ガンプライブ! ~School Gunpla Project~   作:Qooオレンジ

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皆様。本日もご覧いただきありがとうございます。

古戦場真っ最中なQooオレンジでございます。
今のところは風はガチの神石編成なので色々と余裕ありそうです。









今回も本編16話となります。
ようやく出撃です。
今回、途中でソラの相棒のアイリの挿絵が入ります。
アイリの見た目はもう完全に趣味全開です。













それでは 第16話「頂へと挑む」そのご 始まります。





















第16話「頂へと挑む」そのご

西木野家所有の別荘の大広間で準備と出撃前のブリーフィングを終えた私達は、全員でガンプラバトルシミュレーターの筐体が設置されている地下室へと移動しました。

 

移動中、会話らしい会話はほとんど無く、みんなそれぞれ青空の“本気”と向き合う事に緊張しているのが手に取る様にわかってしまいます。

 

ブリーフィング中にあれだけ“お気楽に行こかー♪”とか言っていた希までもが珍しく難しい顔で黙って歩いているその様は、これから戦う青空の“本気”がどれ程のモノなのかを如実に語っている様で、皆の命を預けると言われてしまった私は戦々恐々としてしまいます。

 

それでも…私は私に出来る事をやるだけです。

 

狙って撃つ。

 

今も昔も、穂乃果に誘われてガンプラバトルを始めた時から私に出来るのはただそれだけですから。

 

これから始まるであろう青空との激戦にそれぞれ身構えながらも、私達はガンプラバトルシミュレーターの筐体が設置されている地下室の扉を開きました。

 

地下室の扉の先…そこには既に青空の姿があり、中央端末を操作してガンプラバトルシミュレーターの筐体の準備をしてくれていました。

 

「おう。やっと来たのかよ。」

 

青空はぞろぞろと連れ立って室内へと入って来た私達を一瞥すると、素っ気なくそう言いました。

 

私はその青空の様子に少しだけ“あれ?”と思ってしまいます。

 

私の気のせいでしょうか…?

 

青空も何だか緊張している様な雰囲気を感じます。

 

あの向かうところ敵無しで百戦錬磨で常勝無敗な青空が緊張している?

 

青空は過去のあれこれで公式戦アレルギーですから、ガンプラバトル連盟が主催するガンプラの公式戦でこそアレルギーが発症して緊張してしまい、顔面蒼白にしてガクブルしていますが、それ以外のバトルではいつも何食わぬ顔で泰然と構えていました。

 

その青空が今は多少なりとも緊張している…。

 

その違和感に私は何となく“あれ?”と思ってしまったのです。

 

もしかして…これは青空の“本気”とやらが関わっているのでしょうか…?

 

「待たせたわ。アンタの方は…準備万端って感じみたいね?」

 

「おうよ。何時でも何処でもってヤツだな。」

 

青空はにこと二・三言軽口を言い合うと、私達の方へと目を向けます。

 

そして…

 

「準備出来てるならさっさとヤッちまおうぜ。」

 

と、ニヤリとわざとらしく口元を歪めてこちらへと短く言ったのでした。

 

ここで何を思ったのか、花陽が青空の“ヤッちまおうぜ”と言う言葉に何故か反応しました。

 

「ヤッちまおうぜ!とか何だかちょっといやらしい言葉ですよね!ね!ね!そーですよね!もしかしてこのままみんなで乱交ですか!9対1での大乱交スマッシュシスターズですか!ヤッちゃいます?ヤッちゃいますか?ヤッちゃいましょう!そりゃもう盛大に精と子が織り交ぜる白濁液にまみれてくんずほぐれずのネチョネチョのドロドロになっちゃいましょう!今なら花陽のは♪じ♪め♪て♪もオマケでプレゼントしちゃいますよ!お得ですよ!お客さん!どーですか!お客さん!9人のタイプの異なる女の子のアナと言うアナにズッポリとアレとかソレとかもうめちゃくちゃに突っ込んであはーん♪ってうっふーん♪って言わせちゃえる大チャンスですよっ!」

 

「えーっと、花陽?ソラの言ったヤるってそっちのヤるじゃないとエリーチカ、思うんだけど?」

 

「はひ!モチのロンでそんなコトはまるっと全部わかってますっ!ただス◯トロプレイ大好きな人に取ってはヨダレ垂れ流すくらいに激レアな現役JKがみんなおしっこ漏れちゃうくらいに緊張してるんで場を少しでも和ませようって花陽的せくし〜じょーくですっ!」

 

「さっきの長文のドコがセクシーだったのかしら?残念だけどちょっとエリーチカには理解できなかったわ?」

 

「それは絵理ちゃんにセクシーさが足りてないからですねっ!」

 

「………セクシーさ?」

 

「はひ!セクシーさですっ!絵理ちゃんはもっとセクシーさを出すためにもう服とかブラとかおパンツとか着てるモノぜーーーんぶ脱いじゃってついでに下の毛も剃っちゃいましょう!」

 

「全裸になって下の毛も剃る……………ソレはアリね♪」

 

「はひ!って!?ほへっ!?はひ!?あ、アリなんですかぁ!?」

 

「えぇ、普通にアリよ。アリアリのアリ。全裸になって下の毛も剃ったら最後に真っ赤なロープで亀甲縛りとかすればもう完璧ね♪」

 

「全裸になって下の毛も剃って赤いロープで亀甲縛りって、それってもうただの変態確定なんじゃないですか?って花陽的にはそー思ったり思わなかったり?」

 

「えっ?変態?」

 

「はひ。変態ですね。」

 

「変態なの?全裸で下の毛も剃って亀甲縛りって?」

 

「はひ。変態です。」

 

「変態なんだ…」

 

「変態ですね。確実に。」

 

「ほら!そこのドMと米狂いのアホ2匹!いつまでもバカみたいなコト言って遊んでないでさっさと出撃登録しちゃいなさい!」

 

緊張をほぐすためと言う建前で暴走し始めた花陽に冷静にツッコミを入れていた絵理。

 

最初こそ花陽の暴走に絵理がツッコミを入れるという構図でしたが、次第に流れは絵理に対して花陽がツッコミを入れるという構図に変わっていました。

 

まぁ割とどうでもいいんですけど。

 

私達はお馬鹿なやり取りを続けていた花陽と絵理を放置して、それぞれ出撃登録を済ませちゃいました。

 

それでもまだお馬鹿なやり取りを続けていいた花陽と絵理に、とうとうにこが“早く準備登録しなさい!”と怒鳴ります。

 

花陽と絵理はにこに怒鳴られてようやく、他の面々が既に出撃登録を済ませていたコトに気付いた様です。

 

二人で顔を見合わせてアセアセと慌てて出撃登録をし始めました。

 

それにしても…大乱交スマッシュシスターズですか…。

 

個人的には“ハジメテ”は老舗の温泉旅館の離れで二人きりでしっぽりと……って!ナニをいわせるんですかっ!

 

「お待たせ!出撃登録終わったわ!」

 

「はひ!花陽もバッチリ登録完了ですっ!」

 

花陽と絵理のお馬鹿なやり取りに引き摺られて私の思考が少しだけ破廉恥な方へと向かい始めていると、そのお馬鹿なやり取りにしていた花陽と絵理の二人もサクッと出撃登録を済ませてこちらへとやって来ました。

 

「ん。さて、と。バカ2匹も出撃登録終わったみたいだし…アンタたち、そろそろ覚悟は出来た?」

 

にこは私達のもとへと合流した花陽と絵理を含めた全員に珍しく真面目な顔でそう言いました。

 

真面目過ぎていつもの“にっこにっこにー♪”すらありません。

 

アレが無いと少し寂しいと思ってしまえる様になった私は、もうすっかりとにこに毒されているのかもしれませんね。

 

そんなコトを何となく思いながら、私はにこの“覚悟はいいか?”という言葉に無言で頷きます。

 

他の面々も私に追随して、にこの言葉に対して頷いていました。

 

「そ。なら…いっちょ気合を入れて行くわよ!」

 

いよいよ“本気”の青空とのバトルが始まります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私達がそんなやり取りをしていたその頃…青空は一人で先にガンプラバトルシミュレーターの筐体へと乗り込んでいました。

 

そして相棒である電子精霊のアイリと会話していました。

 

ちなみにここでの青空とアイリの会話は本来ならば私の預かり知らぬコトです。

 

今回は天の声の特権(?)と言う事で、特別に覗き見していたりします♪

 

「アイリ。今日は本気で行くぞ。」

 

《本気ですか?申し訳ありませんが、本気とはどの程度までの“本気”ですか?》

 

「本気って言ったら本気だ。俺の今の手持ちの札を全部使い切る。」

 

《なら当然、“アレ”も使うつもりですか?》

 

「使う。ぶっちゃけると使いたくねぇーけど、にこちゃんが使えって言うからよぉ…。」

 

《やれやれですね。負い目があるとは言え、マスターは相変わらずにこには激甘ですね。まぁいいです。ですが本当によろしいのですか?今の私とマスターは“誓約”を交わした当時から相当にズレていますよ?そんな今の私達が“アレ”を使えば、マスターにはかなり負担が掛かってしまいますが?》

 

「おう、そこら辺は重々承知ってヤツだ。まぁ1回か2回程度なら大丈夫だろ。」

 

《そうですね。マスターの仰る通り1度か2度ならば、非常にグロッキーになる程度で死にはしませんね。》

 

「おうよ。だからまぁ……使うぞ。アレを。」

 

《…………はぁ…。仕方ありませんね。了承しました。マスターの意思を尊重しておきましょう。》

 

「悪ぃーな。」

 

《全くです。一応は極力マスターに負担が掛からない様に微力を尽くして差し上げますよ。精々むせび泣いて五体投地で感謝して下さい。》

 

 

【挿絵表示】

 

 

「へいへい。そりゃどーも。」

 

青空とアイリの一人と一体がそんな会話を交わしているコトを知らずに、私達は今回のバトルの為に特別に設定されたバトルフィールドへとそれぞれ出撃を始めたのでした…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

青空とアイリのやり取りから所変わって、私達は今回設定したバトルフィールドへとそれぞれ出撃を開始しました。

 

まずは前衛の二人。

 

穂乃果と真姫からです。

 

〚高坂 穂乃果!“キャバリエール・ソルストライクガンダム”!みんな!ファイトだよ!〛

 

〚西木野 真姫!“紅姫”!出るわよ!〛

 

続けて遊撃三人。

 

ことり、絵理、凛の三人です。

 

〚南 ことり♪“ウイングガンダム・リトルバード”♪み〜んなまとめて♪ことりのオヤツにしてやりまぅ♪〛

 

〚絢瀬 絵里!“トールギス・ヴァルキュリア”!シュトゥールム!!!〛

 

〚星空 凛!“Gケット・シー”!ぬっこぬっこにしてやんにゃ!!!〛

 

続けて中衛のにこ。

 

〚矢澤 にこ!“ガンダムアストレイ・ダークフレーム禍にこ”!今日はおふざけ無しにガチで行くわよ!!!〛

 

最後に後衛三人。

 

私、花陽、希の三人です。

 

「一射一倒!狙った獲物は逃がしません!“アルテミスガンダム”!園田 海未!いざ!推して参ります!」

 

〚小泉 花陽!“ジム・カーバンクル”!い、いきまーーーーす!!!〛

 

〚“ドム・ハーミット”♪東條 希♪一発ぶっしゅ♪っと行っとこか〜♪〛

 

順番にそれぞれ出撃を終えて発進ゲートを抜けると、目の前には今回設定したベーシックな宇宙空間のバトルフィールドが広がっていました。

 

出撃し終えると、私達はすぐさま隊列を組み直します。

 

事前のブリーフィングで決めていた通りに、穂乃果と真姫が前衛。

 

中衛としてにこ。

 

後衛には私と花陽と希。

 

遊撃組のことりと絵理と凛の三人は、既にそれぞれ速度を上げて前衛の二人の周辺を旋回しています。

 

〚あっ!ねぇねぇ!あれ見て!ちゃんとお月様があるよ!〛

 

隊列が完成すると、穂乃果がバトルフィールドに月がある事に気付きました。

 

穂乃果の“キャバリエール・ソルストライクガンダム”は月からマイクロウェーブを介して膨大なエネルギーを受信する事で、機体を超強化する“サテライトチャージ”が使えます。

 

月のある無しは穂乃果に取っては死活問題です。

 

そんな月がバトルフィールドにある事に気付いた穂乃果は喜色満面と言った様子です。

 

〚当たり前でしょ!アンタが“サテライトチャージ”使えるようにってわざわざ月のあるバトルフィールドを設定してやったんだから!〛

 

〚ほへ?そーなの?〛

 

〚そーなのよ!ほら!アンタはさっさと“サテライトシステム”起動して“サテライトチャージ”を発動させちゃいなさい!〛

 

〚はーい!〛

 

はしゃぐ穂乃果ににこが月のある理由を説明します。

 

そして続けて穂乃果に“サテライトチャージ”を発動させる様に促します。

 

さらに…

 

〚真姫!アンタもあの“烈火装”?ってヤツを発動させてちゃって!〛

 

にこは真姫へも強化アビリティ“烈火装”を発動する様に指示を出しました。

 

〚別にいいけど…エネルギーの消費がバカみたいに激しいからこんな超序盤で“烈火装”使ったら、すぐにエネルギー切れになって役立たずになるわよ?〛

 

〚問題ないわ。どーせアンタたち前衛2人は真っ先にソラのバカに蹂躙されて撃墜されるわ。けど事前に強化アビリティを使っておけば、ワンチャン撃墜されるまでの時間が伸びるかもしれないからおとなしく使っておきなさい。〛

 

〚ゔぇえ…。ちょっと…どうせすぐに撃墜されるって…〛

 

〚すぐに墜とされなかったらご褒美くれてやるわ!なんでもいいからさっさと強化アビ使っちゃいなさい!〛

 

〚あー!もう!わかったわよ!使えばいいんでしょ!使えば!〛

 

真姫はエネルギー消費の激しい“紅姫”の固有強化アビリティ“烈火装”の発動を渋っていましたが、にこにゴリ押しされる形で仕方なく“烈火装”の発動を受け入れた様です。

 

〚そら君が本気なら穂乃果たちだって本気の本気だよ!ぽち!“サテライトシステム”きどーだよ!〛

 

《りょーかーい。さてらいとしすてむ、きどー。》

 

〚来て!マイクロウェーブ!!!〛

 

穂乃果は気合を入れ直すと、自身の電子精霊“ぽち”に“サテライトシステム”の起動を命じます。

 

“サテライトシステム”が起動すると、穂乃果の“キャバリエール・ソルストライクガンダム”の胸部が淡く輝き出しました。

 

そして月から一筋の光が…マイクロウェーブの照準用レーザーが“キャバリエール・ソルストライクガンダム”の胸部へと突き刺さります。

 

瞬間、照準用レーザーをなぞる様にして膨大なエネルギーが“キャバリエール・ソルストライクガンダム”へと流れ込んで行きました。

 

〚いっくよー!“サテライトチャージ”!きどー!!!〛

 

マイクロウェーブが到達し終えると穂乃果の元気な声と共に、“キャバリエール・ソルストライクガンダム”の全身から膨大なエネルギーが溢れ出して紫電を迸らせます。

 

“サテライトチャージ”を発動させた穂乃果に続く様に、真姫も強化アビリティ“烈火装”を発動させます。

 

〚行くわよ!“紅姫”!炎滅纏いて我が敵を焼き尽くせ!“烈火装”!起動!!!〛

 

真姫の掛け声と共に“烈火装”が発動すると、“紅姫”の全身が真紅の炎に包まれました。

 

“烈火装”を発動させ終えると、真姫は腰から一振り刀を引き抜きます。

 

引き抜かれた刀には既に炎が纏われて炎刀と化していました。

 

〚絵理!私たちも続くわよ!〛

 

〚了解よ!“限界突破(リミットバースト)”!ドライブ!!!〛

 

〚こっちも久しぶりにヤるわよ“禍にこ”!“限界突破(リミットバースト)”!ドライブ!!!〛

 

穂乃果、真姫に続き、絵理とにこもそれぞれ強化アビリティ“限界突破(リミットバースト)”を発動させました。

 

バトルが開始した直後の序盤も序盤の最序盤のこのタイミングで、強化アビリティを使える面々は全員その切り札を切ったのでした。

 

いよいよ全員が本気を出してのバトルが始まります。

 

“本気”の青空に対して、私達もそれぞれが持てる本気を出して迎え撃つ用意を終えると、バトルフィールドに青空とアイリの声が響いて来ました。

 

《さて、我が敬愛するクソマスター。あちらの用意は万全の様ですよ?》

 

〚だな。んじゃまぁ…こっちもぼちぼち行くとするか。〛

 

《了解です。では…“誓約”を。》

 

〚おうよ!〛

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。



次回は戦闘回(前半)の予定です。



何も無ければ次回はいつも通り月曜日の12時12分に更新予定です。
感想とかいただければ確定で更新しますので、ぜひぜひ。



それでは次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィでございます。



皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。

それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のお気に入り登録、ご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。
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