ガンプライブ! ~School Gunpla Project~   作:Qooオレンジ

563 / 583
皆様。本日もご覧いただきありがとうございます。

30MSのミコルルが買えなかったQooオレンジでございます。
流石に父の1周忌をサボって美プラを買いに行くなんてアホなの事は出来ませんでした…。
とりあえず転売ヤーは全て滅びてくたばれ。










今回も本編16話となります。
リザルト回です。














それでは 第16話「頂へと挑む」そのきゅう 始まります。






















第16話「頂へと挑む」そのきゅう

「海未ちゃん、お疲れさま〜。」

 

青空の“ザク・リヴァイブ”の“Rapid acceleration(ラピット アクセラレーション)”によってバラバラにされて爆散した私は、おとなしくGPベースを取り外してガンプラバトルシミュレーターの筐体から降りました。

 

ガンプラバトルシミュレーターの筐体の重厚な扉を開けて外へと出ると、真っ先にことりが“お疲れさま”と出迎えてくれました。

 

「ことりもお疲れ様です。」

 

私はことりに返事を返しながら室内を見回すと、先に撃墜された面々がそれぞれ室内に設置されている大型モニターを見ながらくつろいでいます。

 

私もことりの側へと進み、他のみんなに習い室内の大型モニターへと目を向けます。

 

そんな感じに私も大型モニターへと目を向けた瞬間、ありったけの射撃武装をぶっ放し続けていた花陽の“ジム・カーバンクル”は、青空の“ザク・リヴァイブ”の“soar”からの斬撃であっさりと斬り裂かれて爆散していました。

 

〚やっぱりダレカタスケテェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェ!!!!!〛

 

いつも通り(?)の花陽の悲鳴と共に爆散する“ジム・カーバンクル”。

 

青空の“ザク・リヴァイブ”はモノアイを不気味に光らせてその様子を無感情に見つめていました。

 

例の“精霊憑依(ポゼッション)”?と言うモノを使ってからの青空は、ずっと機械的で無感情に私達を淡々と“処理”して行っていたように感じられます。

 

普段の青空ならばもっとこう…なんと言いますか…そう、相棒のアイリと共に散々に悪態を吐き漫才の様な姦しいやり取りをし合いながら、騒がしく戦っています。

 

それが今回のバトルではどうでしょうか?

 

青空もアイリも悪態の一つも吐かずに至って真面目(?)にバトルをしていました。

 

違和感しかありません。

 

そんな事を考えていると、“soar”からの斬撃であっさり斬り裂かれた花陽がガンプラバトルシミュレーターの筐体から転がるように降りて来ました。

 

「イヤイヤイヤ!だから花陽1人じゃ無理ゲー中の無理ゲーですっ!ってか何で最後に残ってるのが花陽なんですかっ!?そこは普通は今回の一人称視点担当の海未ちゃんが1人だけで最後まで残ってリアルブシドー全開のチャンバラバトルを繰り広げるとかそんな展開なんじゃないんですかっ!?それなのに絵面的に一番地味な花陽が最後に残るとかありえません!花陽は基本的にサポート役ですよ!サポート役!わかります!?オフェンス役じゃないんですよっ!そこら辺どーなってるんですかっ!もー全身全霊で遺憾の意を発動しまっす!ふんぬー!遺憾の意ですっ!遺憾の意!遺憾砲はっしゃー!!!おりゃー!!!」

 

「ほら!そこの米キチ!意味わかんないバカなコト言ってないでさっさと降りてきなさい!」

 

「ひどいっ!?花陽渾身の魂の叫びがにこちゃんに一言で切り捨てられた!?」

 

花陽がナニかよくわからない事を喚いていましたが、にこがばっさりと一言で切り捨ててしまいました。

 

花陽の言いたい事もわからなくはありませんが、バトルで案外最後まで生き残るのはサポート役だったりするのはよくある事です。

 

逆に真っ先にヤラれるがサポート役…と言う展開もまたよくある事だったりするのですが。

 

サポート役を真っ先に潰すと、後々戦闘が楽になるんですよね。

 

余計な横槍を入れられる事がなくなりますので。

 

ちなみに私個人としては真っ先にサポート役を狙撃して退場させたい派です。

 

そうこうしていると、青空が使用していたガンプラバトルシミュレーターの筐体の扉が開きました。

 

青空には色々と聞きたい事があるので、こちらへ来たらあれこれと質問責め確定です!

 

きっとそれは私以外の他のみんなも同じハズです。

 

現に私の隣に居ることりは今か今かと青空がガンプラバトルシミュレーターの筐体から降りて来るのを待ちかねています。

 

ところが、件の青空は一向にガンプラバトルシミュレーターの筐体から降りて来ません。

 

「はぁ…あのバカ、中でくたばってるわね。ほんと、手の掛かるバカね。絵理、希。あのバカ引きずり出すから、アンタたち悪いけどちょっと手伝ってちょうだい。」

 

「わかったわ。」

 

「うち、力仕事は基本NGなんやけど?」

 

「胸にそれだけ脂肪蓄えてあるんだから力仕事の一つくらいできるでしょ。ほら!行くわよ!」

 

「その謎理論はどっから来たん?とりま了解やよ。」

 

ガンプラバトルシミュレーターの筐体から一向に降りて来ない青空。

 

にこはその様子を見ると、絵理と希を伴い青空の使用していたガンプラバトルシミュレーターの筐体へと向かいました。

 

そして三人で既に開いている扉を潜って筐体の中へと入ると、ややしてぐったりしている青空を抱きかかえるようにして出て来たのです。

 

青空は顔を真っ青にして、黙ってにこ達三人に支えられています。

 

「ちゅん!?えっ!?ちょっと!そらくんど〜しちゃたの!?」

 

青空の様子にことりが驚いて駆け足で近寄って行きます。

 

ことりの上げた大声に青空は眉をしかめていました。

 

あの様子では大声が頭に響く…と言った塩梅でしょうか?

 

「真姫ちゃん!なんかそらくんが死にそーになってるよ!シンサツして!シンサツ!」

 

「あのねぇ、診察って…私、まだ医師免許持ってないんだけど?」

 

「にゃ!石だか医師だからしらねぇーけど免許ねぇー程度なら余裕だにゃ!ってかかよちんにシンサツさせるよりは真姫ちゃんにシンサツさせた方がよっぽどマシだにゃ!かよちんにシンサツさせたら大量の白米を口の中に突っ込んで確定でぬっ殺されるにゃ!」

 

「あれ?なんか花陽、かる~くディスられてます?」

 

慌てて青空に駆け寄ることりに続いて、穂乃果達も青空の様子に色めき出します。

 

穂乃果はこの面々の中では一番医療的な知識を持っているであろう真姫に、青空の様子を見て欲しいとお願いしています。

 

真姫はため息を一つ吐くと、にこ達三人に支えられながらガンプラバトルシミュレーターの筐体から降りて来た青空のもとへと向かいます。

 

「ごめん、先にこのバカを横にさせてあげて。この状態になったも寝ていればそのうち復活するから。」

 

「そうね。その様子だとその方がいいかも。凛、花陽、悪いけどタオルケットか何か持って来て。」

 

「ぶ!らじゃ!」

 

「はひ!ぶ!らじゃ!でっす!」

 

青空の様子を確かめようとした真姫ににこが“先に横にさせて”とお願いしました。

 

真姫もそれを了承して、そのまま青空を仰向けに寝かせました。

 

にこは床に横たわらせた青空の頭の側に足を崩して座ると、青空の頭を持ち上げて自らの太ももの上に乗せます。

 

「ほら、ちゃんと約束通りに膝枕してあげるわ。にこにーサマの膝枕なんて超レアなんだから、感謝しなさいよね?」

 

そしてにこは柔らかい微笑みを浮かべながら、青い顔で目を閉じている青空の頭を愛おしそうに撫でてあげてたのです。

 

真姫はそんな二人の側へと向かうと、青空の手首を手に取り脈を確かめ始めました。

 

首筋に手を当てたり、閉じている瞳を少し開いて眼球?を確認したりと、真姫は手際良く青空の容体を確かめて行きます。

 

真姫のその様子は流石は将来はお医者様を目指しているだけはあります。

 

私も青空の側へと向かい、こっそりと青空の身体の様子を伺います。

 

青い顔で眉根を寄せて目を閉じ、いかにも具合が悪そうな様子ですが、パッと見た感じでは特にコレといった外傷などはないようです。

 

代わりと言っては何ですが、青空の身体の中の気の流れがかなり乱れているようですね。

 

さらに青空の身体の中の気の流れに注意して見てみると、青空の気とは別のナニかの気が身体の中に少しだけ流れているのを感じました。

 

自分の身体の中に自分のモノ以外の気が流れている。

 

青空が具合が悪いのは恐らくはこのもう一つのナニかの気が原因でしょうね。

 

本来ならばこの別のナニかの気を体外に放出すれば良くなるハズですが、気術に関しては全くの素人である青空にはそれは無理でしょうね。

 

私が無理矢理にこのもう一つのナニかの気を体外に放出させてもいいのですが…それはそれで無理矢理に身体の中の気の流れを乱してしまい、青空の体調不良を悪化させてしまう可能性もあります。

 

なので今はおとなしく横になっているのが一番です。

 

そうすればいずれはこのもう一つのナニかの気も消えるでしょうから。

 

「脈拍が乱れている以外はこれと言って特に異常はないわね。熱もないみたいだし。悪いけどこれ以上は本格的な検査機器がある施設じゃないと出来ないわよ。どうする?迎え呼ぶ?東京から飛ばせば30分くらいで迎えが来ると思うけど?」

 

「そこまでしなくて大丈夫よ。少し休めば良くなるから。」

 

「ねぇ、にこちゃん。この症状を知ってるってコトは、ソラがナニしてこうなったか知ってるってコトなのよね?」

 

「まぁね。伊達に去年丸一年、このバカとあーだこーだとヤり合ってないわよ。」

 

ヤり合う…それはアレですよね?

 

ガンプラバトル的に…ですよね?

 

肉体的に…と言いますか性的にヤり合ってるも含まれてはいませんよね?

 

「ふーん…まぁいいわ。とりあえず、色々と知ってるなら説明して欲しいんだけど?」

 

真姫は私達がみんな思っていたコトを代表する形でにこに聞いてくれました。

 

青空がナニをしたのか?

 

どうして青い顔でぐったりしているのか?

 

にこは膝枕している青空の頭を優しく撫でながら、おもむろに話し始めました。

 

青空がどうしてこうなっているのか。

 

そして先程までのバトルで青空がナニをしたのかを。

 

「アンタたち、“アシムレイト”って知ってる?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。



次回はリザルト回(?)の予定です。



何も無ければ次回はいつも通り月曜日の12時12分に更新予定です。
感想とかいただければ確定で更新しますので、ぜひぜひ。



それでは次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィでございます。



皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。

それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のお気に入り登録、ご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。