ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
30MSのティアーシャの新Vre.を買えなかったQooオレンジでございます。
投げ売りされている某ウ◯コのプラモ?を生産するよりも、ガンプラや30MSを増産して欲しいです。
今回も本編16話となります。
まだまだグダグダ会話回です。
それでは 第16話「頂へと挑む」そのよん 始まります。
それぞれの配置が決まると、次ににこが話し出したのはどのように青空と戦うかでした。
「とりあえず配置は以上よ。あとは作戦なんだけど…」
にこが作戦について話そうとしている中、絵理と希の二人はにこがどんな作戦を立案したのかある程度は予想している様でした。
絵理は心苦しそうに、希は苦笑い。
二人はそれぞれそんな表情をしています。
二人共、にことの付き合いは私達よりも長いので、ある程度は予測がつくのでしょうね。
「前衛と遊撃がソラのヤツにヤラれている間に、希の“ドム・ハーミット”の“サテライトリボルバー”で一気に吹き飛ばすわ。」
そうこうしていると、にこの口から今回の対青空戦の作戦が語られした。
その内容はご覧の通りで、“前衛・遊撃が青空に撃墜されている間に一気に吹き飛ばす”と言う、何とも乱暴なモノでした。
「はぁ?ちょっと!ナニソレ?私たちがヤラれてる間に攻撃ってイミワカンナイ!」
「あれ?ねえ真姫ちゃん?もしかして穂乃果たちがヤラれちゃうのは決定って感じっぽい?」
「そうよ!そこの似非ロリっ子はそう言ってるの!しかも私たち前衛だけじゃなく、ことりたちの遊撃組もヤラれる前提よ!」
「うぇー…流石に穂乃果たちだけじゃなくて、ことりちゃんたちまですぐにヤラれちゃうとか、ソレは無いんじゃないの?って穂乃果でもわかるよ?」
「穂乃果でもわかるコトをわかってないって言うなら!そこの似非ロリっ子の頭の中身に詰まってるモノは穂乃果以下ってコトよ!」
「あれ?穂乃果以下って、もしかして穂乃果、真姫ちゃんに結構酷いコト言われてない?」
「………気のせいよ…。たぶん。」
「あっ!そっか!気のせいだよね!うん!うん!」
にこが話した対青空戦の作戦を聞いた真姫は、不愉快そうに反論をしていました。
それに同調(?)するように、穂乃果も声を上げます。
真姫の言う事も最もです。
流石に前衛組二人+遊撃三人が青空に撃墜されている間に、希の“ドム・ハーミット”の“サテライトリボルバー”で攻撃するだなんて、余りにも乱暴過ぎます。
「アンタたち、あのバカの“本気”相手にして生き残れるって言うなら、別に生き残ってくれてもいいのよ。むしろあのバカの初撃を前衛組2人で防いで、数秒でも良いから持ち堪えてくれたら上出来の部類よ。アンタたちが生き残ってあのバカを足止めしてる間に、希に1発ズドンってヤってもらうから。」
にこは文句を言い続けている真姫と穂乃果に、まるで何処か挑発するような感じに言葉を投げ掛けました。
にこの言い方だと、穂乃果と真姫が青空を数秒でも押さえられたならば、そのスキに希の“ドム・ハーミット”の“サテライトリボルバー”で吹き飛ばす…と言っているように聞こえるのですが…?
ソレはつまり、味方ごと“サテライトリボルバー”で青空を吹き飛ばす…と言う事ですよね?
「なっ!生き残れるならって!流石に初撃くらいは防いでみせるわよ!」
「うんっ!穂乃果だってたぶんソレくらいならだいじょーぶだもん!」
「はぁ…ホント呑気よね。やれやれって感じだわ。コッチは絶対に大丈夫じゃないってわかってるから言ってやってんのよ。なんなら積んであるガンプラ全部賭けてもいいわよ?最後に再販されてから10年以上も再販されてないキットや、もう2度と再販されない元祖SDの超希少キットもあるわよ?殴り合ってでも手に入れたいマニア垂涎のガンプラ…ソレをアンタたちがソレのバカを抑えられたら全部くれてあげるわ。」
「なによソレ…ほんっとイミワカンナイ…。」
「ふへぇ?そら君の本気って、にこちゃんが弱気になるくらいにすごいの…?」
普段はあれだけ感情の起伏が激しいにこが、宝物である筈の希少なガンプラを賭けてまで“絶対に無理”と淡々と話すその様子に、穂乃果も真姫も段々と気後れして行きます。
終いには穂乃果と真姫の二人は黙ってしまいました。
「絵理。アンタはもちろんわかってるだろうけど…。」
「えぇ、わかってるわ。私たち遊撃組3人は、穂乃果と真姫がソラに襲われた瞬間に全速力で一気に距離を詰めて、少しでもあの子の動きを抑える…でいいのよね?」
「そ。捨て駒にしちゃって悪いんだけど、頼んだわよ。」
「“本気”のソラ相手なら仕方ないわ。私たちに任せて…って言えないのが何とも悩ましいわね。実際、“本気”のソラ相手に私たちが何秒持つかはわからないけど、出来るだけのコトはやってみるわ。そんなワケだから、ことりも凛も私が合図したら、後先なんて考えなくていいからソラに向かって突撃しちゃってね?」
穂乃果と真姫の二人が絶句している間に、次ににこは絵理へと声を掛けました。
絵理はやはりにこがどんな戦い方を望んでいるのかを理解している様です。
その証拠に、絵理の言葉ににこは短く“頼んだわよ”と返事を返していました。
「うにゃぁ…絵理ちゃんレベルで捨て駒って…。にゃ、コレってガチでヤバくね?だにゃ。」
「ちゅん。にこっぱちがことりに頭下げるレベルでガチでマジでやべ〜って言ってたのはダテじゃねぇ〜みたいですぅ。」
「ぶっちゃけ凛はそのそら君の“本気”ってヤツが怖ぇーにゃ。怖すぎるにゃ。」
「ことりも今回は流石にちょ〜っと怖くなって来ちゃったかも?」
絵理とにこの様子を見ていたことりと凛は、二人とも顔を引き攣らせながら呻いています。
流石に私達“μ's”でもトップクラスの戦闘力(耐久力?)を持っている絵理ですらも“捨て駒”になれと言わしめる青空の“本気”に、狂悪で狂暴で狂鳥なことりも楽観的で頭準穂乃果級な凛も戦慄が隠しきれない様子です。
意外だったのはことりも凛も、にこに“捨て駒”扱いをされても特に反論がなかった事ですね。
ことり(狂)と凛の性格的に“捨て駒”扱いされたりしたら、真姫と穂乃果のように文句の一つも言うものだと思っていたのですが…?
特にことり(狂)はまたにこにネチネチとくだを巻いたて絡んで行くモノだと思っていました。
ですがことり(狂)は予想以上におとなしく“捨て駒”と言う役割を受け入れてしまいましたね。
「で、次は中衛の私ね。私は絵理たち遊撃組が全滅したタイミングでソラのバカを拘束しに掛かるわ。まぁ一応粘るつもりではあるけど、たぶん…ってか確実に秒でヤラれると思うわ。」
絵理、ことり、凛の遊撃組に役割分担を指示し終えたにこは次に自分の中衛ポジションが何をするのか私たちに教えてくれました。
にこの中衛の役割は遊撃組三人が全滅したタイミングで青空に仕掛けて、青空をその場に拘束させるのが主な役割の様です。
自身の役割を語るにこは、何処か自嘲気味に微笑んでいました。
「ねぇ…ここまでの役割分担を聞いてると、段階的にソラに襲われてヤラれる事を前提にしてるみたいだけど…?」
少し冷静になった真姫がにこに確認?するように声を掛けます。
確かに、ここまでのそれぞれの役割分担を聞いていると、青空に襲われる事と、襲われた際に少しでも時間を稼ぐ事が目的のように感じますね。
「ヤラれるコト前提の時間稼ぎだったら、全員で一斉に行けばいいんじゃないの?その方が多少なりとも連携も出来て、時間稼ぎ出来るんしゃない?」
「あー、それね。たぶんムリ。“Rapid acceleration(ラピット アクセラレーション)”の圏内に入った瞬間に全員まとめてバラバラにされて終わりよ。」
「ゔぇえ…なんか普通にその光景が目に浮かんだわ…。」
真姫の“全員で連携しながら行く”と言う提案はにこにより速攻で否定されました。
まぁにこの言う様に真姫の提案通りに集団で行動するば、“Rapid acceleration”の剣戟の嵐に巻き込まれて全員一斉に斬り裂かれてしまうんでしょうね。
私なら“Rapid acceleration”の超高速の連撃も、始めの何撃は捌く事は出来るかもしれませんが、最終的には連続で繰り出される“soar”の速度に追い付けずにズタボロに斬り裂かれておしまいです。
「最後に後衛組の役割だけど、ここは単純ね。海未、花陽、希の3人で協力して“サテライトリボルバー”ぶっ放してソラをぶっ飛ばしちゃって。確か前にもやったわよね?アンタたち3人で連携して“サテライトリボルバー”で狙撃するのって?」
そう言えばありましたね。
私と花陽と希の三人で協力して“サテライトリボルバー”をぶっ放した時が。
あれは春の神田明神杯の時でしたでしょうか?
あの時は“アルテミスガンダムは完成していなかったので、”私はまだ“ジム・スナイパーⅡ”に乗っていましたね。
花陽の“ジム・カーバンクル”の高性能なセンサー類を私の“ジム・スナイパーⅡ”に接続して、さらに私の“ジム・スナイパーⅡ”に希の“ドム・ハーミット”の“サテライトリボルバー”を接続して…。
花陽が探って私が狙って希がぶっ放す。
三機連結しての超長距離からの超火力狙撃。
今回もそれで青空を狙撃して撃墜を狙うと言うワケですね。
「海未。アンタは狙えるタイミングがあるなら、例え私たちがソラと一緒に“サテライトリボルバー”に巻き込まれたとしても躊躇しないでトリガーを引きなさい。味方もろともぶち抜くのがあのバカ相手には一番有効で効率的よ。」
にこは無表情で私にそう話しました。
にこのその言葉に私は改めて気を引き締めます。
なにせあの自己主張の激しいにこが自らを犠牲にする様な作戦を取るのですから。
これはもう余程の事です。
「アンタたち3人が対ソラ戦の要よ。私たちの命…アンタたちに預けるから、精々有効活用してちょうだい。」
にこは最後にそう締めくくり、それぞれの役割分担を説明し終えました。。
「はひ。花陽たち後衛組は責任重大ですね。」
「まぁうちはいつも通りに“サテライトリボルバー”ぶっ放すだけやけどね♪今回はトリガーも海未ちゃんに預ける形になるし♪」
「それだと花陽も“ジム・カーバンクル”のセンサー類を使うだけだから、案外お気楽かもですねー。」
「せやろ?うちら2人はお気楽に行こか♪」
「はひ!お気楽が一番です!」
私と共に後衛組に配置された花陽と希の二人は、何ともお気楽なコトを言っています。
「そんなワケやから海未ちゃんはうちらの分まで頑張って♪」
「はひ!頑張ってください!」
「貴女たちは…はぁ…仕方ありません。皆さんの命を預けられる以上は、やるしかありません。やれる事をやれるだけやってやりますよ!」
私のやるべき事はいつも通りに“狙って撃つ”。
ただそれだけの事です。
そう、それだけの事なのです。
ならば私に出来る範囲で、いつも通りに出来る事をやるだけです。
例え“本気”の青空が相手であったとしても…。
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
次回こそは出撃しての戦闘回……になればいいなぁ…の予定です。
何も無ければ次回はいつも通り月曜日の12時12分に更新予定です。
感想とかいただければ確定で更新しますので、ぜひぜひ。
それでは次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィでございます。
皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のお気に入り登録、ご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。