ガンプライブ! ~School Gunpla Project~   作:Qooオレンジ

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皆様。本日もご覧いただきありがとうございます。

ガンプラ買いに行って大変に不愉快な思いをしたなQooオレンジでございます。








今回も本編16話となります。
















それでは 第16話「頂へと挑む」そのじゅうご 始まります。



















第16話「頂へと挑む」そのじゅうご

「ごるぅらぁぁぁ!!!そこのアホネコと頭穂乃果なドアホー!!!そこら辺はまだ生焼けだから食うなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

「にゃー。ネコは生肉でもへーきなんだにゃん♪」

 

「凛ちゃんがだいじょーぶなら穂乃果もたぶんだいじょーぶだよ!うん!だいじょーぶ!だいじょーぶ!」

 

「大丈夫なワケあるか!!!食うな!生焼けの豚肉は腹壊すわよ!!!」

 

「にゃん。正確には豚肉じゃなくて野生のイノシシ肉だにゃ!」

 

「すっこいよねー!南の島なのに野生のイノシシなんているの!流石は真姫ちゃんの別荘だね!」

 

「何でもいいから生焼けの肉なんて食うなって言ってんでしょーが!ほら!こっちのお肉は焼けてるからこっちから食べなさい!ってか今さらだけど何で南の島に野生のイノシシなんているのよ!?海泳いで渡って来て繁殖したっての!?あり得ないにも程があるってのよ!!!」

 

和気あいあい(?)と浜辺でバーベキューを楽しむ面々を見つめながら、私はほんの数時間前の事に思いを馳せます。

 

二度目の本気の青空とのバトル。

 

結果はみなさんご存知の通りに、力及ばずに私達の負けでした。

 

私達…と言うよりも、あの状況…みんなが自爆して私一人で本気の青空に挑んでいた状況では、“私の負け”と言う方が正確かもしれません。

 

最後に見せた超短距離…しかも真横に移動をする第三の“soar”。

 

私の渾身の一撃はその第三の“soar”により回避され、そこから“Rapid acceleration(ラピット アクセラレーション)”であっさりと斬り刻まれてしまいました。

 

「ちょっとアホネコ!アンタ!ちゃんとお野菜も食べなさい!!!肉だけじゃ身体に悪いわよ!ってか肉だけ食ってると便秘になるわよ!」

 

「にゃ!ネコはタマネギ食べたらダメなヤツだにゃ!」

 

「ならこっちのピーマン食べなさい!」

 

「やだ!ピーマン苦いからやだ!」

 

「ピーマン苦いからヤダとか子供か!?」

 

「子供ちゃうにゃん!凛だにゃ!」

 

「んなこと知ってるってのよ!ほら!何でもいいからピーマンもちゃんと食べなさい!!!」

 

「にゃー!やめるにゃー!!!にゃんかにこちゃんがママみたいなコト言ってくるにゃー!」

 

「おい待てや!ごるぅらぁ!花のJK(三年生♪)捕まえておいて誰が経産婦の年増だ!!!」

 

「んなコトみじんこ言ってねぇーにゃ!!!ってかけーさんぷ?ってなんだにゃ!ワケワカメだにゃ!」

 

「そこはラブライブ原作の二次創作なら“イミワカンナイ!”って言いなさいよね!!!」

 

「それこそイミワカンナイだにゃ!」

 

バトルについてのアレコレに物思いに耽りたいのですが……なんでしょうか…。

 

酷く騒がしいですね。

 

まぁバーベキューの真っ最中に物思い耽っているこちらも悪いと言えば悪いのですが。

 

自嘲気味にそんな事を思いながらも、私はピーマンを食べさせようとしているにこと、そのにこから逃げ惑っている凛を見ます。

 

ピーマンをお箸で器用に摘みながら砂浜を走るにこも、ピーマンを食べさせようと迫るにこから必死の形相で逃げる凛も、どちらも可愛らしい水着を着ていたりします。

 

にこと凛だけではありません。

 

穂乃果も、ことりも、真姫も、花陽も、絵里も、希も。

 

みんな水着姿でそのうら若き柔肌を惜しげもなく見せつけるように、各々バーベキューの準備したり楽しんだりしています。

 

もちろん…私も、です。

 

私は少し前の水着を着て参加した水着限定オンライン非公認大会の際に、真姫から借り受けたビキニタイプの水着を着ています。

 

普段の私は余り肌を他人に晒したく無いので、ワンピースタイプの水着しか着た事がないので、この様なビキニタイプの水着と言うのは何処か落ち着かないモノがありますね。

 

ましてや、それが意中の男性の目の前だと尚更です。

 

そんな私の意中の男性こと某チンピラさんはと言うと…。

 

「ことりさん、相変わらず包丁捌きだけはクソみてぇにすげぇよなぁ…。肉が冗談みたぇーにスパスパ切れやがる。」

 

「わぁ〜い♪えへへ♪ことり♪そら君に褒められちゃいましたぁ♪ぶいぶい♪」

 

「えーっと…今のソラの発言はことりのコトを褒めてるって言ってもいいのかしら?」

 

「うーん?本人が褒められたって思っとったら、とりま褒められてるってコトでえぇんとちゃうん?」

 

青空はことり、絵里、希と一緒に、バーベキューで焼く食材の準備をしていました。

 

以前、私と真姫がこの南の島の別室に来てから鍛錬のついでに狩って来た巨大なイノシシの肉を素早い包丁捌きで次々に切り分けていくことりに、青空は何処か呆れた様な感心した様な感じでいます。

 

まぁことりの包丁捌きは確かに超一流ですからね。

 

これまで、散々あの謎に斬れ味抜群な包丁で音ノ木坂名物(?)の変態共を美味しく(?)調理して来たことりの包丁捌きは、“斬る”事に対してはある意味ではプロな私達護国園田流の剣士から見ても素晴らしい腕前だと認めざるおえません。

 

ことりはその気になれば、あの包丁で平気で岩でも鉄でも切り裂きますからね。

 

斬鉄が出来る様な剣士は超一流と言っても構わないと思います。

 

問題があるとすれば、ことりは“剣士”ではないコトくらいでしょうか?

 

得物も刀ではなくただの包丁ですし…。

 

「おう、海未さん。んなトコでぼーっとしてねぇーで、穂乃果たちと一緒に先に肉焼いて食ってろよ。こっちもあと少しで終わるからよ。」

 

散々鍛錬をしてようやく斬鉄を会得した私が、ことりの理不尽極まりない包丁捌きについて考えていると、そんな私を見かねた(?)青空が声を掛けてくれました。

 

そんな青空は私に声をかけると、私の足先から頭までを舐めるように見回して、ニヤリと笑いながらさらに言葉を続けます。

 

「にしてもよぉ…普段あれだけガードがクソ堅ぇ海未さんが、そうしてビキニ着てるっては実にソソるねぇ。アレだ、眼福ってヤツだ。」

 

青空のそのセクハラまっしぐらな言葉に私は急にビキニ姿の自分が恥ずかしくなってしまい、思わず両腕で胸元と股間をそれぞれ隠すように身体を抱き締めてしまいました。

 

「ちょ!ナニを言ってるんですか!そもそも!私みたいに貧相な胸の女の子を見ても楽しいハズないではありませんか!見るならもっと大きな胸の…そう!希や絵里でも見ていればいいんですよ!」

 

私はそう言って急激に自己嫌悪に陥ります。

 

自分で自分の胸が小さいと認める様な発言をしてしまったので…。

 

た、確かに!私の同年代の平均よりも胸は小さいですよ!

 

それでも別段、にこや凛の様な“絶壁”と言うワケではありません!

 

ちゃんと!そう!ちゃぁぁぁぁんと!密やかではありますが私の胸には“おっぱい”と呼べるモノが鎮座しています!!!

 

「海未さん。あのな?」

 

「な、なんですか?改まって…?」

 

ちゃんと“おっぱい”あります!宣言を内心でしていると、急に青空が真剣な表情で再び話し掛けて来ました。

 

こんなにも真剣な表情の青空は始めて見る気がします…。

 

一体何事でしょうか?

 

も、もしかして…愛の告白!?

 

「デカパイもちっぱいも!可愛い女の子のおっぱいに貴賤はねぇ!!!」

 

「ほんっと!さいってぇぇぇえですね!!!!!」

 

私の純情を返して欲しいです!えぇ!えぇ!そりゃもう切実に!!!

 

「まぁまぁ。ソラのコレは今に始まったコトじゃないから?ね?」

 

「そやね。そらっち、エロに関しては基本アホやから。」

 

「アホってなんだよ!アホって!」

 

「アホはアホやろ?女の子に面と向かっておっぱいに貴賤はねー!とかキメ顔で言うとかアホ以外のナニモンでもないやん。」

 

「まぁソラがおっきなおっぱいじゃなきゃやだ!って子だったら、今ごろにこはここに居なかったかもだから、仕方ないって言ったら仕方ないわよね?」

 

「ちゅん?なんか仕方ないの使い方が変じゃねぇ〜ですぅか?」

 

「おっぱいはおっぱいだからおっぱいでおっぱいなんだぞ!すごいんだぞ!!!」

 

「なんか急に青空の語彙がおバカになりましたよ!?」

 

「溜まっとるんやないん?」

 

「私が昨日たっぷりと搾り取ったから、そんなハズはないと思うんだけど…?」

 

「ちゅん。そこら辺、じっくり聞きたいですぅ♪」

 

「えっと、わ、私も…聞きたい…かも?」

 

話がだんだんと変な方向へと爆走し始めているのは気のせいでしょうか?

 

そうこうしているうちに…

 

「はひ!お米が炊けましたよ!お米が!!!さぁ!真姫ちゃん!ちゃきちゃき歩いてお米様を運んで下さい!!!」

 

「お米様って…ってか自分で運びなさいよ。」

 

「ムリでっす!花陽は真姫ちゃんたちみたいに非常識な身体強化とか出来ないので!5升焚きしたそんな重い炊飯器なんて持てましぇぇぇん!!!ってかよく5升焚きの炊飯器なんてありましたね!流石はセレブ所有の南の島の別室!!!」

 

別室の方でお米の用意をしていた花陽と真姫が浜辺へとやって来ました。

 

こちらはこちらでなんだかなぁ…と言った会話をしていますね。

 

なんでしょうか…結局は何処にいてもグダグダですね…。

 

でもまぁ…

 

「いつも通り…と言えばいつも通りなんですけどね。」

 

私は苦笑いしながらそう呟きました。

 

こうして南の島での最後の1日は過ぎて行きました。

 

この南の島での非日常が終われば、いよいよ“ガンプライブ!”の予選が始まります。

 

鬼が出るか蛇が出るか。

 

楽しみでもあり不安でもあります。

 

それでも…私達ならば絶対に大丈夫なハズです!

 

何かしらの根拠があるわけではありませんが、何故か私はそう感じていました。

 

何せ私には頼れる仲間達が居るのですから…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おわり?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。



次回は閑話の予定です。



何も無ければ次回はいつも通り月曜日の12時12分に更新予定です。
感想とかいただければ確定で更新しますので、ぜひぜひ。



それでは次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィでございます。



皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。

それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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