ガンプライブ! ~School Gunpla Project~   作:Qooオレンジ

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皆様。本日もご覧いただきありがとうございます。

ドラクエ11sをクリアしたので再びドラクエ3のHD-2Dリメイクをプレイし始めたQooオレンジでございます。
今回もイバラの道だぜ&転職制限&お店使用禁止&魔物使い使用禁止プレイです。








今回も閑話となります。

















それでは 閑話「本当にあった(かもしれない)怖いガンプラバトル④」 始まります。

















閑話「本当にあった(かもしれない)怖いガンプラバトル④」

戦場へと舞い戻った私達の目の前に広がっていた光景…それは廃墟が乱立するバトルフィールドを埋め尽くさんばかりの大量のゾンビの群れでした。

 

「えーっと…アレはなんでしょうか?」

 

〚知らないわよ!ってか私に聞かないでよね!〛

 

私のぼんやりとした呟きに真姫が食い気味に答えてくれました。

 

私に聞かないでと言われても、あとこの状況について聞けそうなのは…

 

〚ちっかぁ!ちっか!ちか!ちかちか!!!ぴぎゃぁぁぁぁぁぁ!?〛

 

ヒトとしてのナニかを失ってしまい某黄色の電気ネズミのようになっている悲しきえりーちかちゃんもんすたー(略してエリモン♪あ、はい。なんかゴメンナサイ…)しかいません。

 

ご覧のように悍ましい光景を目の当たりにして再び幼児退行してえりーちかちゃん(17歳♀)に退化(進化?)した絵里はもう既にヒトとしてマトモな言語を話せない様なので、現状ナニを聞いても無駄です。

 

さて、えりーちかちゃん(17歳♀)は放っておいて、大量のゾンビたちは広域レーダーで見る限りあの大型ゾンビ(仮)を中心にして、バトルフィールドを埋め尽くす様に展開しているようです。

 

当初、私達はてっきり毎度お馴染みの“ハイ・モック”の無限湧き状態になっているモノだとばかり思っていたのですが、蓋を開けてみれば現実は小説よりも奇なりと言いますか、現実よりも悲惨と言いますか…。

 

そんな予想外の光景に頬を引きつらせてながら、私は“アルテミスガンダム”の頭部に狙撃用スコープを展開して戦場の様子を改めて観察します。

 

本来ならば戦場でこんなにのんびりと観察などしている暇はないのですが、幸いにしてあのどこからはともなく現れた大量のゾンビたちは、まだ戦場の端に戻って来たばかりの私達には気付いてはいません。

 

今ならばまだ観察し放題です。

 

〚ちかちかっ!ちっかぁ!ちかぁー!ちっかぁー〛

 

余りの悍ましい光景に幼児退行してえりーちかちゃん(17歳♀)化した絵里が色々とうるさいですが、やっぱり適当に放置して私は戦場を埋め尽くすゾンビたちの様子の観察を続けます。

 

どうやらあの大量のゾンビたちの性能(ナマモノ(?)相手に“性能”と言っていいモノなのでしょうか?)は見る限り“ハイ・モック”以下のようです。

 

移動力はほとんどなくノロノロヨタヨタと歩く程度。

 

攻撃方法は主に噛み付きと引っ掻き程度…なのですが、こちらは少しだけ注意が必要かもしれませんね。

 

何故注意が必要なのか?と言いますと、大量のゾンビたちは戦場で未だに戦っている数少ないバトルロイヤル参加者たちのモビルスーツの装甲に噛み付いては容赦なくバリバリと豪快に噛み砕いています。

 

振り下ろさせる爪での引っ掻き攻撃も、まるで紙でも切るかのような感覚でモビルスーツの装甲を簡単に引き裂いています。

 

まぁ注意は必要ではありますが、あの大量のゾンビたちの攻撃方法は上記の噛み付きと引っ掻きの二つだけなので、対処自体は問題はないでしょうね。

 

組み付かれなければどうとでもなります。

 

問題があるとすれば…やはりあの圧倒的な“数”です。

 

一体、あの大量のゾンビたちは何処から現れたのでしょうか?

 

最初は今も戦場の中央で他の参加者たちのモビルスーツを相手に大立ち回りをしている大型ゾンビ(仮)だけだったのですが…。

 

そこで私の視線は件の始めに例の“繭”から現れた大型ゾンビ(仮)へと向かいます。

 

件の大型ゾンビ(仮)は先ほども軽く触れましたが、他のバトルロイヤル参加者たちのモビルスーツと戦闘中のようです。

 

望遠モードで拡大したモニターの中では、赤い塗装が施された“ガンダムMk-Ⅱ”のビームライフルから放たれたビームが、大型ゾンビ(仮)に直撃して派手に腐肉を辺りへと撒き散らしています。

 

ご覧の通りあの大型ゾンビ(仮)は通常のビームライフルで連ねける程度には防御力がほぼ皆無と言っていいようです。

 

戦場では生き残りの様々なモビルスーツたちが次々に手持ちの銃火器で攻撃を仕掛けて、大型ゾンビ(仮)を形成している腐肉を派手に撒き散らしまくっています。

 

ですが、大型ゾンビ(仮)はぐちゅぐちゅと言う不快な音と共に攻撃を受けて破損した箇所を再生させて行きます。

 

以前遭遇した“デビルガンダム”と同じように再生能力を保有しているのでしょうか?

 

再生能力があるならば、再生出来ないように一撃で完全に消し飛ばしてしまうのが一番簡単ですね。

 

肉片の一片でも残していればそこからまた再生出来るのかもしれませんが、その肉片の一片すら残さずに消し飛ばしてしまえば再生されることもないでしょう。

 

私が再生能力を保有している“大型ゾンビ(仮)”をどうやって倒しましょうか?と考えると、視界の中で異変が起こり始めました。

 

他のバトルロイヤル参加者たちのモビルスーツの攻撃で地面に飛び散った腐肉が何やらぶくぶくと泡立って増殖し始めたのです。

 

そして、増殖した腐肉はみるみるうちに人型へと成形されて立派(?)なゾンビになってしまったのです。

 

「なるほど。あの大量のゾンビたちはあぁやって増えていたのですね。量産型ゾンビとでも言うべきでしょうか?」

 

〚ゔぇえ…ナニよアレ。なんかキモい増え方してるんだけど?〛

 

「まぁ確かに見ていて余り気持ちの良いモノではありませんね。」

ぶっちゃけますと腐肉が増殖して人型になって動き出すとか見ていてかなり不快な光景です。

 

「それにしても…小さな子供たちも遊ぶような全年齢対応のゲームとしては、あの光景はコンプライアンス的に駄目なのではないでしょうか?モザイクとか掛けたほうが良いのでは?」

 

〚いや!突っ込むトコそこ!?〛

 

「むしろ他にナニに突っ込むのですか?」

 

妙にリアルな腐肉とかその時点でR-18待った無しです。

 

一般人の方ならあの様な腐った肉を直接見る機会なんてそうそうある事ではありませんからね。

 

あのように大量の腐った肉が蠢くなんて光景は、下手をするとトラウマ物です。

 

小さな子供なら間違いなくトラウマ確定です。

 

まぁ中にはあの腐った肉が蠢く光景を見て性癖が歪み、確実にアウトな趣味に目覚めてしうお子様も極々僅かにはいるかもしれませんが…。

 

〚ちかっ!ちかちか!!!〛

 

えりーちかちゃん(17歳♀)がまたナニが騒いでいますが、やっぱりここでもスルーです、と思ったのですが、えりーちかちゃん(17歳♀)は、乗機の“トールギス・ヴァルキュリア”が持つ大型ランスを前方へと突き出してナニかを訴えているようです。

 

なんでしょうか?と思いながら、“トールギス・ヴァルキュリア”が持つ大型ランスの指し示す先へと視線を向けてみると…

 

〚気付かれたっぽいわね。〛

 

真姫の言うように、ゾンビたちがこちらに気付いてノロノロと近付き始めて来ていました。

 

「仕方ありません。そろそろ私達も参戦するとしましょう。」

 

〚了解。まぁゾンビなら燃えるでしょ?燃えるなら私の“紅姫”の炎刀で燃やせるわ。燃えなくても燃やしてやるけどね。〛

 

真姫はそう言って不敵に笑うと、“紅姫”の左右の腰に取り付けてある合計四振りの刀の内の一振りを引き抜きました。

 

それにしても…“燃えなくても燃やしてやる”ですか。

 

なんとなく何処かで聴いた事があるフレーズですね。

 

ちなみにこのフレーズでピンと来た貴方は立派なラブライバーさんですね。

 

〚ちっか!ちかちかちかちか!!!びぃぎゃぁぁぁ!?〛

 

不敵に笑い殺る気満々な真姫と対照的に、えりーちかちゃん(17歳♀)化している絵里は器用に乗機である“トールギス・ヴァルキュリア”の首を“イヤだ!”といったように左右に振って拒否しています。

 

「仕方ありません。」

 

先ほどと全く同じ台詞を吐きながら、私は“トールギス・ヴァルキュリア”の首筋を掴みました。

 

そしてそのまま力一杯“トールギス・ヴァルキュリア”を放り投げます。

 

〚ちっかぁ!?〛

 

えりーちかちゃん(17歳♀)化した絵里は、私の突然の行動に驚いて、空中で手足をバタつかせています。

 

そんな“トールギス・ヴァルキュリア”へ向けて、私は“アルテミスガンダム”の腰から愛刀である“妖刀 嫁斬丸”を引き抜きました。

 

そして…

 

「剣衝!旋(弱)!!!」

 

殺傷能力を極力押さえてただの突風と化した“剣衝 旋”を放ちました。

 

攻撃対象はもちろんえりーちかちゃん(17歳♀)化した“絵里のトールギス・ヴァルキュリア”。

 

〚ちっかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?〛

 

私に首筋を掴まれて空中に放り投げられていた絵里の“トールギス・ヴァルキュリア”は、そこからさらに突風に吹き飛ばされてゾンビの群れの真っ只中へと落ちて行きました。

 

「さぁ♪頑張って下さいね♪えりーちかちゃん♪」

 

逃げ出そうとするなら逃げられないようにゾンビの群れの真っ只中に放り込んでしまえばいいのです♪

 

無理矢理だろうがなんだろうが、あの状況ならばどんなに嫌がったとしても戦わなければ逃げ出す事も出来ません♪

 

えりーちかちゃん(17歳♀)化した絵里には精々大暴れしてゾンビたちを引き寄せる餌になって貰いましょう♪

 

〚海未って時々、結構酷いコト平然とするわよね…。〛

 

「そうですか?」

 

あの程度の事を酷い事だなんて真姫もまだまだですね。

 

〚まぁいいわ。〛

 

真姫は“はぁ…”とため息を一つつくと、炎刀化させた刀を構え直します。

 

〚絵里が居よいか居まいが、私のやる事は一つだし。〛

 

そこまで言うと、真姫の“紅姫”は迫り来るゾンビの群れへと一歩を踏み出しました。

 

〚ゾンビだろうがなんだろうが、みんなまとめて焼き尽くしてやるだけよ!!!〛

 

ふふ♪

 

実に真姫らしいですね。

 

では私も…

 

「真姫に負けないように斬って斬って斬りまくるとしまょう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様。本日もご覧いただきましてありがとうございました。



次回も閑話の予定です。



何も無ければ次回はいつも通り月曜日の12時12分に更新予定です。
感想とかいただければ確定で更新しますので、ぜひぜひ。



それでは次回も手洗いうがいをしっかりとしてからがんばルビィでございます。



皆様からのご感想、お気に入り登録、“高”評価等がポンコツな私のモチベーションへと繋がります。
皆様、どうか何卒、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。

それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
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