこの言っていた“アレ”の正体はわかりませんでしたね。

 

二人の話を盗み聞きした内容を精査すると、このあとの練習バトルでその正体がわかるとは思うのですが…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私が女子九人で寝泊まりしている大広間へと向かうと、そこではすでに穂乃果たちがワイワイ騒ぎながらガンプラバトルの為にそれぞれ自らのガンプラの準備をしていました。

 

「ガチバトルの準備って言われても、結局準備するのっていつも通りなんだけど大丈夫なのかなぁ…?」

 

準備を進めている穂乃果が、自らの愛機“ソルストライクガンダム”を保管ケースから取り出しながら、隣のことりへと話し掛けています。

 

「う〜ん…確かにぶっちゃけ穂乃果ちゃんの言う通り、ことりたちのガンプラってガチバトルでも普通のバトルでも基本的にはおんなじ装備だよね〜。」

 

「だよね!穂乃果たち!別にしすてむせってい?とか言うヤツを弄ったりもしないし!」

 

「あ〜…ことりはちょっとそこら辺は弄らないとダメかも?ですぅ。」

 

「えっ!?そーなの?」

 

「ちゅん。“soar”の最適化…って言っても穂乃果ちゃんにはわかんないよね?」

 

「うん!もちろんわかんない!」

 

穂乃果とことりの二人はグダグダと話しながらも、それぞれのガンプラに手持ち武装を持たせていました。

 

穂乃果の方は“ソルストライクガンダム”にビームライフルとシールドを持たせると、今度は背中にバックパック(ストライク系列機なので正確にはストライカーパックですね♪)を取り付けています。

 

合宿中ににこから貰ったにこ謹製の“キャバリエールストライカー”ですね。

 

大推力で高機動…その大推力を利用しての地上での飛行も可能。

 

大きな翼部分は展開すれば非常に鋭利で硬いブレードにもなっており、すれ違いざまに上手く相手に当てれば簡単に切り裂く…なんて使い方も出来ます。

 

考え無しの無謀な突撃を是とする穂乃果にとって、にこが譲り渡した高機動型の“キャバリエールストライカー”はとても相性の良いストライカーパックですね。

 

最も…相性が良過ぎて今まで以上に穂乃果が考え無しに突撃してしまうのは問題でもあるのですが…。

 

穂乃果が“キャバリエールストライカー”を自機へと装着させている一方で、傍らのことりは自身のGPベースにタブレットを接続して、色々と機体の設定を変更していました。

 

先ほど言っていた“soar”用の設定をし直しているのでしょうね。

 

ことりは未だに安定こそしてはいませんが、最近は青空が使う必殺技(?)の“Rapid acceleration(ラピット アクセラレーション)”もそれとなく使えるようになって来ています。

 

ことり曰く、まだまだ不完全で不安定なので、実戦でどれほど使えるかはわからないとの事ですが、私としては不完全で不安定であっても、あの青空の“Rapid acceleration”を使えるようになったのは凄いと思います。

 

ことりは私達には隠していますが、“soar”を使いこなす為にと毎日必死に努力していましたからね。

 

日々のガンプラバトル部での練習の他にも、部活の練習後や休日にも一人でこっそりと“soar”こ練習しているようでしたから。

 

それに加えて私達の公式戦用のバトルコスチュームも作ってくれているのですから、ことりには本当に頭が下がる思いです。

 

まぁナニかあるとすぐに包丁取り出して凶行に走るのはどうかと思いますが…。

 

私はバトルの準備を進めていた穂乃果とことりから視線を外し、今度は真姫達一年生トリオが準備を進めている様子を伺いました。

 

花陽は既にバトルの準備を終えているようで、傍らには自機である“ジム・カーバンクル”と愛用の黄緑色のGPベースが置かれています。

 

合宿中、花陽は“ジム・カーバンクル”ではなく“リ・ジェ”と言う新しいガンプラを度々使っていたようですが、今回はいつも通りに“ジム・カーバンクル”の方を使う様ですね。

 

確か“リ・ジェ”と言うガンプラは、まだ未完成で花陽自身使いこなせていない…と言う事でしたので、今回は安定性を取って使いやすい“ジム・カーバンクル”の方を選択したのでしょうね。

 

花陽の隣では真姫が合宿中に完成させた新しい愛機“紅姫”に刀を取り付けていました。

 

腰には左右それぞれ二振りずつ、合計で四振りの刀が差されています。

 

“紅姫”の“武装領域(ウェポン・ストレージ)”の中には、あの四振りの刀の他にも大量の刀が収納されているそうですが………ガンプラで真姫が刀を使い捨てにするあの戦い方はどうにかならないモノでしょうか?

 

確かに刀は所詮は人斬りの為の道具に過ぎませんが、それでも自らの命を預ける大切な相棒でもあるのです。

 

そんな大切な相棒を使い捨てる真姫の戦い方は余り褒められたモノではありません。

 

“炎刀化”させると刀の寿命が一気に縮み、そこにさらに数打ちの刀は脆い…と言う仕方ない理由があるのも理解していはいるのですが……。

 

真姫にも私の“妖刀 嫁斬丸”の様な相刀が出来れば、今の刀を使い捨てる戦い方を改めてくれるでしょうか…。

 

色々と不安な真姫の隣には、さらに不安な人物がいます。

 

そう…凛です。

 

一年生トリオの中では一番頭穂乃果で不安な凛なのですが…実は私が思っていたよりもしっかりしていたりするんですよね。

 

それは戦い方が至極単純なせいでもあります。

 

凛の戦い方は高機動で一気に駆け抜けて、手にした巨大な“ハロハンマー”でぶん殴る。

 

ただそれだけなのです。

 

やる事、出来る事がはっきりしている分、バトルになると迷いがないから案外と安定しているのです。

 

穂乃果同様に無謀な突撃をするのはどうかと思いますが、機体がもう完全に突撃仕様なのでこれはもう仕方ありません。

 

凛にはあのまま真っ直ぐに突撃しまくって貰うのが一番…と言うのが、ガンプラバトル有識者な私達“μ’s”のベテラン勢の総意でした。

 

“lily white”で出撃した際には、しっかりと援護する事にしましょう。

 

ちなみに絵理と希の二人は既にバトルの準備を終えて、別荘の地下室に設置されているガンプラバトルシミュレーターの準備をしに行ったそうです。

 

あの二人は青空やにこ同様にガンプラバトルのベテランなので、バトルの準備自体はサクサク終えてしまったのでしょうね。

 

特に絵理の“トールギス・ヴァルキュリア”は穂乃果や凛以上に極端な突撃仕様のガンプラなので、準備と言っても武装である大型ランスと大型シールドを持たせるだけですからね。

 

希は…まぁ希ですから。

 

大体その一言で片がつくのもどうかと思いますが…。

 

さて、では私も“アルテミスガンダム”の準備をしてしまいましょうか。

 

にこ曰く、今日はガチバトルの準備をしろとの事なので、しっかりとガンプラの確認もしておきましょう。

 

それにしても…青空の“本気”ですか…。

 

今まで以上に手強い…と言う事なのですよね?

 

一体どれほどのものなのでしょうか…?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。



次回もやっぱり出撃準備回の予定です。



何も無ければ次回はいつも通り月曜日の12時12分に更新予定です。
感想とかいただければ確定で更新しますので、ぜひぜひ。



それでは次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィでございます。



皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。

それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のお気に入り登録、ご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。
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