ガンプライブ! ~School Gunpla Project~ 作:Qooオレンジ
30MSの新作が褐色ばかりで残念なQooオレンジでございます。
やっぱりカラーBが至高ですね。
今回も閑話となります。
それでは 閑話「本当にあった(かもしれない)怖いガンプラバトル①」 始まります。
これは南の島での合宿の◯日目に起こった悲劇…。
生き物の気配ひとつすら感じられない荒れ果て街並み。
陽光を遮る厚い厚い暗雲。
そして…見渡す限りの悍ましい屍鬼たち…。
〚ぴぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?またぁぁぁぞんびぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!?〛
〚絵里!うるさい!ちょっとは黙るか声量落としなさいよ!!!〛
〚むぅぅぅぅぅりぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!〛
〚だからうるさい!鼓膜破れたらどうしてくれるのよ!磔にして膾斬りにするわよ!!!〛
〚それはそれでぇありぃぃぃぃぃぃ!!!〛
はい♪
と、言うわけで、今回も私、園田 海未が語り部として一人称の地の文を語らせていただきますね♪
そんないきなり始まった今回ですが、シチュエーションとして私と真姫、そして忌々しい以下略な生徒会長こと絵里の三人で、バトルロイヤルへと出撃した…といった感じですね。
本当に何の変哲もない普通のバトルロイヤルでした。。
“アレ”が現れるまでは。
時はほんの少し遡り、私と真姫と絵里の変則的な三機編成で出撃したバトルロイヤル。
私達3人は順調に撃墜数を稼いで行きました。
絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”の突撃を、私の“アルテミスガンダム”が遠距離射撃で援護し、突撃で乱れた前線へと真姫の“紅姫”が刀を振りかざして斬り込む…。
割と良い感じの連携ではないでしょうか?と思わずにはいられない程度には良い連携で私達はバトルロイヤルを戦って行ってました。
「絵里!前方の乱戦区域に乱入します!突撃して掻き乱して来て下さい!」
〚任せなさい!〛
「真姫は絵里の突撃に追従して、乱戦区域が乱れたら片っ端から斬り伏せて下さい!」
〚了解よ!〛
「さぁ!行きますよ!!!」
私は絵里と真姫にそれぞれ簡単な指示を出すと、自慢の大型ランスと大型シールドを構えてランスチャージの体勢に入った絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”を援護する為に、“アルテミスガンダム”の右手に持たせある大型ビームスナイパーライフルの照準を前方へと合わせます。
〚まとめて一気に穿つわよ!“ヴァルキュリア”!シュトゥールム!!!!!〛
お馴染みの掛け声と共に、絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”が必殺のランスチャージで駆け抜けて行きました。
私は絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”のランスチャージの進路上、その一番手前でビームライフルを乱射している“デュエルガンダム”へと狙いを合わせて引き金を引きます。
“アルテミスガンダム”が構えた大型ビームスナイパーライフルの銃口からは緑色の閃光が放たれ、ランスチャージで戦場を駆け抜け始めた絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”を追い抜いて行きました。
ビームはそのまま真っ直ぐに突き進み、私が覗いている狙撃用スコープの向こう側で“デュエルガンダム”の胴体部分を貫通します。
コクピットを貫かれてゆっくりと地面へと崩れ落ちる“デュエルガンダム”を、ランスチャージで駆け抜けて行く絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”は左手で構えた大型シールドで弾き飛ばしながら突撃して行きます。
絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”はそのまま乱戦区域のど真ん中を突っ切るようにランスチャージで駆け抜けて行きました。
進路上に居る様々なモビルスーツを文字通りに蹴散らしながら。
この絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”の中央突破で、元々敵味方入り混じり大乱戦真っ只中だった乱戦区域はさらに混沌を極めて行きます。
そんな混沌と化した乱戦区域へと、絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”に追従する形でスラスター全開で駆け抜けて行っていた真姫の“紅姫”が参戦しました。
真姫の“紅姫”は手にした刀に炎を纏わせて炎刀させると、斬れる範囲内に居るモビルスーツ達を次々に斬り伏せて行きました。
私も真姫に負けじと構えた大型ビームスナイパーライフルを放ち敵機を次々に貫いて行きます。
そこへランスチャージで乱戦区域を突っ切て行った絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”が大きく旋回して舞い戻って来ました。
そこからはもう本当に一方的な戦闘になりました。
絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”が次々にランスチャージで敵機を蹴散らし、さらに混沌化する戦場で真姫の“紅姫”が炎刀を振るう。
少しでもスキを見せた敵機には遠距離から私の“アルテミスガンダム”が高出力ビームを放ち貫きます。
このままこの戦域は私達が殲滅させてしまいそうですね…と、思っていたその時、“ソレ”が乱戦区域へと乱入して来たのです。
その乱入して来た機体の見た目は、薄い桃色の女性めいたシルエットのモビルスーツでした。
ほっそりとした見るからに華奢な手足は、体当たりのひとつでもされれば簡単に折れてしまいそうです。
そんな細い手に握られていたのは禍々しい紫色の水晶を取り付けた漆黒の長杖。
その漆黒の長杖を見た私の背中には冷たいモノが流れます。
所謂“嫌な予感”というヤツですね。
それでも、最悪何かあっても絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”が居るですから、どうとでも対処は可能なはずです。
何せ絵里は中身は“アレ”でも、私達“μ’s”内ではトップクラスの戦力を誇っています。
初心者組の私と真姫が居るとしても、通常のバトルロイヤル程度では負けるとは思えません。
と、私は見事に“フラグ”というモノを建ててしまったのです。
まさか絵里があんなにも役立たずになるとは思わずに…。
そんなこんなで戦場へと乱入して来た薄い桃色の女性のようなシルエットのモビルスーツ。
花陽がいつの間にか勝手にインストールしていた“あれってなんのモビルスーツか教えちゃいまっす!”という謎システムが判別するに、あの薄い桃色のモビルスーツは“ファルシア”、または“フォーン・ファルシア”というモビルスーツのようです。
この場に花陽が居れば例の如く文字数稼ぎ上等!と言わんばかりの素人には意味不明の言葉の羅列で説明してくれるのでしょうが、生憎この場には花陽は居ません。
なので、あの薄い桃色のモビルスーツがどんなモビルスーツをベースにしたのか、名前だけは
わかりましたが、どんな特徴があるのか自体は不明のままです。
まぁあの華奢な見た目からして、近接格闘戦を挑んで来る…なんて事は流石に無いと思いますが。
何事にも例外はあるので油断は禁物ですけどね。
嫌な予感はしたものの、新たに乱入して来たモビルスーツに油断さえしなければ楽勝ですね♪とか思っていたのですが、事態はおかしな方向へと進んで行きました。
〚あぁ!魔女さまぁ!貴女さまから授かったこのチカラぁ!試させていただきますわぁ!!!〛
薄い桃色のモビルスーツ“フォーン・ファルシア”のファイターは、突然全周波通信で何事かを喚くと、手にしていた禍々しい長杖を手放しました。
漆黒の長杖はふわりと浮き上がり、紫色の水晶が妖しく輝きを放ち始めます。
〚“強欲に欲せ”!カースドデバイス“マモン”!目覚めなさい!!!さぁ!魔女さまがお造りになった108の呪いの器のひとつよ!私にそのチカラを見せて頂戴!〛
“フォーン・ファルシア”のファイターがそう叫んだ瞬間、漆黒の長杖に取り付けられていた紫色の水晶から眩い光が放たれました。
そして“フォーン・ファルシア”の周囲に紫色の六角形の鱗のようなモノが重なり合い、繭のようなモノが形成されました。
この光景…何処かで…?
〚これって確か…そうだわ!春の神田明神杯の時の!〛
〚それって前ににこちゃんが言ってヤツ?〛
〚えぇ!“魔女”とかって名乗っていた変な人よ!〛
〚“魔女”って…あっ!その人!たぶん私も会った事あるわ!花陽と凛と一緒に!〛
私が何処かで見た光景を探すために記憶を遡っていると、絵里がこの光景を何処で見たのかを思い出したのでした。
それは春の神田明神杯の終盤。
例のド腐れ外道“魔女”が使った機体を生物的なモノへと変貌させる器具(?)を使用した時の事でした。
あの時は確か黒い光を纏って大きな鬼の様なモノへとハイ・モックが変身(?)したのでしたね。
“ソレ”と実際に戦った青空と絵里とにこから戦闘データを見せて貰いましたが、かなり凶悪な性能を持っていました。
まさか今回も…と、言いますか…
「あの人はあのド腐れ外道“魔女”ではありませんね。」
声…と言うよりも、喋り方が違います。
あの“魔女”は“うふふふふ♪あはは
♪ソノダさぁん♪まぁたぁお会ぃしましたわぁ♪”とか甘ったるい腐ったような話し方をしますので。
「とりあえずは殺りましょうか?」
私は冷静に大型ビームスナイパーライフルを構えて、紫色の“繭”になった“フォーン・ファルシア”へと高出力ビームを放ちます。
高出力ビームは紫色の“繭”へと着弾しましたが…
「弾かれましたね。」
その表面にあっさりと弾かれてしまいました。
ビーム耐性があるようですね。
ならば…
「真姫!殺っちゃって下さい!」
〚ゔぇえ!?ヤれって!?〛
「とりあえず適当に殺意高めの技をぶっ放しちゃって下さい♪」
〚あ、ハイ…えっと、それじゃ…護国園田流!剣衝!“緋燕”!!!〛
私の無言の圧力に押された真姫は、おとなしく炎の燕を放ち相手を爆殺する“剣衝・緋燕”を放ちました。
先ほどの私のビーム攻撃とは違い、今度は物理的な攻撃です。
これで抹殺できますね♪
あの“魔女”を“様”付で呼ぶ輩に容赦はいりません♪
私が内心でほくそ笑んでいると、炎の燕は弧を描きながら飛んで行き、紫色の“繭”へと直撃しました。
炎の燕が紫色の“繭”へと直撃すると、派手に爆炎をあげて弾け飛びました。
爆炎で燃え尽きてしまえばいいんです♪と再びほくそ笑んでいると、爆炎の中からは傷ひとつ無い“繭”の姿が…。
こうなれば…!
「絵里!さぁ!突撃です!!!」
“μ’s”が誇る突撃ドM!
絵里の出番です!
絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”のランスチャージならば、当たれば大抵のモノを貫けます!
多分。
〚突撃しなさいって…〛
「ごちゃごちゃ言ってないでさっさと突撃ですよ!突撃!」
〚はぁ…わかったわよ…行くわよ!行けばいいんでしょ!〛
何やらごちゃごちゃ言っていた様ですが問答無用です♪
絵里は真姫同様に私の圧に押されて、大型ランスを構えて突撃姿勢に入りました。
これで今度こそは終わりですね♪と思ったその時。
紫色の“繭”にヒビが入りました。
ビシビシと辺りに卵の殻がひび割れるような音を響かせて…“繭”が砕け散りました。
“繭”の中から現れたのは………
〚ぞぞぞぞぞぞそぞぞぞぞぞ!?ぞんびぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!?!?!?!?!?!?!?〛
ドス黒いぐちゃぐちゃとした腐肉を纏った、見るに堪えないほどに醜い人型のナニか…でした。
世間一般で言えば、絵里が叫んだ様に“ゾンビ”と呼ばれるモノですね。
と、言いますが…
「もうあれ、ガンプラじゃないですよね?」
これ、一応は“ガンプラバトル”ですよね?
つづく?
皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。
本編にちょっと関係あるかも?です。
次回も閑話の予定です。
何も無ければ次回はいつも通り月曜日の12時12分に更新予定です。
感想とかいただければ確定で更新しますので、ぜひぜひ。
それでは次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィでございます。
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皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。
それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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